オーストラリアでヨガ講師をしている

佐々木はるかです。

 

 

 

多民族国家の環境の中で

ハタヨーガを指導しながら、

 

 

インドの学校を通して

 

クリシュナマチャリア伝統における

哲学を学んでいます。

 

 

 

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以前、アーユルヴェーダドクターの奈緒子さん、
医学生みゆちゃんと話してて、

だいぶ笑っちゃった話なんだけど、



アーユルヴェーダ古典の中には、

”危篤を知らせる人のサイン”  というものが
かなり細かく説明されているようで、


例えば夢のお告げ的なものや、
患者の状態を知らせる人が医者の元に来る時の状態などで、

もうその患者が助からない、、
というのがわかるんだそう。



その中でも私の中でヒットしたのが、

【上から牛糞パウダーのようなものが降ってきたら】、
もうその患者は助からないんだとか。


どういう状況?笑




私の中では単なる願掛けでしょ、
と思ってたんだけど、

最近また面白いシュローカを見つけてしまいました。(ヨガの)




受け持っていた
第2期プラーナ学講座に合わせて、

Shiva swarodaya(シヴァスワロダヤ)という古典を読んでいたんですが、
(シヴァ神と弟子パルヴァティの対話)


その中にも
病気のサインに関するシュローカがいくつかありまして。



例えば、

病を医者に知らせる人が病人のそばに近づいた時、

近づいた側の(病人の)鼻の穴が塞がっていて、


病を知らせる係の人が
呼吸の通りの良い反対側に座れば、

病人は死なずに済む、など。


この古典は、


スワラヨガのものなので、
とにかく左右の鼻の穴の呼吸の通りを
細かく細かく科学しているもの。




左右の鼻どちらが優勢かで、
食べるタイミング、
何を食べるのか、
誰と話すのか、
いつ子供を作るのか、

どちらの足から家を出るのか、
乗り物への乗り込み方など、



細かく見れば
一秒単位で日々の活動のすすめが記されています。
(やばい笑)




単なる願掛け、と感じるものもまだまだ多いのだけど、


プラーナの解剖学を学んでいると、
どうやら本当ぽいなと納得できるものも
ちらほら出てきたりね。


だから多分、

アーユルヴェーダの牛糞パウダーと危篤者に関しても、
何かしらのロジックがあるんだろうなとは
思います。


笑っちゃうけど笑



本当にインドすごい、としか言えない。





そんなこんなで不思議の理論、

プラーナ学講座の中でも取り扱っています。


次期開催は、

6月スタートの第4期。






講座の詳細はこちらからどうぞ。