心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
昨日、こちらの記事でも復縁についての奇跡体験をお伝えさせていただきましたが、今回は、復縁したい女性だけではなく、
「付き合っている相手がよく浮気する」
「いつも彼が他の女性に気をとられ、去ってしまう」
というケースの潜在意識について、簡単にお伝えしていきたいと思います。
まず、復縁したい･･･という女性の中でも、「彼が他の女性のところに行ってしまって･･･」というパターンは少なくないと思います。
実は、こうしたケースでは、「私が魅力がないから浮気したの？」と誤解してしまいがちですが、潜在意識をもっと深いレベルで読み解いていくと、
「相手が浮気したことが問題」なのではなく、「相手を浮気させるような原因が、自分の中にあらかじめあった（だからこそ、相手が浮気した）」という現実が起きた、ということが分かります。
しかもそれはパートナーの男性と自分の関係ではなく、「自分が他の女性と争っている」という、女性同士の争いの潜在意識が具現化してしまっていることがあるんですね。
今週末の復縁講座でもお伝えさせていただくこの潜在意識のロジックを、実例を交えながら説明させていただきますね。
お付き合いしている彼が、たいてい他の女性のところにいって恋愛が終わってしまうというクライアント様がいらっしゃいました。（仮にA様とします）
A様は、こうした現実を受け止めて、「やっぱり私が他の女性よりも価値がないから」という考えに囚われ、セルフイメージを高める努力をなさっていたんですね。
しかし、自己価値が上がって、会社で評価されたり、綺麗になったねと褒められることはあっても、
「何度、素敵な彼と付き合おうとしても、他の女性に横取りされたり」
「元々、別に彼女がいる男性や、既婚者だったり」
「良い感じになったと思ったら、突然、彼女と結婚しますと伝えられたり」
ということばかりが続きました。
A様は、「好きになった男性に別の女性がいる」「好きになる男性が別の女性のところにいってしまう」というパターンを繰り返し、自分を磨いても、そのパターンが終わらなかったのです。
この場合、潜在意識では、A様とパートナーの男性との関係は問題にしません。
それ以上に、「他の女性とA様が、心の中で常に争っている状態が問題になっている」と読み解きます。
つまり、彼との問題ではなく、「他の女性と争って、一人の男性を勝ち取る」パターンを持っている･･･というA様の潜在意識＝元々あった嫉妬クセが原因となり、
「彼に浮気させる」
「浮気するような男性と付き合ってしまう」
「あえて他の女性がたくさんいるような男性を選んで近づいている」
ということを現実化してしまっているんですね。
このように、潜在意識は、「自分の中で持っているパターンを具現化」します。
自分を磨いても、綺麗にしても、男性に対して合わせても、自尊心を持っても、なかなか現実が変わらない、一人の男性に真摯に愛されない･･･という時は、
A様のように、心の奥深く＝潜在意識に「もっと他の問題」が隠されていることが多いのです。
そして、なぜA様が、こうして「女性同士で争うクセ」「強い嫉妬の感情」を持っていたかというと･･･
それは、子供時代に原因がありました。
A様は次女で、よく出来て女の子らしいお姉さんがいらっしゃいました。
お父様は、大人しく聞き分けのよい、あまり自己主張をしないお姉様をよく可愛がっていました。
実際には、次女であるA様のことも大変に可愛がり、一緒に遊んだりしてくれていたのですが･･･
A様の目には、
「父は私よりも、姉を可愛がっている。お姉ちゃんばかりずるい！」
というように映っていたのです。
そして、A様にとっては、愛は安心して与えられるものではなく･･･
「愛は（姉＝他の女性から）勝ち取らなければならないもの」
「自分だけを愛してくれる男性（父親）なんていない」
「男（父親）はいつも他の女性（姉）ばかりを見ている！」
という信念が出来上がってしまったのです。
こうして子供時代を経たA様は、
「女性を見たら、すぐにどちらが上かを競う」
「男性は一人の女性を愛さない（自分を愛さない）。だから、争って勝ち取らなければならない」
「愛は安心できるものじゃない、私がへましたらすぐに奪われてしまう（他の誰かに注意が逸れてしまう）」
という強い信念と心の傷を持って、大人になりました。
その結果、常に女性同士で無意識に争い、常に男性のことを疑い、常に誰かと争って愛を得る、
でも、愛を得ても今度は自分が奪われるのではないかと密かに怯える･･･というパターンを、無意識に繰り返すようになったのです。
それが、悲しいことに、「他の女性のところにいってしまう」「すでに彼女がいる男性とばかり良い感じになってしまう」という現実を創ってしまっていたんですね。
A様は、こうしたパターンを持っていたことに気づき、
「自分は姉と比べて不出来なのではなく、たった一人の価値ある大切な存在だった」
「だから、本当は争わなくていいし、もう争って愛を得なくてもいい」
ということを、ご自身の潜在意識に伝えていきました。
すると、その言葉が心に響き、ポロポロと涙がこぼれます。
「ずっと、女性と戦っていた」
「ずっと、愛は戦わなければ得られないと思っていた」
「戦ってこそ、自分の価値が証明できると思っていた」
「でも本当は、ずっと争い続けることに疲れていた･･･」
こうして、ようやく「浮気される」「去られる」＝「自分が女性と争って勝ち取ろうとする」「愛を勝ち負けで得る」というパターンを終えることができたのです。
A様はその後、自分だけを熱心に愛して追いかけてくれる男性に巡り会いました。
最初は半信半疑で、また同じパターンになったら怖い･･･と思っていましたが、その男性のお誘いを何度断っても、彼は誠実に接してくれます。
やがてA様は自分のパターンが完全に終わったことに気づき、その男性とお付き合いすることを決めました。
すると･･･これはオマケですが、元々お付き合いをしていた「他の女性に去って行った彼」も、その新しい彼女とうまくいかなくなり、自分の元へと戻ってきたのです。
このように、A様のように、何度も同じパターンを繰り返して辛くなるという場合は、「頭で考えて分かるようなこと」ではなく、「男性との関係そのもの」ではなく、
まったく別の潜在意識が原因になっていることも少なくありません。
もし、「浮気される」「常に女性に嫉妬していなければならない」というようなパターンを持っている方は、
「男性との関係以前に、私自身が、女性同士で争うパターンを持っていない？（女性同士で争って嫉妬する・勝ち負けを決めるようなパターンをしていない？）」
と、考えてみてくださいね。
誰だって、大切な人からは「一番愛されたい」ものです。そう思うことは決して悪いことではありません。
あなたが辛い愛のパターンを手放し、男性から「たった一人のかけがえのない女性」として愛されることを、心から応援しています。
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