心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
こちらのブログでは、いつも「潜在意識と不幸の関係性」をお伝えさせていただいていますが、
クライアント様の中には、色々な本などで読んだ潜在意識と不幸の因果関係を間違ってとらえてしまい、さらに苦しみを強めてしまっている方もいらっしゃいます。
こうした方ほどとても真面目で一生懸命なため、「今まで色々な本で『不幸の因果関係は自分にある』ということを読んだので…私が悪いのだと自分を責めていました」となってしまうのです。
けれども本当は、不幸になっているのは「あなた自身のせい」とか、「あなたが悪い」ということはほとんどありません。
むしろその反対に、「私のせいじゃなかったんだ」と自分の責任をおろしてあげることから、不幸な現実を変えていくことができるんですね。
今回は、とても簡単にですが、潜在意識と不幸のメカニズムについてお伝えしていきたいと思います。
いつもこちらのブログでもお伝えさせていただいていますが、不幸になるには必ず「原因」があります。
それは自尊心の無さであったり、女性性の欠如、自己否定、自己価値の低さ、自己承認の有無、他者や社会からの価値観の押しつけなど…さまざまです。
けれども、そもそも、それらの理由のすべてが、私たちは「誰かから押しつけられたもの」であったり、「与えられた否定」であったり、「思い込まされた無価値」なんですね。
つまり、これらの不幸の原因は、元を正せばすべて「他者にある」と言っても過言ではありません。
そして、大切なことはここからなんですが、これらの不幸の原因をなぜ、そもそも受け容れてしまうのか?というと、
それは純粋であったり、素直である、あるいは信じやすい、こうしたプラスの性質があるからこそ、そのまま周囲の意見を鵜呑みにしてしまっている、ということがあるんですね。
つまり、あなたに何か落ち度があるわけではなく、あなたがそもそも悪いからとか、足りないからとか、そういったことではなく、「あなたの中にある、純粋で美しい資質があるから」こそ、こうしたマイナスを「引き受けてしまっている」という状態なのです。
あなたが純粋なことは、あなたのせいでしょうか?
あなたの心が美しく、人に共感できる…それはあなたのせいでしょうか?
あなたの心が優しいからこそ、人のマイナスを引き受けてしまう…これは、あなたのせいでしょうか?
人の気持ちが分かりすぎるからこそ、不幸な親に同情して虐待されることを受け容れてしまう。
このどれもが、あなたのせいではありません。
これらのどれもが、あなたの中に何か悪いことがあるのではなく、あなたに原因があるのでもなく、
むしろ「あなたが人よりも優れていたり、純粋であるからこそ、魂が清らかであったからこそ」、起きた出来事です。
それにも関わらず、これを「私のせい、私に原因がある、だから私を変えなきゃ」となってしまうと、どんどん自分を追いつめてしまい、そもそもあなたは被害者であるにも関わらず、自分を責めて自己価値を下げるという不幸のループが起きてしまいます。
不幸は、あなたに原因があるのではなく、あなたがプラスだからこそ、あなたに美しい才能や資質があるからこそ、起きることもあるのです。
嫉妬されるのはあなたのせいではありません。それは、嫉妬する「相手の問題」です。
あなたをいじめる親がいるのは、あなたのせいではありません。それは100%、「親の問題」です。
あなたを目の敵にする同僚がいるのは、あなたのせいではなく、相手があなたに「何かを勝手に見いだして」一方的にあなたをターゲットにしているに過ぎません。
そうしたときに大切なことは、「自分自身を改善すること」ではなく、相手を相手と切り分けて離れること、ただそれだけです。
そして、自分の中に原因があるのだろうか、何か私が悪いのだろうか、私が普段からこんなに自信が無いからetc
こんなふうに自分に責任を求めて自分を変えようとするのではなく、ただ「離れる」「距離を置く」「関係性を変える」ということが必要なんですね。
「あの人から離れたら、自分をもう変えなくていいんだ…ありのままの自分でいいんだって、急に楽になりました」とおっしゃってくださるクライアント様も多く存在しています。
例 えば、講座などで皆様にお目にかかることも多いマリアージュスクールのアシスタントOさんは、今まで「短気で横暴な上司」に従っていたときは苦しんでい て、その上司から離れることを決めたとたん、素晴らしい職場に転職され、悩み苦しむことのない毎日を送っていらっしゃいます。
Oさんの場合、あえて不幸でいじめられる原因があるとしたならば、それは「Oさんが真面目で、相手に対して一生懸命で、逆らわないとても大人しい可愛らしい女性だったから」という理由にすぎません。
他の人は不真面目でいい加減で、反抗的。でもOさんはそうじゃなかったから…酷い上司のターゲットになってしまった。これが事実です。
職場を変えたOさんは、もう彼女のことを横暴に叱りつける人も、否定する人も誰もいません。
ただOさんの素晴らしさに惹かれて人が集まる、私も他のアシスタント達もOさんのことを心から信頼している、こうした現実があるだけです。
このように、あなたが不幸なのはあなたの中に不幸の原因があるのではなく、あなたのプラスの資質が見えていないからこそ、それがマイナスに使われ、利用されてしまっているだけかもしれないのです。
あなた自身を必要以上にマイナス査定するのではなく、きちんとあなた自身のプラスの面、美しさも認めながら、あなたという存在を大切に守ってあげてください。
こうして自分を差別的に見るのではなく、きちんと事実を認められるようになると、「なんでもかんでも私が悪い」という発想がなくなり、
「相手が不適切なんだ、じゃあ離れよう」「私は私を大事にしてくれる人と付き合おう」という健全な対等性を育てられ、もっと自分で自分の人生を選べる強さが表れます。
これが自尊心です。
潜在意識のメカニズムをきちんと知れば、必要以上に自分を責めなくなれば、もうそれ以上不幸や苦しみをわざわざ受け入れなくていいんだということが分かってきます。
改めて…あなたの中で自分のせいにしすぎていることはありませんか?
今この瞬間から、「私が悪いから不幸なんだ」という発想を手放し、「私にいいところがあるから苦しみをあえて受け入れてしまっていたんだ」ということに気づき、
あなたという大切な人を大切にする生き方を始めてあげてくださいね。
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