令和5年、カンチブレーキ収穫祭とカンチブレーキ新嘗祭が中止を余儀なくされた。
疫病と災害級猛暑、個人的大恐慌が発生、大きな爪痕を残し復興の目処すら立っていない。
つうかカンチブレーキ収穫祭をサボったからバチが当たったのかもしれません(笑)
知らんけど。
それはさておき、部品欠品で前後セット装着が出来ずにいたDIA-COMPE VC-800がヤフオクに出ていたので速攻入札。
開始価格で落札出来ました。
手持ちのVC-800とニコイチで復活を目指す。
落札後に出品者から一部の部品に破損がある為にキャンセルしても大丈夫と緊急連絡。
部品取りだから全く問題無し。
気遣いのある優しい出品者様でした。
届いてみると、そもそも手持ちのVC-800と仕様が違う(笑)
部品取りで樹脂製テンションアジャスターが欲しかったので写真すらマトモに見ないで入札したからなあ・・・。
下の写真、右側が私のVC-800。
左側が今回のVC-800。
ギロチンシューが本体の表側に固定するか裏側に固定するかが違う。
こんな仕様があったとは興味深い。
ナット側スペーサーが別のブレーキから流用されていたり、割れていたり(笑)
写真を撮ってないが、ギロチンシュー側のスペーサーも殆ど割れてます。
私の手持ちのVC-800はスペーサーが全て鉄製なのですが、今回入手したVC-800はスペーサーが全てアルミです。
ことごとくスペーサーが割れている事を鑑みるとギロチンボルトの入るスリットの幅に対してスペーサーの幅が狭く、固定ナットのオーバートルク締め付けに弱い様です。
それでいつの所有者さんかは不明ですが、試行錯誤しながら有り合わせのスペーサーを入れたりして使っていたのでしょう。
私みたいに無駄なまでの多種多様な部品取りを持ってないでしょうから、サイズ違いが使われててもしゃあないよねえ。
DIA-COMPEさんもその欠点を修正すべく、表側にギロチンシューを固定する仕様に変更したのかもしれませんね。
こう言ったビンテージパーツのよくわからん破損はヤフオク、メルカリなどではよくある話なので、全く気にしません。
直せばいい。
自分が出品者の場合は細かくチェックして不安材料がある物は後が面倒なので出品しません。
さて、部品取りなので検証はここまで。
湾曲スペーサーはC-STARのカンチブレーキから流用。
樹脂のテンションアジャスターを回収。
ようやくコレで前後セット運用が出来ます。
長期使用の懸念材料だった樹脂製テンションアジャスターの予備も出来ましたので一先ず安心。
DIA-COMPEのVC-800はとても凝った意匠で素敵。
アームの長さもあるので制動力は期待できます。
BR-M454で代替シューの長期テストをしていたマディフォックス。
十分に安全性を確認出来ましたので、DIA-COMPE VC-800に換装。
肉厚で剛性が高そうなBR-M454も素敵ですが、VC-800のスリムで手の込んだ形状も堪りません。
今日は雨なので試走とセッティングは後日。
やはりカンチブレーキいじりは楽しい。
ぱっと見は変化無いですが・・・。