ギャルの生態 in 新小岩 03
19番の部屋へ通され、飲み放題コースの1時間を選択。新小岩クオリティな価格で酒飲み放題で1時間一人あたり1,400円だった。タバコ臭く真っ暗な部屋へ入りまずは乾杯ドリンクだ。とにかく酔わせてしまおうと甘い酒をそれぞれ頼み乾杯。こうして対面して彼女たちの顔を見てみると、うーむあともう1レベル上がっていれば…。
片方のこの黒髪の女性は髪型はPerfumeのかしゆかに毛先部分をやや内巻きにした感じで、あともう3杯角ハイボールを飲めば見ようによってはゆきりんに見えなくもない素朴な顔だ。例えるなら技術の足りない中国人によるゆきりんのまがい物ソフビ人形のような顔立ちで、もう一人の茶髪の方は育て方を間違えた混血ポメラニアンみたいな感じだ。
彼女たちは年齢は24歳くらいで僕たちとまあまあ近しい年齢だ。
一週間の仕事の疲れを発散するために女子二人で飲んでいたのだという。それにしても結構飲んでいるようだ。彼氏がいるのかという野暮なことは聞かなかったが、いささか場違いな恰好でBarで女二人暇そうに飲んでいる時点で完全なナンパ待ちだ。しかも、さっきのBarで彼女たちが飲んでいたのは生ビールのグラスだった。普段ああいうBarに行かないのか?踊ったり移動しやすいようにああいうBarではスミノフやハイネケンなどのボトルドリンクが一般的だが、かなり背伸びして入ったような感じがうかがえた。
僕も人の容姿をとやかく言えるほどの男ではないが、本当にもう少し良ければという残念な感じがしてならぬ。その証拠にさっきのBarで20代前半の女子が二人で暇そうに明らかにナンパ待ちのていでビールのグラスのちびちび飲んで1時間ほど待っていたのに、誰もこの二人には声をかけていなかった。
まあこれも何かの縁だ。僕たちは女子たちの盛り上げ係に徹した。こういう時、よくウィリーさんは己を「男芸者」と呼称している。男は常に女性のために必死だ、こうやって勇気を振り絞って声をかけに行ったりカラオケをおごったり、面白い話をして退屈させないようにして、優しくして、付き合ってデートとなれば面白い場所を調べて車を運転して連れて行って、おいしいレストランを探してきて、セックスの時も男が色々と気持ちよくさせて汗だくで腰を振り、疲れて眠いのにピロートークまでも気を抜けない。
世代に合いそうな適当なJpopを歌って盛り上げ、彼女たちが歌っている間も僕は必死にタンバリンを連打した。さながら僕はMr. タンバリンマンだ、次はThe Byrdsでも歌ってやろうか?何か面白いゲームでも混ぜようと大塚愛のさくらんぼを入力。これを一小節ずつ歌わせ、マイクを回していき、最後の「あーたし、さくらんぼ~」をうたった人が一気をするというゲームを考案。調子に乗って3小節分くらい歌ってしまった僕が一発目の罰ゲームを食らい、まずいジントニックを一気飲みするはめに。仕方がないのでもう一回さくらんぼを入力、今度は注意しながら歌い、うまいことソフビゆきりんに罰ゲームをさせることに成功した。
ソフビゆきりんは意外と酒が強いようで、大きめのタンブラーを一気に飲み干した。「プルルル」インターフォンがなり、終了を告げる。僕たちはそそくさと部屋を後にして会計を済ませる。
帰りのエレベーターで、すっかり酔いで紅潮した顔を互いに見合い笑いあった。女子たちはまんざらでもない感じで「なんか二人とも優しそう」と僕たちに言った。そりゃあそうだ。やはり僕たちは男芸者、僕たちは女の子を常に狙っているけど会ってすぐに言いくるめてホテルに連れ込んでしまうようなマネは絶対にしない。でも、今の女子はそんな男たちを草食系男子と呼び、オラオラと無理にやろうとすれば警察を呼び、全く男たちにとってやりづらい時代となった。
全ての女子に覚えておいて欲しいのはナンパするにも男はかなり勇気を振り絞っているということ。明らかに嫌な顔で対応するではなく、ある程度のマナーと優しさを以て対応してほしい。むろん、無理に誘おうとするやからにはそうするのが得策だが。
Fin
Mr. Tambourine Man (In the.../Ameritz Countdown...


¥200
iTunes
※モバイル非対応
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彼女たちは年齢は24歳くらいで僕たちとまあまあ近しい年齢だ。
一週間の仕事の疲れを発散するために女子二人で飲んでいたのだという。それにしても結構飲んでいるようだ。彼氏がいるのかという野暮なことは聞かなかったが、いささか場違いな恰好でBarで女二人暇そうに飲んでいる時点で完全なナンパ待ちだ。しかも、さっきのBarで彼女たちが飲んでいたのは生ビールのグラスだった。普段ああいうBarに行かないのか?踊ったり移動しやすいようにああいうBarではスミノフやハイネケンなどのボトルドリンクが一般的だが、かなり背伸びして入ったような感じがうかがえた。
僕も人の容姿をとやかく言えるほどの男ではないが、本当にもう少し良ければという残念な感じがしてならぬ。その証拠にさっきのBarで20代前半の女子が二人で暇そうに明らかにナンパ待ちのていでビールのグラスのちびちび飲んで1時間ほど待っていたのに、誰もこの二人には声をかけていなかった。
まあこれも何かの縁だ。僕たちは女子たちの盛り上げ係に徹した。こういう時、よくウィリーさんは己を「男芸者」と呼称している。男は常に女性のために必死だ、こうやって勇気を振り絞って声をかけに行ったりカラオケをおごったり、面白い話をして退屈させないようにして、優しくして、付き合ってデートとなれば面白い場所を調べて車を運転して連れて行って、おいしいレストランを探してきて、セックスの時も男が色々と気持ちよくさせて汗だくで腰を振り、疲れて眠いのにピロートークまでも気を抜けない。
世代に合いそうな適当なJpopを歌って盛り上げ、彼女たちが歌っている間も僕は必死にタンバリンを連打した。さながら僕はMr. タンバリンマンだ、次はThe Byrdsでも歌ってやろうか?何か面白いゲームでも混ぜようと大塚愛のさくらんぼを入力。これを一小節ずつ歌わせ、マイクを回していき、最後の「あーたし、さくらんぼ~」をうたった人が一気をするというゲームを考案。調子に乗って3小節分くらい歌ってしまった僕が一発目の罰ゲームを食らい、まずいジントニックを一気飲みするはめに。仕方がないのでもう一回さくらんぼを入力、今度は注意しながら歌い、うまいことソフビゆきりんに罰ゲームをさせることに成功した。
ソフビゆきりんは意外と酒が強いようで、大きめのタンブラーを一気に飲み干した。「プルルル」インターフォンがなり、終了を告げる。僕たちはそそくさと部屋を後にして会計を済ませる。
帰りのエレベーターで、すっかり酔いで紅潮した顔を互いに見合い笑いあった。女子たちはまんざらでもない感じで「なんか二人とも優しそう」と僕たちに言った。そりゃあそうだ。やはり僕たちは男芸者、僕たちは女の子を常に狙っているけど会ってすぐに言いくるめてホテルに連れ込んでしまうようなマネは絶対にしない。でも、今の女子はそんな男たちを草食系男子と呼び、オラオラと無理にやろうとすれば警察を呼び、全く男たちにとってやりづらい時代となった。
全ての女子に覚えておいて欲しいのはナンパするにも男はかなり勇気を振り絞っているということ。明らかに嫌な顔で対応するではなく、ある程度のマナーと優しさを以て対応してほしい。むろん、無理に誘おうとするやからにはそうするのが得策だが。
Fin
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ギャルの生態 in 新小岩 02
このBarには以前にも来たことがあって、亀有にも似たような黒人の経営するBarがあるのでたぶん系列的には一緒だと思う。土曜日の夜ということもあり大音量のダンスミュージックに身を任せて踊る若者…というかちょっと全体てきには年齢が高めだった。中には若い人たちもいるが、どういう集まりなのか、もう頭が禿げ始めている40近いおっさんとその近しい年齢のまあ若い格好をしているがおばさんの集団や、もう50くらいの白髪まじりでとても普段こんなダンスミュージックなんて聞かないであろうおじさんも楽しそうにハイネケンを片手に談笑していたりと、不思議な空間だった。そしてやっぱりDQNが圧倒的に多かった。
男たちは一様にオラオラしていて、ギャルではない大学生っぽいあどけなさの残る女子達と絡んで積極的に肩を組んだり接吻を狙おうとしている連中もいたりして、なかなか観察をしているとおもしろいものだった。
僕たちはVIP席のようなソファーが並べてある奥の空間に通されて、ダーツの横にあった適当なストゥールに腰をかけてハイネケンをちびちび。相変わらず僕たちはオラオラにはなれないなあと一抹のわびしさを感じていると、何か先ほどから目線を感じるではないか。ダーツの先にあるテーブル席に足を組んで座る女性が二人がウィリーさんをやたらちらちら見ている。
ついにチャンスが到来したか、と思ったがよく見ると二人ともおばさんである。なんとか若く保とうと茶髪にしたりの若作りが伝わってくるのだが年齢の限界からその体は嘘を突き通せず、何となく腰回りあたりから肉付きが良くなってきていて、メフィラス星人のような寸胴体系になっているまあ40前という感じの女性二人だった。
傾奇者のウィリー慶次郎利益は常に一戦も辞さない所存ではあるのだが、酔っていてもさすがにこの二人には朱槍が反応せず、熱視線の気まずさから若者が踊り狂っているダンスフロアの方へと僕たちは移動した。
ダンスのスペースでは狭い場所でDQNたちが踊り狂っていたり、中にはもう中年を通り越したおじさんが若者に追いつこうと必死に踊っていた。意外にそのおじさんの滑稽なダンスが若者たちの笑いを誘い好評だった。ふっと目をやると何か見覚えのある青年がテーブル席で若い女と談笑していた。ハイブリーチの金髪にビジュアル系バンドのような風貌、さっきの転倒したおっさんに駆け寄った優しい青年である。
ウィリーさんはそっと彼に近づき「あ、どうも」とあいさつをした。向こうも「ああ先程は」といった感じに笑顔で返した。適当に話すと青年は女を連れて外に出てしまった。もしかしたらこの新小岩で新しいコミュニティを作れると思ったのだが、残念。
みんながリズムに合わせて踊り誰もがそれぞれパートナーを引き連れている状況化で僕とウィリーさんはなんだか寂しさにやられそうになっていた。ああ、今夜もハズレか。
そう思ってまた奥のストゥールの席に戻ると、先ほどまで僕たちが座っていたストゥールに女子が二人座っているではないか。二人とも恰好でわかる、齢20前半だ。チャンス到来、とウィリーさんに声をかけるように目くばせをするが、ウィリーさんは口元を手で覆い、暗がりの中で怪訝そうに目を細めてその二人を凝視する。
「何してんだよ、早く行かないと」僕がそうウィリーさんに促すと、ウィリーさんは「やめようオハラ君、何か悪い予感がするんだ」と新劇場版エヴァンゲリヲンのロンギヌスの槍とカシウスの槍を見つけた渚カヲル君のように震え始めた。「何でだよ、せっかくここまで来たんじゃないか?」とウィリーさんを奮い立たせようとしたが、よーく目を凝らしてみてみると背格好やファッションは良い感じなのだが、正直顔がかなり惜しいのである。
不細工とまでは言わないが、もうあと1歩足りない感じだった。たまたまオーディションを受けて受かってしまったがいつまでたっても選抜入りになれないSKEの万年研究生というレベルだった。二人ともスレンダーな体系で一方は黒髪ロングでもう一人は茶髪のセミロング。二人とも程よく丈の短いヒラヒラのスカートで健康的な足を露出させていて、冷えないように白いブラウスみたいなものを羽織っているのだが、良い感じにファッションにダサさがありいわゆる男受けするファッションなのである。
うーむ、実に惜しい。ホント後1レベルだけ可愛ければ、この女子二人を連れだすことで僕たちの童貞世界をやり直すことができるのに。しかしながら一期一会だとウィリーさんが一歩踏み出そうとするも、その彼女たちの後ろで先ほどの40前のおばちゃん二人組がエヴァ改弐号機と8号機のごとくずっとこちらを見つめていて、ウィリーさんはなかなか前に進めないでいるまさに緊迫したセントラルドグマ最深部での決戦のようだ。
とりあえず一時撤退とばかりに僕たちはBarを後にした。さてまたも途方に暮れた僕たちは人がはけはじめた新小岩の路上をとぼとぼと歩き始めた。もうそろそろ帰ろうか、というよりこの酔っぱらったDQNどもにいつ絡まれるかビクビクしていた僕はもう正直身の危険を暗示し始め帰りたい気持ちがこの上なく高まっていた。
もう帰ろうかと先程のおっさん転倒事件現場の西友の路地へ向かうと、生々しく先程のおっさんの血の跡がそのままに残っていた。結構流血したんだな、と思っていると目の前をふたつの見覚えのある影が通り過ぎて西友へと入っていった。それは先ほどのロンギヌスの槍とカシウスの槍の女子二人組だった。
この場所はおっさんが流血したり不思議な磁場がある場所に違いない。女子二人は結構酔っぱらっている様子で何故か西友に入りすぐにまた踵を返して出てきた。ウィリーさんはもう躊躇せずに「こんばんは、どこ行くの?」と勇んで歩み出た。彼女たちは「ああ、もう帰る予定です」とかなり酔った口調で答えた。家はどこかと訊くと船堀の方だという。まあそれほど遠くないしどうせもう終電はない。
なんで西友に入ったかを聞くとどうもトイレに行きたいようだ。「じゃあ、カラオケに行こう。そうすればトイレもあるよ」と促すと「えー、どうしよう」と言いながらもまんざらではない感じで、というよりもう有無を言わさず僕たちはカラオケ館の方へと誘導していきそのままエレベーターに乗せたのである。
つづく
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) RE.../キングレコード

¥6,090
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男たちは一様にオラオラしていて、ギャルではない大学生っぽいあどけなさの残る女子達と絡んで積極的に肩を組んだり接吻を狙おうとしている連中もいたりして、なかなか観察をしているとおもしろいものだった。
僕たちはVIP席のようなソファーが並べてある奥の空間に通されて、ダーツの横にあった適当なストゥールに腰をかけてハイネケンをちびちび。相変わらず僕たちはオラオラにはなれないなあと一抹のわびしさを感じていると、何か先ほどから目線を感じるではないか。ダーツの先にあるテーブル席に足を組んで座る女性が二人がウィリーさんをやたらちらちら見ている。
ついにチャンスが到来したか、と思ったがよく見ると二人ともおばさんである。なんとか若く保とうと茶髪にしたりの若作りが伝わってくるのだが年齢の限界からその体は嘘を突き通せず、何となく腰回りあたりから肉付きが良くなってきていて、メフィラス星人のような寸胴体系になっているまあ40前という感じの女性二人だった。
傾奇者のウィリー慶次郎利益は常に一戦も辞さない所存ではあるのだが、酔っていてもさすがにこの二人には朱槍が反応せず、熱視線の気まずさから若者が踊り狂っているダンスフロアの方へと僕たちは移動した。
ダンスのスペースでは狭い場所でDQNたちが踊り狂っていたり、中にはもう中年を通り越したおじさんが若者に追いつこうと必死に踊っていた。意外にそのおじさんの滑稽なダンスが若者たちの笑いを誘い好評だった。ふっと目をやると何か見覚えのある青年がテーブル席で若い女と談笑していた。ハイブリーチの金髪にビジュアル系バンドのような風貌、さっきの転倒したおっさんに駆け寄った優しい青年である。
ウィリーさんはそっと彼に近づき「あ、どうも」とあいさつをした。向こうも「ああ先程は」といった感じに笑顔で返した。適当に話すと青年は女を連れて外に出てしまった。もしかしたらこの新小岩で新しいコミュニティを作れると思ったのだが、残念。
みんながリズムに合わせて踊り誰もがそれぞれパートナーを引き連れている状況化で僕とウィリーさんはなんだか寂しさにやられそうになっていた。ああ、今夜もハズレか。
そう思ってまた奥のストゥールの席に戻ると、先ほどまで僕たちが座っていたストゥールに女子が二人座っているではないか。二人とも恰好でわかる、齢20前半だ。チャンス到来、とウィリーさんに声をかけるように目くばせをするが、ウィリーさんは口元を手で覆い、暗がりの中で怪訝そうに目を細めてその二人を凝視する。
「何してんだよ、早く行かないと」僕がそうウィリーさんに促すと、ウィリーさんは「やめようオハラ君、何か悪い予感がするんだ」と新劇場版エヴァンゲリヲンのロンギヌスの槍とカシウスの槍を見つけた渚カヲル君のように震え始めた。「何でだよ、せっかくここまで来たんじゃないか?」とウィリーさんを奮い立たせようとしたが、よーく目を凝らしてみてみると背格好やファッションは良い感じなのだが、正直顔がかなり惜しいのである。
不細工とまでは言わないが、もうあと1歩足りない感じだった。たまたまオーディションを受けて受かってしまったがいつまでたっても選抜入りになれないSKEの万年研究生というレベルだった。二人ともスレンダーな体系で一方は黒髪ロングでもう一人は茶髪のセミロング。二人とも程よく丈の短いヒラヒラのスカートで健康的な足を露出させていて、冷えないように白いブラウスみたいなものを羽織っているのだが、良い感じにファッションにダサさがありいわゆる男受けするファッションなのである。
うーむ、実に惜しい。ホント後1レベルだけ可愛ければ、この女子二人を連れだすことで僕たちの童貞世界をやり直すことができるのに。しかしながら一期一会だとウィリーさんが一歩踏み出そうとするも、その彼女たちの後ろで先ほどの40前のおばちゃん二人組がエヴァ改弐号機と8号機のごとくずっとこちらを見つめていて、ウィリーさんはなかなか前に進めないでいるまさに緊迫したセントラルドグマ最深部での決戦のようだ。
とりあえず一時撤退とばかりに僕たちはBarを後にした。さてまたも途方に暮れた僕たちは人がはけはじめた新小岩の路上をとぼとぼと歩き始めた。もうそろそろ帰ろうか、というよりこの酔っぱらったDQNどもにいつ絡まれるかビクビクしていた僕はもう正直身の危険を暗示し始め帰りたい気持ちがこの上なく高まっていた。
もう帰ろうかと先程のおっさん転倒事件現場の西友の路地へ向かうと、生々しく先程のおっさんの血の跡がそのままに残っていた。結構流血したんだな、と思っていると目の前をふたつの見覚えのある影が通り過ぎて西友へと入っていった。それは先ほどのロンギヌスの槍とカシウスの槍の女子二人組だった。
この場所はおっさんが流血したり不思議な磁場がある場所に違いない。女子二人は結構酔っぱらっている様子で何故か西友に入りすぐにまた踵を返して出てきた。ウィリーさんはもう躊躇せずに「こんばんは、どこ行くの?」と勇んで歩み出た。彼女たちは「ああ、もう帰る予定です」とかなり酔った口調で答えた。家はどこかと訊くと船堀の方だという。まあそれほど遠くないしどうせもう終電はない。
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つづく
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ギャルの生態 in 新小岩 01
どーも、オハラです。
相変わらずのブログを綴って行こうと思います。
最近思うのがこんな長い画像も貼っていないブログを好んで見てくれている人はいるのだろうか?
