中途半端な値上げ
2014・5・9~愛媛・松山市~
最初にひと言。中途半端な値上げをするくらいなら、スパッと全部、値上げしてもらったほうが気持ちいい。会社帰りに、久しぶりに赤いカラーの自動販売機の前に立った。ちょっぴり肌寒かったので、コーヒーでも飲んで温まろうかなと思ったのだが、価格表示を見た途端、購入意欲がなくなった。値段据え置きの120円かと思えば、隣のコーヒーは130円。どっちやねん!4月に消費税が上がって8%になった。おそらく、5%の時は全部、120円だったような気がするのだが…。豆が違うからか?ドリップのしかたが違うからなのか??細かいことはよく分からないが、優柔不断だよね。
まあ、すでに主婦の金銭感覚のオッサンにはあまり影響はない。通勤途中にワンコインの自販機でコーヒーをよく買うのが習慣になっている。消費増税をしても、オッサンに優しい自販機がありがたい。スーパーマーケットで弁当を買った時には、ついでに税込み105円のコーヒーかジュースを買うぐらい。そんな買いもの生活をしているから、130円が高く感じてしかたない。でも、近くにスーパーマーケットなどがない時には自販機で買うしかない。全種類が値上げされていたら、それはそれで受け入れる。でも、間を取って125円でもいいなあ。
スパークする路面電車
2014・5・8~愛媛・松山市~
この踏切を通る時、いつも思っている。「いつか、火事が起きるんじゃないか?」って。伊予鉄・大手町駅前。日本で唯一のダイヤモンド・クロスがある場所で有名だ。高浜-横河原間を走る郊外電車と市内を走る路面電車の線路が十字に重なっている。もちろん、線路だけでなく、電線・架線もクロスしている。専門家ではないのでよく分からないが、郊外電車と路面電車の電圧が違うからだろう。それぞれがクロスする部分を通過する際、まるで稲光が落ちたかのように火花が起き、青く光るのだ。
昼間はかすかに見えるだけだから、あまり気にならないんだけど、日が落ちて真っ暗になると、この電気がよく目立つ。ひどい時にはバチバチッという音がするから、見ているだけで怖くなる。「何を撮っているんですかあ?」。大学生らしき女性が声をかけてきた。架線の方向に指差したら「ああ、あれですね。光りますよね?ホント、大丈夫なんですかねえ…」と、なんだか心配そうな表情をした。そんな顔を見ていたら、ますます怖くなってきた。大丈夫かいな…。
バリィさん自販機
2014・5・7~愛媛・松山市~
探しものは意外に近場にあった。黄色い自販機があると、風のウワサで聞いていた。どこに置いてあるんだろう?ずっと追い求めていたのがバリィさんの自動販売機だった。いろんな場所を愛車でうろついてはみたが、まったく見たことがない。松山にはないのかな…と半分諦めていたところだったが、ちょっとトイレに行きたくなって、近所のゲームセンターに立ち寄ると、黄色い自販機を発見!来島海峡大橋の王冠をつけ、おなかにはタオルの腹巻をつけた黄色い鳥。正真正銘、今治市のゆるキャラの絵がいたるところに描かれていた。
じっくり見てみると、バリィさんがバリバリの今治弁をしゃべっていた。「おいしいけん のんでみとん」「どれにしよかいねー」「やっぱたんさんやな げぷっ」。えーっ、バリィさんって、こんな言葉をしゃべるのかあ。実はオッサンなのか?こもった声でしゃべったら、子どもは怖がるだろうな…。でも、しゃべっているところを聞いてみたいという気持ちもある。ところで、愛媛県のゆるキャラ・みきゃんの自販機ってあるんだろうか?熊本県のゆるキャラ・くまもん自販機も熊本県には設置されているのか?ゆるキャラ好きとして、好奇心はどんどん膨らんできた。


