心理カウンセラー・公認心理師の栗林あや(いがぐりこ)です。
最近、コンビニで飲み物を買うときに気づいたことがあって。
私、昔はずっと「お茶か水」ばっかり買ってました。
セミナーに行くときも、打ち合わせのときも、外出先で何か飲み物を買おうと思ったときも、
私が手に取るのはいつも「匂いがしないもの」「周りから浮かないもの」「誰の邪魔にもならないもの」でした。
「自分が何を飲みたいか」なんて、深く考えたこともなかった。
友達とご飯に行っても、隣の友達がパスタを頼めば私もパスタ。
「何食べたい?」って聞かれても、何も浮かばない。
特に若い頃は、デートで「何食べたい?」って聞かれるのが、ものすごく負担でした。
聞かれても何も浮かばないし、「あなたがデートのプランを決めてよ?」って言われているみたいで、嫌悪感すらありました。
今思えば、答えられない私のほうが全部相手に丸投げしていたようなもので…相手も大変だったんだろうなぁ(笑)
でも、当時の私には本当にわからなかった。
そもそも私は、家族で外食をする家庭で育っていなかったので、
世の中にどんなジャンルのお店があるのかもよく知らなかったのです。
だから「居心地のいい場所に行きたい」くらいしか出てきませんでした。
んで、あるとき思いました。
この「何も浮かばない」って、自分の希望にずっとフタをしてきたから、かな。って。
小さい頃、私が「カレーがいい!」って答えても、親から「前もカレーだったでしょ」って返される。
お店で「あれカワイイ!」って言っても、「こっちのほうがいい」「うちには無理」「あんたには似合わない」って言われる。
子どもの頃の私は、最初はちゃんと自分の希望を口にしていたはずなのです。
でも何度言っても親に通らないうちに、それが毎回毎回続いて、毎度毎度否定されることが続いて、
だんだん自分の好みを言わなくなっていきました。
希望を言わなくなっているうちに、自分が何を食べたいのか、何がほしいのか、もうわからなくなっちゃったのだと思います。
で、大人になってからもずっとそうだった私は、
心のことを学んで、あるとき、コンビニの棚の前で
「ねえ私、今なに飲みたい?」って自分に聞いてみました。
最初は何も浮かばなかったです。
何十年もフタをしてきたのだから、いきなり出てくるわけがない。
でも続けてたら、「なんとなく温かいもの」とか「今日はちょっと甘いものがいいな」くらいの、うっすらした感覚が出てくるようになりました。
今では「何食べたい?」って聞かれたら、ちゃんと答えられるようになっています。
年齢と経験を重ねて、食べ物やお店の選択肢が増えたのもあります。
ちょうどこの話、動画にもしてみました。
昔の私と同じようなタイプの方には、きっと参考になると思います。
よかったら、みてみてくださいね。
▼やりたいことが浮かばない人へ。自分の気持ちにフタをしてきた心の仕組み
栗林あや(いがぐりこ)でした!
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