まあ少ない読者様の為に書き連ねようと思います。blog小説というジャンルを立ち上げたいな。
さて、タイトルがかなり卑猥ですね。といっても卑猥な話は全くありません。あしからず。
例の如く、週末は僕と盟友ウィリーさんと二人で飲みに出かけ現代女子たちの生態を調査する簡単にいうとナンパをしに行く訳ですが(ナンパするのは毎回ウィリーさんの役目だが)。
今回は葛飾の中でも二番目くらいに栄えている町、新小岩に行ってきました。まあなんでそうなったかというと、今回は全く遠出をする予定はさらさら無く、かといってYotsugiには飲める場所なんてどこにもないので、とりあえずとなり町の立石にいくことにしました。
立石は最近アンジャッシュの渡部さんとかが通な飲み方みたいにして紹介をしてくれた影響でなんか商店街がすこしにぎわっている感じがあるし映画の間宮兄弟でも撮影場所に使われたことがあるちょっと有名なスポット。
ウィリーさんと合流するまで僕はとりあえず一人だったので、一人で老舗の飲み屋さんに入って酒を飲むのは至難の技だったため、とりあえずチェーンのお店で一人管を巻く。
初めてチェーン飲み屋のカウンターに一人で通され、ビールと摘みを頼んで一人寂しくウィリーさんの登場を待った。周りには出勤前のフィリピン人がぺらぺら喋っていて、なんだかママさんバレーの集まりみたいな集団がでかい笑い声で談笑していた。相変わらず若い者がおらぬ。
ほどなくしてウィリーさんが登場。ウィリーさんは到着するなりあそこの席の二人可愛いぞと指をさした。気がつかなかったが二人組の明るい髪の女子が二人たたずんでいた。さすが見ているところが違う。確かにいい感じでしかも二人組なので、見事にタッグマッチに持って行けそうなのだが、どのテーブル席も満席でこのカウンターかろうじてあいているだけの状況。これではアプローチ不可能だ。
仕方なく、僕たちは会計を済ませて外に出るも行く当てが全くなく途方に暮れてしまった。ちょっと前までは背伸びをしておしゃれなバーに行ったりしようとがんばったが、よくよく考えたら若い女子に出会いたかったらそんなおしゃれなバーに女子同士で行くとは考えがたく、女の子だけで女子トークでもしたけりゃ安いチェーンの居酒屋に行くのが普通な成り行きだ。しかも若い女子は往々にしてお金が無いし、しかもそんなに渋い赤提灯の居酒屋を開拓する精神があるとも思えないので、この立石ではこのお店以外であまり安いチェーン系の飲み屋はもう無いのである。
困ったどうしようと途方にくれていると、たまには新小岩に行ってみようということになった。土曜日でしかも夜風が涼しく気持ちがいいため、ついつい興が乗ってしまい僕たちは新小岩に向かった。ここからならタクシーでも1メーターで行ける。
こうして僕たちは実に1年ぶりくらいに新小岩に降り立った。近いのだがあまり足を運ばないこの新小岩は駅前周辺がパチンコやカラオケや居酒屋さんなど結構何でもござれな万能な駅前を構えており、つくづく僕たちの町は田舎なのだなと痛感させられる、本当に東京なのか?
最近思うのだがいっそ僕たちは埼玉とか千葉のほうに生まれていたら、それこそ本当に遊ぶ場所がないから週末は終電逃すこと覚悟で渋谷や新宿などに行って、潔く朝まで遊ぶというライフスタイルになっていたのではと思う。そうすると朝まですこぶる暇なので、なんとか女の子をナンパして朝まで遊ぼうぜ、またはホテルで一晩一緒に寝ようということになるのでは?私たちにはその根性が足らぬ。
閑話休題
そんなこんなでとりあえず夜の新小岩を徘徊するも、まずそこらへんを歩いている人種の差に驚いてしまった。もちろん日本人だが、いわゆるDQNとギャル率が高いのである。試しに新小岩の夜に行ってみるといいが、びっくりするくらいトレンドが偏っている。まず男は全体的にがたいがよくそのたくましい上腕二頭筋をぴっちりとしたTシャツの袖から誇らしげに覗かせ、まだ真夏という訳ではないのに基本短パンスタイルである。さらに髪型がみんな秋山成勲選手のような総合格闘技の選手っぽいのである。サイドと後頭部をかなり刈り上げてありベリーショートの頭頂部を中心にジェルでツンツンに立たせてあり、たいてい茶髪。さらに色黒が多いものだから格闘家っぽさムンムンで僕のようなもやしっ子は目を合わすことも叶わぬ。ということで全体的に戦闘力が高そうなのである。
そして、女子はというととりあえずギャルだった。というのもDQN達が怖くてあまりその女子達に目がいってなかったのだが、いわゆる金髪のギャル層が全体の6割近くを占めていた気がする。意外だとよく言われるが僕は実はギャルが好きなのである。黒ギャルでも白ギャルでもどちらも好みなのだ。
あの盛ってるというのがおしゃれの為に徹底して突き抜けている感じがして妙にひたむきさを覚えるし、中年以後の肌や髪のリスクをも厭わないあの刹那的な様がグランジロックみたいでなんかかっこいい。まあ、化粧は誰でもするんだしそれだったら徹底して自分の納得いくまで盛ればいいと思うし、さらに意外に話してみると良い子だったりするもんだからそのギャップがたまらぬ。AV女優でも黒ギャルシリーズですごいばかばかしい設定の脚本でもちゃんとその役になりきる妙な真面目さが伺えるところに好感が持てる。しかも、妙に自分の美貌の為にストイックなのか特に黒ギャルはやたらスタイルの良い人が多いのも魅力だ。たぶん陰ながらの努力は相当しているのだろう。
この新小岩でカップルはというと見事にDQNとギャルという釣り合いのとれたアベックになっていて、男は先に述べたような総合格闘技選手の風貌もしくは今力仕事してきた帰りという感じの動きやすいゆったりとしたジャージのような服装で頭頂部に黒い部分が完全に顔を出してしまっている金髪をしたこわもてな風貌、女側は生足や肩、へそ等を積極的に露出させている格好をした結構顔立ちの整ったギャルが多いのである。どうやらギャル達は基本的にこういう戦闘力の高そうな男性が好みのようで戦って守ってくれそうな原始の生活に根ざした判断基準で雄を選んでいるようだ。その実、よく見るとギャルはやたら原始人が着用するような虎柄やヒョウ柄の猛獣の模様のファッションを好んで取り入れている。
別世界に来てしまった馴染めない町を歩いて駅前の居酒屋が混在しているビルと西友との間にある狭めな路地をウィリーさんと歩いていると「ガシャン」と自転車の倒れる音がした。見ると酔っぱらったおっさんが自転車に乗ろうとしてぶっ倒れてしまったようだ。ライフセイバーの資格をもっているウィリーさんは即座に駆け寄り「大丈夫ですか?」と声をかけた。
「ああ、はい」おっさんは辛そうにふらふらで立ち上がろうとするが生まれたばかりの子やぎのようになかなか立ち上がれずそのまままた尻餅をついてしまいそれを3回ほど繰り返した。「危ないですよ、無理にたたないで」とウィリーさんが警告するもおっさんは「ええ、大丈夫です」と何度も立ち上がり、5回目でようやく立ち上がることに成功した。しかし、どう見てもさっきの転倒で足をひねってしまっているし相当酔っぱらっている様子。
「タクシーか何かで帰った方が良いですよ」とウィリーさんが心配する横で、気がつくと何故か闇金ウシジマくんに出て来るチャラ男みたいな風貌の青年もそのおじさんを心配し駆け寄って来た。見た目は例に漏れず金髪でビジュアル系バンドでも組んでそうなシルバーアクセサリー大好きで、なんか悪そうな感じだが酔っぱらいを心配する優しい男の子だった。
おっさんはふらふらになりながら自転車を押して歩き始めたが、言わんこっちゃないまたもバランスを崩して転倒。今度は縁石にこめかみを打ち付けてしまったようで悶絶しながら流血していた。しかたなくウィリーさんは現場を確保し、僕は交番におまわりさんを呼びに行った。
結果的に現場に居合わせた者としてウィリーさんの住所と名前を控えられ、その場を後にした。おっさんはほどなくして救急車に乗ることだろう。とりあえず飲み直すかということでそのビルの3階にある和風ダイニングの飲み屋に入った。おっさんを助けて一日一善、きっとこの飲み屋で素敵な出会いの1つや2つ…と思ったら、思いっきり個室に通されてしまった。
これでは隣のテーブルに声をかけることもままならぬ。まあとりあえず飲もうと腰を据えてビールを1杯。人助けしたあとのビールは格別だったが、悪いことをした訳じゃないのだが警察に住所を控えられるというのは何かいつも違和感を覚えるとウィリーさんが語り始めた。確かに考えれば考えるほど不安要素があって、もしあのおっさんが打ち所が悪くてあの後に死亡してしまった場合、まあウィリーさんも現場検証に呼び出されるだろう。ましてやここで、あのおっさんが財布を無くしていたりしたらてっきりこのウィリーさんが突き飛ばして金品を奪ったのではといういらぬ疑いをかけられそうだ。痴漢のえん罪じゃないがこういうことに関して警察ってのは驚くほど怠惰で「もう面倒くさいから罪をみとめちゃえよ」みたいに供述を促すことが多いのである。警察も仕事だからはやく解決したいのである。
ましてやなんでわざわざあの日に新小岩に来ていたのかなどを突っ込まれたらなんて答えれば良いのだ?「ナンパしに来ました」というのも何か忍びない。人を助けたのだがどうも消化不良な形で終わってしまったが、それでもあの現場で僕たち以外の人たちも本当に心配そうにあのおっさんに大丈夫ですかと声をかけに来た人がたくさんいた。世の中もまだまだ捨てたものじゃない。
一通り酒とつまみを平らげ、僕たちは店を出た。さて、また困ったことに行く当てがない。というよりこの町はなんかDQNが多くて僕にはなかなか馴染めないからもうおひらきでも良い気がして来た。ばくだん岩や彷徨う鎧が生息する地域に銅の剣だけで来てしまったような場違い感でいっぱいだった。ウィリーさんは基本の戦闘力が高いからこれらモンスターにも互角に渡り合えるが僕は到底無理。
するとウィリーさんはこのDQNの徘徊する街のさらに深淵、黒人が経営するBarへ行こうと提案してきた。黒人が経営するBarなんてまさにDQNの巣穴のようなもので、既にそのビルの一階エレベーター付近に先の総合格闘技の輩どもとギャルがたむろしていて、というよりこういう人たちはどういうわけか町中のもしかしたらゴキブリが行き来しているような汚いアスファルトなどにも平気で座り込む習性がありほぼ入り口を塞がれていたようなものだったがなんとかエレベーターに乗り込んでそのBarへの潜入に成功した。
つづく
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まあ少ない読者様の為に書き連ねようと思います。blog小説というジャンルを立ち上げたいな。
さて、タイトルがかなり卑猥ですね。といっても卑猥な話は全くありません。あしからず。
例の如く、週末は僕と盟友ウィリーさんと二人で飲みに出かけ現代女子たちの生態を調査する簡単にいうとナンパをしに行く訳ですが(ナンパするのは毎回ウィリーさんの役目だが)。
今回は葛飾の中でも二番目くらいに栄えている町、新小岩に行ってきました。まあなんでそうなったかというと、今回は全く遠出をする予定はさらさら無く、かといってYotsugiには飲める場所なんてどこにもないので、とりあえずとなり町の立石にいくことにしました。
立石は最近アンジャッシュの渡部さんとかが通な飲み方みたいにして紹介をしてくれた影響でなんか商店街がすこしにぎわっている感じがあるし映画の間宮兄弟でも撮影場所に使われたことがあるちょっと有名なスポット。
ウィリーさんと合流するまで僕はとりあえず一人だったので、一人で老舗の飲み屋さんに入って酒を飲むのは至難の技だったため、とりあえずチェーンのお店で一人管を巻く。
初めてチェーン飲み屋のカウンターに一人で通され、ビールと摘みを頼んで一人寂しくウィリーさんの登場を待った。周りには出勤前のフィリピン人がぺらぺら喋っていて、なんだかママさんバレーの集まりみたいな集団がでかい笑い声で談笑していた。相変わらず若い者がおらぬ。
ほどなくしてウィリーさんが登場。ウィリーさんは到着するなりあそこの席の二人可愛いぞと指をさした。気がつかなかったが二人組の明るい髪の女子が二人たたずんでいた。さすが見ているところが違う。確かにいい感じでしかも二人組なので、見事にタッグマッチに持って行けそうなのだが、どのテーブル席も満席でこのカウンターかろうじてあいているだけの状況。これではアプローチ不可能だ。
仕方なく、僕たちは会計を済ませて外に出るも行く当てが全くなく途方に暮れてしまった。ちょっと前までは背伸びをしておしゃれなバーに行ったりしようとがんばったが、よくよく考えたら若い女子に出会いたかったらそんなおしゃれなバーに女子同士で行くとは考えがたく、女の子だけで女子トークでもしたけりゃ安いチェーンの居酒屋に行くのが普通な成り行きだ。しかも若い女子は往々にしてお金が無いし、しかもそんなに渋い赤提灯の居酒屋を開拓する精神があるとも思えないので、この立石ではこのお店以外であまり安いチェーン系の飲み屋はもう無いのである。
困ったどうしようと途方にくれていると、たまには新小岩に行ってみようということになった。土曜日でしかも夜風が涼しく気持ちがいいため、ついつい興が乗ってしまい僕たちは新小岩に向かった。ここからならタクシーでも1メーターで行ける。
こうして僕たちは実に1年ぶりくらいに新小岩に降り立った。近いのだがあまり足を運ばないこの新小岩は駅前周辺がパチンコやカラオケや居酒屋さんなど結構何でもござれな万能な駅前を構えており、つくづく僕たちの町は田舎なのだなと痛感させられる、本当に東京なのか?
