修学旅行の最終日。
私は白石君と一切話すことなく終えたんだ。
ずっと考えてたから・・・。
白石君と佳奈が両想いだったってこと。
私のこの想いは届くことはない。
だから、私は決断した。
白石君に想いを告げないことを。
告げてしまって、今までの関係まで壊したくない・・・。
私は君と普通に話しているだけで幸せだから。
帰りのバスの中、私はチラッと白石君を見た。
隣の席には佳奈。
2人は仲良く談笑していた。
なんか・・・切なくなってくる。
私の初恋が実らないんだと改めて実感すると・・・。
「どうした?」
隣に座っている、相馬君が心配そうに尋ねてくる。
昨日のあの日の後、少し自暴自棄になっている私。
だから、いつもではありえないはずの男の子からの誘いをOKしたんだ。
いつも相馬君はバスとかで隣を誘ってくる。
そして、私はいつもそれを拒否する。
だから、私がOKした時、彼はすごく驚いていた。
でも・・・最近思うことがあるんだ。
相馬君は私のことが好きなんじゃないかって。
もし・・・そうなら・・・。
「大丈夫?」
もう一度彼が聞いてきた。
「何が?」
私は少し素っ気ない態度を取った。
「・・・」
相馬君は無言で自分の頬を指差した。
「・・・?」
なんだろうか。
私は自分の頬を触った。
・・・少し濡れていた。
「泣いてるから・・・」
彼は少し私から目を背けた。
「泣いてないよ・・・」
「朔弥・・・だろ?」
「え・・・?」
相馬君から思いもよらぬ言葉が出て、私は戸惑った。
「長嶋の顔を見ればわかるよ」
「なんで・・・?」
「ずっと前から知ってた。君が朔弥のこと好きなこと」
「・・・」
「だって俺は・・・」
相馬君がその先をう追うとした時、
「きゃあ」
「うわぁ」
バスが揺れて急停車した。
そして、すぐに発進する。
猫でもいたのだろうか?
「で・・・何?」
私は、言葉の続きを促す。
「・・・言いづらくなった」
相馬君は顔を赤くして、窓の外を眺めた。
顔を赤くして・・・か。
あんなに女の子からモテる相馬君が。
そのギャップに私は思わずクスッと笑ってしまった。
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押してくれるとやる気が出ます♪
夏実が決意をした修学旅行最終日の回です!!
明日からは、修学旅行が終わり一カ月後の話になります。
この話の一番大きなところは大学生なので、ここら辺はすっ飛ばしていきますww
少し話がマンネリ化してきた気がするので、変化加えて頑張らないとなぁ・・・。
てか、最近寒いですね。皆さん風邪をひかないように注意してくださいね。