わたしね
今はこんな感じですけども
おしゃれな人に
ずーっと
嫉妬してました。
小学校の時、
蛍光色のカラフルな
スカート履いてた友達とか
シーズン毎に
新しい服着てる友達とか
ブランドバッグやブランド財布を
持ってる友達とか
「道端で、雑誌のファッションスナップ撮られたよ!」
って報告してくる友達とか
私が知らない横文字のブランド名ばっかり
得意げにしゃべってくる友達とか
原宿歩いてる時によく見かける
超がつくほどハイセンスな女の子とか
なんかすっごく嫌だった
グラフィックデザインの仕事をしてた頃
かなり無自覚だったんだけど
やっぱり服には興味があったみたいでさ
アパレル関連の制作物ばかりを手掛けてる
デザイン会社に惹かれて入社したんだよね
海外ハイブランドのカタログを
制作する仕事なんかもあったりして
1ヶ月分の給料を払っても
到底買えないようなワンピースとか
ふんだんにダイヤが散りばめられた
目ン玉飛び出るような金額の時計とか
いったいどこのどなたが買うんだか
全くもって気が知れねぇ…
別世界に存在するキラキラした商品たちを
日常的に目にしながら
悪態ばかりついて仕事をしてた
仕事で関わるアパレル業界の人は
やっぱりみなさんおしゃれな方たちばっかりで
渋谷や青山や代官山など
おしゃれな街にあるアパレル会社に
打ち合わせへ行くたびにいつも
自分のオシャレ度の低さに
恥ずかしさでいっぱいになった
こういうことはしょっちゅうで
おしゃれな人に遭遇するたびに
頭の中に血が昇り
自分の存在自体を消したい気持ちに駆られてた
この人たちは
自分と違う特別な人間
親が自由にさせてくれるからいいよね
家が金持ちだもんね
帰国子女で恵まれてるもんね
生まれつき顔がかわいいもんね
勉強できるし頭がいいからね
庶民の私とは明らかに違う
恵まれた条件や環境を理由に
なんとかして自分を納得させたい私は
そうやって
どんどんすね散らかしていった
あんなハイブランドで固めたってダサいよね
お金があるだけで全然センスないじゃん
私は芸能人でもなんでもない
裏方の仕事だし
おしゃれしたって意味ないし
人からダサいと思われない程度に
ほどほどにしてるほうがむしろオシャレじゃね?
こじれていくうちに
おしゃれや化粧はどーでも良くなり
ファッションどころか生き様まで
救いようがないぐらいに
周波数の低い女に仕上がった
そしてまたここに戻る…
周波数の低めな船長
そんな異常なまでの
おしゃれコンプレックス満載だった女が
自分を生きることを始めて
こつこつ
こつこつ
自分を見つめて
自分の道を選んで
生きてきた
そしていつしか
アパレルブランド
「メゾンドシャンティ」立ち上げて
ついにドラマを創ってしまったよ
アパレル会社「メゾンドシャンティ」を舞台に
個性豊かな仲間たちが繰り広げる
渾身の痛快ファッションコメディドラマ
「Girls True Fashion」
いつしかあきらめてた自分を思い出す
そんなドラマができました。
おしゃれコンプレックスを抱える
すべての女の子たちに贈る
人生を変えるファッションの話。
「Girls True Fashion」
5月16日
みんなで行こう!
あなたの中の秘密の花園へ
決して遅くなんかないんだよ
その輝きに向き合えば
いつからだって
何にだってなれるんだよ
人生を変える、ファッションの話。
Girls True Fashion
人生が変わる、ファッションの番組。
メゾシャン・スペシャルナイト
オンライン配信チケット販売中
※番組は録画あり。1ヶ月間いつでも視聴可能だよ♪