旧赤星鉄馬邸は、吉祥寺から徒歩15分、成蹊大学のすぐ手前にある1934年築の建物。アントニン・レーモンドの建築として登録有形文化財に指定され、現在、改修と利活用を検討しながら、時々見学会や社会実験が開催されている。


結構注目されていて、先日、行われた社会実験も、寒い中、多くの人が訪れていた。特に屋内のイベントが盛況だったけど、庭にはキッチンカーなどの飲食系が3店出店していて、自分は3軒とも食べてみた。





最初に食べた、シフク食堂の牛スネの赤ワイン煮込みは、臭みなくよく煮込まれていて美味しかった。マカロニ風のパスタも入っていて、お値段も600円でこれならとっても満足。


知り合いの人と会って、話しながら食べていたら写真を撮り忘れたんだけど、普段はカレーやランチメニューでこの赤ワイン煮はレギュラーメニューではなく、イベントのロケーションや季節、客層などを考えて作っているだそう。


シフク食堂


お次のケーニッヒは七井橋通りの有名店。

スパイシーなドイツ串をいただく。



道草ヒュッテは、そば粉のガレットとクレープのお店で、キッチンカーで営業している。普段は東小金井の高架下や、西荻窪にキッチンカーを出しているそう。


道草ヒュッテのキッチンカー

木製のキッチンが素敵。

DIYで作ったキッチンカーへのこだわりが、ネット記事に載ってました。



羽付きチーズとハムのガレットは、そば粉の香りとチーズの香りが相まって、風味豊かな美味しさ。


今度はクレープを食べたいな。



仕事で超むかついた日の帰り。


気持ちを切り替えて、家に電話をしたら、奥さんが体調イマイチだったので、かつやでカツ丼を頼んで、自転車に乗った。


ん?フロントにつけてるカンガラックがない!



ないとこういう状態に


ワンタッチでつけ外しが可能なので、外せることを知っていれば盗るのは簡単だけど、マイナーだから盗られることはないかなと油断していた。実際、買った時期を正確には覚えてないけど3年以上盗られずにいたし。


ああ、ショック!


とりあえず、カツ丼を載せるラックがなくなったので、カバンに入るだけ入れて、残りはハンドルにぶら下げてなんとか帰宅。


自転車と違って盗難届も意味ないし。新品だと10,000円位はするから、メルカリとかでそれなりの値段で売れそうだよなあ。


同じものを買うのは癪なので、奥さんの自転車についてるオルトリーブのカゴの蓋がイマイチ使いづらいって言ってるから、それを使わしてもらうかな。


どっちにしても、ワイヤー錠とかしとかないと怖いな。盗られた場所に停めてるわけだし。



そんな日もあるね。









武蔵境で、遅めのランチに寄ったのはベーカリーカフェクラウン武蔵境店。



武蔵小金井を拠点に、中央線沿線に7店舗があるそう。カフェを併設しているお店が多いのがうれしいところ。


武蔵境の場合は、2階がカフェになっているので、パン屋スペースとフロアが違っているから、落ち着いた雰囲気で食べることができる。


焼きたてパンが次々出てきて嬉しい。


トロけるチーズたっぷりのピザ


お値段は普通だと思うけど、一つ一つが食べごたえがあるので、お得な感じ。


特にピザはチーズたっぷりで、ボリューミー。



クロワッサンサンドも、ベーコンと卵とで満足感が高い。とろっとジューシーなカレーパンは看板メニュー。



甘いパンは、サクッとしたパンスイスが美味しかったな.