最近思うのだがいっそ僕たちは埼玉とか千葉のほうに生まれていたら、それこそ本当に遊ぶ場所がないから週末は終電逃すこと覚悟で渋谷や新宿などに行って、潔く朝まで遊ぶというライフスタイルになっていたのではと思う。そうすると朝まですこぶる暇なので、なんとか女の子をナンパして朝まで遊ぼうぜ、またはホテルで一晩一緒に寝ようということになるのでは?私たちにはその根性が足らぬ。
閑話休題
そんなこんなでとりあえず夜の新小岩を徘徊するも、まずそこらへんを歩いている人種の差に驚いてしまった。もちろん日本人だが、いわゆるDQNとギャル率が高いのである。試しに新小岩の夜に行ってみるといいが、びっくりするくらいトレンドが偏っている。まず男は全体的にがたいがよくそのたくましい上腕二頭筋をぴっちりとしたTシャツの袖から誇らしげに覗かせ、まだ真夏という訳ではないのに基本短パンスタイルである。さらに髪型がみんな秋山成勲選手のような総合格闘技の選手っぽいのである。サイドと後頭部をかなり刈り上げてありベリーショートの頭頂部を中心にジェルでツンツンに立たせてあり、たいてい茶髪。さらに色黒が多いものだから格闘家っぽさムンムンで僕のようなもやしっ子は目を合わすことも叶わぬ。ということで全体的に戦闘力が高そうなのである。
そして、女子はというととりあえずギャルだった。というのもDQN達が怖くてあまりその女子達に目がいってなかったのだが、いわゆる金髪のギャル層が全体の6割近くを占めていた気がする。意外だとよく言われるが僕は実はギャルが好きなのである。黒ギャルでも白ギャルでもどちらも好みなのだ。
あの盛ってるというのがおしゃれの為に徹底して突き抜けている感じがして妙にひたむきさを覚えるし、中年以後の肌や髪のリスクをも厭わないあの刹那的な様がグランジロックみたいでなんかかっこいい。まあ、化粧は誰でもするんだしそれだったら徹底して自分の納得いくまで盛ればいいと思うし、さらに意外に話してみると良い子だったりするもんだからそのギャップがたまらぬ。AV女優でも黒ギャルシリーズですごいばかばかしい設定の脚本でもちゃんとその役になりきる妙な真面目さが伺えるところに好感が持てる。しかも、妙に自分の美貌の為にストイックなのか特に黒ギャルはやたらスタイルの良い人が多いのも魅力だ。たぶん陰ながらの努力は相当しているのだろう。
この新小岩でカップルはというと見事にDQNとギャルという釣り合いのとれたアベックになっていて、男は先に述べたような総合格闘技選手の風貌もしくは今力仕事してきた帰りという感じの動きやすいゆったりとしたジャージのような服装で頭頂部に黒い部分が完全に顔を出してしまっている金髪をしたこわもてな風貌、女側は生足や肩、へそ等を積極的に露出させている格好をした結構顔立ちの整ったギャルが多いのである。どうやらギャル達は基本的にこういう戦闘力の高そうな男性が好みのようで戦って守ってくれそうな原始の生活に根ざした判断基準で雄を選んでいるようだ。その実、よく見るとギャルはやたら原始人が着用するような虎柄やヒョウ柄の猛獣の模様のファッションを好んで取り入れている。
別世界に来てしまった馴染めない町を歩いて駅前の居酒屋が混在しているビルと西友との間にある狭めな路地をウィリーさんと歩いていると「ガシャン」と自転車の倒れる音がした。見ると酔っぱらったおっさんが自転車に乗ろうとしてぶっ倒れてしまったようだ。ライフセイバーの資格をもっているウィリーさんは即座に駆け寄り「大丈夫ですか?」と声をかけた。
「ああ、はい」おっさんは辛そうにふらふらで立ち上がろうとするが生まれたばかりの子やぎのようになかなか立ち上がれずそのまままた尻餅をついてしまいそれを3回ほど繰り返した。「危ないですよ、無理にたたないで」とウィリーさんが警告するもおっさんは「ええ、大丈夫です」と何度も立ち上がり、5回目でようやく立ち上がることに成功した。しかし、どう見てもさっきの転倒で足をひねってしまっているし相当酔っぱらっている様子。
「タクシーか何かで帰った方が良いですよ」とウィリーさんが心配する横で、気がつくと何故か闇金ウシジマくんに出て来るチャラ男みたいな風貌の青年もそのおじさんを心配し駆け寄って来た。見た目は例に漏れず金髪でビジュアル系バンドでも組んでそうなシルバーアクセサリー大好きで、なんか悪そうな感じだが酔っぱらいを心配する優しい男の子だった。
おっさんはふらふらになりながら自転車を押して歩き始めたが、言わんこっちゃないまたもバランスを崩して転倒。今度は縁石にこめかみを打ち付けてしまったようで悶絶しながら流血していた。しかたなくウィリーさんは現場を確保し、僕は交番におまわりさんを呼びに行った。
結果的に現場に居合わせた者としてウィリーさんの住所と名前を控えられ、その場を後にした。おっさんはほどなくして救急車に乗ることだろう。とりあえず飲み直すかということでそのビルの3階にある和風ダイニングの飲み屋に入った。おっさんを助けて一日一善、きっとこの飲み屋で素敵な出会いの1つや2つ…と思ったら、思いっきり個室に通されてしまった。
これでは隣のテーブルに声をかけることもままならぬ。まあとりあえず飲もうと腰を据えてビールを1杯。人助けしたあとのビールは格別だったが、悪いことをした訳じゃないのだが警察に住所を控えられるというのは何かいつも違和感を覚えるとウィリーさんが語り始めた。確かに考えれば考えるほど不安要素があって、もしあのおっさんが打ち所が悪くてあの後に死亡してしまった場合、まあウィリーさんも現場検証に呼び出されるだろう。ましてやここで、あのおっさんが財布を無くしていたりしたらてっきりこのウィリーさんが突き飛ばして金品を奪ったのではといういらぬ疑いをかけられそうだ。痴漢のえん罪じゃないがこういうことに関して警察ってのは驚くほど怠惰で「もう面倒くさいから罪をみとめちゃえよ」みたいに供述を促すことが多いのである。警察も仕事だからはやく解決したいのである。
ましてやなんでわざわざあの日に新小岩に来ていたのかなどを突っ込まれたらなんて答えれば良いのだ?「ナンパしに来ました」というのも何か忍びない。人を助けたのだがどうも消化不良な形で終わってしまったが、それでもあの現場で僕たち以外の人たちも本当に心配そうにあのおっさんに大丈夫ですかと声をかけに来た人がたくさんいた。世の中もまだまだ捨てたものじゃない。
一通り酒とつまみを平らげ、僕たちは店を出た。さて、また困ったことに行く当てがない。というよりこの町はなんかDQNが多くて僕にはなかなか馴染めないからもうおひらきでも良い気がして来た。ばくだん岩や彷徨う鎧が生息する地域に銅の剣だけで来てしまったような場違い感でいっぱいだった。ウィリーさんは基本の戦闘力が高いからこれらモンスターにも互角に渡り合えるが僕は到底無理。
するとウィリーさんはこのDQNの徘徊する街のさらに深淵、黒人が経営するBarへ行こうと提案してきた。黒人が経営するBarなんてまさにDQNの巣穴のようなもので、既にそのビルの一階エレベーター付近に先の総合格闘技の輩どもとギャルがたむろしていて、というよりこういう人たちはどういうわけか町中のもしかしたらゴキブリが行き来しているような汚いアスファルトなどにも平気で座り込む習性がありほぼ入り口を塞がれていたようなものだったがなんとかエレベーターに乗り込んでそのBarへの潜入に成功した。
つづく
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¥3,980
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真面目系クズの婚活
どーも、オハラです。
最近では昔に好きだった女性がどんどんと結婚をしていってしまい、
どんどん置き去りにされている状態です。
僕も何とかして嫁さんまたはその候補を探さないといけない。
まあ、今すぐ結婚の願望は無いが、10年後も一人身だということを考えると
さすがに気持ちが焦る。老衰して死ぬときに一人ぼっちはさすがに嫌だ。
かといって僕にはいったい何の魅力があるだろうという疑問にぶち当たる。
僕は端整な顔立ちをしてるわけでもなく、お金がいっぱいあるわけではない。
自慢できるような趣味もないし、才能だってありゃしない。
ちなみに頭も悪い。
日本はなんだかんだ言って学歴社会だ。学の無い人間は良い仕事や地位を得ることは非常に困難である。
僕は大学受験にも結局は失敗して、はぶりの良い業界に入れたわけじゃないが。
僕は小さいころから親に勉強を押し付けられていたので、
それがとても嫌でせめてもの反抗に一切まじめに勉強をしなかった。
べつに塾の授業をさぼったりしていたわけじゃない。
塾をさぼったことなど一度もないし、授業中眠ったことなど一度もない。
でも僕は机に向かって勉強をするふりをして漫画ばかり描いていたのだ。
その影響で今もそれなりに絵がうまいが、おかげで成績はいつも下の下。
あんなに机に向かっていたのに一向に成績の伸びない僕を親は心配しなかったのだろうか?
今思えばあの頃もっと勉強していればなと思うことは多々ある。
でも決して自分の意志で通いたかった訳ではないし、気が付いたら勝手に入学願書を出されていた。
実は僕は小学4年生から6年生の時に通わされた進学塾にて、入塾テストに落ちているのである。
それくらい頭が悪かった。塾からしたら大金を払ってくれるいいお客様なのに、
そんなお客様様に名目上テストとして猛烈に簡単なテストを用意したにも関わらず、
僕はスコンと落ちていた。そんなおバカだった。
でもその後で入塾が決まった人たちの中から辞退者が何人か出て、その最終予選みたいな形でもう一度
テストを受けさせられた。このテストに何も相談無く申し込まれていた僕はすこぶる腹を立てて泣いて抗議した。
母親は「なんてめんどくせーガキだ」といわんばかりに呆れて、「嫌なら通わなくてもいいわよ」という親お得意の卑怯な作戦に出た。子供はこの攻撃には勝てないのである。抗えば唯一の理解者である親がそっぽを向く。
子供にとっては死活問題だ。「わかったよ」と結局僕は受けることになり、たまたま受かってしまった。
ということで僕は私立の中高に行ったが結局大学にはどこにも受からなかった。いわゆるリア充キャンパスライフをおくれていないのである。
こういった経緯で、僕は学歴コンプレックスがある。
細かく分析すると僕はいわゆるまじめ系クズで、授業中おしゃべりもせず眠りもせず真面目にすらすらノートを取るのだが、成績は全くダメで休み時間は眠ってばかり。
僕は勉強がどうしても嫌いだったから、せめて真面目な態度を通して先生に認めてもらおうと努めた。
でも先生からすればそれは「扱いやすいやつ」くらいの存在で、特に何も印象に残らないのである。
そんなこんなでテストで平気でカンニングしたり、授業中先生に逆らって教室の空気を悪くしたり、たばこで停学を食らったりした奴らもみんな仲良く最後は卒業。
結局は失業時に大学に受かっていれば万事OK、全てが丸く収まるのである。
僕は努力の方向性を間違えていた。まじめくさっても結局成績が良くて大学に最終的に合格をしていなければ先生や担任から見たら「ああ、失敗したか」と落ちこぼれの存在なのだ。
僕はここに学歴偏重社会の片鱗を見た。社会においては過程はどうあれ結果が全てなのである。
勿論、難関な大学に入るにはカンニングだけでは絶対に無理で相当の努力が必要だと思う。
ただ、世の中には得手不得手が必ずだれにでもあって、例えば100mを12秒代で走れる人もいれば、
20秒以上かかってしまう人もいる。勉強が得意な人もいればどうしても要領をつかめず成績に反映されない、
もしくはまったく興味がわかない人間もいるのである。
ただ、学び舎では原則として学業のできるものに価値が置かれているから、
せめてもの誠意を見せるつもりで僕は眠らず喋らずのいわゆる真面目の態度で臨んでいたのだ。
でも、そんな僕に「あなたは6年間授業中眠らなかったで賞」の金一封もくれなかった。
「それがどうしたの?」くらいなものだった。
まあなんとなく何でも僕に学歴コンプレックスがあるか理解してもらえたと思う。
不思議なもので猛烈に勉強している奴もいれば、先生に注意されまくってて一見チャラそうなやつなのに
何故か成績が良いやつもいる。せめて公平にするために成績に授業態度点数を追加してほしい。
「80点だけど、今期の授業中はこいつ5回居眠りしてたから5点減点」とかのシステムを導入してくれたら、
僕も少しは納得はできる。
人間の価値は勉強ができるかできないは関係ない。
僕は少なくともそう思いたい。
婚活にもね。。。
最近では昔に好きだった女性がどんどんと結婚をしていってしまい、
どんどん置き去りにされている状態です。
僕も何とかして嫁さんまたはその候補を探さないといけない。
まあ、今すぐ結婚の願望は無いが、10年後も一人身だということを考えると
さすがに気持ちが焦る。老衰して死ぬときに一人ぼっちはさすがに嫌だ。
かといって僕にはいったい何の魅力があるだろうという疑問にぶち当たる。
僕は端整な顔立ちをしてるわけでもなく、お金がいっぱいあるわけではない。
自慢できるような趣味もないし、才能だってありゃしない。
ちなみに頭も悪い。
日本はなんだかんだ言って学歴社会だ。学の無い人間は良い仕事や地位を得ることは非常に困難である。
僕は大学受験にも結局は失敗して、はぶりの良い業界に入れたわけじゃないが。
僕は小さいころから親に勉強を押し付けられていたので、
それがとても嫌でせめてもの反抗に一切まじめに勉強をしなかった。
べつに塾の授業をさぼったりしていたわけじゃない。
塾をさぼったことなど一度もないし、授業中眠ったことなど一度もない。
でも僕は机に向かって勉強をするふりをして漫画ばかり描いていたのだ。
その影響で今もそれなりに絵がうまいが、おかげで成績はいつも下の下。
あんなに机に向かっていたのに一向に成績の伸びない僕を親は心配しなかったのだろうか?
