26話 壊れた心 | love storys  ~17歳、私と君と。~

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

その二人は男女に見えた。


こんな雨の中、傘もささずに何をしているのだろうか?


そんな、好奇心が私の体を更に動かして。


私は、その二人に気づかれないように、そっと近づく。


そして、私の視力でついに、2人の顔が見えた。


「え・・・」


その二人の顔を見て私は唖然とした。


そこにいたのは、亜美と祐二・・・。


何でこの二人が・・・。


亜美は、何かを言った後、祐二の胸に顔をうずめた。


祐二は亜美の髪を撫でる。


・・・なにそれ。


2人は恋人だったってことだろうか?


もしそうなら、亜美の私を応援するとか言ってたのは全部ウソだったってこと?


建前でそう言っただけ?


友達だからそう言っただけ?


傘を差しているのに、なんで頬が濡れるんだろ・・・。


自分で涙を流していることを認めたくなかった。


これを認めたら、私の感情が壊れる気がして。


その時。


私は一番見てはいけない光景を目撃する。


完全に恋人だと。


そう決定づける行為。


2人はキスをしたんだ。


祐二から。


何のためらいもなく。


「っ・・・!」


私の手から傘が落ちた。


髪の毛から・・・全身が濡れていく。


寒い?


うん。心が。


ぽっかり穴があいて隙間風が私の見えない心の中を通っていく。


「亜美・・・祐二・・・」


2人のキスを私はただ見つめる。


きっとこの光景を忘れることはそう簡単にはないだろうな。


なんて思いながら。


私は、2人のキスを目に焼き付けた後、2人から背を向けて歩き出す。


雨に打たれながら。


何事もなかったかのように。


強がりの私は、動揺していないように見せかける。


けど、実際はそんなことは無理。


公園から出た直後、近くにあった電柱に私は力なく寄りかかった。


膝に力が入らなくなって、私はのその場に崩れ落ちた。


「なんなんだよ・・・」


私は押し殺した声で泣く。


誰もいない。


街灯もほとんどない道路。


私はその一角で一人きり。


こんなみじめな私を誰も慰めてくれない。


可哀想な私。


コツン。


私は頭を電柱に当てる。


失恋ってこんなに辛いものなんだ。


いや、違う。


それだけじゃないんだ。


親友に裏切られたから。


二つが同時に起こったから、私の心はボロボロになったんだ・・・。





にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

↑ ↑ ↑

押してくれると嬉しいです!!



悲しい感じの展開ですが・・・。


晴香の心が壊れましたね。


形的には、ここで第一章が終わりです。


次からは第二章です!


ただの区切りですねww


あ、昨日の写メの話ですが、みたいって方がいるそうなので、


近いうちに載せますね~ww


いつかは今のところ未定なので、更新状況見てくれると嬉しいでfす♪