23話 壊れろ・・・! | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

~side翔~


「なにかあったの?」


紗希のその問いかけに「なにもないよ」


僕はそう言って隣に座った。


「それよりなんでここで寝てたの?」


「翔を待ってたから・・・」


「え・・・?」


即答で返ってきた答えに少し戸惑う。


待ってたって・・・。


なんで・・・?


「今日さ・・・何してたの?」


少しとげのある声で紗希は言った。


「何って・・・デートだよ」


紗希はそのことを知ってるはずだ。


朝に言ったんだから。


わざと。


「デートだけでこんな時間ってかかるのかな?」


嫌な聞き方だ。


いつもの紗希らしくない。


いつもなら、もっと優しい。


というより、可愛らしい。


なのに・・・今は。


恋路を邪魔する悪役みたいだ。


「紗希は・・・何が聞きたいんだ?」


「言わなくても分かるよね?」


うん・・・。


わかる。


紗希がなにを聞きたいか。


ただ、なんでそんなことを聞きたいのかがわからない。


僕と麻衣がセックスをすることで、どんな感情が紗希の中に芽生える?


兄を取られた。


そんな感じの嫉妬だろうか?


「・・・してないから」


とりあえず、そう答えた。


嘘は・・・言ってない。


「じゃあ、なんでこんな遅くなったの?」


少し・・・紗希の声が優しくなった。


いよいよ意味がわからなくなってくる。


「それは・・・」


遅くなった理由。


・・・言えない。


これがすごく嫌だ。


紗希へ隠し事をして・・・。


ならいっそ、どこまでしたのかを言えばいい?


それも嫌だ。


大好きな人に・・・。


一番好きな人に・・・。


最愛の人に・・・。


キスをした。


ラブホテルに行った。


セックスをしそうになった。


そんなことを言えるはずがないんだ。


例え、報われない、そんな人が相手でも。


だけど、隠したり、嘘をついたりも嫌だ。


そんなジレンマが僕を襲う。


あ~・・・もう嫌だ・・・。


「言いづらいんだったらいいや。今日楽しかった?」


「普通・・・かな・・・」


紗希の言葉が耳に入ってない僕の返事は曖昧。


「翔・・・さ・・・何を隠してるの?」


隠し事があるのを前提に話す紗希。


なんでわかる?


兄妹なら・・・何でもわかるもんなのか?


僕は紗希のこと・・・知ってるつもりだった。


だけど、最近。


最近の紗希はなにを考えているかも全然わからないし、どんな生活をしているのかもわからない。


好きなはずなのに・・・。


昔は・・・何でも知ってたんだけどね。


けど・・・紗希。


君は僕のことをどれほど知ってる・・・?


すべてを見透かされていそう。


僕の考えていることすべて。


なら、さらけだそう。


僕のすべてを。


今の想いを。


そして・・・。


壊れてしまえばいい。


僕らの兄妹の関係もろとも。


そうすれば、諦める。


その選択肢しか残らなくなる。


想うことをやめれるかもしれないんだから。


「僕さ・・・。今日のデートで思ったことがあったんだ・・・」


ドクンドクン・・・。


嫌な意味での緊張。


今から僕は禁断の一言を口にする。


「何を思ったの?」


紗希・・・そう聞いた君は今から僕が言う言葉をどんな気持ちで受け止めるだろうか・・・?


「僕が好きなのは麻衣じゃなくて・・・」


壊れろ・・・。


壊れろ・・・。


壊れろ!!


僕らの関係・・・。


「紗希だ・・・」




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またも微妙な・・・。


あ~・・・時間がほしいです。


書き直す時間がww


19日の日曜日なんですが、小説お休みです。


その日は何となく更新したくないんでww


あと、ブログ紹介は・・・いつにしよう・・・。