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何歳からでも幸せな恋愛・結婚は叶えられる「潜在意識心理学®︎/花嫁心理学®︎」
心の花嫁学校マリアージュスクール主宰 斎藤芳乃です。
今回は、少し長いテーマになりますが、
トラウマと結婚・恋愛できないことへの関係性を分析しながら、ではどうすれば愛される私に変われるのかをお伝えしていきます。
トラウマって何?
トラウマとは、
「過去に受けた辛い体験が忘れられず、その出来事が終わって時間が経ったとしても、なかなかその出来事が忘れられないで苦しむこと」
です。
しかし、ほとんどの人が、トラウマを持っていたとしても、そのトラウマに触れないように、そのトラウマを思い出さないように心がけながら生きています。
日常生活の中で、「私ってこういうトラウマがあるから」という会話は、あまり聞きませんよね。
けれど、私たちが結婚できなかったり、幸せな恋愛ができない最大の理由は、このトラウマに原因があります。
何より、トラウマは、自分が見ないふりをしたとしても、まだ潜在意識…無意識レベルで心の傷が残っていることによって、人生に大変な悪影響をもたらします。
そのため、トラウマがあることを見ないふりをするのではなく、しっかりと受け止めて癒してあげることがとても大切なんですね。
そもそも、トラウマがあるとどんな悪影響があるの?
まず、私たちがトラウマを持っていると、結婚や恋愛にどんな弊害が生まれるのかを見ていきましょう。
トラウマがあると、私たちの中に二つの問題が生まれます。
⑴トラウマ体験…過去の経験が気になって、人との関係に最初からネガティヴになる
トラウマ体験をしてしまうと、私たちは、無意識にそのトラウマ体験に強い影響を受けながら自分を構築するようになります。
例えば、いきなり愛する人から裏切られたトラウマがある場合、「人は裏切るものだ」という価値観を身につけてしまうのです。
こうなることで、「どうせ人は裏切るから、信頼しないでおこう」とか、「最初から頼まないようにしよう」「助けてもらわないようにしよう」というように、最初から人との関係にネガティヴになってしまうのです。
最初から自分がネガティヴな関わり方をしていれば、もちろん、愛や信頼も育つはずがありません。
⑵無意識に、自分でも気づかないうちに、愛されない発言や行動をしてしまう
トラウマがあっても、ほとんどの人が、普段はその過去の記憶そのものを思い出さないようにしています。
過去の出来事よりも、今、目の前で起きている出来事に対処する方が優先されているからです。
しかし、トラウマはアンコントロールなもの。
普段、自分が思い出さないように心がけているからといって、それが完全にコントロールできるものではありません。
例えば、「男性と接した」時に、ふと、無意識に恐怖心が湧き上がってきたり…
断らなければならない場面で、思いも寄らず萎縮して、断りきれなかったり…
このように、トラウマがあることをそのままほったらかしにしておくことで、「いざ、必要な時」にこそ、私たちの幸せが邪魔されてしまうのです。
トラウマがある人ほど、幸せな結婚から遠ざかってしまう
このように、トラウマがあればあるほど、「自分でも気づかない」うちに、幸せな結婚や恋愛から遠ざかってしまいます。
さらにいくつか実例を見ていきましょう。
◯過去、父親にひどく怒られた恐怖心が残っている。
そのため、「男性は怖いものだ」というトラウマがあり、素敵な男性を見ても無意識に避けてしまう
◯過去、突然クラスメイトから無視された経験がある。
そのため、「人は突然、自分を嫌ったり離れるものだ」というトラウマがあり、男性と接するときも、離れられることが怖くて相手の機嫌ばかりとってしまう
こうして見ていくと、トラウマがあるからこそ、愛されない態度を自動的にしてしまっていることがわかりますよね。
これらの態度は、決して自分がしたいものではありません。
かつ、できればやめたいものです。
しかし、トラウマに支配され、やめようと思っても自分ではコントロールが効かなくなってしまうのです。
トラウマはどう治したらいいの?
幸せな恋愛や結婚をするために邪魔なトラウマ。
では、一体どうやって治すのがいいのでしょうか?
