ブレザーを脱いで、ワイシャツを脱いで。
気付けば私は下着姿になっていた。
目の前に見えるのは、人間の姿をした獣。
性欲にまみれた獣だ。
こんな男に身を差しだす自分。
見てる?
俊哉・・・。
私の心はこんなにも穢れたんだよ・・・。
男は、私のブラジャーに手をかけて、ゆっくり外した。
私の胸が露呈される。
恥ずかしいとか、怖いとかそういう感情は一切なかった。
初めてやる人は怖いとかそういう感情を持つらしい。
けど、私には一切ない。
なんでだろ?
そんなことを考えているうちに男は、私の下半身も裸にしていた。
そして、彼とのセックスが始まった。
この時のことはいまいち覚えていない。
私は、機械的にあえぎ声を出して・・・いった。
覚えているのはそれだけ。
その男は、終わるなり服を着て部屋を出ていった。
ホテルの料金を置いて。
彼には家庭があるのかもしれない。
そんなことを思いながら私は、制服を着てホテルを出た。
外は思ったより寒かった。
何度も冷たい風が私の体に当たる。
けど、それ以上に・・・。
私はポケットにがさつに押し込んだ、三枚の一万円札をぐしゃぐしゃのまま取り出した。
私はそれを少しの間、眺めた後に空に放り投げた。
無造作に。
三枚の紙切れは風に流されていく。
私の処女の値段は闇に消えていく。
なんだか・・・虚しくなってきた。
自分のやった行動に。
バカみたいな行動に。
すると、急に涙が流れてきた。
その涙はなかなか止まらない。
スクランブル交差点の真ん中。
人通りは少ないとはいえ、たくさんの人が見てる。
それが分かっていても涙は止まらない。
「うう・・・」
私は泣きながら携帯電話を取り出した。
そして、西山君に電話をかけた。
その行動は無意識に近いもの。
『もしもし。どうした?こんな夜中に』
西山君の声が聞こえる。
久しぶりの会話だった。
『西山君・・・』
そこで一旦、言葉を止めた。
私は次の言葉を言うか、言うまいか考えていた。
彼を振った後なのに・・・。
話さなくなったのに。
それでも。
『ん?』
『会いたい・・・』
ただ、そう一言呟いた・・・。
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18禁・・・ですかね?ww
大丈夫かな?w
とりあえず、里奈の心の闇は過ちを犯した後に気付きました。
すべてが一歩遅い里奈。
西山君は来てくれるのでしょうか!?