love storys  ~17歳、私と君と。~ -111ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

自分勝手だって・・・そんなの分かってる。


けど、私はこの寂しさに耐えられなかった。


苦しさに耐えられなかった。


その結果。


私は彼に助けを求めたんだ。


凍てつくような寒さの中で私はただ彼を待つ。


まだ、時間はあまりたっていないのにすごく長く感じた。


冷たい風が吹くたびに私の体が震える。


寒い・・・寒い。


けど、この寒さは表面的なものではない。


心にも寒さがあった。


駅前でたたずむ。


こうしているのは私ただ一人。


夕方や夜は待ち合わせなどで、たくさんの人が立ち止まっている。


けれど、今は深夜。


待ち合わせなんてしている人はいなかった。


西山君はまだ来ない。


早く来て・・・。


さっきからそればかり考えている。


その時だった。


「平川・・・!」


聞き覚えのある、優しい声。


私は声がした方を見る。


西山君・・・。


私はなにも言わずに彼の方へ走っていき、抱きついた。


西山君はそれをしっかり受け止めてくれて、強く抱きしめてくれた。


「来てくれて・・・ありがとう」


また涙が出そうになる。


「うん・・・。何かあったの?」


私の体は正直に反応した。


けれど私は口を閉ざす。


「・・・?」


「聞かないで・・・今は・・・」


私がそういうと、彼は何か納得したように「わかった」と言った。


いい人だなぁ・・・相変わらず思う。


この人を振ったなんて・・・自分って馬鹿だなぁって。


彼は私の頭を撫でて、気持ちを落ち着かせてくれた。


すごく心地よい空間。


温かい君を感じていられる。


寒かったはずの風も今は冷たさを感じない。


いつまでもこうしていたい。


そんなこと思った。


けど、その時間は無情にもすぐ終わる。


西山君は私から、離れて肩に手を置いた。


「あのさ・・・」


何か言いにくそうに思える。


なんだろうか・・・?


その時、間が悪く私の腕時計のアラームが鳴りだした。


「ごめん」


私は急いででアラームを止めた。


この時、初めて時間を確認知る。


「あ・・・」


「どうした?」


「もう次あたりで、終電だね」


私がそういうと、西山君は携帯電話を取り出して「やばいね・・・」


そう呟いて、私の手を握ってホームの方へ走る。


そして、改札の前。


電車がチラッと見えた時、私の足が止まった。


私は彼の服の袖を引っ張る。


彼は不思議そうにこっちを見る。


「どうした?早く行かないと電車乗れなくなるよ」


「・・・」


私は彼の方を何も言わずただじっと見つめた・・・。







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どうでしたか?


最後に何かを訴えている里奈・・・。


なにを言いたいんでしょうか?そして、なぜ口に出さないのか・・・。


最近、コメントが多いです。書いてくれているみなさんありがとうございます♪


すごい力になります。今後ともよろしくお願いします。


皆さんのブログは夜見に行きますね~

ブレザーを脱いで、ワイシャツを脱いで。


気付けば私は下着姿になっていた。


目の前に見えるのは、人間の姿をした獣。


性欲にまみれた獣だ。


こんな男に身を差しだす自分。


見てる?


俊哉・・・。


私の心はこんなにも穢れたんだよ・・・。


男は、私のブラジャーに手をかけて、ゆっくり外した。


私の胸が露呈される。


恥ずかしいとか、怖いとかそういう感情は一切なかった。


初めてやる人は怖いとかそういう感情を持つらしい。


けど、私には一切ない。


なんでだろ?


そんなことを考えているうちに男は、私の下半身も裸にしていた。


そして、彼とのセックスが始まった。


この時のことはいまいち覚えていない。


私は、機械的にあえぎ声を出して・・・いった。


覚えているのはそれだけ。


その男は、終わるなり服を着て部屋を出ていった。


ホテルの料金を置いて。


彼には家庭があるのかもしれない。


そんなことを思いながら私は、制服を着てホテルを出た。


外は思ったより寒かった。


何度も冷たい風が私の体に当たる。


けど、それ以上に・・・。


私はポケットにがさつに押し込んだ、三枚の一万円札をぐしゃぐしゃのまま取り出した。


私はそれを少しの間、眺めた後に空に放り投げた。


無造作に。


三枚の紙切れは風に流されていく。


私の処女の値段は闇に消えていく。


なんだか・・・虚しくなってきた。


自分のやった行動に。


バカみたいな行動に。


すると、急に涙が流れてきた。


その涙はなかなか止まらない。


スクランブル交差点の真ん中。


人通りは少ないとはいえ、たくさんの人が見てる。


それが分かっていても涙は止まらない。


「うう・・・」


私は泣きながら携帯電話を取り出した。


そして、西山君に電話をかけた。


その行動は無意識に近いもの。


『もしもし。どうした?こんな夜中に』


西山君の声が聞こえる。


久しぶりの会話だった。


『西山君・・・』


そこで一旦、言葉を止めた。


私は次の言葉を言うか、言うまいか考えていた。


彼を振った後なのに・・・。


話さなくなったのに。


それでも。


『ん?』


『会いたい・・・』


ただ、そう一言呟いた・・・。






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18禁・・・ですかね?ww


大丈夫かな?w


とりあえず、里奈の心の闇は過ちを犯した後に気付きました。


すべてが一歩遅い里奈。


西山君は来てくれるのでしょうか!?







