love storys  ~17歳、私と君と。~ -101ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

その後、学校までの間、私と祐二の会話は一切ないままだった。


距離も一定の間を開けて。


教室に入って真っ先に目に入ったのは亜美だ。


笑顔で手を振っている。


新手の嫌がらせだろうか?


なんて思ったりする。


亜美にとったら、いつも通り私に接することで私に対する罪悪感を消そうとでもしているのかもしれない。


けど、それは私があの光景を見ていなかったことを前提にしている。


見ている私にとったら・・・。


ただの嫌みしか聞こえない。


祐二も亜美も。私の神経を逆なでしている。


2人とも、私の大切な人だけど。


それでも、嫌な人にしか見えない。


「おはよう」


ぶっきらぼうに私はそう言って、自分の席に着いた。


亜美は、不思議そうな表情で私の席にやってくる。


「具合でも悪いの?」


そう言って。


「そんなことないけど」


私は、教科書を机にしまいながらそう返答する。


亜美を見ないまま。


「・・・なんかあったの?」


不安そうな亜美の声。


その不安は、もしかしたら悟られてるんじゃないかって不安?


それとも、私の体調を気遣っての不安?


どっちなんだろうか?


「なんにもないけど?」


私は、低めの口調でそう言った。


「・・・そっ・・・か。なんかあったなら力になるからいつでも言ってね?」


「・・・本当に力になってくれるの?」


亜美を試すようにじっと見つめながら私は聞いた。


「うん。大切な親友だから」


「わかった。ありがとう。じゃあ、放課後、この教室に残ってもらえるかな?」


「・・・?わかった」


亜美は不思議そうにうなずいて、自分の席に戻っていった。


何でも力になるか・・・。


言い方を悪くすれば偽善者だよ。


だって、『なんでも』なんて絶対無理だから。


私が、もし祐二の話を切り出したら、亜美はどうするのだろうか?


上手くごまかす?


付き合ってないと言う?


でも、それは祐二と口裏を合わせることが難しいからきっと失敗する。


そして、形的に私に知られてしまうことになるんだよ。


私はそこで、ショックを受けるふりでもしようか。


『親友だと思っていたのに・・・』なんていいながら。


・・・。


ずいぶん腹黒い私。


嫌な女だ。


けど、そう言うものじゃない?


大好きな人が取られたら妬みたくなるじゃん。


それが親友であっても。


先生が来て、挨拶をするために立ちあがる。


立ちあがった途端だった。


私の脳内が揺れた。


視界がぼやけた。


足がふらつく。


「礼!」


学級委員の声で私の体は元に戻る。


・・・なんだったのだろうか?


具合でも悪いのかな。


そんなことを考えながら、片隅には放課後に亜美にどんな言葉をぶつけるかを考えていた。





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晴香もけっこうダークな人って感じです。


放課後・・・2人はどんな話をするんでしょうか・・・?


こういうシーンて書くのが難しいんですよね



雨が止んで晴天となった朝。


私はいつも通りお母さんによって起こされた。


眠気はあまりなかった。


だけど、私の体は異様に重い。


それがなんでだか。


自分で一番よく分かっていた。


昨日のこと。


昨日見てしまったもの。


それによって、学校に行くことへの拒否反応があるんだ。


私は今日、あの二人にどんな顔をして会えばいいんだろうか?


いつもと同じように?


