25話 好奇心 | love storys  ~17歳、私と君と。~

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

大雨の中、私はビニール傘を差して歩き出す。


「めんどくさい・・・」


文句を言いながら。


傘に、無数の雨が当たる。


音楽を聞いてるはずなのに、BGMに雨の音が混じる。


イライラする。


不機嫌のまま私は駅までの道をゆっくり歩いていく。


その途中で忘れものに気づく。


「お父さんの傘忘れた・・・」


自分の間抜けさに呆れる。


目的を達成するために必要なものを忘れたんだから。


私はその場で立ち止まって考え込む。


一度戻って傘を取ってくるか。


お父さんと相合傘で帰るのか。


今、財布持ってるし、コンビニで買っていくのか。


どうしようか。


数秒間考えた末に出た結論は三番。


コンビニで買っていけばいや。


お金は後でお父さんがくれるだろ。


私は止めてた足をまた動かす。


靴から、少しずつ水が入ってくる。


足先が冷える。


寒気がする。


「はぁ」


私は息を吐き出す。


その息は、白い吐息となり、すぐ消えた。


駅までもうすぐ。


明かりの数が徐々に増えていく。


その時、交差点のすぐ先に一本の小道を見つけた。


明かりが少ない小道。


「こんな道あったっけ・・・」


駅に行くときは絶対に通る道のり。


けど、今までこんな道は知らなかった。


この道を行くと、どこに出るのだろうか?


方面は駅の方。


歩いていけば駅に着くかも入れない。


それに・・・。


少し興味があった。


全く知らない小道。


この道には何があるのか。


何もないかもしれない。


それでもいい。


お父さんを少し待たせるだけだし。


そんなことより、自分の好奇心の方が優先だ。


私は、交差点の先にある道を右に曲がった。


暗闇が私の前に訪れる。


私はどんどん先へ歩いていく。


音楽プレイヤーの停止ボタンを押して、耳から外す。


すると、完全なる無音。


私の足元での水をはじく音。


それと、傘に雨があたる音。


他はなにも聞こえない。


私の左右に広がっているのは最初は塀だった。


いや、何かの壁だった。


けど進んでいくにつれ、周りに現れたのは木々。


駅に着く気配はない。


どんどん違う方に来てるのかもしれない。


都心から田舎へと。


何もない道。


そろそろ引き返そうかな。


そう思った時だった。


目の前に公園らしきものが現れた。


中央にひとつだけ照明があるちっぽけな公園。


「こんなところに・・・」


私は、中に入ろうとする。


けど。


私の足が止まった。


・・・誰かいる。


うっすらと、照明から遠くの場所にあるベンチに座る二つの人影を私の眼が捕えた。







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晴香が2人を目撃するのに、二話またいでしまうという・・・。


すいません。


つまらない小説で・・・。


それでも見てくれているみなさん、本当にありがとうございます。


そういえば、昨日、髪染めたんですよww


大学デビューてきな?w


見たいって人いたらブログに載せるかもです。


もちろん、アメンバー限定ですけどw