いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
私たちは、苦難の中にいるとき、どうしても･･･この現実がいつまでも続くのではないか？と、苦しみのあまりに未来や光を信じられなくなるときがあります。
そして、そんなふうに、「前向きに思えない自分」を責めてしまって、さらに自分のことを嫌うようになったり･･･。
マリアージュスクールのクライアント様の多くが、「まじめで誠実だからこそ」、こうした苦しみを抱えているお姿を、側で拝見させていただいてきました。
それは、「どうしたら抜けられるのか分からない」という絶望でいっぱいで･･･
皆様、本当に苦しかったと思います。私も、そういう時期が何年間もありましたから、そのお気持ちをお察しいたします。
けれど、こうしたときほど、どうかどうか
「すべての不幸は、私のせいではない、という事実」
に気づいて欲しいんですね。
こう言ってしまうと、「いや、人生におけるすべては自分の責任だろう！」と声高に批判する人もいるかもしれませんね。
でも、それは潜在意識のレベルから見れば、「そうではない」と、私は言いきることができます。
なぜなら、潜在意識･･･私たちは、「与えられた情報を元にしか生きられない」からです。
私たちは子供時代、気づけば「いつの間にか、自分の名前を与えられて」いましたよね。
気づけば、○○ちゃん、という名前を与えられていて。
ああ、周囲の人が、私のことを○○と呼ぶ。
たとえば花子さんであれば、周囲の人が私を花子だと呼ぶから、私は花子なのだと覚える。認識する。区別ができるようになる。
しかし、ここで考えてみて欲しいんです。
「自分は、花子という名前を与えてもらいたかったか？」ということを。
私は生まれながらに花子と呼んで欲しかった。という子供は、おそらく一人もいないと思います。
なぜなら、全ての人が、生まれたばかりの時はなんの記憶も情報も持っていないからです。だから、判断することも何もできない。
いつの間にか、花子と呼ばれていて。
ああ、だから私は花子なんだと思う。
「そう思わざるをえない」
というのが、私たちの事実なんです。
この花子という名前と同じように･･･私たちは、「何も知らない、自分が何者かも分からないような無垢な状態」のときに、「私というモノがどんな人なのか？」を、強制的に知らされます。
花子、という名前を教えられたように。
「ああ、母親は私のことを嫌な子だと言っている。なるほど、私は嫌な子なんだな」
「ああ、父は私のことを見てくれない。なるほど、私はさほど、父にとって大切な人間ではないのだ」
こんなふうに･･･
さまざまなことを、「覚えさせられてしまう」のです。
自分という人間が、どんな存在なのか。
嫌なのに、そんなことは望んでいないのに･･･強制的に、「周囲の人がそう言っている、そういう態度をしているから」そう思わざるを得なくなるのですね。
そして、ここからがとても大切なことです。
もし、こう「思わざるを得ない」状況で大人になったとして。
けれど、そう強制的に強く強く言われてきた洗脳が、とても強かったとしたら。
「それでもなお、それを超えて、自分は強く在ることができただろうか？」
きっと、答えはNOだと思います。
少なくとも、私はNOでした。
なぜなら、そんな状態で、「自分がダメな人間だとしか教えられなかった過酷な、愛のない状況」で、「それ以外のことを少しでも思うなんてことは、絶対にできなかった」からです。
自分がダメな女性だと思いたくない。
誰しもが、自分に自信を持たない状態をいいなんて、思っているわけがないですよね。
もちろん、自信を持ちたいんです。
私は私でいいと思いたいし、誰かに言って欲しい。
けれど、「そんな強制されてきた状態」で、「別の判断を誰からも与えてもらえなかった」としたら、
「それでもなお、その周囲の人たちの強制や支配を超えて、自分が素晴らしいとなんて思うことができなくていい」んですね。
何か希望を持ちたくても、勇気をどうしても持てなかった。