そんなのができると思えない。


私はそんな器用じゃない。


「早く学校に行きなさい」


朝食を食べた後、ソファでゴロンとしている私にお母さんが言う。


「わかった・・・」


私は、制服に着替えてバッグを持った。


「行ってきます」


いつもより数段低い気分のまま、私は家を出る。


出てすぐ、目に入るのはもちろん祐二の家。


その家を見ながらこんなことを考える。


学校でこの人と会った時、私はどんな表情をしているのだろうか・・・って。


今まで芽生えたことのない感情が私の中で芽生えた。


『祐二と会いたくない』


いつもとは真逆の感情が・・・。


その時だった。


突然、彼の家の扉が開いた。


そして、現れたのは祐二・・・。


私はこの時運命というものを呪った。


神様というものを恨んだ。


祐二は、私の顔を見て驚きの表情を浮かべている。


もちろんそれは私もだ。


彼は、その後笑顔を浮かべて「おはよう」と言った。


いつもなら、嬉しかった言葉。


けど、今はすごく煩わしい言葉。


そして、その笑顔。


それが作っているものだと思ったら尚更イライラする。


祐二の笑顔は私を幸せにしてくれた。


良い気分にしてくれた。


でも・・・。


今は悪い気分にしかしてくれない。


そう。


君の言葉。


仕草。


見ていると幸せだったものすべてが。


今の私には不快に思えてしまうんだ・・・。


「おはよう・・・」


私は一瞬だけ笑顔を浮かべた後、先を歩き出す。


彼が私の方に来る前に。


「え・・・」


彼から意外そうな声が聞こえた。


いつもなら、私は祐二を待つから。


見つけたら一緒に登校するから。


もし、今それをしたら祐二。


君は困っただろう。


でも、そうしてくるって思っていたから、どうするかの対処を考えてたはず。


あはは。


そんな心配をしているのなら。


大丈夫だよ。


私は君から離れていくから・・・。


私は、歩く速度を速めた。


彼に絶対に追いつかれないように。


そんな必要ないって分かっていても。


だって祐二は私のそばに来ないと分かっていたから。


「晴香!」


けど、彼はいつの間にか真後ろにいて。


彼は私の肩を引っ張った。


私はその場に止まる。


「何・・・?」


「どうした?」


「何が?」


私は迷惑そうに聞く。


「なんか・・・いつもと違う」


「変わんないよ・・・」


私はまた歩き出す。


でも、あまり早く歩けない。


体が・・・重い。


「変わってるって」


「・・・なにが違うの?」


「僕への態度」


・・・そっか。


君のその言葉を聞いて・・・。


私はこの時すべてを察した。


祐二には彼女ができようが大した問題じゃないんだ。


だって私は・・・。


祐二にとって、ただの幼馴染に過ぎないのだから・・・。


だから、こんなことを聞いてくる。


「態度・・・か。私の君に対する態度ってどんなのだった?」


「え・・・そんなこと言われても・・・」


彼は困った表情を浮かべる。


「答えられない?じゃあ、いつもと変わらないよ」


「少なくとも。こんな冷たくはなかったよ」


「冷たく・・・?」


「今の晴香は僕に対して冷たい」


どんどんイライラしてくる。


君の言葉が不協和音となって私の耳に入ってくるんだ。


「ごめん。少し黙って」


私は少し強めの口調でそう言った。





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写メの話ですが、アメンバー申請は絡んだことがある人なら承認します☆


のっけるのは今週中です。


小説ですが、完全に詰みましたw


ここからどうしようかなぁ~

その二人は男女に見えた。


こんな雨の中、傘もささずに何をしているのだろうか?


そんな、好奇心が私の体を更に動かして。


私は、その二人に気づかれないように、そっと近づく。


そして、私の視力でついに、2人の顔が見えた。


「え・・・」


その二人の顔を見て私は唖然とした。


そこにいたのは、亜美と祐二・・・。


何でこの二人が・・・。


亜美は、何かを言った後、祐二の胸に顔をうずめた。


祐二は亜美の髪を撫でる。


・・・なにそれ。


2人は恋人だったってことだろうか?


もしそうなら、亜美の私を応援するとか言ってたのは全部ウソだったってこと?


建前でそう言っただけ?


友達だからそう言っただけ?


傘を差しているのに、なんで頬が濡れるんだろ・・・。


自分で涙を流していることを認めたくなかった。


これを認めたら、私の感情が壊れる気がして。


その時。


私は一番見てはいけない光景を目撃する。


完全に恋人だと。


そう決定づける行為。


2人はキスをしたんだ。


祐二から。


何のためらいもなく。


「っ・・・!」


私の手から傘が落ちた。


髪の毛から・・・全身が濡れていく。


寒い?


