love storys  ~17歳、私と君と。~ -90ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

そんなキスは瞬きすらできないほど早く終わった。


一瞬。


いままで、私がしてきたキスからは想像もつかないほどの早さ。


椎名君は、キスが終わった後、顔を赤らめて下を向く。


「今の・・・ファーストキス?」


「う・・・ん・・・」


「もう少し頑張ろうよ」


「いや・・・無理・・・」


椎名君は踵を返してまた歩き出す。


キスはこれの一回きり。


少し物足りなさを感じながらも、こういう恋愛もありなのかなと思った。


百貨店を出る。


時刻は夜8時くらいだろうか。


さっきより人が多くいるこの表参道。


私たちは、離れないように手を繋いで、なるべく人がいない脇道を探す。


椎名君の背中が見える。


華奢。


一言で表せばそうなるだろう。


だけど、体格以上に言葉では表せない頼もしさがある。


彼に身を任せて足を進める。


五分くらい歩いたところでやっと私たちは人が少ない脇道に入ることができた。


その脇道には、店がほとんどない。


人の量は店の数によって比例していく。


当然、あまり明るくなく、店が少ないところは人は好まない。


好むとすれば、イチャイチャしたいカップルくらい。


でも、椎名君は違う。


そういう意味で脇道へ入ったわけじゃない。


「人多すぎだね・・・」


「そうだね」


「この後どうする?」


「任せるよ」


「ん~・・・」


椎名君はまた困った表情を浮かべた。


「とりあえず、あまり大通りには出たくないよね」


「そうだね。でも、でないと何もないよ?」


椎名君は辺りを見渡しながら言った。


「そうだね。もう少し先に進めば、誰からも見えなくなるかもね」


遠まわしに誘ってみる。


「迷子になりそうだね」


苦笑しながら言う椎名君。


・・・わかってない。


「椎名君は明るいところ行きたいの?」


「当たり前じゃん。暗いところには何もないし・・・」


はぁ、とため息をついて私は椎名君に顔を近づける。


「健全過ぎるよ・・・」


「なにが!?」


「なんでもない」


私は不満そうに頬を膨らませて、椎名君に背中を向けて大通りへと戻っていく。


大通りに出ると、また沢山の人ごみ。


私は、その間を通って、先に進む。


「人・・・ほんと多いなぁ・・・」


私は周りを見渡しながらそう呟く。


と、その時だった。


向かい側の歩道に、見覚えのある2人がいた。


視力がそんなにいいわけじゃない。


だから、顔まで見えるわけじゃない・・・が。


忘れるはずがない。


あの二人の歩き方、仕草、話し方。


全部・・・。


2人は、大通りから脇道へ入っていく。


比較的栄えている脇道へ。


2人が私の視界から消える。


「どうしたの・・・藤崎さん・・・」


その椎名君は声が聞こえない。


私の足は無意識のうちに、向かいの歩道へ渡る歩道の前に来ていた。


そして、青になって駆け足で渡る。


「藤崎さん・・・?」


椎名君も駆け足で追いかけてくる。


私は、向こう側に渡ってすぐに、2人が入っていった脇道へ入っていく。


すると、思っていたより2人の歩くペースは遅く、視界に入るところまで来た。


私はそこで足を止めてただ、2人を見る。


椎名君は、まだ私に追いついてない。


前に見えるのは親友だった女の子と元彼の後ろ姿。


ただ、ただ歩く2人。


どこへ行くんだろう?


