オーストラリアでヨガ講師をしている
Harukaです。
今日は、
"スートラ" の定義、
6つの特徴について。
プラーナ文献-Vaayu Puraana からお届けします。
(シュローカとは違うのか?という視点もありますね!)
言わずと知れたヨーガ学派の古典、
”ヨーガ・スートラ”ですが、
ヨーガ、はともかく、
”スートラ”って
何なんでしょう?
サンスクリット語では、
”スートラ”は”糸”を意味し、
私の先生はよく講義の中で、
ビーズ(ヨガの真髄)が、糸(スートラ)で
繋がれているという比喩表現をします。
ヨーガ・スートラでは、
書物の中の”節”自体が”スートラ”と
呼ばれますが、
その区切りとなる節がスートラとなる為には、
6つの定義(特徴)があるようです。
(出典:プラーナ文献-Vaayu Puraanaより)
【スートラの定義、6つの特徴】
①アルパークシャム
−音節が少なく短い
②アサンディグダム
−曖昧さや矛盾がない
③サーラヴァットゥ
−真髄が詰まっている
④ヴィシュヴァドームカム
−普遍的である
⑤アストービャム
−書かれた全てが事実である
⑥アナヴァディヤム
−高貴で威厳がある
ヨガの古典(伝統書物)と言っても
色んなものがありますが、
全ての古典が
これら6つの性質を持っている訳ではありません。
ヨーガ・スートラは、
この6つの全てに当てはまる古典のうちのひとつ、
なのだそう。
般若心経は、
英語で”ハート・スートラ”と
呼ばれますが、
これもまたスートラ6つの特徴全てを
兼ね備えた
古来の智慧なのかも知れませんね。
きちんと学んだことがないながらも、
般若心経のチャンティングには
ほんの少しだけ
馴染みがあったのだけど、
(Youtubeで聴くので)
以前ネパールで
チャンティングに参加した時、
“Gate Gate Para Gate
Parasamgate
Bodhi swaha.”
と習ったマントラが、
般若心経の中の
“羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶”
だと気付いた時、
めちゃくちゃ
テンション上がりました!
こういう、
言語を超えて
教えがどう伝わるのか?にも
とても興味があります!
ガーテーガーテー!!
こちらのブログは、
私のインスタ投稿記事から引っ張ってきているので、
こういった短いまとめになってしまうんですが、
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Haruka