love storys  ~17歳、私と君と。~ -128ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

修学旅行の最終日。


私は白石君と一切話すことなく終えたんだ。


ずっと考えてたから・・・。


白石君と佳奈が両想いだったってこと。


私のこの想いは届くことはない。


だから、私は決断した。


白石君に想いを告げないことを。


告げてしまって、今までの関係まで壊したくない・・・。


私は君と普通に話しているだけで幸せだから。


帰りのバスの中、私はチラッと白石君を見た。


隣の席には佳奈。


2人は仲良く談笑していた。


なんか・・・切なくなってくる。


私の初恋が実らないんだと改めて実感すると・・・。


「どうした?」


隣に座っている、相馬君が心配そうに尋ねてくる。


昨日のあの日の後、少し自暴自棄になっている私。


だから、いつもではありえないはずの男の子からの誘いをOKしたんだ。


いつも相馬君はバスとかで隣を誘ってくる。


そして、私はいつもそれを拒否する。


だから、私がOKした時、彼はすごく驚いていた。


でも・・・最近思うことがあるんだ。


相馬君は私のことが好きなんじゃないかって。


もし・・・そうなら・・・。


「大丈夫?」


もう一度彼が聞いてきた。


「何が?」


私は少し素っ気ない態度を取った。


「・・・」


相馬君は無言で自分の頬を指差した。


「・・・?」


なんだろうか。


私は自分の頬を触った。


・・・少し濡れていた。


「泣いてるから・・・」


彼は少し私から目を背けた。


「泣いてないよ・・・」


「朔弥・・・だろ?」


「え・・・?」


相馬君から思いもよらぬ言葉が出て、私は戸惑った。


「長嶋の顔を見ればわかるよ」


「なんで・・・?」


「ずっと前から知ってた。君が朔弥のこと好きなこと」


「・・・」


「だって俺は・・・」


相馬君がその先をう追うとした時、


「きゃあ」


「うわぁ」


バスが揺れて急停車した。


そして、すぐに発進する。


猫でもいたのだろうか?


「で・・・何?」


私は、言葉の続きを促す。


「・・・言いづらくなった」


相馬君は顔を赤くして、窓の外を眺めた。


顔を赤くして・・・か。


あんなに女の子からモテる相馬君が。


そのギャップに私は思わずクスッと笑ってしまった。







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夏実が決意をした修学旅行最終日の回です!!


明日からは、修学旅行が終わり一カ月後の話になります。


この話の一番大きなところは大学生なので、ここら辺はすっ飛ばしていきますww


少し話がマンネリ化してきた気がするので、変化加えて頑張らないとなぁ・・・。


てか、最近寒いですね。皆さん風邪をひかないように注意してくださいね。


先生に恋したことある? ブログネタ:先生に恋したことある? 参加中
本文はここから



六時間目が終わって下校時間となる。

みんなまだ帰らずに「この後どこ寄ってく?」などと会話をしている。

私はそれをただ眺めているだけ。

その中に加わろうとしない。

いじめられてる?

いや、そうじゃない。

普段は加わるんだ。

今日は少しやることがあるので断ったんだ。

みんなにそれを言ったら「デート?」とか言われた。

断じてそんなことはない。

かれこれ17年間生きてきて、彼氏なんていたことないのだから。

私はカバンを持って図書室に向かった。

図書室は誰もいなく閑散としていた。

委員の人すらいない。

広々とした空間の中に私ただ一人。

私は、教科書を広げて勉強を始める。

その時、ガタン。ドアが開く音がした。

「誰・・・だろう・・・」

今、私が座っている場所からは死角になっていて誰が入ってきたのか見えない。

足音が近づいてくる。

「あ・・・神崎先生」

その姿を見るなり思わずその先生の名前を呼んでしまった。

神崎先生は図書室に無縁な先生だと思ってたから。

「おっ・・・河井か」

先生は私に気づき、私の向かいの席に座った。

「勉強か?相変わらず真面目だな」

「分からないとこがあったんで、少しだけ。先生こそこんなとこにどうしたんですか?」

「俺は、少し調べものだ」

「そんなことする先生なんですか」

「意外か?」

「意外です」

「博識な一面もあるんだよ」

「まあ、頭良くないと先生なれませんからね」

「その通り。それはいいとして、勉強教えてやろうか?」

「英語ですよ?できるんですか?」

「お前な・・・俺は教師だぞ?ちょっと見せてみ?」

***************

下校のチャイムが鳴った。

「あ・・・帰らないと・・・」

「そうだな。大概は分かったか?」

「ある程度は。ただ、先生の教え方がなぁ~」

私は少し先生をからかう。

「分かったならよかったよ」

先生は私の頭に手を置いて、軽く撫でた。

「なっ・・・」

私は、その場で動けなくなる。

「どうした?」

「なんでもないです」

やばいかもしれない。

こんな些細なことで・・・。

「勉強頑張れよ。ただ、やりすぎには注意しろよ」

先生は微笑しながら言った。

ドクン。

微笑んだその顔がカッコイイ。

・・・私は恋に落ちたかもしれない。





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こんな些細なことでも人は恋に落ちてしまうかもしれません!!

