心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
運命の人から愛される時、絶対に必要がないのに、人がつい囚われてしまうメンタルブロックがあります。
それが、「皆に好かれなければならない・皆に受けいれてもらわなければならない」というものです。
特に、誰にでも優しく公平な方、人を差別しない方、皆のことを好きになりたくて好意的に思おうと努力する方・・・
こうした「人間的に素敵」な人ほど、この罠に陥りがちです。
できるだけ、皆と仲良くしたい。
和を保って、優しい時間を過ごしたい。
それはとても素敵な想いなんですが、けれど、あまりにもその想いが強く出てしまうと、それが逆に運命の恋を遠ざけてしまう原因になってしまうのです。
それは何故でしょうか?
その理由は、
「恋愛は、一般論=多くの人に好かれることではなく、むしろ、多くの人に拒絶されたとしても、たった一人の人にだけ深く愛されること」
だからです。
これは、多くの人に愛されることがいけないということではなく、多くの人に愛されたいと思うあまりに自分の個性を消してまで人に合わせてしまうと、それが本当の自分の否定になってしまい、「本当の自分に合った究極の運命の人」と引き合えなくなってしまうということなんです。
大勢の人に受け容れられない自分が嫌い。だから私は私を人に受け容れてもらえる自分に直そう、とするのではなく、
大勢の人に受け容れられないことがあっても仕方がないよね。
それでも私にはこの個性がある。
それは、一般的ではないし、きっと理解できない人もいるだろう。
でも、これを考えることや好きなことは、私そのものだから、私は他の人から仮に受けいれられなかったとしても、その自分を大切にする。
こう思えたときに、
「大勢の人には受け容れられないかもしれないけれど、それでもそういう部分を持っている世界にたった一人の自分を受けいれてあげる」
という潜在意識の状態になります。
簡単に言えば、強い自己肯定ですね。
すると、潜在意識が究極的に自分のことを肯定しているため、その自分に合った人が自動的に引き寄せられる状態になる、ということが起きます。
たとえば、女性らしくすることが大切と言われている中で、どうしてもそれが苦手でボーイッシュな格好をすることが好きという場合、
「どうして女性らしくしないの?もったいない」と言われたら、なかなかボーイッシュな格好をする自分のことを肯定できなくなってしまうかもしれません。
でもそこで「一般論」に屈することなく、「でもそれでも、私はボーイッシュな格好がどうしても好き。これがアイデンティティなの。この自分でいると、たまらなくホッとして自分を肯定することができる」と思えたとします。
すると、そのボーイッシュな自分のことを、「素敵だね、とてもそういう颯爽としたあなたが素敵だよ」と言ってくれる人にめぐり逢える・・・ということです。
もちろん、誰かに対する反抗心や復讐、恨み、他人への反動形成で女性らしい格好を軽蔑していたとしたら、それは自己否定・他者攻撃になり、自己肯定にはなりません。
けれど、「他の人がどう言っても、私はこれが好きだな・・・」と純粋に「好き」と思えたとき、その時潜在意識も現実も動くんですね。
そうはいっても、バリバリ仕事をしている自分が好き。そこに命をかけている。
意味がないと言われても、綺麗なものが好き。
他の人から見たらガラクタかもしれないけれど、私にとっては宝物なの。
女の子らしい趣味じゃないって言われるけれど、でも私はゲームの世界が好き。
私はブランド物が嫌い。逆に、あるブランドが美しすぎてとても惹かれる。
その反対に、男性だけど綺麗な物が好き、でもいいんですね。
大勢の人に肯定されなかったとしても、私だけは、この想い(気持ち)を持っている私のことを許してあげる。
涙が流れるくらい孤独を感じたとしても、他人の意見に震えることがあったとしても、「それでもこの自分を愛そう」と思えたとき、「その自分を愛してくれる人」が現れるのです。
そして、愛しあう時は、極端に言ってしまえば「世界に愛する人とあなただけが納得すればいい」んですね。
あなたと愛する人が、二人の世界で納得していればいいんです。
誰の許可もいりませんし、「それがおかしい」と言われたとしても気にすることはありません。
お互いがお互いを支え合える。
そのために、まずは自分が自分のことを肯定してあげるのです。
それは、「自分の過去」に関しても同じことです。
マリアージュスクールですでに幸せになったクライアント様方は、世間から見れば、決して恵まれている方ばかりではありません。
離婚歴やDVの経験、不倫や不妊・・・そうした体験をしてきた方も本当に多いです。
でも、「だから結婚しにくい」なんて世間の意見は気にしませんでした。
最初はそういった一般論を気にしていた方が、ほとんどです。
けれど、自分の努力や個性をひとつひとつ見つめていったら、「そんなふうに一般論だけで自分をジャッジするなんて、自分の命に対して失礼」ということを理解してくださり、その結果、丸ごと自分を愛せるようになったのです。
すると、その彼女達を丸ごと愛してくれる人が現れました。
だから「離婚歴2回で最高の結婚」とか、「14年間も元旦那にDVされていたのに最高の再婚」というように幸せになれたのです。
こうした愛は、誰にでも得られるものです。
あなたがあなたでいる限り、そのあなたを愛したいと慈しんでくれる人が絶対に現れる。
今回は、「こうしたことは誰にでも起こせる」というメッセージも込めまして、K様からいただきました素敵な体験談をご紹介させていただきますね。
とても美しい表現で、人には見せないような自分を愛してもらうことの喜びをシェアしてくださっています。
私にもこうした愛が訪れるんだ、そんな想いで見ていただければ幸いです。
***K様からの素敵なご報告***
マリアージュスクール事務局 御担当者 様
今年も一年お世話になりました。
私は年初1・2月に開催されたマリアージュスクールの講座に参加させていただきました。
実はその後、恋人ができましたので、ご報告させていただければと思い、ご連絡しました。
3月にお送りしたメッセージでお食事の約束をした方とは、 よい友人としてのご縁を温めることができましたが、先方に海外転勤があったところです。
実はそんな時、すぐそばに私を見つめて下さっている方がいました。
職場の上司です。といっても、2階級ほど上なので、まさか自分がそんな風に思われているとはつゆほども思っていなかったのですが…。
そして、その方と会話のきっかけになったのが、斎藤先生の著書にもあった 「職場にプリザーブドフラワーを置くなど、美しいもので自分を満たして」というアドバイスを マリアージュスクールの講座の帰りに駅のお花屋さんに寄って実践したためだったのです!
