少し昔の映画で観たいなと思い、調べたら「大倉山ドキュメンタリー映画祭」という映画祭で上映されることがわかり、申し込んだ。
 

横浜市の大倉山、以前サイクリングで通りがかったことはあるけど、駅前で何か食べた程度であまり覚えてない。

 

ここのところ通勤以外にあまり自転車に乗れてなかったので、久しぶりにまともにBOMTRACK ARISEに乗った。

 

当日は午前中の上映で、朝のんびりしてたら時間が結構押して、余裕なく出かけることに。まあ、よくあることだけど。

 

片道30キロ弱のうち、半分以上を多摩サイクリングロードで行けることもあり、好天気の中、気持ちよく走ることができた。おかげで時間も少し余裕が。

 

丸子橋の交差点でサイクリングロードを離れ南下して、大倉山方面へ。綱島を過ぎると、大通りを離れ東急線沿いの住宅街に。

 

東急線を横断するように、生活道路のところどころに小さな高架がある。こういう生活感のある光景は好きだな。

 

スムーズに到着と思ったら、大倉山は名前のとおり「山」だった。

何この急坂と思いながら、距離は短いのでなんとか登り切った。

 

登り切ったところが大倉山公園。こちらから見下ろす坂は調べたら10度位らしい。

自分は裏側を登り、そちらは最大15度近くあったよう。

 

公園内にある、昭和モダンな感じの建物。昭和7年に竣工した大倉山記念館がドキュメンタリー映画祭の会場。

 

第14回となる今回は、これまでの映画祭の中でもとても盛況だったようで、「わたしの季節」も用意された80席は満員というなか、映画を観ることができた。

 

「わたしの季節」は滋賀県野洲市にある重症心身障害児(者)が利用する施設、「第二びわこ学園」(現在はびわこ学園医療福祉センター野洲)の日常を記録したドキュメンタリー映画。この映画を観たいと思ったきっかけの記事へのリンクを貼っておく。

 

 

帰りに昼食のパンを買うためにパニアを2つ付けしたBOMTRACK ARISEを園内に停める。

 

受付を済ませて上映時間までの少しの時間、補食をほおばりながら、緑の公園に佇む。駅から徒歩数分でいい場所だね。

 

 

帰り道に、お腹が空いたのでイートインのできるパン屋に。

 

 

稲田堤駅徒歩1分にあるブーランジェリー ブラン(Boulangerie BRANC )

 

 

 

自分のイートイン用と、子どもの遅めの昼食用を買う。

 

小さいが、角にあるので居心地のいいイートインスペース。

 

 

カフェオレと一緒にいただきました。

 

サーモンとクリームチーズのカスクート、とっても美味しい。

 

映画もパン屋も大満足のポタリングでした。

 

 

前回、RIXEN&KAUL(リクセンカウル)のカゴを付け替えようとしたら、ボリナスリッジについているフロントアタッチメント(KF810)の赤いボタンが壊れていることに気づいた。

 

 

フロントアタッチメントKF810自体を買い換えると、定価3,300円。鍵付きだと5,000円位する。カンガラックが盗難されたことを考えると鍵付きにすることも考えたけど、そこまでお金かけるよりも、高いカゴは使わないことでとりあえずは行くことにした。

 

赤いボタンが折れているけれど、フロントアタッチメント自体はまだまだ使えそう。ネットを調べると赤いボタンはKF095という部品で、500円弱らしいんだけど、置いてあるショップが少ないみたいで、あってもどこも在庫切れ。

 

慌てずに1,2週間待って検索したら、販売しているところがあったので購入。

 

さて、折れたボタンの交換。

image

 

角度固定用のワイヤーを留めている六角ボルト2カ所と、4つの穴に入っているネジを外すとパーツが外せる。

このあたりの取り付け方法は以前の記事を参照。

 

 

取り外したアタッチメント。ボタンの下部が折れている。

 

2カ所のネジを外すしてカバーを外す。

 

なるほど、このバネでボタンが固定されているのね。少し錆が出ているけど、さび落としは手元になかったから、とりあえず今回はこのまま。

 

取り外したボタンを、新しいものと比較。見事に折れてる。

 

ボタンを取り付けてカバーをはめる。

 

正面から見ると、こんな感じ。

後は再度取り付けるだけ。

 

角度を調整してアタッチメントを取り付ける。

 

ボタンを押しこむと、フックがせり出してくるのが見える。

 

DE01から取り外してあった、オルトリーブのアップタウンシティを取り付ける。

ますますママチャリ化が進んだ、MARINボリナスリッジ。

日常遣いには使い勝手が一番。

 

 

 

 

 

 

 

 

少し前に、通勤用街乗りMTBとして活躍中のMARINボリナスリッジのフロントにつけていたカンガラックが盗難されたと書いた。

 

 

 

同じもの、しかも今は1万円以上するものをまた買うのも悲しいし、高級なものをつけるのは怖いのでどうしようかと思っていたところ。

 

奥さんの自転車につけているオルトリーブのアップタウンシティの、蓋の開け閉めが面倒だと言っていることを思い出した。取り付けは同じklickfixだし。

 

奥さん用にシンプルなカゴを買って、ボリナスリッジにアップタウンシティを付け替える方向でカゴを探すことに。

 

リクセン&カウルのラメロミニバスケットが、黒い樹脂で軽くてシンプルでいいかなと思って探したところ。どう見てもOEM製品のTERNのフロントバスケットがセールで安かったのでそちらを購入。

 

カゴの上部に少し反射材が使われている。

 

 

 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

裏側には、Klickfixのアダプターがある。

 