今思えばあの頃もっと勉強していればなと思うことは多々ある。
でも決して自分の意志で通いたかった訳ではないし、気が付いたら勝手に入学願書を出されていた。
実は僕は小学4年生から6年生の時に通わされた進学塾にて、入塾テストに落ちているのである。
それくらい頭が悪かった。塾からしたら大金を払ってくれるいいお客様なのに、
そんなお客様様に名目上テストとして猛烈に簡単なテストを用意したにも関わらず、
僕はスコンと落ちていた。そんなおバカだった。
でもその後で入塾が決まった人たちの中から辞退者が何人か出て、その最終予選みたいな形でもう一度
テストを受けさせられた。このテストに何も相談無く申し込まれていた僕はすこぶる腹を立てて泣いて抗議した。
母親は「なんてめんどくせーガキだ」といわんばかりに呆れて、「嫌なら通わなくてもいいわよ」という親お得意の卑怯な作戦に出た。子供はこの攻撃には勝てないのである。抗えば唯一の理解者である親がそっぽを向く。
子供にとっては死活問題だ。「わかったよ」と結局僕は受けることになり、たまたま受かってしまった。
ということで僕は私立の中高に行ったが結局大学にはどこにも受からなかった。いわゆるリア充キャンパスライフをおくれていないのである。
こういった経緯で、僕は学歴コンプレックスがある。
細かく分析すると僕はいわゆるまじめ系クズで、授業中おしゃべりもせず眠りもせず真面目にすらすらノートを取るのだが、成績は全くダメで休み時間は眠ってばかり。
僕は勉強がどうしても嫌いだったから、せめて真面目な態度を通して先生に認めてもらおうと努めた。
でも先生からすればそれは「扱いやすいやつ」くらいの存在で、特に何も印象に残らないのである。
そんなこんなでテストで平気でカンニングしたり、授業中先生に逆らって教室の空気を悪くしたり、たばこで停学を食らったりした奴らもみんな仲良く最後は卒業。
結局は失業時に大学に受かっていれば万事OK、全てが丸く収まるのである。
僕は努力の方向性を間違えていた。まじめくさっても結局成績が良くて大学に最終的に合格をしていなければ先生や担任から見たら「ああ、失敗したか」と落ちこぼれの存在なのだ。
僕はここに学歴偏重社会の片鱗を見た。社会においては過程はどうあれ結果が全てなのである。
勿論、難関な大学に入るにはカンニングだけでは絶対に無理で相当の努力が必要だと思う。
ただ、世の中には得手不得手が必ずだれにでもあって、例えば100mを12秒代で走れる人もいれば、
20秒以上かかってしまう人もいる。勉強が得意な人もいればどうしても要領をつかめず成績に反映されない、
もしくはまったく興味がわかない人間もいるのである。
ただ、学び舎では原則として学業のできるものに価値が置かれているから、
せめてもの誠意を見せるつもりで僕は眠らず喋らずのいわゆる真面目の態度で臨んでいたのだ。
でも、そんな僕に「あなたは6年間授業中眠らなかったで賞」の金一封もくれなかった。
「それがどうしたの?」くらいなものだった。
まあなんとなく何でも僕に学歴コンプレックスがあるか理解してもらえたと思う。
不思議なもので猛烈に勉強している奴もいれば、先生に注意されまくってて一見チャラそうなやつなのに
何故か成績が良いやつもいる。せめて公平にするために成績に授業態度点数を追加してほしい。
「80点だけど、今期の授業中はこいつ5回居眠りしてたから5点減点」とかのシステムを導入してくれたら、
僕も少しは納得はできる。
人間の価値は勉強ができるかできないは関係ない。
僕は少なくともそう思いたい。
婚活にもね。。。
Horse Pee Blonds and 2 Cherries
どーも、オハラです。
最近では我がYotsugiの仲間がどんどん町を離れていき寂しい気持ちでいっぱいです。
結婚したり、仕事の関係で独り暮らしを始めたりなどなど。
そんなこんなでついに一緒に遊んでくれる友達がウィリーさんしかいなくなった小生は週末には必ず一緒に酒を飲みに街へ繰り出す。
昔はおしゃれなところへ行こうが口癖の僕だったが、最近では東南アジアの繁華街のような雰囲気にあこがれて立ち飲み屋さんや路上に飛び出している大衆居酒屋のようなお店に行くのがマイブームである。安いしうまい、すぐ酔っぱらえる。2人で3,000円あれば、ビール大瓶2本の串焼きやつまみなど適当に頼んで充分満足できる。
最近は上野のアメ横に繰り出した。葛飾から近い上野は飲んでいても終電逃しても全然安心できる。以前ウィリーさんは日暮里あたりから歩いて帰ったこともあるらしい。
アメ横のごちゃごちゃした雰囲気は何とも魅力的だ。渋谷や新宿と同じように混んでいるが、気取っている雰囲気が無く、僕たちの下町育ちにはなじみやすい。
一軒目は高架下にある串焼き屋で、ビール瓶ケースで作ったテーブルにボロボロの椅子がセットになっている下町心をくすぐるたたずまいのお店だ。テラスなんておしゃれな言葉ではなく、ただの外に飛び出している席という感じで、テーブル感覚があまりに狭く、隣の会話やたばこの煙がじかに飛んでくる。
まずは生ビールともつ煮で乾杯、いきなりクライマックスだ。行きかう人々や周りの席を見渡すと結構カップルできている人たちが多い。最近はアンジャッシュの渡部とかが「下町で飲むのが流行り」などとラジオで紹介している影響で流行ってきているのか?
しかしながら、隣に座っている男女がずっと気になって仕方がない。なんか釣り合っていない感があるのだ。女の方がずっと敬語で話しているのである、付き合ってるのではなく先輩後輩の仲か?しばし、会話を聞いていると女の方が「時計仕掛けのオレンジって知ってますか?」と話し始めた。
その瞬間、僕とウィリーさんの目が鋭くなる。しかしながら、この男の方が「知らない」と言うのだ。これは恥ずかしい。20中盤か後半くらいの風貌の男だったが、時計仕掛けのオレンジくらいは大学生のうちに見ておいて欲しいものである。こんな野郎とつるんでないで、この女子は僕たちと話をした方がよっぽど楽しいのではないだろうか?何とももったいない。
さてさてもう少し何か食べようかねとメニューを見ているとものすごい無愛想な店員(たぶん中国人か韓国人)が「串焼きラストオーダーです」と言ってきた。まだ夜8時だ。串焼き屋のメインディッシュたる串焼きが土曜の夜8時にラストオーダーとはこれいかに。仕方なしに僕たちは店を移動した。
中ジョッキx2
ビール大瓶x1
もつ煮x1
塩キャベツx1
串盛り合わせx1
合計3,000円たらずだった。
そこから目と鼻の先にある結構有名な居酒屋の「大統領」というところがあるが、その向かいのお店でやることに。店先に6席ほどテーブルが設けてあって、ふと僕たちの目についたのは二人のギャルである。
これが良い感じに上野ABABクオリティのギャルって感じだった。渋谷に生息している優秀なギャルというほどではないが、れっきとしたギャル。白肌でやたら生足を見せたがる格好で見事に二人とも全身黒服だった。ばっちり付けまのブラウンカラコンで髪はもちろんロングの金髪。
なんとちょうどそのギャル二人の席の隣が空いている。ふとウィリーさんを見やるとウィリーさんの髪型はアフロヘアーになり肌の色がダークに変わり燃えよドラゴンのウィリアムスに変貌していた。(ウィリーさんの名前の由来は燃えよドラゴンの黒人武術家のウィリアムスからである)
店員のBBAを呼び「2人です」と言うと、「じゃあこっちね」とBBAはもう一つ奥のテーブルに通しやがった。隣ではどう見てもこれからキャバクラへ同伴するとみられるおっさんと中国人の女性が楽しそうに飲んでいた。どう考えてもあっちのギャルの隣でいいだろうと怒りの鉄拳が発動しそうになったが、まあさすがに大人げない。すっかり元の紅顔の美少年に戻ったウィリーさんとしぶしぶその席へ座りとりあえず瓶ビールを頼んだ。
ビールをちびちびやりながらもウィリーさんはずっと向こうの席のギャル二人組を凝視していた。改めて冷静に見るとそれほどかわいくは無かった。だが、女性の仲間が全くいない我々にとってはこういうところから友達の輪を広げていかないと一生葛飾の郊外でさみしい余生を過ごすことになりそうなのだ。
それにしてもギャルってのはなんでこう金髪が好きなのだろう?綺麗な発色の金髪ならいいが、たまにちょっとアッシュの入った、馬の小便で染めたような苦みのある色の金髪をしているギャルもいるがあれはちょっとご勘弁いただきたい。
しばらくするとギャルの席へ新たな仲間が加わった。もう一人ギャル登場である。やはり類は友を呼ぶものだ。新しく来たギャルは黒服ではなくグレーのパーカーのようなものを羽織っていたが、やはり金髪だった。ちょっとゆっきーなに似ている。
それと時を同じくして、僕たちの隣の同伴ペアがお会計をしてキャバクラへと消えていった。「誰か代わりに女でも座らないかな」なんてウィリーさんと冗談を言っていると、なんとあのギャル3人組がこちらに移動してきたではないか。
ボーイ、まいったね。
僕たちの間に緊張が走る。ギャル3人が隣へ来る。僕のグラスを持つ手が震え始めた。ウィリーさんを見ると緊張のあまりウィリアムス変身が中途半端で頭がただのもじゃもじゃに変わり血色のよくない隈だらけの顔になり、これではまるで燃えよドラゴンでボーロに背骨を折られるウェイ・ピンアオのようだった。
ウィリーさんの方には遅れてきたゆっきーなが座り、僕の隣は先に来ていた2人組が仲良く並んで座った。例にもれずこのテーブルも狭い。会話が丸聞こえで色々と恋愛話のようなことをしていた。
これはまたとないチャンス。いわゆる激アツってやつだ。何か話かけるキッカケを…。するとBBAがほっけ焼きを持ってきた。醤油はギャルテーブル、ついに来たぜ。
チキン野郎の僕はもちろんウィリーさんに行かせるつもりだったので目くばせをすると「何でおれが…」といわんばかりの小さな溜息をついて「すいません、しょうゆを借りていいですか」とさりげなく話しかけた。
「あ、はーい」ゆっきーなの反応は激烈猛烈ダルそうなものだった。
萎えた。
いくらなんでももっと社交辞令というか演技が欲しいものだ。女は話しかけられて当然だみたい思っているかもしれないが、男はいつだって勇気を奮い立たせて話しかけるのだ。
「くそ、どうする?最初の拳はかわされたな?」
「ふむ、まだまだだ。もう少しチャンスをうかがおう」
僕とウィリーは23年間の長い間柄で、テレパシーが可能なのである。電車などでの長距離移動中はあまりに暇な場合には僕たちはスマホをいじることなく、ナメック星に向かう途中でクリリンとゴハンがやっていた精神を同調しイメージトレーニングの中で戦う練習が可能なのである。
ウィリーさんはさらにその研ぎ澄まされた洞察力を活かし、彼女たちを以下のように分析した。
どうも座っている位置関係からゆっきーな1人と先に来ていたギャル2人と向き合って座っている。話の内容からこのゆっきーなは現在彼氏がいて、向かいの二人にはいない。そして彼氏の他の男に言い寄られ二股をしてしまっているという優越感に浸っている様が見て取れる。このグループでイニシアチブを取っているのは明らかにゆっきーなで残り二人はただ従うまでという感じだ。
つまりこのゆっきーなを攻略しない限り、前に進めないのである。うーむ、まいったどうするか?すると店員のちょっとゲイ臭を漂わせているおっさんが「何か飲みますか?」と注文を促してきた。とりあえずハイボールをもらうことに。しかしそのおっさんは「濃いめで作っちゃいます?」と聞いてきたので、「じゃあ濃いめで」とお願いした。
ほどなくしてハイボールが到着、一口飲むも殺人級にウィスキーが濃かった。なんだあのおっさんは、やっぱりゲイで僕たちを酔わそうとしているのか?しかしながら、このハイボールのおかげで一気にハイボルテージになった僕たちは羞恥心が薄らぎ始め、気が付くとウィリーさんはごくごく自然に隣のギャルの会話に参加をし始めていた。
僕もそれに至って自然に便乗。ウィリーさんが「こいつカラコンの会社で働いてるんだよ」と僕を紹介すると「えー、マジ?頂戴!」と品を作ってきた。気が付くとこのおなごは僕の手まで握っている。セミプロか?何だこの子は、どうやらネイルサロンで働いているようだが、夜は別の顔を持ってるんじゃ…。
というのもさっきからずっとこの狭いテーブルのせいで彼女の柔らかい二の腕や肩がずっとふれあっている状態でこの激烈ハイボールも手伝い僕の股間の方がハイボルテージになっていて、このギャルに一杯食わされてもいいようなそんな妖艶な空気になっていた。
こいつはいい、このままカラオケにでもしゃれ込んでウィリーさんがGrizzly Bearの2 Weeksを熱唱すればこの子たちは僕たち専用の喜び組となるに違いない。なんて画策していると「じゃあ、もう行こうか」とゆっきーなが席を立ちあがった。さっきからほぼ会話乗る気ではなかったゆっきーなはおそらく彼氏が二人もいるし「こんな包茎男子二人組に私をエンターテインできるのかしら」なんて思ってさげすんでいたのではないだろうか?さっきから「別になんでもいいよ」と言っているこのギャル二人組に対してずっと「池袋行かね?」とか移動を促しているゆっきーな。場の空気を読むなら、このギャル二人組はおそらく移動はだるいと思っているに違いない。
そうこうしているうちに、ギャルたちは立ち上がり始めた。「おい、番号くらい交換しておけよ」とウィリーさんが促すがいかんせん僕は自分の番号を記憶していないのである。「ほら、もう行くよ」とばかりにその子は去ろうとしたがウィリーさんはその子の腕をつかみ「番号!」と叫ぶと「えー、090の…」と彼女は12ケタの数字を述べた。僕は泥酔した頭でなんとかそれを記憶し、携帯のメモ欄に書き留めた。
行ってしまった。ギャルの去ってしまった残り香に切なさを感じながら僕たちはグラスを空にした。せっかくのチャンスだったのに、そんなに僕たちは包茎男子っぽく見えるのだろうか?どうせこの電話番号もでたらめに言ったに決まっている。僕たちはひどく落胆しその日はかなり悪酔いをした。
次の日、この電話番号を消去しようと思ったが、ためしにLINEで検索をしてみた。変なゲイのプロフィールでも出てきたらどうしようと思ったが、なんとこの電話番号はでたらめではなく本当にあのギャルの番号だったようで、プロフィール画像を見るなりどう見てもこの前のギャルである。これはまだチャンスは残っている。
今年はギャルを攻めるぞ。
こうご期待。
最近では我がYotsugiの仲間がどんどん町を離れていき寂しい気持ちでいっぱいです。
結婚したり、仕事の関係で独り暮らしを始めたりなどなど。
そんなこんなでついに一緒に遊んでくれる友達がウィリーさんしかいなくなった小生は週末には必ず一緒に酒を飲みに街へ繰り出す。
昔はおしゃれなところへ行こうが口癖の僕だったが、最近では東南アジアの繁華街のような雰囲気にあこがれて立ち飲み屋さんや路上に飛び出している大衆居酒屋のようなお店に行くのがマイブームである。安いしうまい、すぐ酔っぱらえる。2人で3,000円あれば、ビール大瓶2本の串焼きやつまみなど適当に頼んで充分満足できる。
最近は上野のアメ横に繰り出した。葛飾から近い上野は飲んでいても終電逃しても全然安心できる。以前ウィリーさんは日暮里あたりから歩いて帰ったこともあるらしい。
アメ横のごちゃごちゃした雰囲気は何とも魅力的だ。渋谷や新宿と同じように混んでいるが、気取っている雰囲気が無く、僕たちの下町育ちにはなじみやすい。
一軒目は高架下にある串焼き屋で、ビール瓶ケースで作ったテーブルにボロボロの椅子がセットになっている下町心をくすぐるたたずまいのお店だ。テラスなんておしゃれな言葉ではなく、ただの外に飛び出している席という感じで、テーブル感覚があまりに狭く、隣の会話やたばこの煙がじかに飛んでくる。
まずは生ビールともつ煮で乾杯、いきなりクライマックスだ。行きかう人々や周りの席を見渡すと結構カップルできている人たちが多い。最近はアンジャッシュの渡部とかが「下町で飲むのが流行り」などとラジオで紹介している影響で流行ってきているのか?
