会津若松の桜を楽しんだ後は、最後の目的地である喜多方へ。

 

前回の記事はこちら

 

 

 

 

会津若松から喜多方は車で30分程度。駅前の駐車場に到着したのは午後3時半ごろ。

夕日になる前に、桜を観たいので、少し歩いて「日中線しだれ桜並木」の入り口へ。

 

 

日中線という線路跡を、自転車歩行者道として整備し、約千本のしだれ桜を約3キロにわたって植えた、とても長いしだれ桜並木。3キロに及ぶ桜並木なんて見たことない。

 

 

しだれ桜は、場所によって八分咲きから満開といった感じで、ちょうど見ごろ。

とにかく今回の旅は桜も天気もこれ以上ないタイミングの良さだった。

 

 

 

自転車歩行者道といっても、この時期はとても自転車なんて通れないから、みんな歩いて見学だね。

 

 

しだれ桜だと、上からカーテンのように垂れ下がった桜の下を歩く感じが楽しい。

 

 

これが3キロも続くのか、すごいな、と思いながらひたすら歩く。

 

 

道幅は狭くなったり広がったり。

全体の人出は結構なものなんだろうけど、並木道が長いから混雑というほどではない。

 

 

日中線を走っていたSLも展示されている。

 

 

 

しだれ桜は、ソメイヨシノよりピンクが濃くていいな。

 

 

メインは桜のトンネルと名付けられているらしいけど、その手前から十分トンネルな感じ、と思っていたけど。

 

いや、トンネルはトンネルだった。

 

もう頭に桜が触れる感じ。

 

 

 

歩く人の顔が隠れる光景ってのもなかなかない。

 

 

 

 

 

桜のトンネルを抜けると、少しずつ人が少なくなってくる。

 

 

 

 

2キロを過ぎたあたりだとかなり人がまばらになってきて、のんびりした雰囲気に。

 

 

あと数百メートル残っているけど、疲れたので引き返すことにした。

 

帰りにラーメンを食べようと思っていたのだが、5時過ぎの通りは、ほとんどのお店が閉まってしまっていた。残念。

 

帰りに道の駅「道の駅 あいづ 湯川・会津坂下」の、「12月のジェラート」というお店でジェラートをいただく。

 

 

帰りの高速道路もスムーズだった。

福島はドライブ旅行に快適な場所だと思う。

 

弘前の桜とかも観たいとは思うけど、かなり前に予約しないと宿が取れないらしい。

その点、福島は2週間前でもスムーズに予約できたから、開花状況に合わせて日程を組めるので、そこはとってもオススメ。

 

 

会津若松で、まずはさざえ堂と石部桜を鑑賞。

 

前回の記事はこちら

 『福島に桜を観に行きました(4)さざえ堂と石部桜』最終日は会津若松と喜多方の桜を観に行くよ 前回記事はこちら 『福島に桜を観に行きました(3)大賑わいの三春滝桜』 かつ亭でランチの後、三春滝桜をみようとドラ…リンクameblo.jp

 

 

畑の中に悠然と咲く石部桜をのんびり楽しんだ後は、一転して観光名所の鶴ヶ城へ向かう。

 

 

 

 

鶴ヶ城までは4キロ位あるので、折りたたみ自転車でポタリングするのにもってこい。街中を自転車で移動すると、街の雰囲気を感じられる。

 

さて、鶴ヶ城の周りも、季節外れの初夏のような天気で桜が一気にほぼ満開。お約束のような城と桜。

 

写真をよく見ると、天守閣の最上階に観光客がいるのが見えると思うが、この後、自分たちも場内に入り、階段を登って天守閣から景色を眺めてみた。

 

桜と市街地の大パノラマが壮観。

ほんとにセットみたい。

 

天守閣を出ると、見下ろしていた桜の庭園には大勢の花見客が。

 

みんな楽しそう。

 

 

桜の園から見上げる天守閣。

 

 

鳥も上空を舞っている。

 

園内には、濃いピンクの桜も咲いていて、ソメイヨシノとは別の美しさが。

 

 

