よそうかい - トレーダーの独り言 2 -2ページ目

コーン続伸

コーンは続伸。

生産地域で来週以降再び雨の予報が出ていることを受け、
前日に続き買いが先行した。

引き続き今後の天候次第の展開となりそうだ。目先しばらくは
大丈夫なようだが、生産地では来週半ばあたりからまた雨が
降るとの予報が出ており、作付作業が更に遅れる可能性がある。
5月も中旬に差し掛かればコーン作付には手遅れで、無理して
作付けを行っても開花期に熱波の影響を受けやすくなるなど
高いイールドは望めなくなる。後10日間ほどの天候や作業の
進行状況で、ある程度の方向性が決まるといっても過言ではない。

いずれにせよ、3月末の作付意向調査で出てきた数字を達成する
ことはまず不可能、予定されていたうちの幾らかは大豆への転作が
進むと見ておいたほうが良い。相場もそういったファンダメンタルズの
変化を織り込み、しばらくは買いが先行する展開が続くと予想する。


原油続落

NY原油は続落。

ナイジェリアで新たな石油施設への攻撃が発生、日量1万5,000バレルの
生産が停止したほか外国人職員6名が誘拐された。南部の有力武装勢力の
ニジェールデルタ解放運動(MEND)が犯行声明を出しており、
誘拐された職員は月末まで開放されることはないという。

市場は不思議なほどこの事件に反応しなかったが、このところあまり目立った
活動をしていなかったMENDが再び動き出したこともあり、あっさり無視できる
ものではない。MENDはフォルカドス油田の生産再開を計画している
ロイヤルダッチシェルに対し、生産再開を思いとどまるよう警告も行っている。
こういう類の事件は一度活発になると連続して起こることも多く、
あまり楽観的に構えない方が良いだろう。

本日の下落は基本的にテクニカルなポジション調整によるものだろう。
相場を主導しているガソリンは続落となったが、まだ上昇トレンドが崩れる
ような大きな下げは見せていない。明日の在庫統計で再び強気数字が
出るようなら一気に直近の高値を更新、原油もそれに連れ高となるだろう。
引き続き製油所稼働率とガソリン在庫に注目だ。


コーン続落もクロップレポートは強気

コーンは続落。目先生産地で好天が続くとの予報を受け、
作付が進むとの期待から売りが膨らんだ。

引け後のクロップレポートにおける作付進捗率は23%と、市場予想の
27-35%を下回った。発芽率も前週の3%からポイントしか進んでおらず、
4月前半の悪天候の影響は予想以上に大きい。次週のクロップ
レポートでもまだ平年より大きく遅れているようなら、コーンの作付を
諦めざるを得ないところも出てくる可能性は高くなるだろう。

もっとも、今後の天候次第では十分に挽回の余地はある。今後一週間の
作業進捗状況が、非常に重要な意味を持つだろう。目先は好天が
引き続き相場の重石になると思われるが、本日のクロップレポートを
見た以上、あまり積極的に売るわけにもいかないだろう。直近の安値を
維持するようなら、再び買い圧力が強まることも十分に考えられる。


原油大幅反発

NY原油は大幅反発、期近終値ベースで昨年9月以来の高値をつけた。

サウジで172名が逮捕された事件は、まずその数に驚いた。同国内の
情勢は決して安定しているわけではなく、テロが起こる懸念が高いことは
今更言うまでもないが、それにしてもよくこれだけまとまって捕まったものだ。

石油施設などへのテロ計画が最終段階まで来ていたのだろうか。

事前逮捕でなく実際に何らかの攻撃が起こったとすれば、市場への
インパクトはナイジェリアのそれとは比べるまでもない。
最近はあまり材料になっていなかったが、やはり地政学リスクと
いうのは無視してはいけないということだろう。


もっとも、サウジの事件は値動きに派手さを加えただけで、実際に
相場上昇の原動力となっているのは、連日高値を更新している
ガソリンの需給逼迫懸念だろう。本日特に大きな製油所トラブルが
伝わったわけではないが、ここまでの製油所稼働率低迷と
ガソリン在庫の取り崩しだけで、十分に原油を70ドル以上に
押し上げる下地は整っている。


ガソリンが上昇を続ける限り、原油もそれについていくだろう。



円が対ドルで強気に転じる予感

為替は円全面安。

明日の日銀金融政策会合や消費者物価指数の発表を前に、円が売られる
展開となった。日銀が利上げを決定する可能性は極めて低く、CPIもどちらかと
いえば低めの数字が出るのだろう。今更言うまでもないが、デフレから完全に
脱却しておらず、金利を上げようにも上げる事が出来ない日本の状況が、
改めて売り材料視されたということだろう。

円に関してはそろそろ流れが変わる頃なのではとの予感がしているが、
少なくともファンダメンタルズでそれを裏付けるものが出てくることはないと思われる。
ただ、為替に関しては絶対的なファンダメンタルズというものは存在しない。
円よりもドル売り圧力の方が高まれば、自然と円高に向かうはずだ。
ドル/円はかなり微妙な状況に来ているのではなかろうか。

一方、ユーロは相変わらず強気見通しでよいだろう。6月には利上げがほぼ確実、
経済も好調でインフレ懸念が後退する気配のない状況では、やはりユーロ買いの
選択肢しか残っていない。本日はややドルが買い戻されたものの、GDP発表を
控えたポジション調整の域を超えるものではない。明日のGDPが予想を下回ったり、
インフレ指標に低めの数字が出たりするようなら、再びドル売り圧力が強まるはずだ。