しかしながら、隣に座っている男女がずっと気になって仕方がない。なんか釣り合っていない感があるのだ。女の方がずっと敬語で話しているのである、付き合ってるのではなく先輩後輩の仲か?しばし、会話を聞いていると女の方が「時計仕掛けのオレンジって知ってますか?」と話し始めた。
その瞬間、僕とウィリーさんの目が鋭くなる。しかしながら、この男の方が「知らない」と言うのだ。これは恥ずかしい。20中盤か後半くらいの風貌の男だったが、時計仕掛けのオレンジくらいは大学生のうちに見ておいて欲しいものである。こんな野郎とつるんでないで、この女子は僕たちと話をした方がよっぽど楽しいのではないだろうか?何とももったいない。
さてさてもう少し何か食べようかねとメニューを見ているとものすごい無愛想な店員(たぶん中国人か韓国人)が「串焼きラストオーダーです」と言ってきた。まだ夜8時だ。串焼き屋のメインディッシュたる串焼きが土曜の夜8時にラストオーダーとはこれいかに。仕方なしに僕たちは店を移動した。
中ジョッキx2
ビール大瓶x1
もつ煮x1
塩キャベツx1
串盛り合わせx1
合計3,000円たらずだった。
そこから目と鼻の先にある結構有名な居酒屋の「大統領」というところがあるが、その向かいのお店でやることに。店先に6席ほどテーブルが設けてあって、ふと僕たちの目についたのは二人のギャルである。
これが良い感じに上野ABABクオリティのギャルって感じだった。渋谷に生息している優秀なギャルというほどではないが、れっきとしたギャル。白肌でやたら生足を見せたがる格好で見事に二人とも全身黒服だった。ばっちり付けまのブラウンカラコンで髪はもちろんロングの金髪。
なんとちょうどそのギャル二人の席の隣が空いている。ふとウィリーさんを見やるとウィリーさんの髪型はアフロヘアーになり肌の色がダークに変わり燃えよドラゴンのウィリアムスに変貌していた。(ウィリーさんの名前の由来は燃えよドラゴンの黒人武術家のウィリアムスからである)
店員のBBAを呼び「2人です」と言うと、「じゃあこっちね」とBBAはもう一つ奥のテーブルに通しやがった。隣ではどう見てもこれからキャバクラへ同伴するとみられるおっさんと中国人の女性が楽しそうに飲んでいた。どう考えてもあっちのギャルの隣でいいだろうと怒りの鉄拳が発動しそうになったが、まあさすがに大人げない。すっかり元の紅顔の美少年に戻ったウィリーさんとしぶしぶその席へ座りとりあえず瓶ビールを頼んだ。
ビールをちびちびやりながらもウィリーさんはずっと向こうの席のギャル二人組を凝視していた。改めて冷静に見るとそれほどかわいくは無かった。だが、女性の仲間が全くいない我々にとってはこういうところから友達の輪を広げていかないと一生葛飾の郊外でさみしい余生を過ごすことになりそうなのだ。
それにしてもギャルってのはなんでこう金髪が好きなのだろう?綺麗な発色の金髪ならいいが、たまにちょっとアッシュの入った、馬の小便で染めたような苦みのある色の金髪をしているギャルもいるがあれはちょっとご勘弁いただきたい。
しばらくするとギャルの席へ新たな仲間が加わった。もう一人ギャル登場である。やはり類は友を呼ぶものだ。新しく来たギャルは黒服ではなくグレーのパーカーのようなものを羽織っていたが、やはり金髪だった。ちょっとゆっきーなに似ている。
それと時を同じくして、僕たちの隣の同伴ペアがお会計をしてキャバクラへと消えていった。「誰か代わりに女でも座らないかな」なんてウィリーさんと冗談を言っていると、なんとあのギャル3人組がこちらに移動してきたではないか。
ボーイ、まいったね。
僕たちの間に緊張が走る。ギャル3人が隣へ来る。僕のグラスを持つ手が震え始めた。ウィリーさんを見ると緊張のあまりウィリアムス変身が中途半端で頭がただのもじゃもじゃに変わり血色のよくない隈だらけの顔になり、これではまるで燃えよドラゴンでボーロに背骨を折られるウェイ・ピンアオのようだった。
ウィリーさんの方には遅れてきたゆっきーなが座り、僕の隣は先に来ていた2人組が仲良く並んで座った。例にもれずこのテーブルも狭い。会話が丸聞こえで色々と恋愛話のようなことをしていた。
これはまたとないチャンス。いわゆる激アツってやつだ。何か話かけるキッカケを…。するとBBAがほっけ焼きを持ってきた。醤油はギャルテーブル、ついに来たぜ。
チキン野郎の僕はもちろんウィリーさんに行かせるつもりだったので目くばせをすると「何でおれが…」といわんばかりの小さな溜息をついて「すいません、しょうゆを借りていいですか」とさりげなく話しかけた。
「あ、はーい」ゆっきーなの反応は激烈猛烈ダルそうなものだった。
萎えた。
いくらなんでももっと社交辞令というか演技が欲しいものだ。女は話しかけられて当然だみたい思っているかもしれないが、男はいつだって勇気を奮い立たせて話しかけるのだ。
「くそ、どうする?最初の拳はかわされたな?」
「ふむ、まだまだだ。もう少しチャンスをうかがおう」
僕とウィリーは23年間の長い間柄で、テレパシーが可能なのである。電車などでの長距離移動中はあまりに暇な場合には僕たちはスマホをいじることなく、ナメック星に向かう途中でクリリンとゴハンがやっていた精神を同調しイメージトレーニングの中で戦う練習が可能なのである。
ウィリーさんはさらにその研ぎ澄まされた洞察力を活かし、彼女たちを以下のように分析した。
どうも座っている位置関係からゆっきーな1人と先に来ていたギャル2人と向き合って座っている。話の内容からこのゆっきーなは現在彼氏がいて、向かいの二人にはいない。そして彼氏の他の男に言い寄られ二股をしてしまっているという優越感に浸っている様が見て取れる。このグループでイニシアチブを取っているのは明らかにゆっきーなで残り二人はただ従うまでという感じだ。
つまりこのゆっきーなを攻略しない限り、前に進めないのである。うーむ、まいったどうするか?すると店員のちょっとゲイ臭を漂わせているおっさんが「何か飲みますか?」と注文を促してきた。とりあえずハイボールをもらうことに。しかしそのおっさんは「濃いめで作っちゃいます?」と聞いてきたので、「じゃあ濃いめで」とお願いした。
ほどなくしてハイボールが到着、一口飲むも殺人級にウィスキーが濃かった。なんだあのおっさんは、やっぱりゲイで僕たちを酔わそうとしているのか?しかしながら、このハイボールのおかげで一気にハイボルテージになった僕たちは羞恥心が薄らぎ始め、気が付くとウィリーさんはごくごく自然に隣のギャルの会話に参加をし始めていた。
僕もそれに至って自然に便乗。ウィリーさんが「こいつカラコンの会社で働いてるんだよ」と僕を紹介すると「えー、マジ?頂戴!」と品を作ってきた。気が付くとこのおなごは僕の手まで握っている。セミプロか?何だこの子は、どうやらネイルサロンで働いているようだが、夜は別の顔を持ってるんじゃ…。
というのもさっきからずっとこの狭いテーブルのせいで彼女の柔らかい二の腕や肩がずっとふれあっている状態でこの激烈ハイボールも手伝い僕の股間の方がハイボルテージになっていて、このギャルに一杯食わされてもいいようなそんな妖艶な空気になっていた。
こいつはいい、このままカラオケにでもしゃれ込んでウィリーさんがGrizzly Bearの2 Weeksを熱唱すればこの子たちは僕たち専用の喜び組となるに違いない。なんて画策していると「じゃあ、もう行こうか」とゆっきーなが席を立ちあがった。さっきからほぼ会話乗る気ではなかったゆっきーなはおそらく彼氏が二人もいるし「こんな包茎男子二人組に私をエンターテインできるのかしら」なんて思ってさげすんでいたのではないだろうか?さっきから「別になんでもいいよ」と言っているこのギャル二人組に対してずっと「池袋行かね?」とか移動を促しているゆっきーな。場の空気を読むなら、このギャル二人組はおそらく移動はだるいと思っているに違いない。
そうこうしているうちに、ギャルたちは立ち上がり始めた。「おい、番号くらい交換しておけよ」とウィリーさんが促すがいかんせん僕は自分の番号を記憶していないのである。「ほら、もう行くよ」とばかりにその子は去ろうとしたがウィリーさんはその子の腕をつかみ「番号!」と叫ぶと「えー、090の…」と彼女は12ケタの数字を述べた。僕は泥酔した頭でなんとかそれを記憶し、携帯のメモ欄に書き留めた。
行ってしまった。ギャルの去ってしまった残り香に切なさを感じながら僕たちはグラスを空にした。せっかくのチャンスだったのに、そんなに僕たちは包茎男子っぽく見えるのだろうか?どうせこの電話番号もでたらめに言ったに決まっている。僕たちはひどく落胆しその日はかなり悪酔いをした。
次の日、この電話番号を消去しようと思ったが、ためしにLINEで検索をしてみた。変なゲイのプロフィールでも出てきたらどうしようと思ったが、なんとこの電話番号はでたらめではなく本当にあのギャルの番号だったようで、プロフィール画像を見るなりどう見てもこの前のギャルである。これはまだチャンスは残っている。
今年はギャルを攻めるぞ。
こうご期待。
麻布十番とほのかな思い出
どうも、オハラです。
先日のブログにて英会話教室なるものを通じて、
出会いを考えておりましたが…。うまくいかぬ。
今通っているのは銀座なのだが、前も言ったが女性メンバーが
年齢のいっている動物園状態だったので、
新たな出会いを求め、銀座でブラジルコーヒーのイメージは古すぎるというので、
今の若者は恵比寿や六本木、麻布十番の方に集中しているのだろうと考えた小生は
麻布十番の校舎へと赴いたのだった。
しかしながら駅に着いた途端に僕の心はおれた。
大江戸線麻布十番駅へ降り立つと清潔感のある駅の雰囲気はとても好感が持てるのだが、
まずは1つめのエスカレーターを上がる、するとすぐさま次のエスカレーターが待ち構える。
これを終えるとまた次のエスカレーターが…
長すぎる!!
なんて深いところにあるのだこの大江戸線は。
俳優の阿部サダヲさんは昔、無名の頃は大江戸線の工事に参加していたらしい。
飯田橋あたりは俺が堀ったと何かのテレビで言っていたな。
とにかくこの地上までの異常な距離にまず心を砕かれた僕だったが、
何とか地上に降り立ち、おしゃれな麻布十番の町へと繰り出した。
麻布十番には僕はゆかりがある。
というのもこのおしゃれな街の坂の上にあるお寺さんに僕のおじいちゃんのお墓が
ある。
母方が目黒の出身で、父方は葛飾。
両方とも東京の人間なので、僕には田舎がないのである。
外人が談笑しながら食事をしている間接照明で雰囲気むんむんのおしゃれレストランを
横目にきつめの坂を上ってしばらくいくとそのお寺がある。
僕は麻布十番に何かの用事で来るときには必ずこのお寺に立ち寄り、
おじいちゃんの墓前に手を合わせることにしている。
生前は仏のように優しかったおじいちゃん。
僕はおじいちゃんが大好きで一番年下の孫だったおチビの僕を
おじいちゃんはとてもかわいがってくれた。
僕はおじいちゃんから優しさを教わった。
最近では優しいだけでは人は愛せないし、良いように使われて終わる人間という
後ろ向きな気持ちが芽生え始めている。大人になるっていうのはこういうことなのかもしれない。
おじいちゃんの墓前に立ち、合唱。
手を合わせるという行為は不思議だ、西洋でも東洋でも両手を胸の前で合わせて
お祈りをする。なんだか自分の気持ちや思いが相手にそのまま伝わるようだ。
そういえば、以前に僕は彼女を連れてこのお墓に来たことがあった。
忘れもしないが2011年の12月に僕は当時好きだった女の子を連れて六本木でデートをした。
その後にこの麻布十番でお茶しようとやってきて、彼女には悪いがちょっと待っていてもらい
この墓に立ち寄った。彼女も一緒に手を合わせてくれた。
僕はおじいちゃんから勇気をもらって、その帰りがけに彼女に告白をしてOKをもらった。
それが人生初彼女誕生の瞬間だった。
まあいろいろあって別れちゃったけど、
おじいちゃんにそのことを告げると「ドンマイ」と肩をポンと叩かれたような気がした。
そして、ようやく本題の英会話教室へと足を運ぶ。
とあるビルの7Fにそれはあった。
まだできたばかりらしく、まだ人のにおいが染みついていない出来立ての化学的なにおいの残る
教室だった。まぶしいくらいの白色を基調とした部屋で、
いささかのゆとりを持った作りになっていた、まるで若い看護師がたくさん働いてそうな眼科みたいな雰囲気。
受付には、40代後半とみられる女性が座っていた。
まあ年相応の女性だ。でもなんかやたらリップが蛍光ピンクの発色で
妙にそこだけ目を引かれる。女性のお化粧の感覚は全くわからんが、
たぶん女子の間でも「あの子、お化粧下手だよね~、特にリップの色が浮きすぎ」とか
そういう陰口を言い合っているのだろう。
まあできたばかりの校舎ということで、清潔感もあり若い人が集まる要素が充分にある。
だが、気になるのが授業開始までずっと座って待っているが、10分経っても20分経っても、
誰一人として生徒とすれ違わぬ。
もしかして生徒が極端に少ないのか?
そうこうしているうちに先生が出てきて中に通された。
この先生はアランという男性で40くらいの中年、風貌や喋り方から、
ネイティブスピーカーではないことがすぐにわかった。
風貌は白人の血が入っているアラブ系の印象で、発音はおぼつかないものの非常に整った文体の
英語でしゃべる人で相当勉強したんだなということがうかがえた。
この学校はイギリス英語を教える語学学校だが、イギリス人以外も講師として雇っている。
イギリス人は世界共通の言葉を持つ国で育ったため、語学に関してはすごく怠惰なイメージだ。
このアラン先生は猛勉強して英語を身に着けたようで、その経験から語学を勉強している立場の
心理をよく理解している。英語独特の可算名詞と不可算名詞などを間違えると「それは複数形にできないよ」
と即座に直してくれる。こういう授業はとてもやりがいがある。
僕の他には生徒があと2人いると聞いている、どうやらどちらも女性らしい。
これは好機。さあ、やってくるがいい女子ども。
10分経過、20分経過、30分経過。
語学学校に行ってる人ならわかるだろうが、授業はたいてい45分。
30分も過ぎたらもう来ないのが普通である。
結局僕はこの先生と楽しいおしゃべりをしただけで新しい出会いは望めなかった。
それ以前にもう地下鉄で心が折れているから、いいんだけど。
こうして、僕の転校計画は幕を閉じた。
盟友のウィリーさんにこのことを相談したが「英会話教室は女がいそうだが、
そもそも上級者コースにはいないんじゃないの?」と鋭い突っ込みをくらった。
確かにWoman on the planet見ていても、若い女が中学1年生英語で渡米して
そこからのし上がっていくという流れが主だ。
駅前での留学には基礎知識すら不必要なのである。
うーむ、最近正直英語の力は落ちてきているから、中級コースから再スタートをするか?