みなさんは、先生に恋をしたことありますか?

てか、相変わらず、あんまり上手く書けませんでしたが、見てくださりありがとうございます☆

今日の「満月の夜に」の方もよろしくお願いします♪

~side長嶋夏実~


「どうしよう・・・」


二日目の夜。


そう。今日はバレンタインデーだ。


夜10時半を回った。


もうすぐ今日が終わってしまう。


君にこのチョコレートを渡せないまま。


渡したい。けど、勇気が出ない。


それに、連絡方法すら知らないし。


もう手詰まりだ。


このチョコレート・・・。


私は初めて自分で作ったチョコレートを手に取る。


捨てちゃおうかな・・・。


その時、佳奈が靴を履いて部屋から出て行こうとした。


「どこ行くの?」


私は佳奈に声をかけた。


「お手洗いだよ」

え・・・?部屋にあるのに?


私が聞こうとした前に佳奈は外に出てしまった。

なにか・・・何か嫌な予感がした。


私も部屋を出る。


けど、もう見える範囲に佳奈はいない。


「どこに行ったんだろ・・・」


私は近くをうろつく。


気づいたら、ホテルの入り口付近に来ていた。


その時、なぜか白石君の後ろ姿が見えた。


丁度、ホテルを出るところ。


どこに行くんだろうか・・・?


私は彼を追いかけようとは知った時、ポケットから何かが落ちた。


ピンクの包装紙に包まれたチョコレート。


私が初めて作ったチョコレートだ。


私はそれを拾って彼を追いかける。


外に出て、彼の姿を探す。


すると、大きな木の下に君はいた。


そして、隣に誰かいる。


だれだろうか・・・?


私は目を凝らして見る。


・・・!!


佳奈だ・・・。


さっき佳奈は朔弥君に会うために・・・ここにきたの?


2人は何かを話しているが、聞こえない。


私は会話を聞こうと。少し近づく。


2人にばれないように、茂みに隠れて。


その時、佳奈が大声で


「私は朔弥君のことが好きだ!!」


ここにきて・・・なんとなく予想していた言葉。


そして・・・その後、朔弥君から私が一番聞きたくない言葉が・・・。


「僕も・・・佳奈のことが好きだ」


「っ・・・」


私は、地面にチョコレートを地面に投げた。


チョコレートは音もなく崩れる。


私はそれを少しの間見つめた後、ホテルの中に走り込む。


彼からはまだ話している最中だから気付かないだろう。


「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」


私は、非常階段の踊り場に力なく座り込んだ。


「・・・バカみたい・・・」





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今回のは夏実の悲しい想いが綴られています。


なんか、すれ違いが・・・。


あ、今日の6時頃に短編小説書きますね♪


是非見てください!!