そう思った時。


祐二が、晴香の手を引いた。


そして、一つの建物に入っていく。


私は、看板を見上げる。


『HOTEL』


筆記体でピンクで書かれた文字。


ついに二人は、そんなところまで・・・。


悲しみなんてものはなかった。


あったのは、心からの祝福の気持ち。


「おめでとう。2人とも。メリークリスマス」


そう呟いたすぐ後に、


「藤崎さん!」


やっと椎名君が追いついたらしい。


「遅いよ」


「遅いって・・・どこに向かってたの?」


「どこだろうね」


私は、ごまかすように椎名君に抱きついた。


わっ、っと彼は驚いた声を出した後、私の方を掴んで自分から引き剥がす。


そして、じっと私の方を見つめて、


「ミ ピアーチェ」


「え?」


言葉の意味がわからず、小首を傾げた瞬間に・・・。


彼が私の唇をふさいだ。


また・・・一瞬だけ。




キスが終わって、無言で見つめ合う。


彼が、先に視線を外して顔を赤らめながら俯いた時、


「その、意味は何なの?」


私はそう聞いた。


彼は、少し言うか言わないか迷った後


「好き・・・だよ」


照れながらそういった。




小学生みたいな。


祐二ともなかった一瞬だけのキス。


それだけで満足な関係。


今思ったことがある。


性の関係も確かに恋愛には必要なことかもしれない。


あることで、2人の想いを確かめあえるかもしれない。


だけど・・・。


それがなくても、好きだって思える。


愛し合えるんだ・・・。




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どうでしたか?


最終話!!


最後、今まで大人の恋愛をしてきた亜美にはキスだけの恋愛を。


全くそういう経験がなかった晴香には最後に大人の階段を上る・・・。


これを最後にやりたかったんです。


・・・それだけですww


明日は、エピローグを書こうかななんて思っています。


その後に、予定ですが浩平のその後でも書こうかななんてww


浩平のその後・・・興味ある方いますか?ww


~side亜美~


待ち合わせ場所となったのは表参道だった。


「なんでそこにするの?」


椎名君にそう聞いたら、思い浮かんだのがそこだった。


そう言っていた。


私はあきれ気味に、先に表参道に向かうことにした。


椎名君は学級委員の仕事があるので少し遅くなるらしい。


イブまでご苦労なことだ。


「待ってようか?」


椎名君に聞いたのだが、先に行ってて。


と言われたので、一人寂しく制服のままカップルで賑わう表参道の駅前で立ちすくむ。


さっきまで出ていた夕日は完全に沈んで真っ暗な空。


それを感じさせないぐらい光り輝く表参道の街並み。


空に点々と光る星。


その星は雲があるせいなのか、見えたり見えなくなったり。


イルミネーション。


それは光が織り成す芸術。


人間にしかできない技。


けれど、太陽が沈んで夜にならないと輝きが半減する。


逆に、空が暗ければ暗いほど光が際立つ。


私という闇。


きっとこの空よりも暗い。


でも、照らしてくれる相手がいない。


今までは。


でも・・・。


「ごめん!遅れて!!」


走りながら私のもとへ駆け寄ってくる椎名君。


この人なら・・・もしかして。


なんて淡い期待をしてみたりする。


「うん。学級委員は大変だね」


「ほんとだよ。もうクタクタ・・・」


彼は上半身をだらんとさせてため息をついた。


「そんな感じで一緒にいてもつまんないんだけど?」


「あ、ごめん」


椎名君は姿勢を戻してブレザーのポケットに手を入れた。


「デートコースは決まってる?」


信号が赤になって、立ち止まった時私は聞いた。


「全く・・・」


「やっぱりか・・・」


「ごめん・・・」


「ずいぶん苦い初デートになるかもね」


私は彼が手を入れていたブレザーのポケットに手を入れる。


右ポケットという狭い空間で私たちの手が触れ合う。


彼は驚き顔で頬を赤く染める。


私はそんな彼を無視して手を絡ませるようにして握った。


「こういう、手のつなぎ方イイと思わない?」


「凄くびっくりするけどね」


私が覗き込むように椎名君を見ると、彼は視線を左下に向けた。


ポケットの中で手を握ったまま私たちはどこへ行くあてもなく歩き続ける。


12月の冷気が混じった風が体を震わせる。


温かいのは左手だけ。


そんな寒そうにしている私を見て、


「どこかの店に入る?」


「う・・・ん。じゃあ、そこに入ろ?」


私は目の前にあった大きな大手百貨店を指差した。


高校生のデートの定番だとここでくるのはファミレスとか。


だが、生憎そんなところで使う金はない。


せっかくのイブだし、使いたい気持ちは山々だが、家計がかかっている。


ただでさえ、電車賃かかってんのに。


心に中で自分で納得がいく言い訳を作りながら店内へ入った。


そこで一度私たちは手を離す。


どちらかという訳じゃなく、同時に。


店内は、外とは全く違う温度。


寒さなんてものを全く感じなかった。


「とりあえず、座るところでも探す?」


彼の提案に私は頷いて一階をうろつく。


けれど、座れそうな場所はない。


私が、エスカレーターの方に向かおうとした時。


彼が初めて自分から行動に出る。


「え・・・?」


私の手を掴んで、真剣な眼差しを向けてくる。


なんなのだろうか?