最近自分の人生に目的が見いだせず、
やりたいことも特になくなってきていたが、
僕はこの英語力がみるみる落ちていくことが何よりも悲しい。
これだけはどうしても阻止したい。
4年間イギリスの大学で英語とデザインを学んだのだ。
デザインは趣味でいつでもできるし、感性の問題だからそう簡単には衰えないが
英語はやっていないと忘れていく。
なんとかして、これをBrush Upしていく努力を積み重ねていかねば。
先日のブログにて英会話教室なるものを通じて、
出会いを考えておりましたが…。うまくいかぬ。
今通っているのは銀座なのだが、前も言ったが女性メンバーが
年齢のいっている動物園状態だったので、
新たな出会いを求め、銀座でブラジルコーヒーのイメージは古すぎるというので、
今の若者は恵比寿や六本木、麻布十番の方に集中しているのだろうと考えた小生は
麻布十番の校舎へと赴いたのだった。
しかしながら駅に着いた途端に僕の心はおれた。
大江戸線麻布十番駅へ降り立つと清潔感のある駅の雰囲気はとても好感が持てるのだが、
まずは1つめのエスカレーターを上がる、するとすぐさま次のエスカレーターが待ち構える。
これを終えるとまた次のエスカレーターが…
長すぎる!!
なんて深いところにあるのだこの大江戸線は。
俳優の阿部サダヲさんは昔、無名の頃は大江戸線の工事に参加していたらしい。
飯田橋あたりは俺が堀ったと何かのテレビで言っていたな。
とにかくこの地上までの異常な距離にまず心を砕かれた僕だったが、
何とか地上に降り立ち、おしゃれな麻布十番の町へと繰り出した。
麻布十番には僕はゆかりがある。
というのもこのおしゃれな街の坂の上にあるお寺さんに僕のおじいちゃんのお墓が
ある。
母方が目黒の出身で、父方は葛飾。
両方とも東京の人間なので、僕には田舎がないのである。
外人が談笑しながら食事をしている間接照明で雰囲気むんむんのおしゃれレストランを
横目にきつめの坂を上ってしばらくいくとそのお寺がある。
僕は麻布十番に何かの用事で来るときには必ずこのお寺に立ち寄り、
おじいちゃんの墓前に手を合わせることにしている。
生前は仏のように優しかったおじいちゃん。
僕はおじいちゃんが大好きで一番年下の孫だったおチビの僕を
おじいちゃんはとてもかわいがってくれた。
僕はおじいちゃんから優しさを教わった。
最近では優しいだけでは人は愛せないし、良いように使われて終わる人間という
後ろ向きな気持ちが芽生え始めている。大人になるっていうのはこういうことなのかもしれない。
おじいちゃんの墓前に立ち、合唱。
手を合わせるという行為は不思議だ、西洋でも東洋でも両手を胸の前で合わせて
お祈りをする。なんだか自分の気持ちや思いが相手にそのまま伝わるようだ。
そういえば、以前に僕は彼女を連れてこのお墓に来たことがあった。
忘れもしないが2011年の12月に僕は当時好きだった女の子を連れて六本木でデートをした。
その後にこの麻布十番でお茶しようとやってきて、彼女には悪いがちょっと待っていてもらい
この墓に立ち寄った。彼女も一緒に手を合わせてくれた。
僕はおじいちゃんから勇気をもらって、その帰りがけに彼女に告白をしてOKをもらった。
それが人生初彼女誕生の瞬間だった。
まあいろいろあって別れちゃったけど、
おじいちゃんにそのことを告げると「ドンマイ」と肩をポンと叩かれたような気がした。
そして、ようやく本題の英会話教室へと足を運ぶ。
とあるビルの7Fにそれはあった。
まだできたばかりらしく、まだ人のにおいが染みついていない出来立ての化学的なにおいの残る
教室だった。まぶしいくらいの白色を基調とした部屋で、
いささかのゆとりを持った作りになっていた、まるで若い看護師がたくさん働いてそうな眼科みたいな雰囲気。
受付には、40代後半とみられる女性が座っていた。
まあ年相応の女性だ。でもなんかやたらリップが蛍光ピンクの発色で
妙にそこだけ目を引かれる。女性のお化粧の感覚は全くわからんが、
たぶん女子の間でも「あの子、お化粧下手だよね~、特にリップの色が浮きすぎ」とか
そういう陰口を言い合っているのだろう。
まあできたばかりの校舎ということで、清潔感もあり若い人が集まる要素が充分にある。
だが、気になるのが授業開始までずっと座って待っているが、10分経っても20分経っても、
誰一人として生徒とすれ違わぬ。
もしかして生徒が極端に少ないのか?
そうこうしているうちに先生が出てきて中に通された。
この先生はアランという男性で40くらいの中年、風貌や喋り方から、
ネイティブスピーカーではないことがすぐにわかった。
風貌は白人の血が入っているアラブ系の印象で、発音はおぼつかないものの非常に整った文体の
英語でしゃべる人で相当勉強したんだなということがうかがえた。
この学校はイギリス英語を教える語学学校だが、イギリス人以外も講師として雇っている。
イギリス人は世界共通の言葉を持つ国で育ったため、語学に関してはすごく怠惰なイメージだ。
このアラン先生は猛勉強して英語を身に着けたようで、その経験から語学を勉強している立場の
心理をよく理解している。英語独特の可算名詞と不可算名詞などを間違えると「それは複数形にできないよ」
と即座に直してくれる。こういう授業はとてもやりがいがある。
僕の他には生徒があと2人いると聞いている、どうやらどちらも女性らしい。
これは好機。さあ、やってくるがいい女子ども。
10分経過、20分経過、30分経過。
語学学校に行ってる人ならわかるだろうが、授業はたいてい45分。
30分も過ぎたらもう来ないのが普通である。
結局僕はこの先生と楽しいおしゃべりをしただけで新しい出会いは望めなかった。
それ以前にもう地下鉄で心が折れているから、いいんだけど。
こうして、僕の転校計画は幕を閉じた。
盟友のウィリーさんにこのことを相談したが「英会話教室は女がいそうだが、
そもそも上級者コースにはいないんじゃないの?」と鋭い突っ込みをくらった。
確かにWoman on the planet見ていても、若い女が中学1年生英語で渡米して
そこからのし上がっていくという流れが主だ。
駅前での留学には基礎知識すら不必要なのである。
うーむ、最近正直英語の力は落ちてきているから、中級コースから再スタートをするか?
最近自分の人生に目的が見いだせず、
やりたいことも特になくなってきていたが、
僕はこの英語力がみるみる落ちていくことが何よりも悲しい。
これだけはどうしても阻止したい。
4年間イギリスの大学で英語とデザインを学んだのだ。
デザインは趣味でいつでもできるし、感性の問題だからそう簡単には衰えないが
英語はやっていないと忘れていく。
なんとかして、これをBrush Upしていく努力を積み重ねていかねば。
オハラ2.5次元を発見すの巻
どーも、オハラです。
最近は女性との交流が一切なくなり、
毎日途方に暮れております。
やはり社会人ともなると、出会いが狭まるのは必至ですな。
予め注意しておくが、僕の職場ではまるで期待ができない。
全員で5人くらいしかいないし女性は1人、しかもかなり年齢が上である。
うーむ、僕も今年で30歳になるからそんなに贅沢は言っていられないのだが、
まあ、ずっと童貞の人生だったので僕の場合は30歳からようやく大人になったと考えるのがちょうどいいだろう。
こうなるとお得意先やお客さんのところでの出会いを期待するのもいいものだが、
得意先での恋愛もかなりリスキーだが、でもそんなことをいくら言っても何も始まらないので、
とにかくちょっとした可能性にも飛び込んでいかなければならない。
この前、本社から偉い人が来て、お得意先へ挨拶に行きそのままお客さんのご厚意で
ディナーを食べに行ったのですが、合計8人の中に一人紅一点、若い女性がいた。
その人はこの得意先のディナーには必ずついてくる女性で、
まあ向こうも野郎ばかりで飲みに行ってもつまらないだろうということで毎回連れてきてもらうのだが、
こうやって女性が一人いるだけでかなり場の空気が変わるものだ。
ボーイッシュなショートカットでつやのある野生馬の体毛のような明るめの茶色の髪、
気ままな野良猫のような一重の瞳、どこかあどけなさが残る紅の唇、雪のように可憐ではかない白い肌。
お得意先とのディナーということで短めのピンクベージュのスカートに白いブラウス、今回はよそ行きのやや畏まった恰好だった。
ボーイ、まいったね。
僕たちは新大久保の馬刺し屋さんに入り、座敷に通されまずはビールを一杯。
普段なら「うめー!」とビールを飲み干すのだが、実はこんな大事なお得意先回りの時に、
僕は38度の風邪をひいていたのだ。しかも咳を伴う風邪でなかなか治らぬ。
こんな状況になりながらもちゃんと注がれたお酒に付き合って飲む、これが営業である。
正直、こんな状態でアルコールを入れたら倒れてしまうのではと思ったが、
目の前には例の女性(仮にヒカルと呼称)が座っている。
そう、今回僕は彼女と対面で座れるようにうまく、計算して席を確保したのだ。
彼女は目が小さめの子で、白目を大きく見せる昨今の女性たちとは違った顔の特徴をしており、
あまり表情に喜怒哀楽が表れないのが少々厄介である。
その表情の影響か、何か勝手に暗い趣味を持ってるのではないかと想像してしまい、
IpodにはRadioheadから最近のbjorkのアルバムまでフルコンプしてあったりするのではと勝手な詮索が始まってしまう。
ハッピーエンドな映画など毛頭興味が無く、主人公が徹底してどん底に落とされる救いようのない映画、
またはヨーロッパ映画によくある低賃金労働者のうまくいかない家庭環境でそれでも最後は「生きていることだけが最後の希望」
みたいな最小限度のカタルシスを描いた暗い映画が大好きなのではと勝手に決めつけてしまう始末。
もうかなり酒が入って熱も上がってきていたが、なんとか意識を集中させ、
ヒカルとの会話を盛り上げる。
現在僕はカラコンの製造関係の仕事をしているのだが、
ヒカルの会社にて、かなり派手目ないわゆる外人のパーティやハロウィーンの時に
着けるような色のレンズを考えているそうな。
まあ、こういうレンズはもちろん一般受けではないので、
できるならやりたくない。
それなりの数が見込めるならぜひやりたいが、ほとんど期待ができない気がする。
僕「いやー、でもこういうタイプのレンズって需要はあるのでしょうか?それが一番心配で本社からもなかなかGOサインが…」
ヒカル「うーん、そうですよね。でも主にコスプレイヤーとかバンギャ専用に作ろうと思ってるんです」
僕「ああ、そっち方面ですか。ヒカルさんはそういうアニメとか詳しいんですか?」
ヒカル「というが、私コスプレイヤーなんです」
ボーイ、まいったね。
僕が待ち望んだ本物のコスプレイヤーが眼前に現れた。
生のコスプレイヤー達と僕は常にお近づきになりたいと切実に願っていた。
僕は筋金入りのオタク、小学校のとある経験から現実女子に幻滅をして以来、
二次元のキャラクターに恋をするようになった。
さらに、男子校の私立に入学したものだから、その二次元恋愛症候群に拍車がかかり、
僕は立派なオタクとして成長していった。
しかしながら、男子校を卒業し18歳の大和男として世に放り出されると
否応なしに現実女子と対面せざるを得ない状況に追い込まれた。
社会に出れば、どうしても現実女子と会話をしなければいけない、一緒に仕事をしなければならない。
最初は違和感を覚えつつも、昨今の化粧技術の飛躍的な進歩と妙なオタク文化の一般文化への介入などが
功を奏し、以前はエロゲーでしか装着されなかったニーソックスなるものも若い女子のファッションの一部と化し、
どう考えてもアニメキャラの影響を受けているとしか思えない、瞳を大きく見せるメイク術や
小顔に見せる為のあえてボリュームのある髪型にするヘアメイク術なども手伝い、
現実女子の二次元化が進み、僕のようなオタクでも次第に現実女子に興味を戻そうとする兆候が見られる。
その2次元と現実の狭間にある、「2.5次元女子」なる存在がある。
それが、声優とコスプレイヤーだ。
昨今のオタクは声優をキャラクターと同一視する傾向がある。
昔はキャラクターのイメージを壊してはいけないと声優はめったにその顔をさらすことはなかった。
しかしながら、どういうわけか最近の声優はかわいい女の子が圧倒的に多いのである。
これは何も声優だけの話ではなく、最近のコスプレイヤーにも同じことが言える。
僕が中学生くらいの頃、胸を躍らせながら見に行ったコミケやゲームショーなどのコスプレ広場で
目撃した現実はあまりに辛辣で、アニメキャラクターと恰好は一緒でも顔は似ても似つかないくらいのものだった。
しかしながら、現在では投稿掲示板などを見てもらえばわかるが、全体的にモデルかアイドルかと見まがうほどの
レベルのレイヤーがほとんどである。なかには小さな芸能事務所に所属している子もいるかもしれないが。
よくよく考えてみると、これは声優やコスプレイヤーだけの話ではなく、
世の中全体の女子に言える。
読者モデルなんて存在もあるように、読者である素人の女子がそのままモデルに起用される世の中である。
つまり全体的にかわいい子が増えているのだ。
化粧をしたことがないからわからないが、おそらく化粧技術が10年前に比べ圧倒的に上がったのだろう。
ここ10年くらいで日本人の骨格が変わったとも考え難い。
化粧の力は侮れぬ、ニコニコ動画などでその実態が最近暴かれ始めているが、
まあ僕は化粧は大歓迎、というか普通スッピンで人前に出ることがほぼないのだから、
化粧がうまいにこしたことはないであろう。
閑話休題
コスプレイヤーの話に戻すが、コスプレ文化のレベルも相当上がっている。
アダルトDVDコーナーへ行けば、メイド服もののDVDは4時間収録ソフトの中に高確率でデフォルトで入っているものだ。
アニメコスプレ企画ものは90年代後半でもほとんど見受けられず、その2.5次元の性行感覚をどうしても見てみたかった
僕にとっては探すのが本当に大変で、そんなにかわいくない女優のものでも買いあさっていたものだった。
2000年に入って、メイド喫茶や電車男などが流行ってから徐々に増えていき、今ではジャンルとしてそれを専門に扱う
アダルトサイトや業者もあるくらい市民権を得ている。
本来2次元にしか興味のないはずのオタクたちが秋葉原のメイド喫茶に通って、
女の子との話を楽しむこの現象から、オタクたちはおおいにこの2.5次元の存在であるコスプレイヤーに
憧れを抱いているということがよく理解できるであろう。
話をようやく大筋に戻すが、僕はオタクとして青春時代を全て捧げてきたが、
そのころからずっと僕はコスプレイヤーに憧れを抱いているのである。
極論をいうとコスプレをしたままやりたいのである。
エロアニメであこがれた二次元性行、そして限りなくそれを現実に近づけたコスプレAVものの観賞。
そしてついにそれを現実のものとするコスプレのまま性行。
僕の究極的な目標はそこにあるのかもしれない。
何もなかった僕に生きる希望を与えてくれたアニメ、恋い焦がれたアニメのキャラクター。
その存在に限りなく近い精神を持った女性との性行はどんな犠牲を払ってでも達成する価値があるように思える。
その人物が今まさに僕の目の前に現れた。
自慰を禁止した僕にみなぎるこの無限のエネルギーとそのリビドーが
齢30に近づく僕の体を押し上げてくれる。
私はまだ間に合うのだ…。
オハラ
最近は女性との交流が一切なくなり、