佳奈が言っていた通り、見周りの先生は全くいなく,、すんなり外に出ることができた。


一番大きな木・・・か。


僕は辺りを見渡す。


「あった・・・」


一際大きな木。その下に君はいた。


バレンタインの夜。


君からどんな言葉を聞くか・・・。


想像はついている。


「朔弥君。ごめんねこんな時間に」


「別にいいよ。で・・・何?」


「分かって聞いてる?」


「半分くらいかな」


「そっか。朔弥君・・・」


「何・・・?」


「これ・・・」


そういって、佳奈はチョコレートを差しだす。


毎年貰っているチョコレート。


けど、今年貰うこのチョコレートには違う意味が含まれているかもしれない。


「ありがとう・・・」


僕はチョコレートを受け取る。


「これが私の気持ちだよ・・・」


「佳奈・・・」


「気付いてなかったと思うけど。私はずっと前から君のことが好きだった」


「え・・・?」


「初めて、チョコレートを渡した時から。義理とかじゃない。ずっと・・・本命」


「そう・・・だったんだ」


「朔弥君は・・・私のことどう思ってる?」


「え・・・」


「好き?嫌い?」


「佳奈・・・僕は・・・・」


長嶋のことが・・・。


そう言おうとしたのを君の言葉が遮る。


「私は!!朔弥君のことが大好きだ!!」


その声が空に響き渡った。


最近までは佳奈からそんなことを言われるなんて思ってもみなかった。


今この瞬間が考えられない。


まるで夢でも見てるかのように感じる。


「ねぇ・・・聞いてる?」


「うん・・・僕も佳奈のことが好きだ」


その時、何かの物音がした。


多分何かの気のせいだと思うけど。


「じゃあ・・・」


佳奈の顔が一瞬笑顔になった。


けど・・・この笑顔が僕の次の一言で変わってしまうんだ・・・。


「けど、僕はそれ以上に長嶋が好きなんだ・・・」


一条の風が吹いた。


その風は、僕らの間を通り抜ける。


まるで、僕達二人の関係に亀裂が生じたかのように。


「そっか・・・」


彼女のうつむいた顔の目からは涙が流れていた。


「ごめん・・・」


「いいよ。てか、予想してたんだよね・・・」


「そうなの?」


「うん。だって・・・私はずっと朔弥君のこと見てきたんだから・・・」


「・・・」


「ねぇ・・・」


佳奈は、空を見る。


「ん・・・?」


「これからも、またいつもと同じように、幼馴染でいてくれる?」


「佳奈が良ければ・・・」


「ありがとう・・・」


僕は昔と同じように佳奈の体を抱きしめようとしたが、それをやめて頭を優しく撫でた。


すると彼女は頭を上げて


「これからもよろしく」


そう言って、佳奈は走ってホテルの方に戻っていく。


「佳奈・・・」


「あっ!!」


佳奈は何かを思い出したかのように僕の方を見た。


「これからはまた幼馴染だけど、諦めないから!!朔弥君を振り向かせてみせるよ!」


佳奈は笑顔でそう言った後、僕に背を向けて走って行った。


「振り向かせる・・・か」


僕は、佳奈から受け取ったチョコレートを見ながらホテルに戻っていく。


ん・・・?


その時、近くに落ちていたチョコレートを見つけた。


けどそれは地面に投げたかのように潰れていた。


誰の・・・なんだろうか?


何かの不吉の象徴にも感じた。


僕は、そんなことを考えながらも2人の顔を想い浮かべていた。


長嶋と佳奈の顔を・・・。











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今回の読んで、めちゃくちゃ鋭い人は明日の展開が分かったかもしれませんww


ちなみに明日夏実編ですww


それはそうと、最近またアクセス数の激減状態なので・・・


明日は短編小説書きます!!


是非見てください♪





二日目の観光が終わって、僕らはホテルに戻った。


それまでの間に、僕が一つもチョコレートを貰えなかったのは言うまでもあるまい。


銀閣寺とか、清水寺でたくさんの班の人たちに会ったんだけどなぁ・・・。


まあ、これだけなら言い訳もあるかもしれないが、クラスでの集団行動もあった。


分かっていたが、僕はモテないらしい。


その証拠に、圭一のチョコの量。


ありえないだろ・・・。


マンガじゃあるまいし。


二桁はある。


この部屋に持ってくるのに、僕も手伝った。


屈辱以外の何物でもなかった・・・。


それでも、圭一は少し不満そうな顔をしていた。


「何が不満?」


夕食を食べ終わって、部屋でだらーんとしている圭一に聞いた。


「長嶋からもらってないからなぁ・・・」


『長嶋』のところだけ小声で言う。


後の四人はトランプをやっている。


「朔弥はもうもらったの?」


「だれから?」


「西崎さんから」


「なんで佳奈?」


「なんとなく」


「誰からも貰ってないよ」


僕は座イスに座る。


「へぇ・・・意外だな・・・。モテると思ったのに」


「お前が言うと嫌みに聞こえる」


「ごめん。あいつらよりよっぽど」


圭一はトランプに夢中になっている四人を指差す。


「あの中の三人は貰ってるらしいよ」


「一人が可哀想だな」


「僕含めて二人だから大丈夫だろ?」


「どうだろうな・・・朔弥はきっと・・・いや、なんでもない」


圭一はそこで言うのをやめる。


その表情は少し寂しそうに見えた。


けど、それはきっと気のせいだろう。


「なんだよ?」


「なんでもないって。それより、今何時?」


僕は時計を見る。


「11時10分前」


もうすぐ、約束の時間だった。


けど、まだみんな寝ようとはしない。


どうやって部屋から抜け出そうか・・・。


トランプをしている4人には風呂入ってくるとか言えば大丈夫そうだけど、問題は・・・。


僕は圭一を横目でチラッと見る。


小説を取り出して読み始めていた。


意外に、文学系なんだ・・・。


その時、部屋のドアがノックされた。


だれだろう・・・?


ドアを開けるとそこには、隣のクラスの女子が立っていた。


チョコレートを持って。


「え・・・っと、圭一呼んでくればいいかな?」


「うん・・・。ありがとう」


彼女は顔を少し赤くした。


僕は圭一を呼んで、彼女の前に立たせた。


「あっちの方で話してきたら?」


僕が提案すると「わかった」圭一は頷いて、人目の付かない方へ歩いて行った。


チャンス。


抜け出すなら今しかない。


僕が部屋を出た途端に電話が鳴った。


佳奈から。


『今、これそう?』


『うん。部屋抜け出した。どこに向かえばいい?』


『外。ホテルから出て、すぐ近くにある大きな木の前にいる』


『今から行く』


僕はそう言って携帯を閉じた。





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なんか、昨日と一昨日で4人くらい読者様が増えました!!


ビックリしましたw


ただ、みんな相手に知られずにしているらしく、誰だかわからないので


ここで、お礼を言いたいです。


ありがとうございます!!


あと、こうやって僕のあまりうまくない小説ながらもちゃんと読んでくれている人たちもホントに感謝です!


みなさん、これからもよろしくお願いします!!