ガソリン上昇で原油大幅反発

原油は大幅反発、

強気の在庫統計を受けたガソリンの急伸に連れ高となった。

本日も引き続きガソリン一色の展開。前日には原油安にもかかわらず
ガソリンが高値を更新する展開になったことを強気のポイントに挙げたが、
本日は更に在庫統計という下支えを得て一気に8ヵ月半ぶりの高値まで上昇、
相場全体を主導した。要因としては在庫の取り崩しももちろんだが、
やはりその要因となっている製油所稼働率の大幅低下が大きい。


稼働率はここまで製油所のトラブルが続いているにもかかわらず
前週大幅に上昇したが、今週は結局前週の上昇分以上に低下した。
稼働率が低迷、夏場のドライブシーズンに向けガソリンの需給逼迫感が
解消されない限りガソリンの上昇は続き、原油もそれに連れ値を伸ばすだろう




NY金反落

NY金は続落。寄付きでは買いが先行したものの、
その後は終始手仕舞い売りに押される軟調な相場展開が続いた。

これまで親密な逆相関関係を維持していたドルが下落したにもかかわらず、
金には手仕舞い売りが大きく膨らんだ。いつまで経っても700ドルの大台に
手が届かなかったことに痺れを切らした向きが売りを仕掛けたのに加え、
先週後半の上昇を主導したプラチナに大きく売りが集まっていることも響いているようだ。

こうした展開になった以上、ある程度の価格調整は覚悟しなければならないだろう。
地合いが本当に強ければ、明日の立会いで反発するのだろうが、今のところ680、
あるいは675あたりまで一旦値を下げる可能性の方が高そうだ。もっとも、弱気材料が
出てきて下げている訳では決してない。中長期的な見通しは依然として強気、
ある程度の価格調整があった方がトレンドを持続するには好都合だ。
2、3日は様子を見ても良いのではないか。


ナイジェリア情勢不安で原油急伸

NY原油は大幅続伸。ナイジェリアの情勢不安を受けた買いが殺到、
一気に66ドルをうかがう水準まで値を伸ばした。

ナイジェリアでの大統領選では予想通りオバサンジョ大統領の
後継者が勝利したが、選挙に不正があったとの見方から選挙に
敗れた対立候補が無効を要求するなど、目先混乱が加速するのは
必至の状況だ。午後には南部の油田地帯で武力衝突が発生、
少なくとも7名が死亡したとの報道が伝わると一気に買いが集まった。
ナイジェリアの情勢不安は最近大きく手掛かりとされることは
少なかったのだが、改めてその影響の大きさを確認した次第だ。

ただ、現時点で石油生産施設への影響は確認されていないし、
今後情勢がどのように変わるかは全く不透明だといってよい。
一気に1ドル以上急伸する相場は、次の日に1ドル以上簡単に
値を下げてしまうもの。デイトレーダーにとってはおあつらえ向きの
展開なのかもしれないが、中期的なポジションを持つ際には
かなり慎重になるべきだろう。


シカゴ小麦大幅反発

シカゴ小麦は大幅反発、コーンは期近2限月が続伸した
4月初めにカンザス州など主要生産地域を襲った寒波による被害状況が
明らかになるにつれ、作柄への影響は予想以上に大きいとの見方が
広がっている。はっきりとしたことが分かるのは来週以降になりそうだが、
少なくとも現時点では不安が先に立ち、買いが集まっている。週明けの
クロップレポート発表までは買い意欲が持続、後10-20セント値を伸ばしても
不思議ではないと思われる。

一方コーンは目先の天候回復が重石となり、期先限月は軟調に推移した。
期近はスプレッド解消などテクニカルな要因で上昇したが、需給が反映
されるのはあくまでも新穀の受渡し対象となる12月限だ。このまま好天が
続き作付が順調に進むようなら、目先しばらくは買いも盛り上がらないかもしれない。

もっとも、今後天候に振り回される展開が続くことに変わりはない。作付も順調、
天候にも恵まれると、考えられる最高の状況で大豊作となれば話は別だが、
そうならなければ中長期的に需給逼迫が続くことは避けられない。


これ以上大きく売りが膨らむこともやはり考えにくい。今の天気予報が
続くのなら、当分はレンジ内での上下を繰り返すのではないか

金700ドルは時間の問題?

NY金は小幅反発。

本日はプラチナに来月初めのETF上場による需要増を見越した買いが
集まり大幅高、直近の高値を更新し1,300ドル台まで値を伸ばした。
プラチナETFに関しては生産者から強い反対意見が出ている他、最低投資金額も高く
参加者も限られるようだ。順調に運営が行われ実際に需要が伸びてくるのかは、
はっきりいって未知数だ。当面は期待感もありプラチナ主導の上昇が続くのかもしれないが、
銀ETFが初めて上場された時のような盛り上がりは期待しないほうが良いかもしれない。

金は買われ過ぎ感が相当高まっていると思われるが、プラチナの急騰に加えドル安も
下支えとなり、大きく手仕舞い売りは膨らまない。ここまで来れば700ドルも時間の
問題だろう。ただ、その後は達成感もあり、大きく値を下げる可能性は否定できない。
700ドルまでの後5-7 ドルを取りに行くには、リスクが高すぎるだろう。