love storys  ~17歳、私と君と。~ -83ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

学校に着いて、私たちは一時お別れとなる。


学校で、今日やらなくてはいけないことが一つあった。


教室に入る。


「おはよ」


由衣が笑顔で私に手を振った。


「おはよ」


私を手を振りながら近くに行き、由衣の隣に座った。


「今日の一時間目なんだっけ?」


「音楽。移動教室だよ」


「ありがと」


「月曜の最初から音楽は憂鬱だよね~」


由衣はため息をつきながら教科書を机にしまう。


「だね」


私は相槌を打ちながら違うことを考えていた。


言うなら・・・二人きりになるなら・・・。


ここしかないな。


私がしなければいけないこと。


それをやらなくちゃ・・・。


HRが終わって一時間目が始まろうとしている。


みんなが音楽室へ移動する。


廊下へ出ると、篠崎君の後ろ姿が見えた。


・・・一人だ。


よし。


私は小走りで彼の方へ行き、袖を掴んだ。


篠崎君は怪訝な顔で後ろを振り返り、私だと分かると、表情を崩して笑顔を見せた。


「話が・・・あるの」


控えめな声で私は言った。


これで・・・分かる人は分かる。


OKなのか振られるのか。


「わかった・・・今?」


「今・・・じゃだめ?」


「・・・大丈夫。じゃあ、音楽サボろっか」


篠崎君は教室に戻り、机の上に教科書を置いた。


教室には私たち二人だけ。


キーンコーンカーンコーン。


始業のチャイムが鳴った。


もう、みんな音楽室にいるだろう。


「で・・・話って?告白の返事かな?」


「うん・・・そうだよ」


「待ってたよ」


苦笑しながら誰かの机の上に座る篠崎君。


「遅れてごめんね?」


「ああ・・・いいよ。それで答えは?」


ドクン・・・ドクン・・・。


これは答えを待つ篠崎君の心臓の音ではなくて、私の心臓の音だ。


「ごめん・・・篠崎君とは付き合えない」


「そっか。好きな人とかいるの?」


「え・・・」


「言えない?」


「え・・・と・・・」


何て言えばいいかわからない。


嘘は苦手だ。


しかもこんな突然だと特に。


「いい子だね。やっぱ」


すべてを知っている。そんな感じだった。


「どういう意味・・・?」


「付き合ってる人・・・いるんだよね?だけど、その人の名前は言えない。だから戸惑っていた。その人とは付き合ってちゃいけないから。それに、嘘は嫌いだから」


この人は・・・何を知ってる・・・?


「付き合ってるんだよね?お兄さんと」


「なんで・・・そのことを・・・」


「あ、やっぱり」


「やっぱり・・・?」


いよいよわけわからない。


「確信なかったから。ただ、今ので確信したよ」


「確信って・・・。気付いたのはいつ?」


「今日の朝。お兄さんと2人乗りしてたでしょ?」


「なんで知ってるの?」


2人乗りは学校が近くなってきたところでやめた。


さすがに学校のみんなに見られるのは嫌だったから。


変なうわさを立てれるかもしれないし。


一緒に登校。


それだけ。


それなら自然。


そう思ったから。


「電車・・・あの電車に僕・・・乗ってたんだよね。そんでやることなかったから外見てた。そしたら、見たことある人が二人乗りしてたから。動体視力がいいんで誰だかすぐに分かったよ。まあ、好きだからってのもあったけど。」


「・・・」


「2人乗り・・・兄妹でってあんまりないじゃん?少しはいるかもしれないけど。好きな人いるのが言動で分かったし。だからもしかしてと思ってカマかけてみた。そしたら、案の定引っ掛かってくれたけど」


「引いた?」


私は聞いた。


私の秘密を知ってしまった人に。


「別に。誰が誰を好きになろうとそのの人の勝手だと思うよ。ただ・・・」


「ただ・・・?」


「結婚はできないけどね」


「う・・・ん・・・」


「まあ、俺からして見ると有難いよ」


「え・・・?」


「兄が相手なら・・・付け入る隙があるからね」


「それは間違いじゃない?」


私は即答する。


「なんでだよ?」


「お兄ちゃんだから・・・付け入る隙がないんだよ」


力強い言葉。


決意がこもった言葉。


「そっ・・・か。それでも・・・俺はまだ諦めないから」


篠崎君は、机から降りて私のほうへ近寄ってきた。


そして、私の頭の上にポンと手を置いて


「いいよ・・・な?」


私の返事を聞かないうちに、篠崎君は教室から出ていった。


・・・諦めない・・・か。


篠崎君に知られてしまった私と兄の関係。


・・・。


翔は誰かに知られているんだろうか?


