人生を劇的に変える潜在意識の書き換え法ーあなたの深いトラウマを癒し180度違う未来を引き寄せる! | 斎藤芳乃オフィシャルブログ「Mariage School 心の花嫁学校」Powered by Ameba

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いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。





マリアージュスクールの個人セッションや講座などでは、一度の授業で「今までの感じ方が全く変わった」「まったく違う人間関係が作れるようになった」という方が多くいらっしゃいます。




実はこうした劇的な変化の秘密というのは、授業で取り入れている「ロールプレイという役割を演じる手法」にあります。




今回は、こちらのロールプレイについてお伝えしていきたいと思います。






◆対人恐怖症や緊張症などの癖をすぐに書き換える方法ーイメージングではなく「実際に演じてみる」こと






私たちの潜在意識は、普段、繰り返される情報や、実際に経験したことに基づき構成されています。



例えば「信号が青になったら渡る」という行動は、実際に日常生活の中で繰り返されるため、それが潜在意識に定着し、その結果、自動的に青になったら自然に歩き始めるという行動ができるようになっているんですね。




実は信号だけではなく、他の行動もすべてメカニズム的には一緒です。





実例を上げると、「父親が怖い人だったので、男の人を見たら体が硬直してしまう」ということも、「何度も父親に怖い目に合わされたので、男性を見ると自然にその時の恐怖が蘇ってくる」ということが起きています。





これは、私たちの意識でなんとかなるものではなく、完全に潜在意識に「父親=男=怖い」という情報が書き込まれているために、自動的にこうした反応が起きてしまうんですね。







こうしたときは、自力でなんとか努力しようとしても、潜在意識に書き込まれている情報のほうが強いため、まずはそちらを書き換えることが大切です。




このときに有効なのが、「ロールプレイ」つまり、「実際の場面を想定しながら、新しい自分自身を演じてみること」なんですね。





潜在意識に引っ張られ、自分が思ったように行動できないとき、あるいは恐怖でいっぱいになってしまっているときと言うのは、頭が働かずに過去の情報に引きずられて体が固まってしまっている状態です。





ですので、こうした状態をイメージしながら、「本当はどうしたかったのか」「どうすれば自分がその状況を克服できたのか」を、安全な場所でもう一度「演じ直してみる」ことで、今までとは違った行動をとることができるようになるのです。







例えば、個人セッションでは、人が怖くて話せない、緊張してしまうというような場合、「実際にそういった過去に経験した場面をイメージしてもらいながら、その時に本当にどうしたかったのか?」を再現し直していきます。




○過去に人に対して何も言えず、こわばってしまった場面を思い出し、実際にイメージしてみる



○その時、どうして怖かったのか、本当はどうしたかったのかをよくよく考える



○本当にしたかったことを、実際にその場で演じてもらう



という順番です。






このように「実際に起きた自分の過去の体験を元にイメージング・ロールプレイすること」によって、




◎実際にぶっつけ本番で新しい行動をとろうとしてもとれないが、安全な場所でイメージしながら演じてみることで、失敗してもやり直しながらシミュレーションできる


◎過去に感じていた恐怖や苦手意識を分析しながら、「本当に自分がとりたかった行動ややりたかったこと」を明確にすることができる


◎自分の過去の体験からイメージすることによって、より臨場感をもって、ただの創造ではなく、よりリアルに物事を考えることができる




という効果が生まれます。





こうして実際により具体性を持って自分自身が思い描き、演じることができたことは、潜在意識に書き込まれ、次からは「自然にできる」という状態に変化していくんですね。





ですので、「一度の個人セッションで、対人恐怖症がなくなった」というのは、実際には「対人恐怖を持っていた自分が、新しい行動や反応を自然に出来るような自分になった」ということになります。






もちろん、こうした恐怖や苦手意識を持っていることというのは、思い出すことも苦しいことですし、そこに直面しながらもう一度向かい直すのも大変なチャレンジになります。




けれども、そこで一度自分のために立ち上がり、



「私は本当はこうしたかった」

「私は本当はこう言いたかった」

「私は本当はこう表現したかった」





ということを選択し、実際に実行することができたとしたら、それはあなたのこれからの人生を永遠に書き換えてくれるのです。








あなたは過去、どんなことに対して後悔をしていますか?



あるいは、どんな過去が乗り越えられない、どんな関係を引きずってしまっているでしょうか?



そして、その時に、本当はどんなふうに自分を表現したかったですか?





