いちのや

創業天保3年(1832)の、老舗中の老舗です。
川越という街は、小江戸の異名からも想像できるとおり、江戸時代には北の要諦として徳川幕府の重鎮たちが川越藩主を務めたことと、加えて戦災を免れたことから、神社仏閣や、その他歴史的町並みなどが多数残っており、観光客が非常に多い街です。
そんな川越の街の歴史に囲まれるようにして、この店、いちのやはあります。
流石老舗の有名店だけあって、大きな店なのですが、それにも増して来客が多い多い。観光客なので団体チックな集団も多く、並びまくっていて、かなり待たされました。
珍しいメニュー、特製「弐段」¥3,500-をチョイスしました。
名前の通り、ご飯の間にも蒲焼が挟まっているシロモノです。
店も大きく、客もとんでもなく多い割には、というか、多いが故か、オペレーション的に問題があるらしく、若干放置されかけたりしつつも、お詫びしまくりで弐段が到着。
待った分、いつもより豪快にかぶりつきます。
ご飯に鰻が埋まっているなんてちょっと不思議な感覚です。ご飯に埋まっていると、べちゃべちゃになったりしていないかなと心配でしたが、「焼き」も「タレ」もきっちり効いていて、その心配は杞憂に終わりました。
多分その理由の1つはご飯にあります。結構、硬め(水分少なめ)なんですよね。ただ鰻は売り文句通り、ふんわりしているので対比としては合います。また、自分は硬め好きなんでコレは全面的にオッケーといった感じです。
総じて、オーソドックスな、癖のない鰻ですね。まさに万人受けする味でしょう。
川越まで行ってサプライズしたいところでしたが、いま話題の新内閣もサプライズなしのオーソドックスな人事なので、時代には合っているかも?

【小説】ノーライフキング

いとう せいこう
ノーライフキング
図書館にいったら、ふと目に入ったので、思わず手にとってしまいました。
初代ファミコン世代へのノスタルジーを誘う、だいぶ古い本ですが、扱うテーマは現在にも通ずるものがあります。
子供達の口コミの描写がなかなか秀逸で、似たようなことやってた!やってた!と懐かしい気分。
目にも留まらぬ速さのブラインド・タッチでチャットをしつつ、ゲームの裏技、裏バージョンの話題で遠く離れたところにいる見ず知らずの小学生と情報交換する小学生、の割には、のろいとか儀式といったオカルトへ傾倒する。
このアンバランスさが、印象的なエピソードを伴って、よく描けてると思います。
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内容(「BOOK」データベースより)
空前のヒット商品となったディス・コン・ゲーム「ライフキング」。ある日、そのソフトをめぐる奇怪な噂が子供たちのネットワークを駆け抜けた。「『ライフキング』には呪われた第5のバージョンがある」。学校で、塾で、そして電話回線の中で噂は増幅し、変貌し、ついに臨界点がやって来た―。世界を破滅から救うため戦闘を開始した子供たち。今、彼らはゲームを越えた。
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しかしこの いとうせいこう という人は、小説家、作詞家、タレント、ラッパー、編集者、プロデューサー、って、多才ですね~
blogにも書いてありますが、楳図かずおマンガのファンらしい。
言われてみると、子供達の言動に、若干楳図かずお風味があるのはそのせいか。