私にはさっぱりわからない。


すると椎名君は、一度下を向いた後、もう一度私の方を見て


「こっちから上がろ?」


そういって、私を階段の方へ連れていく。


「何で階段?どう考えてもエスカレーターの方がいいじゃん」


「いいから」


彼に引っ張られる私の手。


こんな強引な椎名君を初めて見た。


・・・まぁ、デート自体も初めてなんだけど。


階段に着いて、私たちはゆっくり一段ずつ登る。


誰もいない階段は、クリスマスイブだということを忘れさせるぐらい静か。


私たちの足音だけが響く。


そして、踊り場に着いた時、彼が立ち止まって私の方を振り返った。


「どうしたの?」


そう聞く私の、肩を掴んで強引に唇を重ねた。



その時の私の感情は・・・。


言葉では表現できない、初めて感じるものだった。




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椎名君が初めて強引に行きましたね。


亜美はそれをどう受け止めたのか。


嬉しさ、悲しさ・・・。


そういうものではない、感じたことのない。


初めての感情。


次回、最終話です!

「ここがラブホテルなんだぁ・・・」


緊張しながら初めて入ったラブホテル。


そこは普通のホテルと大して変わらないと思った私には衝撃的な場所だった。


周りはやたらピンクだし、ベッドはダブルベッドで一つだけ。


シャワールームあるし。


絶対高いんだろうなぁ・・・。


呆気にとられていた私に


「とりあえず、座ったら?」


祐二は余裕そうな笑みを浮かべる。


「・・・祐二は来たことあるのこういう場所?」


「一切ない。初めてだよ」


「そうなんだ」


てっきり亜美と来てるのかと思った。


なんてことは思うだけで言わないことにする。


私は、ベッドに座ってテレビをつけた。


バライティー番組がやっている。


彼が私の隣に座って、2人でそれを見る。


そして、家にいるかのような錯覚に陥る1時間。


ここがラブホテルなんてことを忘れる。


だけど、1時間後。


その番組が終わってコマーシャルになった時、思いだした。


それと同時に緊張感がさっきより確かなものとなって襲ってくる。


祐二はリモコンを手にとってテレビを消した。


無音。


何も聞こえない。


「晴香・・・」


祐二が私の唇をふさぐ。


「ん・・・」


舌が絡まって思わず声が出る。


祐二は私の方を掴んでキスをしたまま私をベッドに押し倒した。


私は一切の抵抗を加えない。


祐二に身を任せる。


もし、これが浩平だったなら・・・。


間違いなく抵抗しただろう。


祐二は唇を離して、


「本当にいいの?」


戸惑いながらそう聞いてきた。


「うん。祐二が相手だから・・・。あと、私初めてだから・・・」


「わかった」


祐二は慎重に私の制服のボタンを外していく。


ブレザーを脱がして、リボンを外して、ワイシャツを脱がして。


私の上半身で、私の体を隠しているのは下着だけとなった。


恥ずかしい。


でも・・・嫌じゃない。


祐二は、ホップを外して私の胸に触れた。


そして、祐二はスカートを脱がす。


その後・・・。


私たちは裸になって一つなった。




初めてのその行為はすごく痛かった。


だけど、それ以上に。


長年思い続けた大好きな人と一つになれたその喜びの方が大きかった。




「痛くなかった?」


ベッドで寄り添いあうように寝転がる2人。


彼は私の髪を触りながら言った。


「うん。大丈夫だったよ」


「そっか。晴香・・・」


「ん・・・?」


「大好きだよ・・・」


「っ~!!」


この至近距離でそんな言葉を言われたら・・・。


「顔赤いよ~?」


からかうように祐二は言って私を抱きしめた。


お互い裸のままだから、ダイレクトに感じる彼の温もり。


私は、彼の胸に包まれながら「大好き」


そう呟いた。



私は今・・・。