トラウマを治すにはいくつかのコツがあります。
⑴「今、できないこと」は、「過去、トラウマを与えられた瞬間」が根っこになっている
トラウマがあることで、今、自分がやりたいことをできない。
今、自分らしくいられない。
今、もう過去は終わっているのに、体が動かない。
トラウマを治すためには、「そもそも、いつからこの反応が始まっているの?」と、「最初の辛かった体験」を思い出すことが大切です。
今、話せない。
今、体が動かない。
こうしたことも全て、「過去、自分が傷つく出来事があったからこそ、今も継続してできなくなっている」んですね。
そのため、今できないことを、無理やりポジティブシンキングや根性や努力で変えようとしても、変えることができません。
「ずっと昔から根強く続いてしまっていること」だからこそ、「今、目に見えていること」を変えようとしても変えられないのです。
⑵「過去」であっても、実際は「今現在」も、私たちの中で嫌な出来事は続いている
トラウマを治すためにもう一つ大切な考え方は、「トラウマとは過去の終わった出来事ではなく、過去、辛い体験をした時から、ずっと続いてしまっていることだ」というように、リアルタイムで続いていると考えることです。
過去、親から怒鳴られた。
その出来事は、確かに過去の出来事であり、その瞬間は終わったものかもしれません。
しかし、今現在も、怒られた恐怖が続いているのであれば、それはあなたの中で「怒られ続けている」ということなのです。
⑶大元のトラウマ体験を癒すことで、トラウマは治り、今の現状を変えることが最速
上記の2つの事柄を踏まえた上で、トラウマを治すためには、
◯いつからその出来事が始まったのか?
◯今もどんな状態が続いているのか?
と、過去をベースにして、リアルタイムで傷つき続けている自分に寄り添ってあげる必要があるのです。
トラウマを治すために一番必要なことは?
では、このトラウマを癒し、治していくためには、何が必要なのでしょうか?
トラウマを治すために一番必要なことは、
「その時の感情を癒す」
ということです。
「怒られて怖かった」というトラウマがあるのであれば、あなたは今も「怯えて、怖がっている」ということ。
辛い出来事によって与えられたネガティヴな感情が、私たちの中でアンコントロールになり、それが今現在も私たちの発言や行動・態度に強い動揺を与えているのです。
この場合は、「怒られて怖い、怖い、どうしよう。どうすればいいの?もう泣きたい、誰か助けて」という悲痛な感情を癒してあげる必要があります。
怒られて怖かったね。辛かったね。泣きたかったね。
泣いていいよ。かわいそうだったね。
というように、自分の抱えている感情をそのまま受け止めてあげます。
こうすることで、あなたの中でずっと抱え続けてきた恐怖や怒りなどの感情は次第に癒され、感情に振り回されて自分が望まないような愛されない態度をしてしまう…ということもなくなっていきます。
トラウマが治るとどうなるの?劇的に愛されるようになった奇跡体験談
クライアントS様は、「親にものすごく否定されて育った」というトラウマがありました。
そのため、「他人はいつも自分を否定する」と極端に怯えており、男性と接する時も「否定されないように」と、いつも相手に過剰に尽くしていたのです。
その結果、いつも都合のいい女になってしまい、適当に遊ばれるばかり。
最初は理由がわからなかったS様ですが、きちんと潜在意識を分析していくことで、「トラウマのせいで、自分が普通の人よりもずっと卑屈になり、最初から都合のいい女として奴隷のように相手に仕えてしまっていた」ということがわかりました。
そして自分と向き合い、愛されない問題行動の原因となる「否定される恐れ」の感情を癒した結果、人と接する時に抱えていた「否定されるかもしれない。怖い」という感情が全く出なくなりました。
その結果、「この人に否定されないようにしよう」と媚びていた態度も、「必要ないんだ」と自然にしなくなり、笑顔で、堂々と人と接することができるようになったのです。
堂々と接することができるようになったことで、S様の魅力が自然に溢れ出し、自然に同僚から告白され、お付き合いするようになりました。
もちろん、今度は犠牲的な付き合いではなく大切にされるお付き合いです。
トラウマは治せる。そして、あなたは必ず愛される
過去、辛い体験をしてしまった。
そのせいで、私らしく生きることができないし、人と接する時も、とても怖い…。
トラウマがあると、どうしても、その生き方をずっと変えられないような気がして、絶望してしまいますよね。
けれど、トラウマは恐るるに足らず。
私たちは過去、どんな体験をしても、その体験を乗り越えて幸せになることができます。
あなたが今、もし思い通りにならない恋愛に苦しんでいるとしたら、まずはあなたの過去と向き合ってみてくださいね。
癒しの本質は「完了」。
過去を終わらせることができた時、美しい愛される未来は広がっていくのです。
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