広まれば広まるほど・・・。


2人が引き剥がされていく気がする・・・。




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この回が一番書いてて納得いかない回でした。


篠崎君がなんかなぁ・・・。


てか、色々あり得ない気がしてww


明日は翔編です。



「いってきます」


私と翔はそう言って家を出た。


一緒の登校だ。


いつも通り乗る翔。


恋人なのに・・・少し不満。


「どうした?」


「わざわざ二台で行く必要あるの?」


「は?」


「翔の後ろに乗りたいな」


すると、翔は顔を赤くして「え!?」


「だめ・・・?」


上目遣いで手を重ねる。


知ってるよ?


翔がこれに弱いこと。


「っ~・・・。分かった。じゃあ、後ろ乗りな」


「うん!」


私は荷台に横向きで乗る。


最近の女の子はまたいで乗る人も多いけど、スカートが・・・。


なんて思って私は横で乗る。


まあ、バランスは崩れやすいけど。


そこは翔の腕次第でどうにかなるだろう。


「じゃあ、行くよ」


「うん」


翔は自転車を漕ぎだす。


大きな背中。


頼りになる背中が私の目の前に・・・。


無防備で・・・。


そこにある。


私はその背中に手をまわして抱きついた。


「うわっ!?」


自転車が揺れる。


「嫌だ?」


「そうじゃなくて・・・。いきなりだからびっくりした」


「嬉しい?」


「・・・さあね」


翔は漕ぐスピードを上げた。


風が当たる。


温かく優しい風。


私たちが付き合うことを祝福しているような・・・。


なわけないか。


近親相姦。


兄妹というものは結ばれてはいけない。


そんな法律があるのだから。


法律は絶対。


犯してはいけないルールだ。


昔は兄妹が結婚してはいけないなんて決まりはなかった。


だけど、逆に身分によって恋愛の自由は拘束されたりもしていた。


今はその反対。


恋愛は自由。


どんな人と結婚してもいい。


いくら年上でも、いくら年下でも。


女性は16、男性は18を超えていれば結婚もできる。


国際結婚も認められている。


でも・・・兄妹は禁止されている。


血のつながりの問題らしい。


そういうことをよく知らない私には難しい。


だけど、一つ言いたい。


それってなんか不公平じゃない?


・・・。


なんて。


法にイチャモンつけても何も始まらない。


私は、今が幸せならそれでいい。


線路の横を通る。


これはいつものこと。


電車が通るたびに、耳が痛くなるんだ。


だから通る前にこの道を抜けたい。


そう思う。


だけど、今日は違った。


一つやりたいことがあった。


そのためには・・・。


後ろから、電車が来るのが見えた。


少しづつ音が大きくなってくる。


「翔・・・」


「何?」


その声が聞こえたところで電車が私たちの真横を通る。


「大好きだよ・・・」


「え!?何・・・?聞こえない!」


電車が通り過ぎていく。


「あはは。なんでもな~い」


私はもう一度翔に抱きついた。


ほんとは、お互いの気持ちを知る前にやった方がロマンチックだっただろう。


だけど、これでいい。


これがいい。


辛い時に言ってもさらに辛くなるだけ。


幸せな今。


この今で言うことに意味があると思うから・・・。





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今日は比較的短いですが・・・。


書く時間があまりないので・・・。


すいません。。


サークル忙しすぎるんです。


昼休みなくなるしww


疲労が・・・。


では、学校行ってきます!

