心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
今回は、「男心を理解し、本質的に愛される潜在意識を作る方法」をお伝えしていきたいと思います。
突然ですが、男性とうまくいく秘訣はどんなことがあると思いますか?
自分を美しくすること…自分の存在に敬意を払うことはとても大切なことですね。
嫌なことは嫌だと伝えること…犠牲にならずに対等になるためにも、自分の基準を相手に教えることはとても大事です。
でも、実は男性とうまくいくための一番の秘訣は、「相手に対する理解」なんですね。
そして、ここでの理解とは、恋愛テクニック的な「男心を知る」ということとは根本的に異なり、
「自分の鏡として相手を見る」ことが必要になってくるんですね。
「自分の鏡として相手を見る」方法とは、自分が辛い、苦しい、分かってくれないと思っている時、実は、目の前にいるパートナーも、「自分と同じ気持ちを抱いている」というように見る…ということです。
たとえば、「寂しい、どうして分かってくれないの?」と自分が思っている時は、男性側も、「最初はこんなんじゃなかったのに…やっぱり分かってくれないんだな」というように寂しさを感じています。
つまり、女性側が満たされていないときは、実は、男性側もなんらかのフラストレーションや孤独感などを抱えていることが多いんですね。
ただ、その表現方法が違うのです。そのため、女性は自分の気持ちでいっぱいになってしまって、相手の気持ちに気づかないことが少なくありません。
孤独感や悲しみを女性側が表現すると、泣いたり、寂しいという苦しみを「相手を責めたり、悲しむことで表現する」ということになります。
ここでは、「わかってほしい!」という悲痛の叫びがそのまま言葉として、態度として表現されます。
しかし、男性の側は、「沈黙し、相手から無意識に距離を置こうとする」んですね。
そのため、女性が相手を責める気持ちを持つ、すると相手もそれを感じ取り、辛いから離れようとする、
それに気づいた女性側がさらに相手を追い詰めて…というように、ネガティブなスパイラルに陥ってしまうのです。
そして、ここでこうした状態を解決するために大切なことが、「相手の気持ちを、自分のことのように考え、察する」ということなんですね。
あなたは今まで言わなかったかも知れない。でも、私が辛くて寂しくて叫び出したかったときに、「あなたも、同じように、分かってもらえていない」という孤独感にさいなまれていたんだよね、
こんなふうに、まずは心で相手を理解してあげてください。
そして、その上で、「男性だからという理由ではなく、実は、目の前にいる相手も、自分と同じ人間の心と感受性を持っているのだ」ということに寄り添ってあげるんですね。
つまり、「相手と自分は違う!」と喧嘩するのではなく、ただ表面に見えているものが違うだけで、本当は同じ辛さや孤独感などを分かち合っていたのだ、と思ってあげるのです。
男性だからということではなく、あなたも私の態度に痛みを感じていたね。
そして、男性だからという理由ではなく、あなたも冷たくされたり、責められたら、「この人を信じていいのだろうか?」というように不信感を持つよね。
「男性だから」強いわけではない、「男性だから」違うわけではない、
あなたも、信じられなくなる時もあるし、相手を好きでいて本当にいいの?と怖くなるときがあるよね…
あなたも、苦しみを伝えられないときに相手が分かってくれなかったとしたら、「どうして分かってくれないんだろう」と心を閉じてしまう時もあるよね…
こんなふうに、「今、目の前にいる人は、まったく自分と同じなのだ」と受け取ってあげるのです。
痛みを感じている時の対処方法が、男性と女性で異なるため、女性は男性が傷ついていないと思ってしまいがちです。
しかし、たとえば男性側が浮気をする…というような場合も、「おもしろおかしく浮気をしたい」という人ばかりではなく、
居場所がない、どうしても孤独を理解してもらえない、自分の気持ちを分かってもらえない、辛い、こんなに頑張っているのに、もっと頑張れって言われる、もっと分かれって言われる、
その関係が苦しいから、もう逃げたいんだ…というようなケースも多いのです。
でも、多くの人が、「浮気された」という表面上のことに気を取られてしまいます。
それは、本当に傷つくし、辛いことだからこそ、仕方のないことなんですが、でも、ここで「浮気された!」と相手を加害者にしてしまうのではなく、「相手もそうせざるを得なかったんだ」と深く理解してあげると、男性が戻ってくることが多いのです。
なぜなら、あなたが自分のことを分かってくれて、理解してくれて、温かく迎えてくれれば…他の女性に気を取られる「必要がなくなる」からです。
理解されるということは、人が感じる愛情で最も深いものです。
そして、「あなたも私もおなじだね」という感情は、それまで隔ててあった二人の仲を、一気につなぎあわせてくれます。
たったそれだけなのに、言えなくても分かってもらえた。その安心感…あなたも感じるように、男性も同じ思いを持っています。
同時に、男性・女性という性別を超えて、誰もが心の傷を持っていて、泣いている「小さな女の子」「小さな男の子」を心の中に抱えています。
私も寂しいって思った。
でも、あなたも寂しかったんだね。
そうだよね、感じることは、おんなじだよね。
マリアージュスクールの講座に参加なさった皆さんが、年齢に関係なくモテるようになる・男性から深く愛されるようになるのは、ここがあるからなんですね。
こうして性別を超えたところで、人の痛みに寄り添い、深い人間理解が出来るようになるからこそ、なのです。
そして、こうした人間理解は、過去に傷ついた経験があればあるほど、「相手の痛みも、自分の痛みのように深く理解し、寄り添える」母性となって、光り輝くんですね。
あなたは今まで、どれくらい、「男だから」という考えを持ち、男性へ心を閉ざしてきましたか?
そして、これからは、どれくらい、「男だから…といっても、あなたも私もおなじなんだ」と心を開いて相手を理解することができるでしょうか?
言葉で上手に伝えられなかったとしても、こうして「言えないことを理解し、察してくれる女性」は、男性にとってそれだけで宝物のような存在です。
大切なことは、目には見えません。でも、そこに答えがあるのです。
恋愛テクニックではなく、こうしてあなたの人間としての在り方を変えることができたとき、自然に愛され求められる関係性がはじまっていくことでしょう。
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