心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
スクールでは、多くの方が、元彼から連絡が来た、復縁した、などの体験をされています。
今回は、11月に開催いたします「復縁復活愛特別講座」に先んじまして、本日は潜在意識で復縁するために一番重要なことをお伝えしていきたいと思います。
実は、相手とやり直したい、関係性を変えたいと願うとき、一番大切なことは「今、そのままの状態の相手を受け容れる」ということです。
相手を否定しながら変わって欲しいという意識は、結局のところ、コントロールにすぎません。
また、「自分が変わるから相手も変わってよ！」というのも、条件付きで相手に要求してしまっている行為なんですね。
ですので、ほとんど効果が無いことが多いです。
例えば復縁したいと願っていて、セッションをしたその日のうちに連絡が来たという方の多くが、まずは無条件に「ありのままの相手を受け容れる」ということをされています。
例えば「愛情がない！」と感じていたとしても、相手は充分に愛情を示しているつもりかもしれないから、相手の在り方を変えようとするのをやめよう。
例えば「普通のことをしてくれない！」と思ったとしても、相手にとっての普通が、自分の普通とは違うかもしれないから、何かを要求することをやめよう。
例えば「別れたい！」と相手が言っている台詞も、さまざまな理由があって相手が別れたいと思っているんだから、まずはそれを受け容れていこう。
･･･相手に対して変わって欲しいと要求し、闘争することをパワーストラグルと言います。
無意識のうちに相手を自分の思い通りにしようとする「力の綱引き」をしている状態が続けば続くほど、
相手も「条件付けなら変わりたくない。だったらあなたが変わったところを先に見せてよ」「本当に変わったというのならば、自分を変えようとしないで」というように、どんどん心が離れていってしまうのです。
ですので、もしも相手とやり直したいという方は、まずは相手をありのままに受け容れるということを試してみてください。
あなたと愛情の形は違うかも知れないけれど、それをそのまま受け容れてあげる。
相手には他の愛の形があるかも知れないから、それを知って歩み寄る。
相手には相手の思うところがあって別れたがっている、その気持ちを理解してみる。
このように、「自分自身の在り方を変える」というのは、まず「相手を変えようとしない」という立場に立つことが基本なんですね。
その結果、「この人は歩み寄ってくれたんだ」「今までとは違って、自分を変えようとしていないんだ」という安心が相手に生まれ、最終的には相手の態度が変わるということが起きることが多いのです。
でもそこで、どうしても相手をありのままに受け容れたくない、どうしても相手に変わって欲しい！と強く要求してしまう場合は、その相手と価値観が徹底的に合わないという「そもそもの問題」が起きている可能性があります。
つまり、「恋人同士なら頻繁に会ったり電話することが普通だよね」という人もいれば、「恋人同士なら、何ヶ月も会わなくても平気」という人も実際にいらっしゃるのですが、
こうした価値観の相違があり、「それを受け容れたくない、どうしても我慢できない」という場合は、そもそも、最初から、その相手と在り方や生き方が合わない可能性の方が大きいのです。
その場合は「本当にこの相手と続けていきたいのかどうか？」ということを見直していく必要があります。
価値観の徹底的な相違は、お互いにとって苦しみになります。
自分ではいいと思っていることが、相手にとってはそうではない。
だから、お互いがお互いのことを変えようとしてしまう。
お互いに分かって欲しいと思ながら、不満を我慢しながら、無理矢理続けている。それで「思った通りの愛が得られない」と苦しみ続ける…。相手に変わって欲しい、でも変わってくれない、どうしたら変えられるのか…でも相手は変わりたくないと思っている。
こうした人生を選択することも可能ですし、たとえこうした人生を選択したとしても、それは自分自身の責任なんですが、
「自分が人生においてどんな愛を達成したいのか」「どんな人と、どんなふうに愛し合いたいのか」「どんな人となら一緒にやっていけるのか」「どんな人とどんな家庭を作っていきたいのか」ということを、ひとつひとつ、自分の価値観にそって選び直すことで、それにそって人生をやり直すこともできるんですね。
ですので、体験会や週末シンデレラスクールなどでは、「そもそもどんな人が自分に合っているのか」ということを一緒に考えるプロセスを行わせていただいています。
それは、「そもそも自分がどんな人と一緒にいたいのか」「どんな人生を送りたいのか」「どんな女性でありたいのか」という自分の価値観・人生観が分からなければ、その先の「本当に自分にぴったり合ったパートナーシップ＝結婚」も得られないからです。
そして、女性が男性を選ぶように、男性も女性を選ぶ権利を持っているからこそ、「お互いに相手を選ぶ」「お互いがお互いの価値観や在り方に納得し合う」ということがとても大切なんですね。
私たちはすべて、違う人間です。
だからこそ、相手が何を感じているのかを無視して一方的に何かを行えば、そこからは諍いや互いへの支配、憎しみしか生みません。
あなたが相手をねじ曲げることなく、同時にあなた自身が無理をして別の存在になってしまうのでもなく、互いを尊重できたとき、二人にとっての新しいステップがはじまるでしょう。
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