~side紗希~


「えっ・・・と・・・」


私は言葉に詰まった。


なんて返事を返せばいいのかわからない。


なんだこれ・・・。


相手が好きって言ってくれている。


そして、私も翔のことが大好きだ。


両想い。


なら付き合えばいい・・・?


いや、そんな簡単な問題じゃない。


私たちは兄妹なのだから。


「翔・・・それは妹って意味で?」


そう言ってほしかった。


そうすれば、関係はこのまま。


行ってはいけない方向から元に戻すことができる。


「ごめん・・・違う」


けど、翔は私の想いを簡単に打ち崩す。


『好きだ』


その言葉は言ってほしかった言葉。


一番嬉しい言葉。


なのに・・・。


実際に言われると幻聴だと信じたくなる。


嘘だと言ってほしいと思ってしまう。


矛盾。


人間自身が生み出すわけのわからない言動。


思い。


対立する二つのことを思い浮かべて両方とも正しいんじゃないかって思う現象。


今・・・。


翔の告白という名の矛が、私の盾を破ろうとしている。


兄妹という名の厚い盾。


けど、私からなら簡単に盾を壊すことができる。


翔の一人だけでは壊せない。


2人の想いが通じ合わなければ・・・。


「翔・・・私たち兄妹なんだよ・・・?」


素直になれない私はそう言った。


想いを簡単に言葉にできたらどれだけ楽だろう?


篠崎君見たいに・・・。


もし、私も好きな人が兄なんかじゃなかったら・・・。


簡単に言えたかな・・・?


「兄妹だってことは知ってるよ。僕はそれを承知で言ってる」


ずるい・・・。


そう思った。


素直に自分の気持ちを言う翔が・・・。


「自己中だよ・・・」


「え・・・?」


「私も・・・」


『言っていいの?


その言葉を言ってしまっていいの?


言ったら・・・禁じられた扉を開けることになる。


越えてはいけない一線を越えることになるんだよ?』


声が私に忠告を与える。


でも・・・越えなかったら、私たちは兄妹としても崩壊する。


そして、話すこともできなくなる。


それだったら・・・。


付き合えばいい。


両想いとして今まで通りの関係。


そして、今まで以上の関係でいたい。


両想いだったら、手を繋ぐこともできる。


キスをすることもできる。


セックスだって。


翔は他の女の子とデートをしなくなる。


私も・・・翔だけを見ていられる。


心が決まった。


私は、パンドラの箱を開ける。


最終的に、アダムとイヴのような結末を迎えるとしても・・・。


禁断の第一歩を踏み出す。


翔はもう一歩を踏み出して、私に手を差しのべている。


それを掴んで・・・。


「私も・・・『お兄ちゃん』が大好き・・・」


涙をこぼしながらそう言った。


翔は「そう・・・なのか?」驚いた表情を浮かべる。


「だめ?」


涙を拭きながら私は言う。


「いや・・・嬉しいよ」


そう言って、優しい笑みを浮かべて・・・。


私を抱きしめた。


きっと、翔は私がこんな答えを出すとは思ってなかったのかもしrない。


ねぇ・・・翔。


私は、翔と兄妹という関係をなくしたくないからとか


お兄ちゃんの想いをつぶしたくないからとか。


そういうので『好き』って言ったわけじゃないよ。


ただ・・・ただ。


翔のことが・・・。


お兄ちゃんのことが。


一人の異性として大好きなだけ・・・。




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想い・・・通じ合わせました。


あ~あww


だけど、通じ合ったところでこの話はまだ終わりません。


てか、スタートです。


・・・それは言いすぎか。


ここから、2人はどんな生活を送っていくのでしょうか?


ハッピーエンドになる予感がしませんw

~side翔~


「なにかあったの?」


紗希のその問いかけに「なにもないよ」


僕はそう言って隣に座った。


「それよりなんでここで寝てたの?」


「翔を待ってたから・・・」


「え・・・?」


即答で返ってきた答えに少し戸惑う。


待ってたって・・・。


なんで・・・?