毎日途方に暮れております。
やはり社会人ともなると、出会いが狭まるのは必至ですな。
予め注意しておくが、僕の職場ではまるで期待ができない。
全員で5人くらいしかいないし女性は1人、しかもかなり年齢が上である。
うーむ、僕も今年で30歳になるからそんなに贅沢は言っていられないのだが、
まあ、ずっと童貞の人生だったので僕の場合は30歳からようやく大人になったと考えるのがちょうどいいだろう。
こうなるとお得意先やお客さんのところでの出会いを期待するのもいいものだが、
得意先での恋愛もかなりリスキーだが、でもそんなことをいくら言っても何も始まらないので、
とにかくちょっとした可能性にも飛び込んでいかなければならない。
この前、本社から偉い人が来て、お得意先へ挨拶に行きそのままお客さんのご厚意で
ディナーを食べに行ったのですが、合計8人の中に一人紅一点、若い女性がいた。
その人はこの得意先のディナーには必ずついてくる女性で、
まあ向こうも野郎ばかりで飲みに行ってもつまらないだろうということで毎回連れてきてもらうのだが、
こうやって女性が一人いるだけでかなり場の空気が変わるものだ。
ボーイッシュなショートカットでつやのある野生馬の体毛のような明るめの茶色の髪、
気ままな野良猫のような一重の瞳、どこかあどけなさが残る紅の唇、雪のように可憐ではかない白い肌。
お得意先とのディナーということで短めのピンクベージュのスカートに白いブラウス、今回はよそ行きのやや畏まった恰好だった。
ボーイ、まいったね。
僕たちは新大久保の馬刺し屋さんに入り、座敷に通されまずはビールを一杯。
普段なら「うめー!」とビールを飲み干すのだが、実はこんな大事なお得意先回りの時に、
僕は38度の風邪をひいていたのだ。しかも咳を伴う風邪でなかなか治らぬ。
こんな状況になりながらもちゃんと注がれたお酒に付き合って飲む、これが営業である。
正直、こんな状態でアルコールを入れたら倒れてしまうのではと思ったが、
目の前には例の女性(仮にヒカルと呼称)が座っている。
そう、今回僕は彼女と対面で座れるようにうまく、計算して席を確保したのだ。
彼女は目が小さめの子で、白目を大きく見せる昨今の女性たちとは違った顔の特徴をしており、
あまり表情に喜怒哀楽が表れないのが少々厄介である。
その表情の影響か、何か勝手に暗い趣味を持ってるのではないかと想像してしまい、
IpodにはRadioheadから最近のbjorkのアルバムまでフルコンプしてあったりするのではと勝手な詮索が始まってしまう。
ハッピーエンドな映画など毛頭興味が無く、主人公が徹底してどん底に落とされる救いようのない映画、
またはヨーロッパ映画によくある低賃金労働者のうまくいかない家庭環境でそれでも最後は「生きていることだけが最後の希望」
みたいな最小限度のカタルシスを描いた暗い映画が大好きなのではと勝手に決めつけてしまう始末。
もうかなり酒が入って熱も上がってきていたが、なんとか意識を集中させ、
ヒカルとの会話を盛り上げる。
現在僕はカラコンの製造関係の仕事をしているのだが、
ヒカルの会社にて、かなり派手目ないわゆる外人のパーティやハロウィーンの時に
着けるような色のレンズを考えているそうな。
まあ、こういうレンズはもちろん一般受けではないので、
できるならやりたくない。
それなりの数が見込めるならぜひやりたいが、ほとんど期待ができない気がする。
僕「いやー、でもこういうタイプのレンズって需要はあるのでしょうか?それが一番心配で本社からもなかなかGOサインが…」
ヒカル「うーん、そうですよね。でも主にコスプレイヤーとかバンギャ専用に作ろうと思ってるんです」
僕「ああ、そっち方面ですか。ヒカルさんはそういうアニメとか詳しいんですか?」
ヒカル「というが、私コスプレイヤーなんです」
ボーイ、まいったね。
僕が待ち望んだ本物のコスプレイヤーが眼前に現れた。
生のコスプレイヤー達と僕は常にお近づきになりたいと切実に願っていた。
僕は筋金入りのオタク、小学校のとある経験から現実女子に幻滅をして以来、
二次元のキャラクターに恋をするようになった。
さらに、男子校の私立に入学したものだから、その二次元恋愛症候群に拍車がかかり、
僕は立派なオタクとして成長していった。
しかしながら、男子校を卒業し18歳の大和男として世に放り出されると
否応なしに現実女子と対面せざるを得ない状況に追い込まれた。
社会に出れば、どうしても現実女子と会話をしなければいけない、一緒に仕事をしなければならない。
最初は違和感を覚えつつも、昨今の化粧技術の飛躍的な進歩と妙なオタク文化の一般文化への介入などが
功を奏し、以前はエロゲーでしか装着されなかったニーソックスなるものも若い女子のファッションの一部と化し、
どう考えてもアニメキャラの影響を受けているとしか思えない、瞳を大きく見せるメイク術や
小顔に見せる為のあえてボリュームのある髪型にするヘアメイク術なども手伝い、
現実女子の二次元化が進み、僕のようなオタクでも次第に現実女子に興味を戻そうとする兆候が見られる。
その2次元と現実の狭間にある、「2.5次元女子」なる存在がある。
それが、声優とコスプレイヤーだ。
昨今のオタクは声優をキャラクターと同一視する傾向がある。
昔はキャラクターのイメージを壊してはいけないと声優はめったにその顔をさらすことはなかった。
しかしながら、どういうわけか最近の声優はかわいい女の子が圧倒的に多いのである。
これは何も声優だけの話ではなく、最近のコスプレイヤーにも同じことが言える。
僕が中学生くらいの頃、胸を躍らせながら見に行ったコミケやゲームショーなどのコスプレ広場で
目撃した現実はあまりに辛辣で、アニメキャラクターと恰好は一緒でも顔は似ても似つかないくらいのものだった。
しかしながら、現在では投稿掲示板などを見てもらえばわかるが、全体的にモデルかアイドルかと見まがうほどの
レベルのレイヤーがほとんどである。なかには小さな芸能事務所に所属している子もいるかもしれないが。
よくよく考えてみると、これは声優やコスプレイヤーだけの話ではなく、
世の中全体の女子に言える。
読者モデルなんて存在もあるように、読者である素人の女子がそのままモデルに起用される世の中である。
つまり全体的にかわいい子が増えているのだ。
化粧をしたことがないからわからないが、おそらく化粧技術が10年前に比べ圧倒的に上がったのだろう。
ここ10年くらいで日本人の骨格が変わったとも考え難い。
化粧の力は侮れぬ、ニコニコ動画などでその実態が最近暴かれ始めているが、
まあ僕は化粧は大歓迎、というか普通スッピンで人前に出ることがほぼないのだから、
化粧がうまいにこしたことはないであろう。
閑話休題
コスプレイヤーの話に戻すが、コスプレ文化のレベルも相当上がっている。
アダルトDVDコーナーへ行けば、メイド服もののDVDは4時間収録ソフトの中に高確率でデフォルトで入っているものだ。
アニメコスプレ企画ものは90年代後半でもほとんど見受けられず、その2.5次元の性行感覚をどうしても見てみたかった
僕にとっては探すのが本当に大変で、そんなにかわいくない女優のものでも買いあさっていたものだった。
2000年に入って、メイド喫茶や電車男などが流行ってから徐々に増えていき、今ではジャンルとしてそれを専門に扱う
アダルトサイトや業者もあるくらい市民権を得ている。
本来2次元にしか興味のないはずのオタクたちが秋葉原のメイド喫茶に通って、
女の子との話を楽しむこの現象から、オタクたちはおおいにこの2.5次元の存在であるコスプレイヤーに
憧れを抱いているということがよく理解できるであろう。
話をようやく大筋に戻すが、僕はオタクとして青春時代を全て捧げてきたが、
そのころからずっと僕はコスプレイヤーに憧れを抱いているのである。
極論をいうとコスプレをしたままやりたいのである。
エロアニメであこがれた二次元性行、そして限りなくそれを現実に近づけたコスプレAVものの観賞。
そしてついにそれを現実のものとするコスプレのまま性行。
僕の究極的な目標はそこにあるのかもしれない。
何もなかった僕に生きる希望を与えてくれたアニメ、恋い焦がれたアニメのキャラクター。
その存在に限りなく近い精神を持った女性との性行はどんな犠牲を払ってでも達成する価値があるように思える。
その人物が今まさに僕の目の前に現れた。
自慰を禁止した僕にみなぎるこの無限のエネルギーとそのリビドーが
齢30に近づく僕の体を押し上げてくれる。
私はまだ間に合うのだ…。
オハラ
映画「きっとうまくいく」
どーも、オハラです。
本日5月18日に封切りされたインド映画「きっとうまくいく」を僕とウィリーさんの二人で見てきました。
前評判もかなり好評価で、辛口映画評論家の江頭2:50さんも「PPPするぞ」というご自身の番組で10点満点中8.5点という高得点を獲得しています。
かなりハードル高めで見に行ってきましたが、結論から言いましょう。
おもしろすぎる!!
今時代はハリウッドではなく、ボリウッドなのでは?
ストーリーは、
エリート大学に合格した3人の新入生。そのひとり、主人公のランチョー(アーミル・カーン)は“超天才かバカ”といわれる自由人というよりかなりの異端児。「All is well!(きっと、うまくいく)」というモットーのもと、「人生は競争だ」と教える厳しい学園長のもとドタバタを繰り返し、なんとか大学を卒業するが、ある日突然姿を消してしまう。そんな彼を探し、10年前に交わした賭けの答えを出すために、共に学んだ親友たちが旅に出る。しかしランチョーの入学と卒業そして失踪にはとある秘密があった…
というストーリー。
メインはコメディなのだが、ハリウッドでは安易に下ねたに走りがちな大学生の青春ものという設定だが、インド映画は品のある友情を描いたお話が中心となっている。
というのもサスペンス、感動、コメディ、ミュージカル、あらゆる要素がいっぱい入っていて、たくさん詰め込んでいるがそのどれをとっても素晴らしく、テンポも気持ちいいぐらい軽快だった。詰め込みすぎて3時間という長さではあるが、退屈に感じない。
インド映画によくあるいきなり踊りだす展開が始まったり、かと思えばその明るいミュージカルの場面から一転してガクンと重いシーンを敢えて登場させ、ばかばかしさとメインのストーリを絶妙なバランスで保っている。
とにかく退屈しない作りになっていて3時間なんてあっという間。一番素晴らしいのがあらゆる伏線が張り巡らされ、ちゃんと最後までには残さず全部それらが回収される。消化不良一切なしの手の込んだ洗練されたストーリーになっている。
笑えるだけじゃなく、泣けるシーンも随所にちりばめられていて、友達思いな主人公のランチョーの熱い友情シーンにはこみ上げてくるものがあるし、あんなに厳格な学園長をとある形で救うことになるシーンには思わず拍手したくなるくらい「よくやったぞ!」と胸が熱くなる。
とにかく、皆さんおすすめです。最近面白い映画を見てないな、感動してないな、笑っていないなという人、元気が出ること請け合いです。
限られた映画館でしか上映されていませんが、是非見に行きましょう!
オハラ
本日5月18日に封切りされたインド映画「きっとうまくいく」を僕とウィリーさんの二人で見てきました。
前評判もかなり好評価で、辛口映画評論家の江頭2:50さんも「PPPするぞ」というご自身の番組で10点満点中8.5点という高得点を獲得しています。
かなりハードル高めで見に行ってきましたが、結論から言いましょう。
おもしろすぎる!!
今時代はハリウッドではなく、ボリウッドなのでは?
ストーリーは、
エリート大学に合格した3人の新入生。そのひとり、主人公のランチョー(アーミル・カーン)は“超天才かバカ”といわれる自由人というよりかなりの異端児。「All is well!(きっと、うまくいく)」というモットーのもと、「人生は競争だ」と教える厳しい学園長のもとドタバタを繰り返し、なんとか大学を卒業するが、ある日突然姿を消してしまう。そんな彼を探し、10年前に交わした賭けの答えを出すために、共に学んだ親友たちが旅に出る。しかしランチョーの入学と卒業そして失踪にはとある秘密があった…
というストーリー。
メインはコメディなのだが、ハリウッドでは安易に下ねたに走りがちな大学生の青春ものという設定だが、インド映画は品のある友情を描いたお話が中心となっている。
というのもサスペンス、感動、コメディ、ミュージカル、あらゆる要素がいっぱい入っていて、たくさん詰め込んでいるがそのどれをとっても素晴らしく、テンポも気持ちいいぐらい軽快だった。詰め込みすぎて3時間という長さではあるが、退屈に感じない。
インド映画によくあるいきなり踊りだす展開が始まったり、かと思えばその明るいミュージカルの場面から一転してガクンと重いシーンを敢えて登場させ、ばかばかしさとメインのストーリを絶妙なバランスで保っている。
とにかく退屈しない作りになっていて3時間なんてあっという間。一番素晴らしいのがあらゆる伏線が張り巡らされ、ちゃんと最後までには残さず全部それらが回収される。消化不良一切なしの手の込んだ洗練されたストーリーになっている。
笑えるだけじゃなく、泣けるシーンも随所にちりばめられていて、友達思いな主人公のランチョーの熱い友情シーンにはこみ上げてくるものがあるし、あんなに厳格な学園長をとある形で救うことになるシーンには思わず拍手したくなるくらい「よくやったぞ!」と胸が熱くなる。
とにかく、皆さんおすすめです。最近面白い映画を見てないな、感動してないな、笑っていないなという人、元気が出ること請け合いです。
限られた映画館でしか上映されていませんが、是非見に行きましょう!
オハラ
環境の変化と自律行動
どーも、オハラです。
僕は最近いろいろと鬱になっております。
別に無職というわけではありませんが、宙に浮いた感じというか、
英語ではup in the airなんて言いますね。映画「マイレージマイライフ」も原題は「Up in the Air」です。
まあ、もともとネガティブな性格で悩んでばかりな性分ですが、
最近は特にそれが顕著になってきました。
というのも、僕はそろそろ30歳を迎えます。
まさか自分が30歳になるとは誰も若いころは想像できないでしょう。
20代は何かあっても「まだ20代だしな」と若さで解決してしまったが、
その言い訳もだんだん苦しくなってきた。
とはいえ、40歳になったら今度は「30歳のころはまだ若かったな」という風に
しみじみ思うのは目に見えている。結局、人間は心ここに非ずで現実を直視できないというか、
何かに理由を付けて、行動に移したりしないのである。
こういう時、前にブログで書いたA君のような猪突猛進な人間がうらやましく思える。
周りを見ないで己の道だけを突っ切れる、結果友人をかなり失ったわけですが。
何かを得るには、犠牲はつきもの。僕には犠牲にする勇気が無いのだと思う。
もう少し冷静に自分自身を見つめ直してみると、どうしてこんなにもむなしい気持ちなのかというと、
まず最近になって28年目にして初めてできた彼女とちょうど1年目で別れてしまったことと、
輸入企業に勤めているので、円安でかなり値上がりを余儀なくされ、お客さんに怒られてばかり。
アベノミクスのせいにしてこんな無茶な値上げをやりまくっていたらそれこそお客さんもどんどん離れていってしまうのではないか?