私は電車で都心に向かうことにした。


もと来た道を引き返す。


そして、2時間くらい経って、渋谷駅に着いた。


時間は22時。


真っ暗な世界。


その中に、眩しいほどの光か描き出されている。


まだまだ、渋谷は明るかった。


はっきりいってこの時間の渋谷に興味はなかった。


よくテレビで見るような光景はまだ早い。


私は、当てもなくただ辺りをうろつく。


制服の女子高生が一人で。


そして、時間は経っていき24時を迎える。


人通りはかなり減っていて、何か危ない空気を醸し出していた。


私は、ある一本の大通りを通った。


その道は、あれで有名な道・・・。


らしい。


所詮、みんながいうことだからよくわかんない。


私はそういうことに疎いから。


ただ、目の前の光景を見て確信した。


女の子に声子かける中年の男。


その男の腕に絡みつく高校生くらいの歳の女の子。


女の子がリードしながら、ラブホテルへと消えていった。


その光景を見送る最中、一人の男が声をかけてきた。


30代前半くらいの男だった。


別にもてないわけじゃなさそうな背丈、顔立ち。


「3万でどうかな?」


第一声がそれだった。


ここにいるイコール、それを待っていると思われるらしい。


こんな簡単に犯罪行為って行われるんだ・・・。


私は内心肩をすくめて苦笑した。


「いいですよ」


私はそう言って、3万円を受け取った。


どうやら先払いだったらしい。


私は彼の後をついていって、ホテルの中に入っていく。


もちろんホテルなんて初めて。


そんなものとは無縁の生活を送ってきたから。


私は男の顔をチラッと見た。


私は、今からこの男に抱かれる。


会って数分しかたっていないこの男に。


自分の処女を献上するんだ。


たった、3万で。


別にお金が欲しくてやるわけじゃない。


たしかに、お金はあるにこしたことはないが、


急きょ必要になってるわけじゃない。


じゃあ、何でこんなことするか。


私は、ベッドに大の字で寝転がり、リボンを外してそれを投げ捨てる。


犯罪を犯してみたくなったんだ。


いけないことをしたかった。


そして、処女を捨てて大人の世界に入りたかった。


・・・なんて。


そんな理由は微かにあるだけ。


今の私にそんな考えはほとんどない。


売春をやるのに、特に理由なんてない。


ただ、自暴自棄になっていただけ・・・。







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昨日7件のコメントが来て喜んでいる僕ですww


あまりないことなんでww


ただ、アクセス数はあまり伸びません・・・。


ん~・・・。


内容はだんだん中学生には重すぎる内容になってきています。


15歳以下の人には少し申し訳ないです。


ただの恋愛を綴るだけだと毎回同じになるんで・・・。


では、教習行ってきます!


コメント残してくれると嬉しいです☆

学校では一切、西山君と話さなかった。


みんなに当然心配された。


あんなに仲が良かったのに、って。


こっちだって、望んでこうなったわけじゃないんだ。


お互いに、好きだけどこうなってしまったんだ。


私のせいで。


5月。


もうすぐ夏に差し掛かり、徐々に温度が上がっていく。


この1ヶ月はたくさんのことがあった。


西山君と出会って、仲良くなって。


信頼できる人だった。


そんなある日、俊哉が死んで。


そして、俊哉の家で西山君に会って。


すべてが崩れていって・・・。


たった1ヶ月で私の周りで目まぐるしい変化が起きたんだ。


とても濃い1ヶ月。


崩れたいった人生に、虚しさを感じる。


と同時に、焦りを感じる。


裸一貫みたいな状態になった私に対して。


この先の未来になにがあるのか。


なんて考えてみる。


けど、何も思い浮かばない。


この先に新しい出会いがある?