鶴ヶ城公園を囲む形で石垣が小高くなっており、石垣の上の土手にも桜が植わっている。上ると少し違う角度から城を眺めることができる。

 

 

反対側を見下ろすと、お堀と広がる城下町。

 

たっぷり桜と城を堪能した後、かつては会津一の繁華街として賑わい、現在はレトロな通りとしてPRされている七日町通りへポタリング。

 

正直、道路も街並みもまだ中途半端な状況だなという印象だったけど、そんな中でも魅力的な感じのお店もいくつかはあって、その中の「太郎庵 七日町菓房」に入った。

 

太郎庵は、「会津の天神様」というブッセがお土産として人気商品なのだけど、七日町菓房は喫茶スペースがあったので、より日持ちがしない、その場で食べるのが美味しいお菓子をいただいた。

 

 

一緒にコーヒーも頼んでゆっくり喫茶タイム。

起き上がり小法師 の柄が入った食器がかわいい。

 

 

「いちごどら姫」は、苺と生クリーム・こしあんを包んだ季節限定商品。もっちりとした皮の中に、ふんわりとした生クリームとこしあんが、柔らかな食感を生み出していて、さらにイチゴの酸味とジューシーさが加わって、なんともいえない独特の美味しさ。

 

そして、季節限定、桜の「あまから団子」

 

 

もう、ぷるんぷるんの食感がたまらない。これは美味しい。

 

うーん、起き上がり小法師がカップとソーサーで対になって、かわいい。

 

いのちの団子も、お米の味がする団子が柔らかい。

 

いやあ、美味しい時間でした。

お土産に「会津の天神様」を買い、最終目的地の喜多方日中線しだれ桜並木に向かおう。

 

 

(続く)

 

 最終日は会津若松と喜多方の桜を観に行くよ

 

前回記事はこちら

 

 

 

朝も軽く温泉に入り、朝食。

 

旅館の朝食はいいねえ。

 

栄楽館のある磐梯熱海温泉は、磐梯熱海駅があって、磐越西線が通っている。

踏切を渡って、駐車場へ。

 

高速を40分位走ると、会津若松に到着。これから向かうさざえ堂、石部桜、鶴ヶ城は歩くには微妙に距離が離れているので、ここでも折り畳み自転車のポタリングが有効。特に石部桜は駐車場もないし。

 

 

二重構造のらせん階段で有名なさざえ堂。

 

建物自体はコンパクト。

外から見ても、ちょっと螺旋な感じが見て取れる。

 

料金を払って堂内に。

 

いきなりぐるぐるの螺旋階段、というか螺旋スロープって感じ。

 

てっぺんに到着すると、太鼓橋的な通路があって、これを超えると下り階段。

 

行きと帰りが違う通路っていうのが不思議な感じ。

 

 

窓からは桜も見える。

 

 

中央の向こう側には、登ってきた通路が見える。

たしかに不思議なつくりだな。

 

 

よくこの構造を考えたと感心する。

 

 

 

 

外に出ると変わったデザインの、かわいいカラーコーンが。

 

 

会津の郷土玩具である起き上がり小法師をデザインした小法師コーンというらしい。キャラクター商品も売ってた。

 

 

さざえ堂の階段を下りると、立派な杉の木のある厳島神社。

 

さざえ堂から石部桜は、1キロ位離れていて、住宅地や畑の間を往復することになるので、自転車が便利だった。すぐ近くになると荒れた砂利道になるので、押して歩くけどね。

 

 

畑の中にこんもり生える石部桜。

 

 

幹の中央は大きな台座のようになっていて、樹齢650年と言われている歴史を感じさせる。

 

 

三春滝桜のような迫力はないけれど、畑が広がる真ん中にゆったり植わっていて、のんびりした雰囲気で眺められるのが和む。

 

 

青空とあぜ道の緑と石部桜。

今日もいい天気だな。

 

 

(続く)

 

 かつ亭でランチの後、三春滝桜をみようとドライブ。

 

前回記事はこちら

 

福島は道路で混むこともほとんどなく、ワインディングもあってドライブして楽しい場所だったのだけど、、、

 

