「ここがラブホテルなんだぁ・・・」
緊張しながら初めて入ったラブホテル。
そこは普通のホテルと大して変わらないと思った私には衝撃的な場所だった。
周りはやたらピンクだし、ベッドはダブルベッドで一つだけ。
シャワールームあるし。
絶対高いんだろうなぁ・・・。
呆気にとられていた私に
「とりあえず、座ったら?」
祐二は余裕そうな笑みを浮かべる。
「・・・祐二は来たことあるのこういう場所?」
「一切ない。初めてだよ」
「そうなんだ」
てっきり亜美と来てるのかと思った。
なんてことは思うだけで言わないことにする。
私は、ベッドに座ってテレビをつけた。
バライティー番組がやっている。
彼が私の隣に座って、2人でそれを見る。
そして、家にいるかのような錯覚に陥る1時間。
ここがラブホテルなんてことを忘れる。
だけど、1時間後。
その番組が終わってコマーシャルになった時、思いだした。
それと同時に緊張感がさっきより確かなものとなって襲ってくる。
祐二はリモコンを手にとってテレビを消した。
無音。
何も聞こえない。
「晴香・・・」
祐二が私の唇をふさぐ。
「ん・・・」
舌が絡まって思わず声が出る。
祐二は私の方を掴んでキスをしたまま私をベッドに押し倒した。
私は一切の抵抗を加えない。
祐二に身を任せる。
もし、これが浩平だったなら・・・。
間違いなく抵抗しただろう。
祐二は唇を離して、
「本当にいいの?」
戸惑いながらそう聞いてきた。
「うん。祐二が相手だから・・・。あと、私初めてだから・・・」
「わかった」
祐二は慎重に私の制服のボタンを外していく。
ブレザーを脱がして、リボンを外して、ワイシャツを脱がして。
私の上半身で、私の体を隠しているのは下着だけとなった。
恥ずかしい。
でも・・・嫌じゃない。
祐二は、ホップを外して私の胸に触れた。
そして、祐二はスカートを脱がす。
その後・・・。
私たちは裸になって一つなった。
初めてのその行為はすごく痛かった。
だけど、それ以上に。
長年思い続けた大好きな人と一つになれたその喜びの方が大きかった。
「痛くなかった?」
ベッドで寄り添いあうように寝転がる2人。
彼は私の髪を触りながら言った。
「うん。大丈夫だったよ」
「そっか。晴香・・・」
「ん・・・?」
「大好きだよ・・・」
「っ~!!」
この至近距離でそんな言葉を言われたら・・・。
「顔赤いよ~?」
からかうように祐二は言って私を抱きしめた。
お互い裸のままだから、ダイレクトに感じる彼の温もり。
私は、彼の胸に包まれながら「大好き」
そう呟いた。
私は今・・・。
すごく幸せだ・・・。
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今日で晴香編は終了となります。
エピローグがあるかどうかわかりませんが。。
あと二話は亜美と椎名君のデートです。
ハッピーエンドで終わってほしいものです。
あと、コメントの返信ですが、申し訳ありません。
また、してない・・・。
今日の夜からは少し落ち着くと思うので、色々していかなければ。
ストックほとんどなくなったし。