そろそろMS Officeも値下げ時だな
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「MS Officeにそっくり」が売り 中国から4980円のオフィスソフト
中国の大手ソフトメーカーが、「Word」や「Excel」にそっくりの安価なオフィスソフトを発売する。「社運を賭けた新製品」といい、マイクロソフトの独占市場に独自の戦いを挑む。
2006年09月21日 18時55分 更新
中国の大手ソフトメーカー・キングソフト(金山軟件)の日本法人・キングソフトは9月21日、マイクロソフトの「Word」「Excel」「PowerPoint」と操作性やファイル互換性を最大限に近づけたという統合オフィスソフト「Kingsoft Office 2007」を発表した。11月1日からオープンβとして無償公開し、来年1月に製品版を4980円(税込み、以下同)ダウンロード方式のみで発売する。
ワープロソフト「Kingsoft Writer」、表計算ソフト「Kingsoft Spreadsheets」、プレゼンテーションソフト「Kingsoft Presentation」のセット。「価格はマイクロソフトOfficeの10分の1」(日本法人の広沢一郎社長)だが、MS Office製品の機能の約8割は利用できるという。
WordやExcel、PowerPointで作成した資料が、他社のオフィスソフトよりも忠実に表示できるといい、「.doc」「.xls」「.ppt」形式で保存も可能。ユーザーインタフェースも極力似せており、MS Officeに慣れたユーザーなら迷いなく使えるとしている。
(ITmedia News 2006年09月21日 18時55分 更新)
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興味深い。OpenOffice.orgと比べてどうでしょうね。Officeに似せたとはっきり言っているだけに、互換性は高そうです。
Web系Officeツールやこの手の低価格、あるいはオープンソースOfficeツールが台頭してくると、だんだんとMSもOfficeを値下げせざるを得なくなってくるんじゃないかな~
競争がある世界ってのはやっぱり健全だ。
WordとかExcelの文書形式はいっそ標準化したら?でもそうなると膠着状態になってダメになるかも知れないけどね!クリック! | 他の記事も読む!
「MS Officeにそっくり」が売り 中国から4980円のオフィスソフト
中国の大手ソフトメーカーが、「Word」や「Excel」にそっくりの安価なオフィスソフトを発売する。「社運を賭けた新製品」といい、マイクロソフトの独占市場に独自の戦いを挑む。
2006年09月21日 18時55分 更新
中国の大手ソフトメーカー・キングソフト(金山軟件)の日本法人・キングソフトは9月21日、マイクロソフトの「Word」「Excel」「PowerPoint」と操作性やファイル互換性を最大限に近づけたという統合オフィスソフト「Kingsoft Office 2007」を発表した。11月1日からオープンβとして無償公開し、来年1月に製品版を4980円(税込み、以下同)ダウンロード方式のみで発売する。
ワープロソフト「Kingsoft Writer」、表計算ソフト「Kingsoft Spreadsheets」、プレゼンテーションソフト「Kingsoft Presentation」のセット。「価格はマイクロソフトOfficeの10分の1」(日本法人の広沢一郎社長)だが、MS Office製品の機能の約8割は利用できるという。
WordやExcel、PowerPointで作成した資料が、他社のオフィスソフトよりも忠実に表示できるといい、「.doc」「.xls」「.ppt」形式で保存も可能。ユーザーインタフェースも極力似せており、MS Officeに慣れたユーザーなら迷いなく使えるとしている。
(ITmedia News 2006年09月21日 18時55分 更新)
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興味深い。OpenOffice.orgと比べてどうでしょうね。Officeに似せたとはっきり言っているだけに、互換性は高そうです。
Web系Officeツールやこの手の低価格、あるいはオープンソースOfficeツールが台頭してくると、だんだんとMSもOfficeを値下げせざるを得なくなってくるんじゃないかな~
競争がある世界ってのはやっぱり健全だ。

