潜在意識のメカニズムは
知っていれば、それを上手に使いこなして、現実をどんどん変えていけるけれど
知らなければ、ずっと苦しんだまま、現実を変えられずに生きることになる
そんな、強烈なものでもあります。
本日も、現実が変わらない、引き寄せられない時の対処法としまして、
「他人への思考依存が隠されている」
という潜在意識の問題と心理パターンについて、
簡単にお伝えさせていただきますね。
いつもご覧いただきありがとうございます。
何歳からでも幸せな恋愛・結婚は叶えられる「潜在意識心理学®︎・花嫁心理学®︎」
心の花嫁学校マリアージュスクール主宰 斎藤芳乃です。
まず、引き寄せが成功する=現実が変わるとは、「自分の潜在意識の状態が変わる」という前提条件があります。
実は、引き寄せについて厳密に解説すると、すべての人は、引き寄せを随時行っています。
ただ、「ネガティヴな心の状態」だったり、「潜在意識が混乱した状態」だったりするために、
それに呼応した現実が引き寄せられ続けているだけなんですね。
例えば、私の例で言えば、
◯自己価値を充分に感じられていない状態の時は、「お前なんて」と粗末にされたり、馬鹿にするような男性ばかりを継続して引き寄せ続けていた
◯自分自身が、しっかりと自立していない時は、(精神的にも、経済的にも)自分と同じように精神的に不安定で、浮気性だったり、仕事をしていない男性などと縁ばかりがあった
というような、「ネガティヴな現実の引き寄せを継続して」いました。
これは、私の潜在意識が、ネガティヴな状態に上手に一致してしまっていた、ということです。
この「上手に一致している」ことを、スピリチュアル的には共鳴や、波長が合う、などという言い方をされていますね。
そして、こうした状態をどう変えたか?というと、「自分の潜在意識=心理状態を変える」ということだけでした。
もちろん、最初は「どうして変わらないの?」とばかりに、「こんなに頑張っているのに!」を発動してしまって、無駄に絶望する=ネガティヴな感情のループに入り、トランス状態になることも多かったです。
けれど、「自分の心理状態を変える」ことに集中したところ、みるみる現実が変わっていきました。
心情的には、「とりあえず、周囲のことはいいから、自分のことを変えよう」と決断し、集中した、という感じです。
けれど、この取り組みをする際に、問題が発生しました。
それは、「自分のことに集中できない」という問題です。
実は、この時の私は、いつも他人のことで悩んでいる、という状態で、「誰かのことを考え続けている」という他人への依存状態でもあったんですね。
依存とは、安心のことです。
いつも誰かのことで悩んでいるようで、実際には
「悩むことで誰かのことを考える=他の人間依存して、つながりを感じて、安心している」状態
だったので、その癖を止めることが、難しくなってしまっていたんです。
これは、実は多くのクライアント様もやってしまっていて、気づいていないところです。
こうした「依存に安心している状態」の時は、
「誰かのことを考えずに、自分のことを考える」ということが、まるで世界から切り離され、自分が孤独でひとりぼっちにされてしまったように感じるため、
「自分のことに集中しよう…」→「でもあの人が」
というように、すぐに「誰かのことについて考える」ことに、戻ってしまう
のです。
自分に集中できない、
誰かについて、すぐ考えることにもどってしまう、
それで安心する、
自分について考えられないから、結果、潜在意識も書き換わらない
だから現実が変わらない
こんなループが起きていたのです。
こうした状態だったので、私は意識的に
「孤独を感じて、すぐに他人のことについて考えて、悩み始めたとしても、また自分のことを考えることに戻る」
ことをしました。
「あの人が」に戻るのではなく、
「私」について、向き合う。
集中がブレていたら、「あ、また他人に依存しているな」と気づき、もう一度、自分のことに集中し直す。
「あの人が私をこんなふうに悪く思っていて…」と落ち込んだら、
即時、「でも私は、私のことをこんなふうに思っている」と、認め直す。
「元彼から連絡がない、どうせ私のことなんて忘れて…」など、心細くなったら、
即時、「でも私は彼を愛しているし、彼に迷惑にならないように自分を改善し、しっかり自立しよう」など、やるべきことに集中する。
このように、自分を集中しなおした結果、
自分の心理的・内的状態=潜在意識の状態が変わり、
最終的には元彼からも8年以上経ってエアメールをもらえたり、(今では仲の良い友人です)
自分を助け、理解してくれるような人、前向きに生きる方達の世界と関わることができました。
このように分析していくと、自分に集中する=引き寄せられることは、「自尊心を持っている」状態とも言うことができます。
自分軸とか、主体性を持っている、とも言い換えられますね。
「他人への依存がない」
「自分に集中している、自尊心を持った人」
は、潜在意識を書き換えることも上手な人なのです。
思考の依存は、なかなか目には見えないので、問題として見えにくいところです。
が、気づかないまま生きてしまえば、何年も苦しい状態をいつの間にか続けてしまっていて、振り返れば、悩んだまま5年が経過している…ということにもなりかねません。
思考的に、誰かに依存していないかどうか?
まずはそこを振り返るところから初めてみてくださいね。
大切な人生の時間は限られている。
だからこそ、他人を理解し、愛を与えることも大切なことですが、適切に自分に集中し、自分の状態を変えていくことも、とても大切なことなのです。
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