「今日さ・・・何してたの?」


少しとげのある声で紗希は言った。


「何って・・・デートだよ」


紗希はそのことを知ってるはずだ。


朝に言ったんだから。


わざと。


「デートだけでこんな時間ってかかるのかな?」


嫌な聞き方だ。


いつもの紗希らしくない。


いつもなら、もっと優しい。


というより、可愛らしい。


なのに・・・今は。


恋路を邪魔する悪役みたいだ。


「紗希は・・・何が聞きたいんだ?」


「言わなくても分かるよね?」


うん・・・。


わかる。


紗希がなにを聞きたいか。


ただ、なんでそんなことを聞きたいのかがわからない。


僕と麻衣がセックスをすることで、どんな感情が紗希の中に芽生える?


兄を取られた。


そんな感じの嫉妬だろうか?


「・・・してないから」


とりあえず、そう答えた。


嘘は・・・言ってない。


「じゃあ、なんでこんな遅くなったの?」


少し・・・紗希の声が優しくなった。


いよいよ意味がわからなくなってくる。


「それは・・・」


遅くなった理由。


・・・言えない。


これがすごく嫌だ。


紗希へ隠し事をして・・・。


ならいっそ、どこまでしたのかを言えばいい?


それも嫌だ。


大好きな人に・・・。


一番好きな人に・・・。


最愛の人に・・・。


キスをした。


ラブホテルに行った。


セックスをしそうになった。


そんなことを言えるはずがないんだ。


例え、報われない、そんな人が相手でも。


だけど、隠したり、嘘をついたりも嫌だ。


そんなジレンマが僕を襲う。


あ~・・・もう嫌だ・・・。


「言いづらいんだったらいいや。今日楽しかった?」


「普通・・・かな・・・」


紗希の言葉が耳に入ってない僕の返事は曖昧。


「翔・・・さ・・・何を隠してるの?」


隠し事があるのを前提に話す紗希。


なんでわかる?


兄妹なら・・・何でもわかるもんなのか?


僕は紗希のこと・・・知ってるつもりだった。


だけど、最近。


最近の紗希はなにを考えているかも全然わからないし、どんな生活をしているのかもわからない。


好きなはずなのに・・・。


昔は・・・何でも知ってたんだけどね。


けど・・・紗希。


君は僕のことをどれほど知ってる・・・?


すべてを見透かされていそう。


僕の考えていることすべて。


なら、さらけだそう。


僕のすべてを。


今の想いを。


そして・・・。


壊れてしまえばいい。


僕らの兄妹の関係もろとも。


そうすれば、諦める。


その選択肢しか残らなくなる。


想うことをやめれるかもしれないんだから。


「僕さ・・・。今日のデートで思ったことがあったんだ・・・」


ドクンドクン・・・。


嫌な意味での緊張。


今から僕は禁断の一言を口にする。


「何を思ったの?」


紗希・・・そう聞いた君は今から僕が言う言葉をどんな気持ちで受け止めるだろうか・・・?


「僕が好きなのは麻衣じゃなくて・・・」


壊れろ・・・。


壊れろ・・・。


壊れろ!!


僕らの関係・・・。


「紗希だ・・・」




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またも微妙な・・・。


あ~・・・時間がほしいです。


書き直す時間がww


19日の日曜日なんですが、小説お休みです。


その日は何となく更新したくないんでww


あと、ブログ紹介は・・・いつにしよう・・・。

~side紗希~


気がついたら、さっきまでは降っていなかった雨が急激に降り始めていた。


テレビを見ていた30分の間に。


いつもは録画して他の日に見る深夜アニメをリアルタイムで見終わって、暇になった私はテレビを消して、ソファにもたれかかった。


「翔・・・まだかぁ・・・?」


そう呟きながら。


時刻は1時を回っている。


お母さんもお父さんも、もう寝た。


普段、こんなに遅くなることなんてないのに。


初デート。


嫌な想像しかできない。


この時間まで帰ってこないってことはあれをしている・・・。


それが自然だ。


だけど・・・。


翔が麻衣さんとセックスをしているところを想像すると嫌な気分になる。


嫉妬?


