ブログリレーのアンカー、原田教授です。
フェリーで高松港に着き、港からすぐの郷土料理のお店で交流会が開かれました。この日の小豆島ツアーに参加した全国の芸術祭サポーターだけでなく、こえび隊に参加されている方も来てくださり、50名ほどが参加する賑やかな会となりました。
各地の芸術祭の告知をしている様子。
こえび隊に参加されている方からは、ガイドツアーに参加すると得られる特典の紹介や、作品制作の苦労話など、、、ここに来ていなかったらまず聞けなかったであろう話もいっぱい聞けて、よかったです。
時間に限りもあるので、全員とご挨拶をすることはできず、、、
ですが、またどこかでお会いすることになると確信しています!
(これは午後に撮影した集合写真です)
今回、横浜から参加した方に感想を聞いてきたら、
「大自然と現代アートの融合のダイナミックさ&違和感のなさがよかった」
「お料理から、その土地の歴史や暮らしぶりも味わうという経験が新鮮」
「海の景色を眺めつつ、美術館や屋外の作品をぶらぶらと歩いて見て回るのが楽しかった。」
「他のサポーターさんと緩くつながり、お互いの地域を訪問し、もてなされ、もてなす。。。芸術祭を軸とした継続した関係性が築けているのが楽しい」
「行動距離が長いと、ひとりだと疲れたり面倒になって端折ったりしてしまいますが、同行者がいると元気が出る」
「みんなと行くのは楽しい」
などの感想をいただきました。
これからも各地で開かれている芸術祭にお伺いし、また来年みなさまが横浜に来られる時には、精一杯のおもてなしをしたいと感じる日でした。
文責 原田教授
午後の続きはハマトリーツ!のヒロが担当します。
オリーブ公園を後にして、三都半島の作品番号sd11「自然の目『大地から』」で横浜以外の芸術祭サポーター一行と合流したのが午後3時。予定よりだいぶ遅くなってしまいました。ここでは、作家のフリオ・ゴヤさんが誘導係よろしく車を誘導していたのが印象的でした。
作品のツリーハウスで一休みするハマトリーツ!の2人
作家のフリオ・ゴヤさんとの交流
次に見学した作品番号sd16「潮耳荘」は廃材の材木を使って建てた大きな作品で、みんな中に入ったり、海に向かってラッパのようなパイプを外から眺めたりしていました。
廃材を利用して作られた大きな作品
作品番号sd15「過去と現在の山にのぼり、銀未来の海をながめる」では和室に上がり込んで、ハイコントラストで白とびさせた海岸線を写した障子や、天井の色鮮やかな海の漂流物の写真を眺めました。
鮮やかな障子や天井を眺めるサポーターたち
作品番号sd12「Utopia dungeon」の、この勉強机に彫りを入れた作品はとても精密ですね。気に入りました。
学習机を精密に彫った作品
早いものでもう午後4時。帰りのフェリーまでにレンタカーを返す必要のある横浜のメンバーは、この辺りで他地域のサポーター一行とは一旦お別れ。土庄港までの道すがら、余った時間で先に一行が巡ったはずの作品をいくつか鑑賞しました。
作品番号sd10「境界線の庭」
道の駅小豆島ふるさと村にて「小豆島を楽しんでいます」の図(瀬戸芸の作品ではありません)
作品番号sd09「花寿波島の秘密」、下からくぐって作品の中に入ると…
上から見るとこのように
レンタカー屋で車を返却して、午後5時半の土庄港発・高松港行きフェリーに乗船。夕方の船は乗船客で混みあっていて全員一緒に座る席を確保できず、船尾甲板の空きスペースにレジャーシートを広げて、港の売店で買い込んだ地ビールやサイダー、お菓子をいただきました。
船尾の甲板でリラックス
高松港へ着くまでの船の1時間、夜のサポーター懇親会に行きつく前にすっかりいい気分になりました。
この後は、夜の部へ続きます。
文責 ヒロ
ここからはナスがお送りします。
当日朝の飛行機で香川県に入り、とっても乗り心地のいいフェリーで小豆島到着した私たちがまず向かった先は「創作郷土料理 暦(こよみ)」。
郷土の食材へのこだわりはもちろん、『二十四の瞳』で知られる作家 壺井栄の小説に描かれたお料理を実際に食べさせてくれるお店なんです。
瀬戸内海を見渡せる古民家レストラン
いちばん気に入ったのは↓。こちらの写真の右側、丸いコロコロした天ぷら。
なにこのちっちゃいの??と口にいれて(・∀・)(●´Д`●)( ゚Д゚)ウマービックリ!
