4月中旬の週末に、福島に桜を観にドライブ&折りたたみ自転車旅行。

 

金曜日の夕方に出発し、福島駅のホテルに素泊まりし、翌朝は花見山公園から花見をスタートする予定。金曜日に早退できると、道が空いている時間に移動できて土日を結構有効に活用できる。

 

夜のドライブは、国立・府中あたり以外は順調で、途中、佐野SAで夕飯を食べることに。

 

 

 

 

佐野の名物らしい、「耳うどん」と「特製 佐野ラーメン」を注文。

 

「耳うどん」は、細長いうどんではなく、耳というだけあって、一口サイズのうどん。

鬼の耳を食べることで無病息災で過ごすことができる厄除けの食べ物として、古くから佐野市に伝わる伝統料理だそう。

 

佐野らーめんは、醤油ベースのスープにちぢれ麺が特徴。

澄んだスープで、シンプルな美味しさ。ちぢれ麺だからさっぱりしたスープがちゃんと絡む。

 

食後に、関東・栃木レモン、いわゆるレモン牛乳を飲む。

このデザインは有名だけど、飲むのは初めて。

ゆるめの甘さと酸味がある乳飲料。子どもの頃から飲んでいると、懐かしく感じる味になるのかな。

 

建物の外には、ちぢれ麺を表現した麺ソファが。

 

 

快適なナイトドライブの後、22時頃にホテルについて、無料のカレーをいただいてから就寝。

 

翌朝は、福島駅近くの駐車場に夜から停めたままにしておいて、折りたたみ自転車を取り出す。

 

 

この時期は公園の駐車場はバスのみとなり、自家用車はかなり離れた特設駐車場から無料バス送迎になる。だったら、公園の駐車場までDE01とK3で行った方が便利だよねという考え。

 

福島駅からは4キロ程度で、折りたたみ自転車でポタリングにちょうどいい距離。

 

駐輪場に自転車を停め、まだ朝食を食べていないので、売店を探す。

花見の時期の特設の売店はまだ開店前だが、近隣の家がいくつか観光客用にちょっとした軽食を提供している。

 

 

里芋だんご。

だんごと呼んでいるが、蒸かした里芋を串に差して味噌だれを塗ったもの。

だんごかどうかはともかく、アツアツで美味しい。

 

本当に名物なのかはわからない薬師餅。

食べづらいけど、餅にエゴマ味噌が塗ってあって、これも作りたてで、アツアツの餅にエゴマ味噌が相性ばっちりで、かなり美味しい。

 

牛すじ入りコロッケ。

これはいたって普通だけど、朝食代わりにはなるね。

 

いや、なかなか美味しくてよかったよ。

 

駐車場から花見山公園までは10分位歩く。川沿いの歩行者用道路でも、普通の道路でも、既にまわりは花でいっぱい。

 

 

斜面に桜や菜の花などが見えていて、多分右手は花見山公園。

あんまり自信ない。

 

菜の花畑の横をのんびり歩く。公園まで普通に歩けば10分弱だと思うけど、花を観ながらだからもっと時間をかけてゆっくり進む。

 

レンギョウもいっぱい咲いている。

 

いろんな色の桜が咲いている。

濃いピンクも綺麗だな。

 

花見山公園は、個人所有の山を整備して公園と名付けて開放しているという、なかなか珍しい公園。

 

 

特に桜が有名だけど、四季折々の花が楽しめるそう。桜も、自分が行く少し前はヒガンザクラ等の早咲き系がきれいだったそうで、そうした桜はかなり散っているかわりに、ソメイヨシノ等の桜がちょうど見ごろの時期。

 

そしてよくわからないけど、いろんな種類の桜が咲いている。品種が気になる人は、ボランティアの人に聞けば丁寧に教えてくれる。

 

ほんとに、たくさんのボランティアの方々がいらっしゃった。地域で大切にされているのが伝わってくる。

 

 

公園内は、30分、45分、60分のコースにわかれているが、60分コースでもスタスタ歩けば15分程度だと思う。あくまでも、花を観ながら歩く時間の目安。

 

距離は短いけれど、小さな山なので、ずっと坂道。

そのかわり、眼下の景色も楽しめる。

 

菜の花がハート型に植えられた畑も見下ろせる。

 

これだけの公園が、個人所有の土地でっていうのはすごいなあ。

 

 

山から下りて、公園を出て駐車場に向かいます。

 

戻る道でも花を観ながら。

 

生け花の里、さっき左手の小山に見えた花か。

まだ時間も余裕があるので、生け花の里も登ってみることに。

薬師堂には御朱印もあるらしい?

 

(続く)