自宅にバケットを買って帰ったんだけど、紙袋がかわいいデザイン。



しっかりとしたクラストで、小麦粉の風味がよく味わえる。



居心地のいいベーカリーカフェってありがたいな。

昨年1月にイール世田谷で購入したミニクラブマン。

クラブマン購入いたるまでは、ブログにも結構書いた。

 

 

ロングドライブとかにも行って楽しませてもらい、気がつくともうすぐ1年ということで、イールのサービス工場であるイールテックファクトリーに電話したら、1月中だともう代車がないという話だった。

 

だったら、K3で電車輪行すれば楽しいからいいやと思い予約したところ、預ける日はあいにくの雨で、バスと電車で帰ることに。

 

一週間後の受け取りの日は晴れだったので、電車輪行で行くことにしたが、家事をしていたら時間が押して、余裕のないスケジュール。まあ、電車とバスだともっと時間がかかるから、輪行で行くことには変わりないんだけどね。

 

前回の初輪行は、往復輪行ということもあり、PEKOさんのお手製超軽量輪行袋を使った。

 

 

 

今回は荷物もないし、帰りは車だし、輪行袋への出し入れスピードを優先して、以前から持っている輪行バッグを使うことにした。

 

生地がはるかに分厚いのはもちろん、これはもともと20インチの折りたたみ自転車用に買ったのでかなりデカい。

 

サイズも重さも10倍以上違う感じだけど、破れる心配はあんまりないし、ある程度の保護能力もありそう。

 

自転車に取り付けられるようにストラップとバックルがついているので、リアキャリアに装着。

 

 

手荷物はコゼバッグのメッセンジャーバッグ。

 

 

イールテックファクトリーは、横浜市都筑区の、どの駅からも離れた、車以外だと不便な場所にある。

 

 

南多摩から南武線に乗ることにして、とりあえず南多摩へ。歩いて10分ちょっとなので、自転車はすぐに到着。

で、今回のデカ輪行バッグに初めて入れる。サイズ的に余裕なのはわかってる。

 

ファスナーを開いて地面に置いて。

 

大きく広げたら、折りたたんだK3を真ん中に置く。

 

 

ファスナーを閉めたらできあがり、うーん簡単。

 

ちょっとブカブカ。

 

南武線に乗り込む。空いてるな。

 

K3はコンパクトなので、席に座って膝の前に置いてもそこまで場所を取らないのがありがたい。

 

 

 

到着してトイレに行ったら、空いていたのでサイズ感を撮影してみた。

バッグが少し重くても、バッグの肩紐がしっかりしていて生地も厚くて安定して持てるので、運ぶ時は超軽量輪行袋よりずっと楽。

自転車を入れてない時は結構な荷物になるので、その時の行動に合わせて使い分けるのが大事だね。

 

ネットで調べると、イールテックファクトリーに一番近い駅は大倉山駅だが、乗降客の多い武蔵小杉で東急東横線に乗り換えるのは面倒だし、南武線からでも10キロちょっとならK3でも楽しくポタリングできる距離なので、武蔵新城駅で降りることにした。

 

 

この輪行バッグ、畳むのも結構楽。カバンの収納ポケットの幅に折りたたんで、ポケットをひっくり返すだけ。

 

輪行バッグを畳むのに1分ちょっとあれば十分かな。

 

先ほど、リアキャリアの横にパニアバッグの要領で取り付けたら、微妙に踵にあたったので、今度はキャリアの上に取り付けた。

 

 

キャリアの前部にストラップを取り付けるだけ。

 

 

念を入れるなら、側面のマジックテープをキャリアの上面で留めれば万全だけど、留めなくても問題なく走れる。

 

 

K3にはスマホホルダーを取り付けてないので、駅前でマップと方向をなんとなく確認して、方向感覚を頼りにスタート

 

 

なんとなく走りやすい道を進んでいると、

 

 

45度近く、方角がずれていることに気づき、進路変換。

坂を登ると、坂の上のバスターミナルに。

 

 

後で調べたら、病院のバスターミナルだったみたい。

しかし、K3は3段ギアだけあって、ちょっとした坂なら問題なく登れるね。

車体が軽いのもいいんだろうな。

 

坂の上で方向を確かめて、下っていくのだが、細かな分岐が多い。

 

で、細い道が好きなせいもあって、こんな道に出てしまう。

 

 

階段をかついで降りることも考えたけど、その先もわからないし、予定時間をあんまり過ぎるのもと思って引き返した。

 