・・・そうかもしれない。


それも一番たちの悪い嫉妬。


兄と妹にある、『お兄ちゃんを取らないで』


みたいな頼れる優しい兄を奪われた嫉妬、遊び相手を奪われた嫉妬とかじゃなくて・・・。


好きな人という観点でも嫉妬・・・。


兄にこんな感情を抱いている自分はきっと他の人から見たらい異常なのかもしれないけど。


もし・・・。


朝帰りなんてしてきたらどうしよう。


私自身が壊れてしまいそうだ。


ただでさえ、麻衣さんが彼女だと知った時すごくつらかったのに。


カチ・・・カチ・・・カチ・・・。


一定のリズムで時が刻まれていく。


翔・・・。


早く帰ってこないかなぁ・・・。


翔が帰ってきたら、今日なにをしたのかを聞く。


キスまでだったら許そう。


少しは安心する。


・・・安心したいんだ。


まだ麻衣さんとやっていない・・・そう答えてほしい・・・。


****************


何か温かいものが上に乗って私は目を覚ました。


ぼやけたピントを元に戻し人影が誰だかを確認する。


そこには翔がいた。


翔の体は雨のせいでずぶぬれで。


私に風邪ひくよ?


とか言っていたが全く説得力のない姿だった。


ただ、そのいつも通り妹への優しい心遣いは嬉しかったけど。


お風呂入れば?と聞いたが翔はめんどくさいと言って自分の部屋に戻っていった。


服を着替えて戻ってきた翔。


その顔はなぜか複雑そうな顔で。


「なにかあったの?」


そう聞いた。


「なにもないよ・・・」


翔は私の隣に座ってそう言った。


体が触れそうな距離。


昔だったら普通だけど、今だったら珍しく近い距離だった。


ドクン・・・。


「それより、なんでここで寝てたの?」


「翔を待ってたから」


「え・・・?」


「今日さ・・・なにしてたの?」


嫉妬している私の言葉には少しとげがある。


「何って・・・デートだよ」


言いにくそうに翔は答える。


「デートだけでこんなに時間ってかかるのかな?」


遠まわし・・・というより確信に近い言葉で私は言った。


遠まわしに言っても鈍感な翔だと永遠に答えに辿り着かないから。


「紗希は・・・何が聞きたいんだ?」


「言わなくても分かるよね?」


すると、翔はその言葉の意図を察して


「・・・してないから」


その言葉を聞いてほっとした。


安心した。


だけど、それを顔に出さないようにする。


「じゃあ、なんでこんな遅くなったの?」


「・・・それは」


翔は口ごもる。


・・・。


何をしていたのだろうか?


私には言えないようなこと?


セックスはしてないんだよね?


それ以上のことってこと・・・?


てか、そんなのないだろ・・・。


「言いづらいんだったらいいや・・・。今日楽しかった?」


とりあえず質問攻め。


友達の恋愛事情を知りたい・・・。


そんな感じの聞き方で。


「普通・・・かな・・・」


曖昧な言葉。


「翔・・・さ・・・何を隠してるの?」


なんとなくわかる。


私にすごく後ろめたいことがあるってこと。


言えないことがあるってこと。


兄妹だから・・・。


ずっと見てきたから・・・。


わかるんだ・・・。


すると翔は腹をくくったかのように・・・。


「僕・・・さ。今日のデートで改めて思ったことがあったんだ」


翔は前にあるテーブルから視線を私の目にあわせた。


2人の視線が重なる。


さっきまで見せていた表情とは違う。


優しい笑みを浮かべた。


何か・・・覚悟を決めたような・・・。


翔はなにを言おうとしているのだろうか・・・?


「何を思ったの?」


「僕の好きな人は麻衣じゃなくて・・・」


え・・・?


麻衣さんじゃない?


じゃあ・・・誰・・・


「紗希だ・・・」


静かに・・・でも力強く。


翔はそう口にした・・・。


急な告白。


頼っていた・・・。


優しかった・・・。


大好きだった兄からの・・・。


耳に入ったその言葉を頭はまだ理解しきれずにいた。





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だめだこりゃww


すごく納得がいかないんですが、もういいや!!


みたいな感じです。


告白のシーン・・・。


もう少しうまく書きたかったなぁ・・・。