雨が止んで晴天となった朝。
私はいつも通りお母さんによって起こされた。
眠気はあまりなかった。
だけど、私の体は異様に重い。
それがなんでだか。
自分で一番よく分かっていた。
昨日のこと。
昨日見てしまったもの。
それによって、学校に行くことへの拒否反応があるんだ。
私は今日、あの二人にどんな顔をして会えばいいんだろうか?
いつもと同じように?
そんなのができると思えない。
私はそんな器用じゃない。
「早く学校に行きなさい」
朝食を食べた後、ソファでゴロンとしている私にお母さんが言う。
「わかった・・・」
私は、制服に着替えてバッグを持った。
「行ってきます」
いつもより数段低い気分のまま、私は家を出る。
出てすぐ、目に入るのはもちろん祐二の家。
その家を見ながらこんなことを考える。
学校でこの人と会った時、私はどんな表情をしているのだろうか・・・って。
今まで芽生えたことのない感情が私の中で芽生えた。
『祐二と会いたくない』
いつもとは真逆の感情が・・・。
その時だった。
突然、彼の家の扉が開いた。
そして、現れたのは祐二・・・。
私はこの時運命というものを呪った。
神様というものを恨んだ。
祐二は、私の顔を見て驚きの表情を浮かべている。
もちろんそれは私もだ。
彼は、その後笑顔を浮かべて「おはよう」と言った。
いつもなら、嬉しかった言葉。
けど、今はすごく煩わしい言葉。
そして、その笑顔。
それが作っているものだと思ったら尚更イライラする。
祐二の笑顔は私を幸せにしてくれた。
良い気分にしてくれた。
でも・・・。
今は悪い気分にしかしてくれない。
そう。
君の言葉。
仕草。
見ていると幸せだったものすべてが。
今の私には不快に思えてしまうんだ・・・。
「おはよう・・・」
私は一瞬だけ笑顔を浮かべた後、先を歩き出す。
彼が私の方に来る前に。
「え・・・」
彼から意外そうな声が聞こえた。
いつもなら、私は祐二を待つから。
見つけたら一緒に登校するから。
もし、今それをしたら祐二。
君は困っただろう。
でも、そうしてくるって思っていたから、どうするかの対処を考えてたはず。
あはは。
そんな心配をしているのなら。
大丈夫だよ。
私は君から離れていくから・・・。
私は、歩く速度を速めた。
彼に絶対に追いつかれないように。
そんな必要ないって分かっていても。
だって祐二は私のそばに来ないと分かっていたから。
「晴香!」
けど、彼はいつの間にか真後ろにいて。
彼は私の肩を引っ張った。
私はその場に止まる。
「何・・・?」
「どうした?」
「何が?」
私は迷惑そうに聞く。
「なんか・・・いつもと違う」
「変わんないよ・・・」
私はまた歩き出す。
でも、あまり早く歩けない。
体が・・・重い。
「変わってるって」
「・・・なにが違うの?」
「僕への態度」
・・・そっか。
君のその言葉を聞いて・・・。
私はこの時すべてを察した。
祐二には彼女ができようが大した問題じゃないんだ。
だって私は・・・。
祐二にとって、ただの幼馴染に過ぎないのだから・・・。
だから、こんなことを聞いてくる。
「態度・・・か。私の君に対する態度ってどんなのだった?」
「え・・・そんなこと言われても・・・」
彼は困った表情を浮かべる。
「答えられない?じゃあ、いつもと変わらないよ」
「少なくとも。こんな冷たくはなかったよ」
「冷たく・・・?」
「今の晴香は僕に対して冷たい」
どんどんイライラしてくる。
君の言葉が不協和音となって私の耳に入ってくるんだ。
「ごめん。少し黙って」
私は少し強めの口調でそう言った。
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のっけるのは今週中です。
小説ですが、完全に詰みましたw
ここからどうしようかなぁ~