過去は終わってしまったとしても、潜在意識のレベルでは、ずっとその出来事は続き、相手がいなくなった今でもあなたを苦しめ、縛り付けています。




それが苦しみの正体です。




だからこそ、その時のあなたに戻り、「本当は…したかった」という、深い心の叫びに触れてあげてください。








◎人が怖い、人と話をする時にどうしても怯えてしまっていたクライアントO様の場合




クライアントのO様は、それまで人に対する恐怖でいっぱいでした。



「人間を見ると、自動的に萎縮してしまい、言葉が出なくなる」というパターンを持っていらっしゃいました。




O様の場合、この癖はすでに子供の頃から始まっていて、その原因は「あまりにも厳しいしつけをするお祖母様から、「あなたは悪い子だ、だから言うことを聞きなさい」ということを繰り返されていたせいでした。





O様の場合、人と話をする際、自動的に心の中(脳裏)にお祖母様がよぎり、「私は駄目な人間なんだ、だからよい子にしなきゃ、言うことをきかなきゃ」と意識した瞬間、萎縮と言葉が出ないということが起きていました。






セッションでは、O様に子供時代のことを思い出していただきながら、まずは自分がどれだけ苦しかったのか、お祖母様に恐怖していたのか、本当はどうして欲しかったのかを尋ねていきました。



するとO様は、


「本当はそんなに怖く扱わないでほしかった」

「私は何もしていない」

「ずっと駄目だ駄目だと言われて苦しかった」


ということが思い出されてきたのです。





そして、実際のセッションでは、心の中(脳裏)のお祖母様に対して「いやだ!やめて!私は何も悪くない!」ということを実際に叫んでいただきました。





この瞬間、潜在意識の中で持っていた自分への思い込みと恐怖に打ち勝ち、「私は悪い人間じゃない」「いやだって言ってもいいんだ」というようにO様の潜在意識が書き換わったのです。





その結果、O様は、「他者に対しても嫌なら嫌だと表現していい」「私は私を守っていい」という許可を得ることができ、他者に対する必要以上の恐怖や緊張を解き放つことができたのです。






◎子供時代のいじめのせいで、それ以来、自己主張をまったくできなくなっていたW様の場合





W様のケースでは、「大事な場面になったり、周囲から何かを聞かれたときほど、本当は思っていることがあるのに言葉で伝えられなくなり、いつも犠牲になる」というパターンを持っていらっしゃいました。




きちんと心の中では考えていることがあるのに、いざとなると言葉につまってしまい、後から後悔して爆発してしまう…そして関係を壊す、ということを繰り返していました。





これは恋愛においても同じで、このパターンのせいで自分から爆発し、結婚を前提にお付き合いをしていた彼との関係を台無しにしてしまったとき、個人セッションに来てくださいました。







W様は子供時代、いつもヒステリックな母親に対して自分を殺しながら接する、ということを続けていました。



自分が子供(幼稚園くらい)にも関わらず、母親はその子供の自分に対して当たり散らすため、いつのまにか「機嫌をとりながら接する」ということが当然になっていたんですね。





同時に、何か自分が思っていることを発言すると、「生意気だ!」「あんたなんて子供のくせに!」とさらにヒステリックに怒鳴られていたため、


「私が思っていることを言うと、相手はヒステリーになり怒る」という考えがこびりついてしまっていたのです。





そのせいで、大人になってからも、「人はすべてヒステリーを起こすものだ」というように無意識に恐怖し、その結果、自分から機嫌をとり、我慢し、後になって苦しさのあまりに爆発してしまう…ということを繰り返されていたんですね。







このケースでは、W様の子供らしさをもう一度取り戻すというプロセスを行いました。



「本当はお母さんの機嫌取りなんてしたくなかった」

「本当はもっと子供らしく、無邪気にふるまっていたかった」

「本当はお母さんの愚痴なんて聞きたくなかった」

「本当は私だって私の気持ちを聞いて欲しかった」





このように自分の心の深い痛みに触れながら…自分の心の中にいる過去のお母さんに対して、心から伝えてもらったんですね。




そして、子供らしく振る舞っている=お絵かきをしたり、ピアノを弾いたり、草原を走ったり、自由にお友達とはしゃいだりところもイメージの中で堂々と演じてもらいました。





こうすることによって、W様の中で今までせき止めていた「本当のことを伝えたら怖い」という気持ちが薄れ、むしろ「私は私の思うままに行動していいし、思っていることを怯えずに伝えてよかったんだ」という許可が出るようになったのです。






このお二人のクライアント様の例のように、私たちの中では、過去の出来事に支配され、自分が思うとおりの行動をとれなくなっている、ということが起きています。





今目の前にあることが問題なのではなく、「昔から続けてしまっていた無意識的な癖」が、大人になってからも自分を支配し、


原因なんてとっくに忘れていたとしても、その癖だけが残り続け、「自分が本当に望むこと」ではないことを繰り返し、自分を苦しめてしまっているんですね。




だからこそ、過去はただの過去だと思わずに、



「本当はどうしたかったの?」

「本当は何を言いたかったの?」

「本当は何を求めていたの?」



ということを、1から考え直し、本当に求めていたことを再現してあげる=「望むことを演じてみて、自分で自分を自由にする」ことが必要なのです。






あなたが今、苦しんでいることは、それはいつから始まったことでしょうか?



そして、表面上のことにとらわれるのではなく、あなたが本当に望んでいること、求めていること、伝えたかったこと、行動したかったことはなんでしたか?





自分で自分の深い心の傷、そしてその下に隠されていた「本心」に触れたとき、私たちは過去を乗り越え、新しい自分として人生を生き直すことができるようになります。





あなたがあなたという人を過去の記憶から解放し、誰の目を気にすることもなく生きてくださることを、心からお祈りしています。









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