・・・いや、ないかな。


俊哉を超えられる人なんかいない。


西山君ですら超えられなかったんだから。


本当は超えられると思ってたんだ。


西山君なら。


でも無理だった。


その理由は今なら分かる。


今の私の頭の中の俊哉は幻。


彼のいいところだけを写して、美化している。


だから、現実に存在する男の子じゃ絶対に勝てない。


俊哉の欠点はないんだから。


あっても、それすら好きな部分に変わっていく。


俊哉は完璧な人。


きっと、彼が隣にいたらそれはあり得ない。


絶対に欠点がある。


私にとって嬉しくない部分が。


それが人だから。


けど、欠点は月日が経つにつれてどんどん私の記憶からは削除されていく。


人の脳はすごく都合がいいように作られているんだ。


印象に残ったこと、嬉しかったこと。


そればっか残していくのだから。


だから、私は俊哉に出会ってすごく嬉しかった記憶しかない。


もし、喧嘩したとか、少し嫌なことがあったかもしれない。


けど、私はそれを覚えていない。


ゆえに俊哉は完璧。


私にとって、理想の人なんだ。


そんな存在が、2年前まですぐ側にいたんだ。


キスをしていたんだ・・・。


そんなことを考えると、悲しくなっていくのは必然。


けど、こんな憂鬱な帰り道。


考えてしまうんだ。


電車に乗って、家の最寄り駅まで向かう。


その駅が近くなるにつれて、だんだん家に帰りたくなくなってきた。


帰ったところで何もしない。


退屈に過ごすだけ。


家という名の牢獄に閉じ込められてそこからは出られない。


だったら、どうせ希望のない自分の未来。


バカみたいに、少し遊んでみようか。


『今日は友達の家に泊まる』


私は親にそうメールを打って、電源を切った。


私は危ない道を通りたくなった。


闇に触れてみたくなった。








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2話連続の会話なし。


ひたすら里奈の心情を語る感じです。


ちなみにタイトルの訳は「闇への逃避行」です。


あ、余談ですが、俊哉が幻~の後の文章は、僕の持論なんで。


僕が思っていたことですww





生きているのが嫌になる。


大切な人を2人も失って。


これ以上ないものを失って・・・。


自分から捨てたのにもかかわらず、今すぐにでも取り戻したい。


でも、あの時に戻ったところで、私がいったセリフはきっと同じ。


だから、どちらにせよ、私は西山君を選ぶことなんてできない。


失うしか選択肢がないんだ。


・・・。


小鳥のさえずりが聞こえる。


朝になったみたいだった。


私は動かない体に無理を言わせて強引に立ち上がる。


はっきり言って学校には行きたくない。


行っても楽しいことなんか何一つない。


もう・・・西山君とも話せないんだし。


周りの女の子と話すだけ。


そして、グダグダと授業を受けて、ただただ時間が過ぎるのを待つんだ。


何て無意味な時間なのだろうか。


普段過ごしている時間がすべて、有意義だとは言わない。


だけど、あらかじめ、無意味だと分かっていくというのが


なお一層、苦痛なんだ。


それでも、行くしかない。


出席日数を満たすため。


ただそれだけのために。


制服に着替えて、家を出る。


空は快晴。


それがなんだか無性に腹が立った。


私の気分と真逆の天気に。


私の心の中は深い闇。


太陽なんて届かない深い闇にある。


どこからも光は見えない。


どんなに探しても辺り一面闇だけ。


私の心はそんなところにある。


なんて可哀想な自分。


私は自嘲した。


私は、人気のない路地裏を通る。


こっちから行くと少し遠周りになるのだが、今日は大通りを歩きたくなかった。


車のエンジン音、人の騒ぎ声。


すべてが私の耳障りになるから。


私は、全く車の通らない、交差点で立ち止まった。


真ん中に立って見るが、誰の邪魔にもならない。


俊哉みたいに、死ぬことだってできない。


「つまんない・・・」


そう言って、私はまた歩き出す。


私はただの臆病者。


死にたい・・・。


なんて思ってはいるけど、いざ、死ぬとなってみると怖い。


その証拠に、私が立った場所は、人気のない道での交差点。


間違いなく、車が来ないことを想定しているんだ。


もし、勇気があるんなら・・・。


死ぬ覚悟があるんなら、大通りの交差点のど真ん中に立ってみればいい。


でも、私にはそんなことはできない。


だって、臆病者だから。


人生が嫌だ。


生きてて何の楽しみもない。


俊哉もいない、西山君も離れていって。


好きだって、ずっと想い続けるだけ。


なんか、損。


周りのカップルなんか、いつでも触れ合うことができる。


キスができる。


セックスだって。


私達二人にはもうできない。


俊哉君がいない、この世。


未練はない。


けど死ねない。


俊哉に会いたい。


けど死ねない。


矛盾する二つの感情が、私の心を蝕んでいって、空っぽにする。


抜け殻になる・・・。






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ずいぶん重いですね・・・。


里奈の心はどんどん闇の方へ向かっていきます。


この里奈の心をいやす光は現れるんでしょうか?