現実にそれが表れ始めているので、ここのところ業績の良かった弊社だが、一気に落ち込んで、
リストラにあってしまうのではないかという不安が拭い去れない。
まあ、他にも友人関係など大人になっていろんな環境の変化が一気に襲ってきて、
どうもうまく対処できぬ状況である。
これではいかんと欲す、この充足を得られない状況においての打開策としたら、
やはりそれは自分のやりたいことや夢を見つけることだろう。
考えてみれば贅沢な話かもしれない。僕は結婚して子供がいるわけじゃないし、
交際相手も婚約相手もいない。だから、仕事がなくなってもまだ気楽な方だ。
地元の友人でかなり大変な職場で働いている人がいる。
彼の職場は上から圧力が強く、どういう命令されるのか知らないが、
無茶ブリに罵声も飛んでくるような環境でサビ残の強要までは無いが、とにかくストレスがたまるという。
こうなると職場の人たちもストレスでどんどん体をやられ、まずは難聴気味になっていくのがその初期症状だという。
そこからさらに進むとバセドウ病にかかり眼球が突出してくるのだという。
冗談で言ってるのかと思ったが、どうやらこれは本当らしく、気の強い江戸っ子気質の彼だが、
「俺も辞めて、おやじの仕事を継ごうと考えている」と本気で言っていた。
彼もまだ結婚や交際相手がいないので、辞めることは可能だ。
だがそんなバセドウ病になっても尚、家庭をもっている同僚たちはやめることができないのだ。
これが現実だが、僕は常に体を壊して倒れて働けない体になってからでは遅いと思う。
まだ体が動くうちに、今は共働きなんて当たり前の世の中なのだから、もう少し自分に合った場所でもいいと思う。
閑話休題
僕の今の環境はまだ恵まれている方だ。
給料は高くはないが、必ず定時に帰れるし、高齢の方々が大半の5人くらいの
小さなオフィスだが無理難題を押し付けて「おまえがなんとかしろよ?」ということはさせない。
自分の時間も持てる環境なので、何かを始めてみようと思うのだが、
高校生のごとく自分のやりたいことがどうも見つからないのである。
冷静に整理すると、実は僕はもうある程度の夢が全て叶ってしまったのである。
結果別れてしまったが彼女もできたし、留学をしたいという夢も親の財力のおかげで叶えることができた。
だからこれ以上、僕が何かを望むことは強欲なのではと思ってしまうのである。
世の中には留学に行きたくても行けない人もいるし、彼女がほしくても諸々の事情で一生機会に恵まれない人もいる。
まあでも、こういうことを言うときりがないし、何も始められないので、
もう少し自分に素直になって、強欲でも構わないから何がやりたいかを考えてみよう。
しかしながら、このUp in the airな感覚ではなかなかエネルギーが湧かず、
一人でいるとどんどんネガティブになっていく。
そこで思いついたのが自慰行為の制御である。
僕は10歳のころに自分で編み出して以来、風邪や旅行などの特別な場合を除いて、
ほぼ毎日やってきた。
これだけは本当に継続していて、今年でちょうど20周年目に突入する。
僕の場合はもう動画に頼ったりすることもなく、想像だけで快楽を得ることが可能となっている。
しかしながら、僕の生来のこのネガティブな性格と驚くほどの集中力の無さ、体力の無さ、
こういったことがどこに原因があるのかわからなかったが、どうもこの自慰行為が起因しているように思えてきた。
僕は特に持病もちというわけでもなく、親が大事に傷一つつけずに産んでくれたので、
生まれてこの方、風邪以外の病気を患ったことがない。
家庭環境も両親ともに仲が良く、とても円満でどちらかというと裕福な家庭に育ったのだが、
どうも僕は精神に少なからず影響があるように思えるし、あれだけ勉強の環境を整えてもらったのだが、
一向に成績がのびなかった。
今までのことを思い返してみると、受験時も試験の時もやはり僕は変わらず自慰行為を続けていた。
男子ならわかるが、終わった後に突然「俺は何をやっているのだろう?」という得も言われぬ虚無感に襲われる。
よくよく思うとこの感覚は必要不可欠で、一通り「終わった」と思える箇所が男子の性欲には設けてある。
これが無いと永遠に疲れて飽きるまでセックスを続けてしまうだろうし、それこそ我慢ができずに性犯罪が多発するだろう。
しかしながら、自慰行為という名前の通り、完全なる自己満足でこれをするとあらゆる事象がどうでもよくなる。
ダウナー系のドラッグとかなり似ている。(やったことないけど)
とりわけ男の衝動、すなわち何かをやってやろうとするエネルギーの原動力は「性衝動」である。
もてたい、あの子とやりたい、あの子の気を惹きたい、目立ちたい、などから、
もっと現実的に言えば「結婚したい、仕事ができる男になりたい、金が欲しい」これらの衝動も全て、
最終的には女性との性行為にベクトルが向いている。
みんな涼しい顔をしているが、男たちは常に頭の中で卑猥なことを考えている。
この季節になるとどんどん薄着の女性が増えてくるが、通勤の電車でつり革につかまって、
スマホでパズドラに熱中している女性も、眼前に座ってビジネス書を険しい顔で読んでいる中年サラリーマンの頭の中で、
とてもソフト化できないようなやり方で凌辱されているのである。
つまり男性のエネルギー源は「やりたい」という衝動。
そして、それを燃焼し「やってやるぞ」といろんな努力をするものだが、
それが自慰行為で意中の相手などを想像しやってしまうと、あの独特の虚無感がたちまち襲ってきて、
「俺は何をしているのだろう。こんなことをしている自分をあの子は好いてくれるはずがない」と劣等感しか襲ってこない。
すっきりはするがせっかくのエネルギー源の性衝動を自慰行為という完全なる自己満足で解決していまい、
それを別の形で発揮(これを昇華という)することもなく、いわば自己完結をしてしまう。
精液にはタンパク質や亜鉛などの貴重な栄養分が含まれていて、これを体外へ放出してしまうのは明らかに良い行為とは思えない。
集中力も切れるし、行く瞬間にランナーズハイに似た感覚が脳によぎるという。
実はこれで年間多くの人が自慰行為中に死亡しているケースがあるという。
報告されているだけのデータしかないが、遺族たちが恥ずかしさからそれをごまかすケースが多々あることを考えると、
もっと多くのケースがあると思われる。
つまり体がどっと疲れるのである。
僕は今年で20周年目を迎えるので、一度この連鎖を断ち切ってみようと思う。
結局どれだけ執念を燃やして、劣等感からの「やってやる」というモチベーションも、
この一回の自慰行為で解決し、何もやらないまま終わってしまっていることがほとんどの人生を送ってきた気がする。
ずっともてず、彼女もできない童貞人生を長く送ってきたが、
もう僕はいたずらにセックスに神々しく思いをはせる時期は通り過ぎたのだ。
その思いが強すぎたがために、僕は毎日自慰行為という儀式をやり続けてきた。
しかしながら、その代償は僕が気が付かなかっただけで甚大なものだったようだ。
一度この負の連鎖を断ち切ってみようと思う。
こうして自分を奮い立たせ、自慰行為も知らなかった幼少期の無限大の可能性を取り戻そうと思う。
これも自己満足かもしれないが、何もやらないよりは何倍も増しである。
今後の報告にこうご期待。
オハラ
僕は最近いろいろと鬱になっております。
別に無職というわけではありませんが、宙に浮いた感じというか、
英語ではup in the airなんて言いますね。映画「マイレージマイライフ」も原題は「Up in the Air」です。
まあ、もともとネガティブな性格で悩んでばかりな性分ですが、
最近は特にそれが顕著になってきました。
というのも、僕はそろそろ30歳を迎えます。
まさか自分が30歳になるとは誰も若いころは想像できないでしょう。
20代は何かあっても「まだ20代だしな」と若さで解決してしまったが、
その言い訳もだんだん苦しくなってきた。
とはいえ、40歳になったら今度は「30歳のころはまだ若かったな」という風に
しみじみ思うのは目に見えている。結局、人間は心ここに非ずで現実を直視できないというか、
何かに理由を付けて、行動に移したりしないのである。
こういう時、前にブログで書いたA君のような猪突猛進な人間がうらやましく思える。
周りを見ないで己の道だけを突っ切れる、結果友人をかなり失ったわけですが。
何かを得るには、犠牲はつきもの。僕には犠牲にする勇気が無いのだと思う。
もう少し冷静に自分自身を見つめ直してみると、どうしてこんなにもむなしい気持ちなのかというと、
まず最近になって28年目にして初めてできた彼女とちょうど1年目で別れてしまったことと、
輸入企業に勤めているので、円安でかなり値上がりを余儀なくされ、お客さんに怒られてばかり。
アベノミクスのせいにしてこんな無茶な値上げをやりまくっていたらそれこそお客さんもどんどん離れていってしまうのではないか?
現実にそれが表れ始めているので、ここのところ業績の良かった弊社だが、一気に落ち込んで、
リストラにあってしまうのではないかという不安が拭い去れない。
まあ、他にも友人関係など大人になっていろんな環境の変化が一気に襲ってきて、
どうもうまく対処できぬ状況である。
これではいかんと欲す、この充足を得られない状況においての打開策としたら、
やはりそれは自分のやりたいことや夢を見つけることだろう。
考えてみれば贅沢な話かもしれない。僕は結婚して子供がいるわけじゃないし、
交際相手も婚約相手もいない。だから、仕事がなくなってもまだ気楽な方だ。
地元の友人でかなり大変な職場で働いている人がいる。
彼の職場は上から圧力が強く、どういう命令されるのか知らないが、
無茶ブリに罵声も飛んでくるような環境でサビ残の強要までは無いが、とにかくストレスがたまるという。
こうなると職場の人たちもストレスでどんどん体をやられ、まずは難聴気味になっていくのがその初期症状だという。
そこからさらに進むとバセドウ病にかかり眼球が突出してくるのだという。
冗談で言ってるのかと思ったが、どうやらこれは本当らしく、気の強い江戸っ子気質の彼だが、
「俺も辞めて、おやじの仕事を継ごうと考えている」と本気で言っていた。
彼もまだ結婚や交際相手がいないので、辞めることは可能だ。
だがそんなバセドウ病になっても尚、家庭をもっている同僚たちはやめることができないのだ。
これが現実だが、僕は常に体を壊して倒れて働けない体になってからでは遅いと思う。
まだ体が動くうちに、今は共働きなんて当たり前の世の中なのだから、もう少し自分に合った場所でもいいと思う。
閑話休題
僕の今の環境はまだ恵まれている方だ。
給料は高くはないが、必ず定時に帰れるし、高齢の方々が大半の5人くらいの
小さなオフィスだが無理難題を押し付けて「おまえがなんとかしろよ?」ということはさせない。
自分の時間も持てる環境なので、何かを始めてみようと思うのだが、
高校生のごとく自分のやりたいことがどうも見つからないのである。
冷静に整理すると、実は僕はもうある程度の夢が全て叶ってしまったのである。
結果別れてしまったが彼女もできたし、留学をしたいという夢も親の財力のおかげで叶えることができた。
だからこれ以上、僕が何かを望むことは強欲なのではと思ってしまうのである。
世の中には留学に行きたくても行けない人もいるし、彼女がほしくても諸々の事情で一生機会に恵まれない人もいる。
まあでも、こういうことを言うときりがないし、何も始められないので、
もう少し自分に素直になって、強欲でも構わないから何がやりたいかを考えてみよう。
しかしながら、このUp in the airな感覚ではなかなかエネルギーが湧かず、
一人でいるとどんどんネガティブになっていく。
そこで思いついたのが自慰行為の制御である。
僕は10歳のころに自分で編み出して以来、風邪や旅行などの特別な場合を除いて、
ほぼ毎日やってきた。
これだけは本当に継続していて、今年でちょうど20周年目に突入する。
僕の場合はもう動画に頼ったりすることもなく、想像だけで快楽を得ることが可能となっている。
しかしながら、僕の生来のこのネガティブな性格と驚くほどの集中力の無さ、体力の無さ、
こういったことがどこに原因があるのかわからなかったが、どうもこの自慰行為が起因しているように思えてきた。
僕は特に持病もちというわけでもなく、親が大事に傷一つつけずに産んでくれたので、
生まれてこの方、風邪以外の病気を患ったことがない。
家庭環境も両親ともに仲が良く、とても円満でどちらかというと裕福な家庭に育ったのだが、
どうも僕は精神に少なからず影響があるように思えるし、あれだけ勉強の環境を整えてもらったのだが、
一向に成績がのびなかった。
今までのことを思い返してみると、受験時も試験の時もやはり僕は変わらず自慰行為を続けていた。
男子ならわかるが、終わった後に突然「俺は何をやっているのだろう?」という得も言われぬ虚無感に襲われる。
よくよく思うとこの感覚は必要不可欠で、一通り「終わった」と思える箇所が男子の性欲には設けてある。
これが無いと永遠に疲れて飽きるまでセックスを続けてしまうだろうし、それこそ我慢ができずに性犯罪が多発するだろう。
しかしながら、自慰行為という名前の通り、完全なる自己満足でこれをするとあらゆる事象がどうでもよくなる。
ダウナー系のドラッグとかなり似ている。(やったことないけど)
とりわけ男の衝動、すなわち何かをやってやろうとするエネルギーの原動力は「性衝動」である。
もてたい、あの子とやりたい、あの子の気を惹きたい、目立ちたい、などから、
もっと現実的に言えば「結婚したい、仕事ができる男になりたい、金が欲しい」これらの衝動も全て、
最終的には女性との性行為にベクトルが向いている。
みんな涼しい顔をしているが、男たちは常に頭の中で卑猥なことを考えている。
この季節になるとどんどん薄着の女性が増えてくるが、通勤の電車でつり革につかまって、
スマホでパズドラに熱中している女性も、眼前に座ってビジネス書を険しい顔で読んでいる中年サラリーマンの頭の中で、
とてもソフト化できないようなやり方で凌辱されているのである。
つまり男性のエネルギー源は「やりたい」という衝動。
そして、それを燃焼し「やってやるぞ」といろんな努力をするものだが、
それが自慰行為で意中の相手などを想像しやってしまうと、あの独特の虚無感がたちまち襲ってきて、
「俺は何をしているのだろう。こんなことをしている自分をあの子は好いてくれるはずがない」と劣等感しか襲ってこない。
すっきりはするがせっかくのエネルギー源の性衝動を自慰行為という完全なる自己満足で解決していまい、
それを別の形で発揮(これを昇華という)することもなく、いわば自己完結をしてしまう。
精液にはタンパク質や亜鉛などの貴重な栄養分が含まれていて、これを体外へ放出してしまうのは明らかに良い行為とは思えない。
集中力も切れるし、行く瞬間にランナーズハイに似た感覚が脳によぎるという。
実はこれで年間多くの人が自慰行為中に死亡しているケースがあるという。
報告されているだけのデータしかないが、遺族たちが恥ずかしさからそれをごまかすケースが多々あることを考えると、
もっと多くのケースがあると思われる。
つまり体がどっと疲れるのである。
僕は今年で20周年目を迎えるので、一度この連鎖を断ち切ってみようと思う。
結局どれだけ執念を燃やして、劣等感からの「やってやる」というモチベーションも、
この一回の自慰行為で解決し、何もやらないまま終わってしまっていることがほとんどの人生を送ってきた気がする。
ずっともてず、彼女もできない童貞人生を長く送ってきたが、
もう僕はいたずらにセックスに神々しく思いをはせる時期は通り過ぎたのだ。
その思いが強すぎたがために、僕は毎日自慰行為という儀式をやり続けてきた。
しかしながら、その代償は僕が気が付かなかっただけで甚大なものだったようだ。
一度この負の連鎖を断ち切ってみようと思う。
こうして自分を奮い立たせ、自慰行為も知らなかった幼少期の無限大の可能性を取り戻そうと思う。
これも自己満足かもしれないが、何もやらないよりは何倍も増しである。
今後の報告にこうご期待。
オハラ