この後は、やや広い道に出て、その後は時々道を確かめつつ、順調に到着することができた。とはいえ、1.5倍近い距離を走った気がするけど。

 

イールテックファクトリーの担当さんも、K3には興味があったみたい。アルミ製ですか?とか少し質問をいただきました。

 

定期点検の説明を受けた。特に問題はなく、アイドリングストップはできるだけ切っていたおかげでバッテリーもまだ大丈夫。今回、アイドリングストップをデフォルトでオフにしてもらったし、バックの際のドアミラー角度も調整してもらったので、よりストレスが少なくなりそう。

 

K3を輪行バッグに入れてしまう際は、小さいだけあって、後部座席は倒さなくても載せることは可能。もちろん、倒せばゆったり入れられる。

 

それにしても、輪行バッグサイズに余裕があったので、購入履歴を確認したら、なんと26インチ折り畳み自転車に対応しているバッグだった。そりゃ余裕あるよな。

 

 

 

重さはなんと1,470グラム。PEKOさんのブロンプトン用は、重さを測ったブログがあったので見て見ると79グラム。20倍近いな。まあ、ケースバイケースだ。

 

 

 

 

 

 

 

武蔵野アール・ブリュットでお世話になった三友周太さんの個展に行った。

 

 

 

 

 

本人は、本業がありつつ、アーティストとして活躍していて、さらにアートのマネジメントもいろいろ手掛けられる方。

 

作品をどう表現していいか、自分が素人だからよくわからないけれど、シンプルで、具象から抽象化を高めた作品って感じ。色とか、形とか、光と影とか、そういうものにこだわりを感じる。

 

こういった白い作品が複数展示されているんだけれど、裏側の色が反射してぼんやり色づいているのが面白い。

 

 

 

 

 

一つだけ、表にピンクの色付けがあって、裏側が青い作品も。

 

一つ大きな作品が展示されていて、台湾でのワークショップで作られたもの。

丸くカットされた透過するシールを、一人5枚づつ貼っていったんだそう。

いろんな貼り方があるね。

 

武蔵野アール・ブリュットでも、何回も三友さんのワークショップをしていて、どれも参加するハードルが低いのが一つの特徴だと思う。シールを貼ったり、紐でシンプルな人間を作ったり、紙を丸めたり。

 

描くって行為を苦手に感じている人は結構いるので、描かないで参加できることって敷居を下げてくれて、自分みたいな人には参加しやすい。

 

この作品も、ライティングで壁に透過したピンクの影が映っている。

 

三友さんには、針金が入った紐で作るヒモニンゲンという作品があるが、今回はさらにシンプルな針金の人間が展示されていた。

 

 

 

 

これらも、ライティングの影が意識されている。

手をかざすと、影の変化が面白い。

 

 

手をかざして影が消えるのって、自分の手の動きと逆サイドから消えていくから、不思議な感覚になる。

 

別の小部屋には、もっと具象的な作品が展示されている。

ボール紙にアクリル絵の具で描かれた作品は、かなりシンプルにされつつある作品で、わかりやすいものもあれば、何を描いたか聞かないとわからないものもあった。

 

 

 

 

さらにたくさんの人物スケッチが。

 

こちらは、さらに具体的なスケッチで、何を描いてあるかすぐにわかる。

これらの作品は、街中で面白いと思ったら、スマホでさらさらっと描き貯めたのだそう。

 

 

普段から、こうしたメモ的なスケッチはされているそうだが、それはネタ帳的な使い方をしていて、今回初めて、作品として展示することを意識して描き貯めたという話だった。

 

 

印象的なスタイルや動き、ブランドを意識して描かれている。

 

 

躊躇せずに線が描けるって、自分にはない感覚なのですごいなあと思う。

 

ここからそぎ落とすと、針金の人間になるのか。理屈としてはわかるけど、それも自分にはあまりない思考で、そのあたりとか、色や光と影へのこだわりとかが絡み合って、アーティストの個性を作り出すんだろうな。