これからは動画の時代ですよ!に暗雲が
世はYouTubeとワーナーの提携で盛り上がっているけど、さりげなくこんな問題が。
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ネットの完全定額制もはや限界 事業者ら適正コスト検討
月額5000円ほどで完全定額制が当たり前のブロードバンド(高速大容量)通信料が、利用量の多いユーザーについて、値上げや追加料金支払いが避けられない見通しとなってきた。
動画配信の急速な普及などによる通信量増大でネットワークの設備増強が必要なうえ、通信各社が構築を進める次世代ネットワークでは高品質な動画配信などの視聴に付加料金が必要になる可能性が高いため。総務省の「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関する懇談会」が13日にまとめた最終報告書「新競争促進プログラム2010」で、こうした追加料金徴収の妥当性についても議論が必要と指摘された。
これを受け同省は10月中に「適正なコスト負担のあり方に関する検討会」を設置する予定。NTTなどの通信事業者に加え、大手・中小のインターネット接続事業者(ISP)、USENやグーグルといったコンテンツ(情報の内容)やネットサービス提供事業者が参加する見通しで、来年7月までにコスト負担のあり方について結論を出す。
日本は大容量の光ファイバー通信サービス利用者が600万件に達するなど、世界でも突出して格安のブロードバンド環境が普及。これによりウィニーで注目されたファイル交換ソフトなどで個人がやり取りする画像や動画ファイルなどの通信量が爆発的に増加しているほか、USENの「(GyaO(ギャオ)」など無料ネット放送や音楽配信サービスなどによる通信量の増加も加速している。
こうした通信量の増大により、通信会社の回線容量は徐々に逼迫(ひっぱく)する事態に直面。インターネット接続事業者(ISP)の設備増強が追いつかない状況となってきた。
このため、ISP間のネットワーク接続料が急激に上昇するケースも出現。中小のISPでは経営困難に陥るケースも顕在化しており、コスト回収手法が課題になりつつある。
ブロードバンド大国となった日本が世界に先がけて直面している課題だけに、今後の検討内容は「欧米、中国にも影響を及ぼす」(同省懇談会座長・林敏彦放送大学教授)こととなりそうだ。
(FujiSankei Business i. 2006/09/14 10:00)
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でも、値上げはともかくとして、追加料金徴収ってどうやってやるんだろう?特定の送受信データ量を超えたら課金するとか?それ計測するシステムの投資のほうが高くつきそー。
だいたい、何が一番帯域食ってるんだろう?Winnyを始めとするP2P?それともGyaOやYouTubeなどの動画配信系かな?
何にせよ、プロバイダ毎に自分のネットワークを通るトラフィックのうち、大容量データの中身が何であるか、何が多いのか、分析してみるところから始めたほうが良いんでないかな~
んで、たとえばGyaOとかだったら提携して自社サイトにミラーするとか、YouTubeとかWinnyだったら帯域絞るとか、個別の対策じゃダメですかね。
どのみちイタチごっこなんだけど、単純に設備増強!値上げ!ってなやり方では、普及にブレーキがかかるような…車に制限速度があるように、インターネットにも制限速度みたいなものがそろそろ必要ではないでしょうかね。
YouTubeも日本向けミラーとか作ったほうがいいかもね!クリック! | 他の記事も読む!
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ネットの完全定額制もはや限界 事業者ら適正コスト検討
月額5000円ほどで完全定額制が当たり前のブロードバンド(高速大容量)通信料が、利用量の多いユーザーについて、値上げや追加料金支払いが避けられない見通しとなってきた。
動画配信の急速な普及などによる通信量増大でネットワークの設備増強が必要なうえ、通信各社が構築を進める次世代ネットワークでは高品質な動画配信などの視聴に付加料金が必要になる可能性が高いため。総務省の「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関する懇談会」が13日にまとめた最終報告書「新競争促進プログラム2010」で、こうした追加料金徴収の妥当性についても議論が必要と指摘された。
これを受け同省は10月中に「適正なコスト負担のあり方に関する検討会」を設置する予定。NTTなどの通信事業者に加え、大手・中小のインターネット接続事業者(ISP)、USENやグーグルといったコンテンツ(情報の内容)やネットサービス提供事業者が参加する見通しで、来年7月までにコスト負担のあり方について結論を出す。
日本は大容量の光ファイバー通信サービス利用者が600万件に達するなど、世界でも突出して格安のブロードバンド環境が普及。これによりウィニーで注目されたファイル交換ソフトなどで個人がやり取りする画像や動画ファイルなどの通信量が爆発的に増加しているほか、USENの「(GyaO(ギャオ)」など無料ネット放送や音楽配信サービスなどによる通信量の増加も加速している。
こうした通信量の増大により、通信会社の回線容量は徐々に逼迫(ひっぱく)する事態に直面。インターネット接続事業者(ISP)の設備増強が追いつかない状況となってきた。
このため、ISP間のネットワーク接続料が急激に上昇するケースも出現。中小のISPでは経営困難に陥るケースも顕在化しており、コスト回収手法が課題になりつつある。
ブロードバンド大国となった日本が世界に先がけて直面している課題だけに、今後の検討内容は「欧米、中国にも影響を及ぼす」(同省懇談会座長・林敏彦放送大学教授)こととなりそうだ。
(FujiSankei Business i. 2006/09/14 10:00)
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でも、値上げはともかくとして、追加料金徴収ってどうやってやるんだろう?特定の送受信データ量を超えたら課金するとか?それ計測するシステムの投資のほうが高くつきそー。
だいたい、何が一番帯域食ってるんだろう?Winnyを始めとするP2P?それともGyaOやYouTubeなどの動画配信系かな?
何にせよ、プロバイダ毎に自分のネットワークを通るトラフィックのうち、大容量データの中身が何であるか、何が多いのか、分析してみるところから始めたほうが良いんでないかな~
んで、たとえばGyaOとかだったら提携して自社サイトにミラーするとか、YouTubeとかWinnyだったら帯域絞るとか、個別の対策じゃダメですかね。
どのみちイタチごっこなんだけど、単純に設備増強!値上げ!ってなやり方では、普及にブレーキがかかるような…車に制限速度があるように、インターネットにも制限速度みたいなものがそろそろ必要ではないでしょうかね。

大江戸

JR新日本橋駅から徒歩1分。
首都高速の高架の眼前ながら、江戸時代から続く老舗の貫禄を漂わせる店構え。
店に入ると、椅子席ながらも半個室で通路側にのれんのかかった、個室感覚が奥ゆかしさを感じさせる。
うな重は¥2,100-から¥6,300-まで、6種の多彩なバリエーション。モノに違いはなく大きさだけとのこと。大きいやつはご飯もそれなりに多いので小食の方はご注意を。
3番目の「しもづき」¥3,465-と赤だしを頂く。
普通の重よりやや大きめの箱に入って登場。まず目を引くのはその鰻の大きさ。重箱自体もフツーよりも面積が広いのだが、さらにそこからはみ出している。
粗引きの山椒と、こういった店には珍しくタレも置いてあるので、お好みで調節は可能だ。鰻は脂がよく乗っていて、硬めのご飯とよくあう。好みだ。
質量ともに大満足。腹をさすりながら午後の仕事はキャンセルしたい気持ちでいっぱいになりつつ、日本橋の街を後にするのだった。
