27話 私の初恋は | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

修学旅行の最終日。


私は白石君と一切話すことなく終えたんだ。


ずっと考えてたから・・・。


白石君と佳奈が両想いだったってこと。


私のこの想いは届くことはない。


だから、私は決断した。


白石君に想いを告げないことを。


告げてしまって、今までの関係まで壊したくない・・・。


私は君と普通に話しているだけで幸せだから。


帰りのバスの中、私はチラッと白石君を見た。


隣の席には佳奈。


2人は仲良く談笑していた。


なんか・・・切なくなってくる。


私の初恋が実らないんだと改めて実感すると・・・。


「どうした?」


隣に座っている、相馬君が心配そうに尋ねてくる。


昨日のあの日の後、少し自暴自棄になっている私。


だから、いつもではありえないはずの男の子からの誘いをOKしたんだ。


いつも相馬君はバスとかで隣を誘ってくる。


そして、私はいつもそれを拒否する。


だから、私がOKした時、彼はすごく驚いていた。


でも・・・最近思うことがあるんだ。


相馬君は私のことが好きなんじゃないかって。


もし・・・そうなら・・・。


「大丈夫?」


もう一度彼が聞いてきた。


「何が?」


私は少し素っ気ない態度を取った。


「・・・」


相馬君は無言で自分の頬を指差した。


「・・・?」


なんだろうか。


私は自分の頬を触った。


・・・少し濡れていた。


「泣いてるから・・・」


彼は少し私から目を背けた。


「泣いてないよ・・・」


「朔弥・・・だろ?」


「え・・・?」


相馬君から思いもよらぬ言葉が出て、私は戸惑った。


「長嶋の顔を見ればわかるよ」


「なんで・・・?」


「ずっと前から知ってた。君が朔弥のこと好きなこと」


「・・・」


「だって俺は・・・」


相馬君がその先をう追うとした時、


「きゃあ」


「うわぁ」


バスが揺れて急停車した。


そして、すぐに発進する。


猫でもいたのだろうか?


「で・・・何?」


私は、言葉の続きを促す。


「・・・言いづらくなった」


相馬君は顔を赤くして、窓の外を眺めた。


顔を赤くして・・・か。


あんなに女の子からモテる相馬君が。


そのギャップに私は思わずクスッと笑ってしまった。







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夏実が決意をした修学旅行最終日の回です!!


明日からは、修学旅行が終わり一カ月後の話になります。


この話の一番大きなところは大学生なので、ここら辺はすっ飛ばしていきますww


少し話がマンネリ化してきた気がするので、変化加えて頑張らないとなぁ・・・。


てか、最近寒いですね。皆さん風邪をひかないように注意してくださいね。