「わぁ・・・綺麗だねぇ・・・」
駅から出てすぐ。
たくさんの木々が金色に光っている。
表参道のイルミネーションだ。
「だよな」
祐二が私の手を握った。
と同時に私の体温が一気に上がる。
沢山のカップル。
けど、私たちはその中でも比較的目立つ。
「スカート・・・長くない?」
祐二が不満そうな表情を浮かべる。
「そうかな?」
「いつもそれくらいなの?」
「うん。だめ?」
私のスカートの長さは、太ももが完全に見えるくらいにまで上がっている。
少しでも捲れればきっと下着が見えるだろう。
「だめ。もう少し下げてよ」
「ダメな理由教えてよ」
「晴香の足を見ていいのは僕だけだから」
ドクンドクン。
心臓の鼓動が早くなる。
「わ、わかった」
私は、スカートを直す。
織っていたのを何枚か戻すと、普通のスカートの長さになった。
「これくらいでいいかな?」
「うん」
祐二が笑顔になったのを見ると私まで嬉しくなった。
この後、私たちは祐二が組んだデートコースを回って楽しいひと時を過ごした。
そして帰る時間になる。
夜10時半。
私の家の門限は11時半。
もうすぐ帰らないと間に合わなくなる。
祐二は時計を見た後、「帰る?」少し名残惜しそうにそう呟いた。
私だって同じ気持ちだ。
名残惜しい。
でも、また会えるし。
家も隣だし。
そうは思っているけれど・・・。
せっかくのイブ。
もう少し・・・一緒にいたい。
私は、駅に向かおうとする、祐二の制服の袖を掴んだ。
祐二は不思議そうに私の方をを振る返る。
「まだ帰りたくない・・・な」
「おばさんに怒られるぞ?」
「それでも・・・いいから・・・」
私は祐二に抱きついた。
公衆の面前。
通り過ぎる人々は私たちを横目で見ながら通り過ぎていく。
祐二はそれに耐えられなかったのか
「わかった、わかった」
頬を薄紅色に染めて、私を引き剥がした。
「ありがと」
「うん。それで・・・この後どこに行く?」
「どうせ、遅れて怒られるんだから私はこの後何時でも大丈夫だよ?」
私は上目遣いに祐二を見る。
「それ・・・どういう・・・?」
私が誘っていること、きっと祐二なら気付いているはず。
だけど、それをしていいのか、きっと迷っている。
だから、私が・・・。
祐二に勇気を与える。
「明日の朝・・・でも大丈夫」
焦っている。
そういう訳じゃない。
大切な人と、聖夜の夜に一つになりたかった。
この機会が訪れるのがいつになるかわからない。
だからこそだ。
誘われて、断れる男のがいるだろうか?
ほとんどいない。
それも、カップルでいっぱいのイブだ。
目に入る場所でキスをするカップルもいる。
少しずつ欲求がかきたてられる。
そこでの私の誘い。
黙りこむ祐二。
「祐二・・・?」
「本当にいいの?」
「うん・・・」
「わかった・・・」
そして、私たちはラブホテルへと向かった・・・。
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昨日皆さんのブログ見に行けなかった・・・。
今日、二日分見に行きたいと思っています。
コメントも、返信してなくてすいません。
なんか、変に忙しいんですよ。。
小説、あと一話で晴香編が終わります!!