今日もお越し頂きありがとうございます。

3月頃から連続して発信している

「大人の発達障がい検査」の

兼ね合いで受けたWAIS(ウェイス)という

知能検査の結果だけフィードバックを受けました。


検査自体を通ってる病院の分院にしか心理士がいないからとの理由で、名古屋の栄(サカエ)にある 分院で受け、普段通ってる方の主治医とは今週話すので具体的な診断はまだ下されてませんがかなりいろんな事を突き付けられました。
これまでの生きづらさが分かった一方で、
このIQでよくFランじゃない大学行って、
キャリアコンサルタントの資格も取ってとか、
自分の人生がよく分からなくなった次第でした。

ウェイス検査の結論を言うと、
わたしは総IQ:81、
標準ゾーンの中の下というランクに位置することがわかりました。
ちなみにIQの平均を100前後とするそうです。
これは自分で調べた事ですが
日本人のIQの平均が
100~105だそうです。

各種項目の平均で81が弾き出され、
わたしは言語理解や説明の部分だけが
113と高く、それ以外の項目が平均から平均未満と
めちゃくちゃな凸凹でした。
IQ79~70は標準と知的な遅れの境界線上の能力
と記されていたため、かなり境界域に近いことがわかります。

一方、私のなかで1つ違和感を感じていることが

あり、それは境界知能の捉え方です。

境界知能は医学の中で正式な診断名としては

存在しませんが、

「IQ70~84:境界知能(知的障がい未満、健常未満)」と各種文献、精神科医の情報発信、NHKの特集番組など、多数のメディアで発信されており、

なかでも「ケーキの切れない非行少年」という

5~6年前に出版された本で、非行に走った少年少女のIQを調べると境界知能だった事がわかり、本当は困っていることが沢山あるのに、知的障がい未満だからと

公的支援から外され、教育現場などで見過ごされてきた彼らの状況をクローズアップし、

境界知能という言葉を有名にした本でもあります。


ちなみに境界知能に位置する人の割合は

国民の14%程と言われています。

一クラス30~35人くらいの学級で、

6~7人に1人はいる計算。

ちなみに血液型AB型の割合とそう変わりません。

よく考えると意外といる、

すごく珍しいわけでもない、

けれども知的障がい未満だからと

困り事が深くても福祉や公的支援からは外される。

健常者のフィールドで同じ事を求められる。


この本でも同等の数値で提示されているなか、
なぜウェイス4の結果ではわたしのIQが
標準ゾーンの下に位置するのか、

そこに対する説明を行って頂きたいと考えていて、

どのように医師に伝えるか今考えどころの1つではあります。


正直なところ、境界知能というものは今の日本の基準だと知的障がい未満になるので、
それ単体での障がい者手帳の取得はできないそうです。

うつ、ADHDなどの発達障がいを併発してる場合に
精神障害としての手帳申請が可能ということで、
境界知能単体では障がい者手帳の取得申請ができないという現実です。

わたしの場合、ADHDの指標も出てると言われてはいますので、そこを汲みとってもらわないと困るというところが正直な気持ちではあります。

かつて、1970~80年代までは知的障がいに含まれていたけど、社会保障費の増大や支援員の不足で
無理やり健常者枠に押し込まれているのが実情です。
私が学生の頃は、身体障がい、完全な知的障がいの子の支援級の概念が登場したのが、
私が5,6年になる頃。
またまだ療育の概念もなく、

教師にも認識が薄い時代。


90年代生まれ以降の子は

教師にもその知識が浸透し始め

気になる子には病院の受診、

療育の声かけがなされはじめたりしていたけど

ちょうどゆとり世代と、 

昭和世代の狭間の年の私の時代にはそれがなかった。。

40手前になって、あと何年生きるかもわからないのに、突き付けられるこの現実。

私はこれに関しては

今闘わなきゃいけない事案だと思っていて、
かつ境界知能に関しては

情報がなかなかおりてこない実情もあって

マスメディア、当事者YouTuber

いろんな人や事を巻き込んで発信していくために何ができるのか?そんな事が今同時に頭をよぎっています。


「個性を活かすんだ⭐」とか、
自分1人だけの寝言みたいな事言ってられないと

思ってます。

私1人だけの問題じゃない、そう考えています。


そして発達障がいないしは境界知能以外の人達から

「個性を活かすのが一番ですよね」とか

そんなの発達、知的関係なく
誰でも個性活かすのが一番だろと思うし(笑)、
一部の精神科医やカウンセラーが
「IQだけが知性を表すものではない」とか、
発するけどそんな温い寝言聞かせられたくありません

、が本音。

そして、寝言は寝てから言って欲しいw

もちろん、悪意はなく、
真からの言葉であっても、
現実を突き付けられた事がない人間には、
わからないと思うからです。
たとえ医療人であろうと。

今回の結果を、伝えると宣告していた

自分の親に伝えるか否か、
いろんな思いと葛藤していますが、

このことを知ってもらう活動、

自分も含めて該当する人が生きやすくなる

活動に加担できないか?が同時に浮かんでいます。


長くなりましたが、

ご報告blogでした。


最後までお読み頂き

ありがとうございます。