うん。心が。


ぽっかり穴があいて隙間風が私の見えない心の中を通っていく。


「亜美・・・祐二・・・」


2人のキスを私はただ見つめる。


きっとこの光景を忘れることはそう簡単にはないだろうな。


なんて思いながら。


私は、2人のキスを目に焼き付けた後、2人から背を向けて歩き出す。


雨に打たれながら。


何事もなかったかのように。


強がりの私は、動揺していないように見せかける。


けど、実際はそんなことは無理。


公園から出た直後、近くにあった電柱に私は力なく寄りかかった。


膝に力が入らなくなって、私はのその場に崩れ落ちた。


「なんなんだよ・・・」


私は押し殺した声で泣く。


誰もいない。


街灯もほとんどない道路。


私はその一角で一人きり。


こんなみじめな私を誰も慰めてくれない。


可哀想な私。


コツン。


私は頭を電柱に当てる。


失恋ってこんなに辛いものなんだ。


いや、違う。


それだけじゃないんだ。


親友に裏切られたから。


二つが同時に起こったから、私の心はボロボロになったんだ・・・。





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悲しい感じの展開ですが・・・。


晴香の心が壊れましたね。


形的には、ここで第一章が終わりです。


次からは第二章です!


ただの区切りですねww


あ、昨日の写メの話ですが、みたいって方がいるそうなので、


近いうちに載せますね~ww


いつかは今のところ未定なので、更新状況見てくれると嬉しいでfす♪

大雨の中、私はビニール傘を差して歩き出す。


「めんどくさい・・・」


文句を言いながら。


傘に、無数の雨が当たる。


音楽を聞いてるはずなのに、BGMに雨の音が混じる。


イライラする。


不機嫌のまま私は駅までの道をゆっくり歩いていく。


その途中で忘れものに気づく。


「お父さんの傘忘れた・・・」


自分の間抜けさに呆れる。


目的を達成するために必要なものを忘れたんだから。


私はその場で立ち止まって考え込む。


一度戻って傘を取ってくるか。


お父さんと相合傘で帰るのか。


今、財布持ってるし、コンビニで買っていくのか。


どうしようか。


数秒間考えた末に出た結論は三番。


コンビニで買っていけばいや。


お金は後でお父さんがくれるだろ。


私は止めてた足をまた動かす。


靴から、少しずつ水が入ってくる。


足先が冷える。


寒気がする。


「はぁ」


私は息を吐き出す。


その息は、白い吐息となり、すぐ消えた。


駅までもうすぐ。


明かりの数が徐々に増えていく。


その時、交差点のすぐ先に一本の小道を見つけた。


明かりが少ない小道。


「こんな道あったっけ・・・」


駅に行くときは絶対に通る道のり。


けど、今までこんな道は知らなかった。


この道を行くと、どこに出るのだろうか?


方面は駅の方。


歩いていけば駅に着くかも入れない。


それに・・・。


少し興味があった。


全く知らない小道。


この道には何があるのか。


何もないかもしれない。


それでもいい。


お父さんを少し待たせるだけだし。


そんなことより、自分の好奇心の方が優先だ。


私は、交差点の先にある道を右に曲がった。


暗闇が私の前に訪れる。


私はどんどん先へ歩いていく。


音楽プレイヤーの停止ボタンを押して、耳から外す。


すると、完全なる無音。


私の足元での水をはじく音。


それと、傘に雨があたる音。


他はなにも聞こえない。


私の左右に広がっているのは最初は塀だった。


いや、何かの壁だった。


けど進んでいくにつれ、周りに現れたのは木々。


駅に着く気配はない。


どんどん違う方に来てるのかもしれない。


都心から田舎へと。


何もない道。


そろそろ引き返そうかな。


そう思った時だった。


目の前に公園らしきものが現れた。


中央にひとつだけ照明があるちっぽけな公園。


「こんなところに・・・」


私は、中に入ろうとする。


けど。


私の足が止まった。


・・・誰かいる。


うっすらと、照明から遠くの場所にあるベンチに座る二つの人影を私の眼が捕えた。







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晴香が2人を目撃するのに、二話またいでしまうという・・・。


