オーストラリアでヨガ講師をしている

Harukaです。

 

 

至極真っ当(?)に、

日本での受験戦争を経験してきた私ですが、

 

昔から

何かを覚えるときはその理由や裏付け、

もしくは語呂合わせなどと一緒に

覚えていました。

 

 

 

 

 

10年以上経った今、

 

語呂合わせだけ覚えていて

それが一体何を意味しているのかを

覚えていなかったりはするけど・・。

 

 

今日は

そんなお話です。

 

 

 

 

 

 

 

ヨガ、そしてアーユルヴェーダにも共通する、

五元素と感覚器官。

 

 

五元素は、(パンチャ)マハブータ、

感覚器官のことは、ニャーナインドリヤ

 

というサンスクリット語ですね。

 

 

 

【5大元素】とは、

空・風・火・水・地の5つ

 

 

【感覚器官】とは、

耳・鼻・目・口・皮膚

 

 

一見関係なさそうなこれらですが、

器官それぞれに呼応する元素があること

知ってますか?

 

 

 

 

今日はそれを

一つずつ紹介しながら、

 

ちょっとした覚え方も

一緒にシェアしてみます。

 

 

 

 

 

 

【空/space, akash】 

 

 

空のエレメントは、耳と結びついています。

 

耳は音を拾います。

 

音が伝わるには、

スペース(媒体)が必ず必要なので、

空との強い結びつきがあります。

 

 

 

【風/air, vayu】 

 

 

風のエレメントは、

皮膚と結びついています。

 

皮膚は触覚を司っていて、

風が吹くたびに

皮膚はそれを感じることができます。

 

 

 

【火/fire, agni】 

 

 

火のエレメントは、目と結びついています。

 

火は上方向に向かって燃え上がります。

 

目は顔の上部に付いている器官ですね。

その方向性と結びつけて

覚えてしまいましょう。

 

 

 

 

【水/water, jala】 

 

水のエレメントは、口と結びついています。

 

口は味覚を司っていて、

食べると唾液(水分)が出るのはこのエレメントが

関係しています。

 

 

 

 

【地/earth, prithvi】 

 

 

地のエレメントは、鼻と結びついていて、

色々なところに散らばっています。

 

他の4つのエレメント(空、風、火、水)は

匂いはありませんが、

地面(地)は匂いますよね。

 

 

※風や水の匂いは、地のエレメントが

混ざっているからです。

 

 

 

***

 




この五大元素は、
アーユルヴェーダの
ドーシャにも
深く関わっているので、


自分のドーシャ(タイプ)によって、

自分の得意とする、
もしくは鈍感な?感覚器官が分かる、

というのが私の理解です。



と言うことは、


自分に合った勉強法や、
自分に合ったリフレッシュ方法、
自分に合ったSNS、


もしくは、


効率的な気晴らし、
または気晴らしのつもりが
自分には逆効果であることだったり、


それらが全部
割り出せたりするのではないかと。


面白すぎるんじゃ・・?



もちろん、
ヨガの伝統文献の中に、

”あなたに合ったSNS”


なんて記述は
ないだろうけど笑、

ヨガのセオリーを
学んでおくと、


時代が進んでも、

現代文化の全てが
ヨガで説明がつくので
(と私は信じてて)、



ワクワクします。




ちなみに
”感覚器官” は、

サンスクリット語で

Jnana Indriya
(または Buddhi indriya)
と呼ばれ、

手や足などの
”行為器官”
(Karma indriya) 
と区別されています。

 

 

(この記事の最初にも書いた通りです)

 

 

 

アーユルヴェーダ、

私にはまだまだ難しいし、

今はヨガで手一杯なので

 

なかなか手を出せないのが正直なところだけど、

 

せめてヨガと強く重なっている部分は

しっかり

勉強したい今日この頃です。