さくっと、じゅわっと、じゅわじゅわ~~っと
「オリーブの実」の天ぷらだったんです。
これはナスやマイタケに負けない油と相性抜群のやつ!
オリーブオイルで揚げた天ぷら。。。じゃなくてオリーブの実ですからね!初めての食感でした。
他のお品も一つひとつの味がすごくしっかりしていて。。。小豆島の食を大満喫しました。
お腹も心も満たされた私たちが次に訪れたのは小豆島オリーブ公園。
ここはどこで写真撮っても女性向け旅行情報雑誌の誌面にみえる、映えスポットが満載。
映画「魔女の宅急便」のロケ地にもなったそうで、旅の気分を上げる?魔法のほうきといった映えアイテムも無償で貸し出してくれます。
私たちも大人げなくパチリ
そして。。デザートには黄緑色をしたオリーブソフト!(わたしはオリーブソーダを使ったオリーブフロートに)
爽やかな青リンゴ風味のオリーブソーダに、遠く遠ーくにオリーブ?オリーブなのか??を感じる爽やかなソフトクリームでした。
こんなアートとは遠い、観光ブログになってしましたがこれも芸術祭の醍醐味じゃありませんか??
文責 ナス
ハマトリーツ!のメンバー8名で、瀬戸内国際芸術祭2019に行ってまいりました。
この企画は昨年夏の「水と土の芸術祭」(新潟市)に合わせて開催された「第4回全国芸術祭サポーターズミーティング」の中で提案された、「瀬戸内国際芸術祭へみんなで行こう!」という企画に呼応するものです。わたくし、えみちからは5/18(土)の午前の部をご報告します。
瀬戸内国際芸術祭は12の島、2つの港から構成されています。今回のこの全国芸術祭サポーター企画では、そのうち小豆島に行くことになりました。ほかの芸術祭のメンバーと合流するのは午後なので、それまではハマトリーツ!のメンバーで回ってみます。
まず前泊&夜行バス組は、高松港からフェリーに乗って1時間、池田港待ち合わせ。
高松港 作品番号tk01「 Liminal Air -core-」
池田港
池田港自体にはアート作品はありませんが、港の建物が、四国の祭りで街を練り歩く太鼓台風になっています。
そこからバスにのって10分くらい、ワン・ウェンチー氏の竹の大作、作品番号sd08「小豆島の恋」に到着。バスの窓からもそれとわかる威容が見えて、ついワー!と歓声を上げてしまいました。周りの棚田の美しい風景と馴染みながらも存在感を保つ、素敵な作品だと思いました。大自然と現代アートの融合という、芸術祭の醍醐味を早くも味わうことができた、と思いました。
ワン・ウェンチー氏は2010年、2013年、2016年と同じ場所に同じ素材で作品を設置しているとのことなので、もはや3年に一度この地域に実る収穫物のような存在なのかもしれません。
やや?
棚田のあぜ道を歩いていくと…
入り口部分。風でたわむのも竹ならでは。
内部。光も風も素通し。
遺跡のようにも見えてきた。
「小豆島の恋」内部で時間を忘れるほどくつろいだ後には、すぐ近くにある中山農村歌舞伎舞台をチラ見しました。農村歌舞伎については瀬戸芸公式サイトにある以下の記事をご参照ください。
参照先:瀬戸内国際芸術祭2019「小豆島で受け継がれる、ふたつの農村歌舞伎」
中山農村歌舞伎舞台
ここまででもすでに満足。今日は一日長いので、この先も大充実するに違いない!と確信した一同でした。またバスに乗って、飛行機組と合流するために、今度は土庄(とのしょう)港に向かいました!(午後の部へ続く)
文責 えみち