すいません。


つまらない小説で・・・。


それでも見てくれているみなさん、本当にありがとうございます。


そういえば、昨日、髪染めたんですよww


大学デビューてきな?w


見たいって人いたらブログに載せるかもです。


もちろん、アメンバー限定ですけどw

~side晴香~


雨ってなんか嫌い。


寒いし冷たいし。


特に大きな理由はないけど、なんか嫌いだ。


私は窓を開けて外を見る。


台風でも来たのかと思うほどの大雨。


ニュースで台風が直撃しているといわれても信じるくらいだ。


風はほとんど吹いていないけれど。


それにしても強い雨。


「今日は絶対に外には出たくないな・・・」


ポツリと独り言を呟きながら、ベッドに横になる。


やることがない日はいつもこんな感じで、ぐうたらしている。


女子高生なんてこんなものだろ。


おしとやかさなんて一切ない。


華のJKなんて、響きだけ。


年齢がお年頃ならそれだけで条件を満たす。


そういえば、女子高生にはブランド力があるらしい。


大学生とかはよく狙うらしい。


何でかはよくわからない。


そのブランド力ってのがなんなのかも。


男の子にでもなればわかるのかもしれない。


そんなことを考えながら、私は目を閉じる。


夕飯はまだ。


お父さんも帰ってきてないし。


少し寝ようかな・・・。


そう思った時だった。


「晴香ー!」


リビングの方からだろうか?


お母さんの声が聞こえた。


なんなんだろうか・・・?


わたしは携帯を取り出して、母に電話をかける。


『何?お母さん』


『・・・なんで電話なのよ?』


『大声出す気力がなかった』


『・・・はぁ・・・』


電話越しにお母さんのあきれた声が聞こえる。


『なによ?』


『相変わらずぐうたらしてるんだなと思ってね』


『悪い?』


『まだ、若いんだからさ。もう少し動くとかしないの?』


『疲れちゃった』


『何に?』


『学校に』


『あっ・・・そう』


『うん。で、何の用?』


『ぐうたらしてるところ悪いんだけど、お父さんを迎えに行ってほしいの』


『・・・なんで?』


私の声が少し低くなる。


『お父さん、傘忘れちゃったんだって』


『私に駅までいけと?』


『その通り』


『嫌だ』


私は即答する。


『嫌だって・・・お父さん濡れちゃうじゃない』


『だったら、お母さん行けばいいじゃん』


『お母さんはご飯作るのに忙しいのよ』


その声で分かったことがある。


・・・めんどくさいらしい。


車あるのに、どんだけめんどくさがりなんだ・・・。


『ビニール傘、コンビニで買ってくればいいじゃん』


『お金持ってないんだって』


『・・・何で持ってないのよ・・・』


『会社に財布忘れちゃたんだって』


『バカなんだね・・・』


『それを言っちゃいけないでしょ』


『じゃあ、濡れて帰ってきてもらうってことで』


『こらこら。じゃあ・・・百円あげるから』


『・・私は小学生か』


『ん~・・・じゃあ・・・』


お母さんはうねり声を上げながら考え込む。


・・・。


そこまで考えることなのか・・・?


『晴香の好きなイチゴのミルフィーユ買ってきてあげるから』


う・・・。


イチゴのミルフィーユ。


お母さんが買ってくれるあれはかなりおいしい。


けど、買おうにも売ってる場所が遠くてなかなか買いに行けないところにあるんだ。


だから、お母さんの車に頼るしかない。


『わかった。じゃあ、行ってくるよ』


私はイチゴのミルフィーユ一つで手を打つことした。


駅まで徒歩で7分弱くらい。


ビニール傘、どこにあったかな・・・。


そんなことを考えながら、私は眠りにつこうとしていた体を起こした。






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昨日の回で分かったと思いますが、ここでビニール傘登場です。


どうやって、晴香を外に出させるか、悩んだ結果これしか思いつきませんでした。


少し不自然ですけど・・・。


そして、今日の話は特に進展がないという・・・。


明日も対して進まないと思います。


明後日が一番重要?ですかね。