すごく幸せだ・・・。





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今日で晴香編は終了となります。


エピローグがあるかどうかわかりませんが。。


あと二話は亜美と椎名君のデートです。


ハッピーエンドで終わってほしいものです。


あと、コメントの返信ですが、申し訳ありません。


また、してない・・・。


今日の夜からは少し落ち着くと思うので、色々していかなければ。


ストックほとんどなくなったし。



「わぁ・・・綺麗だねぇ・・・」


駅から出てすぐ。


たくさんの木々が金色に光っている。


表参道のイルミネーションだ。


「だよな」


祐二が私の手を握った。


と同時に私の体温が一気に上がる。


沢山のカップル。


けど、私たちはその中でも比較的目立つ。


「スカート・・・長くない?」


祐二が不満そうな表情を浮かべる。


「そうかな?」


「いつもそれくらいなの?」


「うん。だめ?」


私のスカートの長さは、太ももが完全に見えるくらいにまで上がっている。


少しでも捲れればきっと下着が見えるだろう。


「だめ。もう少し下げてよ」


「ダメな理由教えてよ」


「晴香の足を見ていいのは僕だけだから」


ドクンドクン。


心臓の鼓動が早くなる。


「わ、わかった」


私は、スカートを直す。


織っていたのを何枚か戻すと、普通のスカートの長さになった。


「これくらいでいいかな?」


「うん」


祐二が笑顔になったのを見ると私まで嬉しくなった。


この後、私たちは祐二が組んだデートコースを回って楽しいひと時を過ごした。


そして帰る時間になる。


夜10時半。


私の家の門限は11時半。


もうすぐ帰らないと間に合わなくなる。


祐二は時計を見た後、「帰る?」少し名残惜しそうにそう呟いた。


私だって同じ気持ちだ。


名残惜しい。


でも、また会えるし。


家も隣だし。


そうは思っているけれど・・・。


せっかくのイブ。


もう少し・・・一緒にいたい。


私は、駅に向かおうとする、祐二の制服の袖を掴んだ。


祐二は不思議そうに私の方をを振る返る。


「まだ帰りたくない・・・な」


「おばさんに怒られるぞ?」


「それでも・・・いいから・・・」


私は祐二に抱きついた。


公衆の面前。


通り過ぎる人々は私たちを横目で見ながら通り過ぎていく。


祐二はそれに耐えられなかったのか


「わかった、わかった」


頬を薄紅色に染めて、私を引き剥がした。


「ありがと」


「うん。それで・・・この後どこに行く?」


「どうせ、遅れて怒られるんだから私はこの後何時でも大丈夫だよ?」


私は上目遣いに祐二を見る。


「それ・・・どういう・・・?」


私が誘っていること、きっと祐二なら気付いているはず。


だけど、それをしていいのか、きっと迷っている。


だから、私が・・・。


祐二に勇気を与える。


「明日の朝・・・でも大丈夫」


焦っている。


そういう訳じゃない。


大切な人と、聖夜の夜に一つになりたかった。


この機会が訪れるのがいつになるかわからない。


だからこそだ。


誘われて、断れる男のがいるだろうか?


ほとんどいない。


それも、カップルでいっぱいのイブだ。


目に入る場所でキスをするカップルもいる。


少しずつ欲求がかきたてられる。


そこでの私の誘い。


黙りこむ祐二。


「祐二・・・?」


「本当にいいの?」


「うん・・・」


「わかった・・・」


そして、私たちはラブホテルへと向かった・・・。





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昨日皆さんのブログ見に行けなかった・・・。


今日、二日分見に行きたいと思っています。


コメントも、返信してなくてすいません。


なんか、変に忙しいんですよ。。


小説、あと一話で晴香編が終わります!!