できている人を尻目に、私はできない自分を呪い続けた。
「なぜ、こんなに簡単なことが私はできないんだろう？」
そんな泣く日があったとしても、潜在意識の中に、それだけのキツいキツい強制や支配があったとしたら。
「普通の人がさらっとできてしまうことすらも、できない」
ということがあってもいいんですね。
むしろ、できなくて当然なのです。
なぜ、そんなに自信がないの？と聞かれる。
でも、それだけ過酷な状況の中で、何をしても褒められず、どんなにいい成績をとっても成果を残しても、認めてもらえず。
そんな過酷な環境で、しかも、周囲がその環境から自分がいなくなることを拒んでいたとしたら。そこから逃げられなかったとしたら。
簡単に自信を持つことなんてできなくて、いいんですね。
そんなときほど、「さらっと出来ている人と自分を比べて、私はできない人間だから、私は変われない人間だからダメなんだ」と自分を責めたりせず･･･
「ああ、こんなに過酷な状況で、それでもなお、私は死なずに生きてきたんだ」
という、自分の命を･･･
それだけを、ただただ、褒めて慈しんであげてほしいのです。
ただ、生きることが、とても大変だった。
それは、モノで満たされているから、ということではない。お金があるから、ということではない。
ただ、自分の心が、いつもいつもつぶされてしまいそうで。
私は私として、生きることも、自由に考えることすら、恐くてできなかった。
そんな自分がいるとしたら･･･
どうか、その自分を嫌うことなく、罰することなく、批判する誰かの言葉にさらに心を痛めるのではなく。
「ただ、肉体が生きているだけで、心が生きられなかった自分」を、どうかどうか、本当に本当に「よく生きてきたね」と、泣きながら･･･愛してさしあげてほしいのです。
マリアージュスクールの奇跡体験談は、「出来る人」だから生まれる･･･というわけでは、決してありません。
私も、「できない側の人間」でした。むしろ、何も本当にできなかった。
でもそれでもなお、人生を、自分を変えられたのは。
こうして、潜在意識のレベルで見た「事実」を認めて･･･
「ああ、こんな環境であれば、出来なかったとしても仕方がなかったのだ」と、自分のために泣くことができたからです。
多くの方が、こうして「生きられなかった、なのに、生き抜いてきた私」に気づかれたとき。
一瞬で、自分の命の価値を、取り戻します。
「すでに、私はできない、ではなく、過酷な中を、これほどまでに鮮烈に生きてきていた」
という美しい輝き。
それは、揺るぎない「誰も変えることのできない、神聖な過去という事実」として、自分の自信に変わっていきます。
思えなかった心が、変わっていく。
私を信頼し、思えるようになっていく。
その美しい瞬間は、いつもいつも講座で皆様のお姿を拝見していて、涙をこらえられない時間です。
そして、この、心から自分のことを理解し、自分のために泣く瞬間を･･･私は「許し」だと思っています。
だからどうか。
もう、あなたを責めないで。
今日からあなた自身を、こうやって、許してさしあげてほしいんですね。
こうして、マリアージュスクールの講座にご参加くださり、自分の深い深い心に触れて･･･潜在意識を書き換え、素晴らしい現実を手になさいましたK様より、美しい体験談を頂戴いたしました。
今日は、K様からいただきました大切な体験談を、ご紹介させていただきますね。＾＾
＊＊＊K様からの奇跡体験談＊＊＊
芳乃先生、いつも素晴らしいブログ・セミナーを本当に、本当に、ありがとうございます。
年末の潜在意識書換え、3月23日の出版記念講演、そして本日の、31日の女性性開花・恋愛基礎に参加させていただきました。
今日は前から二列目で先生を見つめすぎていた、紺に花柄のワンピースを着ていたKと申します。
去年の夏、年収2000万円の高身長イケメン(菅田将暉似)と惹かれ合って、3ヶ月だけ付き合ったのですが、「こんな素敵な彼に愛されるはずない」という不安が高じて彼に振られた当日、11月中旬に、先生のブログに出会いました。
こんなに論理的・知性的に、かつ温かく語られる先生に出会えたことが衝撃でした。