ラメロバスケットはミニじゃないのもあるが、取り付けるのが折り畳み自転車のDE01だからバランスを考えて小さめのカゴを選んだ。

 

とはいえ、そこそこの荷物は入る。

 

取り外すと、買い物かごみたいに使うこともできる。

こういう風に使うことがあるかはわからないけどね。

 
 

雨用らしいが、カゴの上につける簡易な雨よけが付属している。

 

マジックテープで取り付け可能なので、急な雨には便利なのかな。

 

Klickfixなので、取り付けはワンタッチ。

 

さて、アップタウンシティをボリナスリッジに取り付けようとしたら、上手く固定されない。アレっと思ってアタッチメントをよく見たら、、、

下の部分のフックが折れてるじゃん。

またまたショック、、、

 

 

忙しいのと、雨の日が多いのとあって、ボムトラック アライズにはちょこっとしか乗ってないけど、先週末に、気になってたバーテープのずれを直すことにした。


ドロップハンドルの途中の角の部分でずれて、テープの下が思いっきり見えてる。


もともとサイクルモードでタダでもらったバーテープで、デザイン的にもそろそろ変えたいし、ロングライドで手のひらが痛くなるので、もっと厚いテープで巻き直したいけれど、巻く自信がない。


なので、いきなりバーテープを買って巻き直すのでなく、まずずれたテープを直して慣れておくことにした。


YouTubeの動画を参考に、エンドキャップを外して、途中までテープを解く。



最後まで剥がすそうとしたら、ビニールテープを剥がすときにバーテープが剥がれて使えなくなりそうだったので、ビニールテープは剥がさずにその位置から巻き直すことにした。


最初の巻き直しは引っ張りが足りずにテープが足りなくなりそうだったので、元に戻して、少し引っ張りながら再度巻き直した。



きれいにできたとは言えないけど、とりあえず隙間は解消できてよかった。


剥がしていると、バーテープが日焼けで色落ちしてるのと、へたってきているのもわかったので、もうしばらく使ったら、次回は新しいテープを買って巻いてみることにしたい。


上手くいくといいな。


そういえば、ついでに少しずれを感じてたディレーラーも、動画を見て調整してみた。まあ、もとよりはよくなったかな。


この動画は、わかりやすかった。

今では、いろんなところで開催されているアール・ブリュット。首都圏では、2010年から開催している中野アール・ブリュットが先駆けといえるだろう。

 

中野アール・ブリュットの特徴は、社会福祉法人愛成会という単独の法人と、中野区の商店街が連携して開催しているところ。タイトルにあるNAKANO街中まるごと美術館という言葉が表しているとおり、商店街に根付いているので、期間中は街のいたるところにバナーやポスター展示が展開され、いくつかの店舗展示もあり、メインの作品展示があるという厚みが魅力だと思う。

 

社会福祉法人愛成会が単独と書いたが、実際は法人が力を入れてというより、今やこの分野の第一人者ともいえる小林瑞恵さんが長年取り組んできて、今があるといえるだろう。

 

説明はさておき、今年もメインの作品展示を観てきた。会場は今年も中野zero。

 

今年は10人の作家が出展していた。撮影不可の作品もあったので、可能なものからいくつかピックアップして写真を載せる。

 


一番圧倒されるのは、神山美智子さんの作品だ。滋賀のやまなみ工房に所属していて、いろいろなところで展示されているし、やまなみ工房は一度訪問したことがあるので、作品は何度も観ているのだが、やはり小さな人や動物の絵が集合体のように大きな絵画を構成するさまは、すごいなあと思う。

 

 

そして、小さな人や動物の一人一人がしっかり描かれているんだよね。愛を感じるな。

 

 

工房集の渡邉あやさんは、工房集の中でも、以前から好きな作家。

丸みを帯びた飛行機の姿がなんともいえない。

 

今回、初めて観た「飛行機 東京」では、ブラウンカラーの飛行機が新鮮だった。こういう自由で温かい色づかいも魅力に感じる。

飛行機に乗っていった修学旅行への思いからのモチーフらしいけれど、最近は旅行に行けてるのかな。

 

中武卓さんの作品では、この「タイサンボクの一枝」の力強い構図と色遣いが印象的だった。

アール・ブリュットでは、こういう力強い線や独特の構図・色遣いの作品を描く作家をよくみかける。一人ひとりの個性はあるんだけど、数を見ると似た特徴を備えたグループを構成している感じがする。

 

他にも、いくつかアール・ブリュットというか、障害者アートというかには、大きな類型があって、どのような障害なのかという共通項も感じる。

多分、関わっている多くの人が感じているんだろうけど、ここを研究している人ってまだ聞いたことないな。障害特性とアートをカテゴライズするなといった批判があるのかもしれないけれど、障害のあるなしに関わらず、表現だって時代や文化、背景、そして障害特性も影響して共通項ってあるし、研究があってもいいなと思うんだよね。

 

小林覚さんの「Let it be」は、気持ちが明るくしてくれる。

 

 

早川拓馬さんは、電車と人がモチーフ。

 

 

後藤拓也さんの作る「いえ」は、家への関心が溢れている。

 

紙をつなぎ合わせているのは、大量のホチキス。

 

 

古賀翔一さんは、漫画やアニメ、映画などが大好きだそう。

何重にも貼られた厚みを感じる造形。

 

そして、今回、小学校の児童たちが作成した音声ガイド付きで作品を鑑賞することができた。自分たちの言葉で吹き込んだ紹介や感想を聞きながら鑑賞するのは、さらに楽しい体験にしてくれた。素敵な取り組みだと思う。