彼は何かを慈しんで育てるのが大好きで、職場でも小さなポットでお花を育てていました。
物腰柔らかながらも仕事ではものすごく切れる彼を、少し恐れてさえいたのですが(…いまだに詰められたことを思い出したり)、 「今日蕾が開いたからKさんに見てほしい」「プリザーブドのお花も綺麗だね」と声をかけてくれるようになりました。
年度が替わり、私が別な部署に異動すると、「元気ですか。淋しくないですか」と追いかけるようにメールが来ました。
それからというもの、一日も欠かさず連絡を頂けるようになり、夏には私の地元でとあるイベントがあったことから、ドライブのお誘いを受け、数か月顔を合わせていなかったのに、自然体で過ごすことができました。
それからは、どんなに忙しくても仕事帰りや休日を一緒に過ごすようになり、恋人同士になることができました。
彼はいつでも私の話に笑ってくれて、私も世間の人たちや家族にさえ見せられない本当の自分でいることができます。
ちょっと子供っぽい私の趣味(シャキッとした格好で武装しているつもりですが、本当はぬいぐるみが大好きなんです…。)にも嫌な顔をせず、誕生日プレゼントの+αに大好きなキャラクターのグッズもくれました。
私自身もそうでしたが、誰が見ても価値が分かるハイブランドのアクセサリーや、ヒールを贈られることがステータスだと考えてしまいがちだけれど(勿論それも重要な愛の表現の一つだと思います)、
彼といるようになってから、私が本当に欲しいもの、うれしいものを感じ取って満たしてもらえることがこんなにも幸せだとは思っていませんでした。
ずっと内緒にしていた欲しいものを、サンタさんがクリスマスに持ってきてくれたような…。
私は言葉を欲しがってしまいがちなのですが、「好きだよ」とか「愛してるよ」と軽々しく口にはしない彼も、「死ぬまで僕の嫌いなピーマンあげるから食べてね」「ずっと一緒に過ごして、一緒にぽっくり行こうね」など、彼なりの言葉で伝えてくれています。
今は少し心身の調子を崩してしまっているのですが、彼はよく理解してくれて、休みのたびに半日かけて車を飛ばして会いに来てくれます。
焦らず、彼に恩返しができるように、元気になることが2017年の目標です。
斎藤先生、マリアージュスクール事務局の皆様にとっても、幸多い1年となりますように。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
K
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K様、こちらこそ、とても美しくK様らしい、愛と感受性にあふれたご報告をありがとうございました・・・!
K様が、深くご自身を受けいれてくださっているご様子と、そのK様を心から彼が大切になさっているお姿が目に浮かび、胸がいっぱいになりました。本当によかったですね。
焦らなくても、K様がこうして美しい感受性にあふれ、K様らしく笑ったり、感謝を伝えるだけで、彼はK様の存在に救われていると思います。
「ずっと内緒にしていた欲しいものを、サンタさんがクリスマスに持ってきてくれたような…。 」
このK様らしい少女のような感受性と喜びが、彼の生きる喜びにもつながっていくことでしょう。
これからも、K様らしく気づき、K様らしく笑い、K様らしく美を感じ、K様らしく在りながら、さらにもっと幸せになっていいんだとご自身を愛して大切にしてさしあげてくださいね。
K様とパートナー様のお幸せを、心からお祈りしております。
こちらこそ、素敵なシェアを本当にありがとうございました!
K様とパートナー様の、「お互いに他人には見せない顔を、お互いだけに見せている」、その喜び。
きっと、多くの方に伝わったと思います。
これでいいんですね。これが、愛しあうということの答えです。
他の誰から許可をもらうことでもない。お互いがお互いを受けいれ合っている。そして、自分も自分を深く受けいれている。
自分を受けいれるとは時に怖さも伴いますが、怖がらずに、あなたがあなたを慈しみ、本当のあなたを愛してくれる人とめぐり逢えることを応援しています。
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