私の傷ついて、血を流している心が、(そして、自分を労ったり褒めたり、「想い」を大切にしてもいいということを全く知らなかった砂漠のように乾いた心が)、芳乃先生の宝石のような言葉で、潤い、癒えていったことを感じました。
今、2012年の先生の処女作が出版された頃にまで遡って読んでいます。しかも、今はまたその頃から現在に向かって読み進めております(笑)
涙が出た文章は全部、特別な専用ノートに書き留めて、ことあるごとに眺めています。(もはや先生からツボを買う勢いです(笑))
私は、自身を「価値のないモノ」のように感じて、人の役に立つかどうかでしか自分を評価できず、苦しんできました。
中身が空っぽだと感じて、自分に自信を持てませんでした。
ですが、今は全然違うんです。
心から、桜の美しさに心を開いて喜べるようになりました。
人の親切や愛情を、しっかり受け取れるようになりました。
非難する人の言葉を受け入れない強さを得ました。
よりよく在りたいと願う自分の心の尊さを、大切に思えるようになりました。初めて自尊心というものが芽生えました。
先生に出会った11月から、今日の間に、現実的にも沢山変化がありましたのでご報告します。
①昇格しました。年収は2倍です。
これまで外資系の金融機関で派遣社員をしていたのですが、会社とそこにいる人は大好きなのに、自己肯定感の下がるような仕事で、自分のデキなさ、仕事で充実感が得られないことをとても悲しく感じながらも、「この程度は私なんかにはちょうどいい」と思い込んでいました。
年末・潜在意識書換え講座から9日後、違う課の課長から急に、正社員に、興味ないの？是非君のような素敵な方と一緒に仕事がしたい、と、口説かれました。笑
それがきっかけで、正社員の採用試験をパス。
晴れて、4月からその会社で正社員として、働けることになりました！年収は、福利厚生などを合わせると、ほぼ2倍になる予定です。笑
私のこれまでの経歴や、想いを尊重してくださり、なおかつ私がどれだけその会社の理念の高さ、会社に関わる人々そのものを愛してきたか、恥ずかしいくらいピュアな私の想いを深く評価してくださっていて、こんな職場環境があるのか、と心からホッとしています。
②派遣契約の満了から、正社員の勤務開始の間に契約上1ヶ月半の空白があったので、その期間に短期で仕事をしたのですが、そこで、毎日のように、「この会社にいたら、僕がエースに育てるのに！」「君ならすぐに管理職になれるよ。1ヶ月なんて勿体ない！」などと仕事ぶりを褒められるようになりました。
これまで、仕事ぶりには自信を持ったことが無かったので、心から驚きましたし、その言葉を素直に受け取れる自分になっていたことが、くすぐったい気持ちでした。
③しかも、その1ヶ月だけ居た職場で、周りへの気遣いが優しくて、仕事ぶりが素敵で、一緒にいると温かい気持ちになる男性に出会いました。しかも4月に昇進する、優秀な方です。
23日の先生の出版記念講演の翌日から、一気に距離が縮まり、来週映画デートすることになりました！
まだ連絡先も交換したばかりなのに、すでに付き合っているような空気感で、二人でいるのが自然な感覚です！
④本日のマリアージュスクール(No.2女性性開花・恋愛基礎)が終わって、スマホを見たら、菅田将暉似の元彼からLINEが来ていました！
本当に、当日に、こんなこと、あるんだ・・・と衝撃でした！
そして、高収入な誇り高い元彼よりも、今私を、花びらに触れるように大切に扱ってくれる優しい男性がいいな、と思えていることが幸せです。
他にも家族仲が驚くほど改善したり、母が昇給したり、書ききれないほど沢山沢山奇跡が起きています。
菅田将暉似の彼にフラれた時は、毎日苦しくて泣いていたのに、今は毎日の奇跡に、そして幸せを感じられるようになったことに、周りの愛情のあたたかさに嬉しくて涙する日々です。
芳乃先生、馴れ馴れしいメールで、長々と申し訳ありません。
だけど、こんなに人生がガラッと変わって嬉しい気持ちをどう表現していいのか、わからず、先生にどうしても感謝の気持ちをお伝えしたくて、ご連絡差し上げました。
