せっかくの季節ネタなので、他を置いといて早めにアップ。

 

K3を買ったけど、近場をちょこちょこ乗ってただけで、まだ電車でも車でも輪行をしていなかった。

 

平日の休暇に、昔、武蔵野アール・ブリュット(武蔵野市で実施した展覧会)を立ち上げる時にお世話になった、パソナアート村の作品展を観に南青山のパソナスクエアに行くにあたり、ちょっと都会を輪行ポタリングで行ってみよう。

 

あ、輪行袋は、ネットで知ったPEKOさんのお手製超軽量輪行袋シリーズの、ブロンプトン用輪行袋旧バージョン。新バージョンが出ているけど、ブロンプトンと違ってキャスターで歩くことはないので、片側しか開いていない旧バージョンを選んだ。

 

 

 

PEKOさんの輪行袋の特徴は、とにかくコンパクトで超軽量なこと。

 

同封されたカードのサイズと比べると小ささがわかる。記事もぎりぎりまで薄くて、軽量化に全振り。

 

輪行袋も何にしようか迷ったんだけど、自転車輪行の頻度がそう多いわけではないだろうから、丈夫さより軽量化でしょという結論に。

 

ちょと市役所に予定があったので、まずK3で府中市役所に行ってから、府中駅で輪行袋に詰める。

 

 

キャリアについているバッグは、踵があたらないものはないかと探して調達したtopo designのバッグ。これについては、今度別途紹介しようかな。

 

 

 

ちなみにメインの荷物は肩に掛けてます。

 

薄い生地は、風に吹かれるとヒラヒラして扱いづらいとこもあるけど、サイズは余裕があるので、慣れればそんなに手間はかからないかな。

 

 

写真では、赤い縁取りの穴は1カ所だけ見えてるけど、実際は2カ所穴が開いている。自分の場合、袋の口を絞ったところから紐を出すのが一番楽だったので、赤い縁取りの穴と袋の口の2カ所から紐を出すことに。

 

ただし、肩ひもが短くて、フレームの折りたたんだ場所とリアキャリアに掛けたんだけど、とても肩には掛からないので、手で持って歩くとちょっと重い。

 

 

使ってみて気づいたけど、これは頼んだ注文したハイブリッド肩紐じゃなくて、縦置き用じゃないかな。まあ、気づくのが遅いけどね。

 

京王線で府中から笹塚に移動し、自転車を取り出す。街中だと、場所をどこにしようか考えるよね。

 

 

笹塚駅付近は、少しごちゃごちゃして細い路地も多くて、それはそれで楽しい。

 

 

スマホの地図で方向だけ確認して、お日様の方向と勧を頼りにキコキコ走っていくと、そのうち大きな道路に出る。

 

路上駐車さえなければ、都会の道は走りやすいのになあ。

 

都会の街並みから、大きな緑が見えてきた。代々木公園だな。

 

 

このくらいの坂なら、1速に入れればスイスイ登れる。ポタリングでちょっと坂があるくらいのルートなら、K3は至極快適。BIG APPLEを履いているおかげで、段差も気にならない。

 

 

原宿駅を過ぎると、オシャレな街並みに入る。パソナスクエアももう近い。

 

パソナスクエアは、高層ビルなんだな。

 

 

ビルの前の広場スペースに、アート村作品展の看板が出ていた。

 

 

会場はビルの離れANNEXとビル2階のアート村工房ショップの2カ所。

まず手前に見えるANNEX会場に入る。

 

 

展示会場には、案内の社員が一人いるだけで、のんびり観ることができた。

 

 

パソナアート村は、パソナの特例子会社パソナハートフルの活動の一つ。アーティスト社員が絵画をはじめとした作品制作を行っている。

 

 

コロナ禍の間は、作品展もなかなかできなかったみたいだけれど、今年に入って活動が活発になっている。

 

たっぷりクリスマス気分を味わいつつ、2階に移動。

 

 

2階のアート村工房ショップは、ショップとベーカリーカフェがあって、ベーカリーカフェ店内に作品が展示されている。

 

 

ショップで少し買い物をして、ベーカリーでパンを購入してランチタイム。

 

 

ハンバーガーとコーヒーメロンパン、そしてコーヒー。

 

ハンバーガーは肉厚で柔らかくて、肉の味がしっかり。コーヒーメロンパンは、まずメロンパンとして甘過ぎず美味しくて、そこにコーヒーの風味がふわっと加わる感じ。美味しいランチ、ごちそうさま。

 

お店を出る前に、以前お世話になったパソナアート村工房の担当社員の方と会うことができ、久しぶりに話をすることができた。コロナ禍で大変だったけど、得たものもあった話が聞けて嬉しかった。

 

ビルを出て、停めておいた自転車に乗り、渋谷駅に。

 

 

 

南青山から渋谷はすぐなんだけど、渋谷駅前が工事で構造がよくわからなくて、ウロウロしつつ、井の頭線にのるのでマークシティ前に着いた。

 

 

くるくるっと丸めて紐で留めた輪行袋を取り出す。

とにかく荷物にならないのはいい。

 

 

井の頭線は、午後3時頃でも混んでいたので、一便待って、最後尾車両の最後尾に最初に乗り込み、車掌スペースの前の壁沿いに自転車を置く。これで快適。

 

 

渋谷で混んでいた客は、9割が明大前で降りた。こんなに乗り換えるのか。

ここから客は半分位に減少。 座席が多少空いているけど、自転車はこの位置がいいから座らない。

 

最初に輪行袋に入れた時は、フレームを折ったところとリアキャリアに紐を通していたのだけれど、肩に掛けたいので、フレームに掛けたいた側を、サドルのレールに通して距離を近づけたところ、何とか肩に通すことができた。

 

 

肩に掛けると、薄い袋なので体に当たる位置は考えなきゃだけど、手で持って運ぶより数段楽になる。

 

吉祥寺では写真展を見学し、こちらでもオーナーと長話をしていたら空はすっかり暗くなっていた。吉祥寺からは12キロ弱だし、輪行の方が手間かなと、慣れた道をK3で漕いで帰宅。

 

帰宅してからアート村工房で買ったパンをおやつに。

 

あんぱんとスコーン。あんぱんはふんわりパンとちょうどよい餡子。

スコーンは全然甘くなくてびっくりしたけど、ジャムをつけたらいい感じ。生地にヨーグルトを練り込んでいるというのかわかる風味がします。

 

初めてのK3電車輪行。以前に20インチの折りたたみ自転車で輪行した時よりもずっと手軽にできた。自分には、この差は大きいな。

 

楽しい一日でした。