~side晴香~


『イブの日は会えそう?』


12月21日。


学校が終わった私は祐二に電話をかけた。


本当は、家も隣だから会いに行こうと思ったのだが、イブの日までバイトということだったので仕方なく電話にした。


『会えると思うよ。学校終わってからだけどね』


『よかった。私も学校終わってからだから。何時に終わる?』


『4時半かなぁ・・・』


『わかった。その時間にどこにする?』


いつもなら、あまり明るくない最寄駅。


だけど今はイブまじかということで異様に明るい。


・・・昼間みたいだ。


『ん~・・・じゃあ表参道にしない?』


彼の提案。


『なんで?』


『イルミネーションで有名らしいよ』


『よくそんなこと知ってるね』


『・・・ネットで調べた』


『さすが祐二』


『何がさすがなんだよ』


『下調べちゃんとしてくれてるんだなぁって』


『当たり前だ。今まで幼馴染として迎えたイブはあったけど、恋人として迎える初めてのイブなんだから』


嬉しいことを言ってくれる祐二。


『ありがと。24日。楽しみにしてる』


『うん』


祐二の言葉を聞いて私は電話を切った。


祐二と過ごすイブ。


初めての2人きりでのイブだ。


昔は・・・2人きりでなんてなかった。


幼稚園の頃はお互いの親と一緒に。


小学校も。


中学校は学校があって一緒に迎えることはなくなった。


お互いの距離も遠くなってたしね。


そして・・・高校。


1年の頃は仲のいい女子と。


数人で「来年はこの場に帰ってこないように!!」とか言って。


そして、もうすぐ高2のイブ。


みんなはまた集まるのだろうか?


もし集まって、私も誘いを受けても。


今年は行かない。


祐二と過ごす今年のイブは、忘れられない記憶の一ページになるだろう。


今からすごい楽しみだ。


ぐぅぅ。


お腹が鳴った。


今日の晩御飯は何なのだろうか?


お母さんがなにを作るのか想像をふくらました時。


「あ・・・」


思いだした。


朝、今日は帰るの遅くなるから何か買って食べといてと言われたんだった。


確かお父さんも今日は遅い。


夕飯・・・どうしようか。


周りの店を物色しているとハンバーガーショップが目に入った。


体重・・・増えないかな・・・。


少し不安には思ったが、お腹がすきすぎて材料を買って作る気力もない私は店の中に入った。


すると目の前に。


テーブルでハンバーガーを食べる愛美がいた。


「あ・・・晴香。なにしてんの?」


「・・・こっちのセリフだよ。愛美の家ってこの近くだっけ?」


「ううん。違うよ~」


愛美はジュースを飲みながら笑顔を向ける。


「じゃあ、なんでここに?」


私がそうい聞くと彼女はジュースの入れ物をテーブルの上に置いて「秘密」そういってほくそ笑んだ。


「なんでよ」


「・・・てか、立ってないで座るか、何か買えば?」


「わかった。少し買ってくる」


私は、ハンバーガーのセットを買って愛美の向かいの席に座った。


「で・・・なんでここにいるの?」


「しつこいね・・・晴香」


愛美はため息をつく。


「気になるじゃん。クラスメートが全く最寄駅とは全く違う駅で一人、ハンバーガー食べてるんだから」


すると愛美は


「不思議な女の子って魅力的じゃない?」


笑顔を見せた。


「・・・男の子の前でやってよ」


「はぁ・・・冗談通じないんだから。ただ、友達に会ってきただけだよ」


「この近くに住んでるの?」


「そう。引っ越したらしくてね」


「・・・そんな隠すようなことでもないじゃん」


「意味はないよ。そういえばイブは祐二と過ごすの?」


「ああ・・・うん」


私は口を思いっきりあけてハンバーガーを食べる。


「ラブラブだね~」


「まあね。愛美は?」


「私は家にいるよ。やることないしね」


そういった愛美の表情は少し寂しそうに見えた。


「そっか」


「うん。じゃあ、また明日学校で」


愛美は立ち上がって、トレーを持った。


「ばいばい」


片手にハンバーガー。


もう片手で彼女に手を振る。


何とも不格好な。


ガラスに映る自分を見て、思う。


「うん。ばいばい」


愛美の後ろ姿を見送って私はガラスに映った自分をもう一度見た。


・・・当日化粧して行こうかな・・・。


そんなことを思いながら。





そして、日は経過していき・・・。


クリスマスイブ。


24日の日を迎える・・・。




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アクセス数の変動が激しいです。


たまに二桁にランクインしたと思ったら200前後になったり。。


どうやってアクセス数って上がるんだろ?


さぁ、小説は晴香編。


78話までは晴香編です!


多分ですが。。


そういえば、題名にたまに英語が入るのは僕の気分です。


てか、なんか英語の方がカッコいいじゃん!!


みたいな?


それだけですww