自分勝手だって・・・そんなの分かってる。
けど、私はこの寂しさに耐えられなかった。
苦しさに耐えられなかった。
その結果。
私は彼に助けを求めたんだ。
凍てつくような寒さの中で私はただ彼を待つ。
まだ、時間はあまりたっていないのにすごく長く感じた。
冷たい風が吹くたびに私の体が震える。
寒い・・・寒い。
けど、この寒さは表面的なものではない。
心にも寒さがあった。
駅前でたたずむ。
こうしているのは私ただ一人。
夕方や夜は待ち合わせなどで、たくさんの人が立ち止まっている。
けれど、今は深夜。
待ち合わせなんてしている人はいなかった。
西山君はまだ来ない。
早く来て・・・。
さっきからそればかり考えている。
その時だった。
「平川・・・!」
聞き覚えのある、優しい声。
私は声がした方を見る。
西山君・・・。
私はなにも言わずに彼の方へ走っていき、抱きついた。
西山君はそれをしっかり受け止めてくれて、強く抱きしめてくれた。
「来てくれて・・・ありがとう」
また涙が出そうになる。
「うん・・・。何かあったの?」
私の体は正直に反応した。
けれど私は口を閉ざす。
「・・・?」
「聞かないで・・・今は・・・」
私がそういうと、彼は何か納得したように「わかった」と言った。
いい人だなぁ・・・相変わらず思う。
この人を振ったなんて・・・自分って馬鹿だなぁって。
彼は私の頭を撫でて、気持ちを落ち着かせてくれた。
すごく心地よい空間。
温かい君を感じていられる。
寒かったはずの風も今は冷たさを感じない。
いつまでもこうしていたい。
そんなこと思った。
けど、その時間は無情にもすぐ終わる。
西山君は私から、離れて肩に手を置いた。
「あのさ・・・」
何か言いにくそうに思える。
なんだろうか・・・?
その時、間が悪く私の腕時計のアラームが鳴りだした。
「ごめん」
私は急いででアラームを止めた。
この時、初めて時間を確認知る。
「あ・・・」
「どうした?」
「もう次あたりで、終電だね」
私がそういうと、西山君は携帯電話を取り出して「やばいね・・・」
そう呟いて、私の手を握ってホームの方へ走る。
そして、改札の前。
電車がチラッと見えた時、私の足が止まった。
私は彼の服の袖を引っ張る。
彼は不思議そうにこっちを見る。
「どうした?早く行かないと電車乗れなくなるよ」
「・・・」
私は彼の方を何も言わずただじっと見つめた・・・。
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どうでしたか?
最後に何かを訴えている里奈・・・。
なにを言いたいんでしょうか?そして、なぜ口に出さないのか・・・。
最近、コメントが多いです。書いてくれているみなさんありがとうございます♪
すごい力になります。今後ともよろしくお願いします。
皆さんのブログは夜見に行きますね~