今年は2025年になりました。

 

 

まだコロナ騒動が続く5年前に「UNESCO ユネスコ:国際連合教育科学文化機関」の委員会の会議で「日本伝統建築工匠の技」の世界無形文化遺産認定 そして同じく、続いて中国の太極拳、フィンランドのサウナの認定が発表されました。

 

 

 

 

 

 

今や「太極拳」を学び、習得出来るのは「世界無形文化遺産」を身に着けられて体得するということ、という意味になります。

 

 

 

 

5年めになったのですが、業界はまだ全然盛り上がっていないのですが、私にとっては思い入れも強く、どんどんと展開していきます。

 

 

 

 

日本国内の太極拳人口で特徴は年配者がとても多く、指導者も元々はサラリーマン時代に始めた趣味での太極拳を 脱サラして、いつかしら指導者になり、同年代の指導者が、同世代の年配者に教え 健康体操的太極拳が主流でほとんどです。

 

私のキャリアは1982年の13歳から修養を始めて、最初の訪中は、研修で1985年 16歳。

 

1989年からは、単身中国へ赴き 上海、安徽省、湖北省、北京などで現地で学びました。

 

進学した東洋大学で、第2外国語で中国語を学び、1989年からは一人で訪中し、中国大陸を列車などで移動し、中国人の生徒と共に学び、同じ宿舎で同じ内容を学び、トレーニングして生活しました。

 

ですから、1990年の北京アジア大会から、太極拳を含む「中国武術:WUSHU」は正式種目になり、アジア各国は今とても盛んで人気があります。

 

自分の年代はアメリカ重視の意識で留学生も多く、中国はとても少なかったです。

 

今は、外交関係で中国との交流はほとんどなくなりましたが、自分の学び得た技能、理論、文化教養は、これからの日本国内向け中心で皆様に大いに活かせると感じます。

 

 

【登録されている 日本の世界無形文化遺産】

 

 

 

【登録されている 中国の世界無形文化遺産】

  • 書道
  • 端午節
  • 京劇
  • 太極拳
  • 古琴
  • 中国伝統医学の鍼灸術
  • 篆刻技術
  • 二十四節気
  • 中国珠算
  • 竜泉青磁の伝統焼成技術

 

思うことは、日本人の意識感覚では、「何でも数に巻かれろ」という傾向があると思います。

 

今年に入り、コロナ問題でダメージを受けたスポーツクラブ、フィットネスクラブ業界は、ようやく活動が再開し、新しいインストラクターを増やそう、という感じです。

 

実際に指導しているスポーツクラブでは、会員さんからの意見投書の中に、「ヨガ、ピラティスがやたらと多く、プログラムが同じ項目で被っている。もう少し、バリエーションを増やして欲しい」とありました。その通りだと思います。

 

あちこちのクラブでは、ほとんどが似たり寄ったりです。

 

太極拳体得者は少ないせいか、とても少なくなりました。

 

「正しい太極拳の修養では、両手両足がよく働いて、記憶力のインプット・アウトプットも機敏で、思考の反応も とても良くなります。指導者になれれば、とても長く仕事ができます」

 

私達の活動では

1、歴史ある文化教養、思想哲学
2、科学的観点
3、教育

を重視した活動スタイルで普及を行って来ました。

 

そういうことを考えて、今年から「指導者」育成に力を入れていきます。

 

これは実際の感覚で、大会などでレッスンを休もうとすると代行者はまったくいません。

 

こういうことは将来的に、改善したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

これからは、いつでも何処のどなたでも 自由に参加してもらって、共に新しい世界観を構築して行きます。

 

 

 

 

横浜武術院事務局宛へメールで気楽にご連絡頂ければ、ご返信メールで携帯電話番号などをお知らせします。
 

E-Mail:
yokohamabujutuin@yahoo.co.jp

 

多くの新しい仲間が増えるのを期待しています。

宜しくお願い致します。