ダイハツ工業は20日、安全性能を担保する認証試験25項目で175の不正が判明したことを明らかにしました。

この対応として、現在国内外で生産されている全てのダイハツ開発車種の出荷を一旦停止するとしています。

 

不正があった車種は、ダイハツブランドのほか、トヨタ、マツダ、スバルへOEM供給する車種も含まれ、64車種・3エンジンに及んでいます。

調査委員会は不正は30年以上前から行われていたとし、「安全性能担当部署及び法規認証室以外の者には『認証試験は合格して当たり前。不合格となって開発、販売のスケジュールを変更するなどということはありえない』というような考え方が強く」 「不正行為に関与した担当者は、やむにやまれぬ状況に追い込まれて不正行為に及んだごく普通の従業員である」と分析しています。

認証試験での長年にわたる不正が明らかとなったダイハツですが、他の自動車メーカーでは不正は行われていないのでしょうか。

ハイヤーセルフ情報を見てみましょう。

 

【ハイヤーセルフ情報】(斜体文字部分がハイヤーセルフ情報)

過去5年間の間に日本の自動車メーカーで認証試験の不正が行われていなかった会社はありません。

ただし現在販売されている日本の自動車メーカーの車のうち、安全性に問題のある車種はありません。

認証試験での不正が横行している原因は、認証試験が人手も時間も足りない環境で高度なレベルに設定されていることによります。

認証試験の基準を守って生産する場合、生産にかかる時間は現在の1.5倍程度、人手も1.2倍程度必要なため、価格も1.5倍程度となるでしょう。

 

注:ハイヤーセルフ情報は私の情報取得能力に拠るため間違っている場合があります。

あくまで参考に留め、占いのような感覚でお読みください。

もしこの情報が正しいとすると、認証試験での不正は他の自動車メーカーでも行われていて、認証試験の在り方自体に問題があるということのようですね。

安全性はもちろん非常に大切ですが、高度に頑丈な車体を作るためには頑丈な鉄板などを使用する必要があるでしょうから、車体は重くなります。

そうなると重い車体を動かすためのエンジン機能の不足や燃費の悪さ等の問題が発生し、求められる価格では生産することができないのではないかと推察されます。

また認証試験をちゃんと行うためにはより人手や時間が必要であるなら、生産にかかる経費も増大するでしょう。

これだけ不正が横行していたということは、ダイハツ1社の問題ではなく、自動車の認証試験の在り方自体に問題があるのではないでしょうか。

今後の認証試験の在り方について、広く検討されていく必要があると思われます。

 

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