先生の愛溢れる講義、幸せになっても伺います＾＾
先生の優しく柔らかいお声に、いつも聞き惚れています。
これからも、先生と、先生に関わる全ての方が幸せを掴まれるよう、お祈りいたします。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
K様、こうして美しい体験談だけに留まらず･･･！美しい想いも寄せてくださり、本当に本当に、ありがとうございます･･･！
嬉しく、K様の思いが広がり、心救われました。本当に本当に感謝しております･･･。
馴れ馴れしいなんてとんでもない！嬉しくて、何度も読み返しました。＾＾（でも、ツボは買ってはいけませんよ。＾＾笑）
そして･･･素晴らしい現実をつかまれたK様ですが、何度も講座に足を運んでいただき･･･それだけ、苦しかったのだと、そのこともお察しいたします。
そうですよね、自己価値がないと思っているときは、まさに空っぽで、何をしても自分が埋まらなくて。
桜の美しさも、人の想いにも、自分の心にすら、気づかずに生きてしまいますよね。それだけ、「ただ息をすることすら大変」で･･･。
でも、こうして変化された今だからこそ、改めて、「それだけ大変だったのに生き抜いてきた自分」を感じながら、その自分に「もういいんだよ」と、美しい世界と交わること、美しい人の想いを感じさせることを、許してさしあげてください。
よくやった、なんて言葉は、ただ表面的な言葉だとしたら、きっと受け取れることはないでしょう。
でも、「ああ、そうか、それでもなお、あなたは生きてきたんだね、そうか、ありがとうね」と、自分の辛さに心から寄り添うことができたとき、私たちは私たちの命を救うことができます。
そこから、
「ああ、もっと愛されて良かったよね」
「ああ、もっと大切にされて本当はよかったんだ」
「こんなこと、選ばなくてよかった」
「なぜ、こんなに辛い想いを自分にさせてしまったのだろう」
「もう、体もこんなにボロボロになって。」
「もう、そんなふうに生きなくていいんだよ。」
「ああ、私は、自分になんてことをさせてしまっていたのだろう」
「ごめんね、ごめんなさい。苦しかったよね。苦しませたよね。もういいんだよ。もう、本当にいいの。ごめんね」
こうして心から、「こんなに不幸だった自分を、もう許してあげたい」と思えたとき、さらにさらに人生は変わっていきます。
どうか、今まで苦しかった分、苦しかったからこそ。
だから、自分を許さなければならない。許してあげたい。もう許されたい。許されてよかったんだ。とっくに。
その気持ちを、大切に大切に、ご自身に向けてさしあげてくださいね。
あなたの心がどうか、もっともっと楽に、自分の美しさを感じながら、生きられますように。K様のお幸せを、心からお祈りしておりますね。＾＾
K様からの奇跡体験談は、まさに･･･
私たちは心の存在である
ということを教えてくださいます。
心を変えるだけ？そんなの無理でしょ。だって実際に動かなければすべては変わらないんだもの。
そう思ってしまっている時ほど、どうか･･･こうしてK様のような体験談をお読みいただき、
「ただ、思うだけでいい。なぜなら、私は心があるからこそ、誰とも違う私なのだから価値がある。だから、現実が変わるのだ」
と思ってさしあげてほしいんですね。
人が、かけがえのない存在なのは、その人の容姿や経歴ではないのです。
あなたの心は、この世界にたったひとつしかない。
あなたの想いも、愛も、苦しみも。すべてが、あなただけが生み出せるものである。
あなたが感じてきた人生のすべてを、あなたが想ってきた愛のすべてを、あなたが抱えてきた苦しみ、それを乗り越えた強さと智慧と勇気のすべてを、
どうか、「ああ、そうだったね」と、認めてさしあげてくださいね。
あなたはあなたとして生きているだけで、すでに、尊い。
それは、潜在意識が知っている、紛れもない「事実」なのですから。
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