滝桜は人気に対して駐車場が不足していて、混雑のため進入禁止になっているのだけれど、案内の人も要領をえず、しばらくウロウロ。

 

ようやく、数キロ離れた競技場の特設駐車場からシャトルバスに乗って現地に入ることができた。

 

三春滝桜は、見学料500円。まあ大人気で屋台がたくさん出ていたのだけど、もうお腹いっぱいなのでスルー。

 

そして、三春滝桜は、一本だけどスターだねって感じで、大勢の観光客が列をなしての見学。

これはすごい枝ぶり。

 

人が多い分、サイズ感が伝わる写真になるかな。

 

大きいので、近づくと思い切り広角のレンズでないと入らない。

 

行列は間近に近づける正面だけで、周囲からはのんびり見学できる。

 

多くの支え棒が樹齢千年以上といわれる滝桜を支えてる。

 

 

ここでも、まわりには菜の花がいっぱい。

 

 

上からみると、また違った景色。

 

 

 

 

角度に寄って、見え方がかなり違うのが面白い。

 

 

一本でもこれだけ見応えある桜になるんだなあ。これは多くの人が見に来るよな。

 

 

三春を出て、磐梯熱海温泉へ。

 

今回の宿は、「萩姫の湯 栄楽館」

 

 

ひなびた温泉街で、宿も外観は年季を感じさせるけど、内装はリファインされていて、いい感じ。特に泊まった和モダン客室は素敵な雰囲気。

 

料理も、きれいに盛り付けられ、丁寧に調理されているのを感じられて、美味しかった。

 

萩姫の湯も、緑と桜の山々を観ながら入れてなかなかでした。

 

明日は、会津若松と喜多方の桜を観に行くよ。

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

前回、花見山公園を散策ついでに、隣の生け花の里にも行ってみることにしたとこまで書いた。

 

 

生け花の里の方が、駐車場からはより近い場所にあり、菜の花畑の横の道から入っていく感じ。それにしても、菜の花満開だな。

 

 

入り口のそばには、すごいボリュームのタンポポが。

 

どうやったら、こんな花束みたいなタンポポになるんだろう。

 

生け花の里の入り口を入ると、花見山公園同様斜面を登っていく。

 

こちらも、コヒガンザクラや河津桜は既に散っているが、ソメイヨシノや他の花々が見ごろを迎えている。

 

 

真っ白い桜っていうのも、きれいだな。

純白といっていい花びらが八重についているので、白さが際立って美しい色合い。

 

赤い花とのコントラストもきれい。

 

すごいボリュームのレンギョウ

さきほどのタンポポといい、圧倒的なボリューム感がすごいな。

 

さらに登っていくと、立派なミモザが。

 

案内の人が、まだ桜が散っていないルートを教えてくれる。花見山といい、生け花の里といい、みなさん親切。

ソメイヨシノが頭上に咲く小道を登っていく。

 

小道を抜けると、頂上に。

 

 

下から見上げていた桜を間近にみると、ちょっと嬉しい。

 

帰りは小道を下っていく。

見晴らしがよくて、気持ちいい。

 

下りていく途中に、小さな薬師堂が。

 

案内所には御朱印が。

 

生け花の里も、いろいろな桜があって、なかなか楽しめる場所でした。

 

生け花の里を出て、駐車場近くに戻ると、先ほどは準備中だった売店が開いていたので、「ぷち天ソフト」を購入。

「凍天(しみてん)」という、ドーナツ生地によもぎ餅が入っているお菓子があって、しみてんを小さくした「ぷち天」とソフトクリームを一緒にしたのが「ぷち天ソフト」

 

ドーナツ生地とソフトクリームの相性は間違いないね。

 

 

 

 

自転車で駐車場に戻り、三春の滝桜を目指してドライブ。

 

途中、「かつ亭」でお昼をいただく。

 

 

びっくりソースかつ丼は、名前に違わぬボリュームでお腹パンパン。

 

奥さんの頼んだ、薩摩熟成ロースかつ定食も、すり胡麻とソースとの相性ばっちりで美味しかった。

(続く)