目の前のヒラより遠くの記念 -22ページ目

目の前のヒラより遠くの記念

いつまでもあると思うな年金と競輪場

初日は前受けから石井千の番手に嵌り、直線難なく交わして頭。2日目はまたもや石井千との対戦も、ダイジェストでよくわからんが、初手からマークでこれまた直線抜け出して1着。遠征帰りの接待どころか十分な接待をしていただきました。直近はデルカ消滅イリュージョンの連発でブリザードが吹き荒れていたわが財布も、おかげさまでようやく春の兆しが見えてまいりました。


勝利者インタビュー(初日)


松山10

1 加 瀬 加奈子
2 宮 安 利 紗
3 中 川 諒 子
4 三 輪 梓 乃
5 田 中 ま い
6 青 木 美 優
7 石 井 貴 子


1枠が加瀬さんで地元宮安を隣にセット。相変わらず松山さんは清々しいほどの地元愛あふれる枠順だ。地元松尾の時、加瀬さんは「松尾が追いすがるも、わずかに届きませんでした」ってレースで見事にこたえてたからねえ。中川さんは余計なことを気にせず勝ちに行けばよいだけだ。田中まと石井千が外枠で初手が読みにくいが、田中まがS取りに行くかな。



データ対象:2011/04/07~2015/03/01 G3以上のレース


名古屋の対象と決勝の結果
→訪問記 「42# 名古屋競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2012/03/27 11 4 吉田 敏洋 1 山口 幸二 5 木暮 安由 9,010 107,330 名古屋記念 4日目
2012/04/30 11 5 渡邉 一成 捲 B 2 成田 和也 7 南 修二 750 5,110 名古屋共同通信社杯 4日目
2014/03/23 11 3 村上 義弘 捲 B 2 武田 豊樹 1 深谷 知広 1,760 6,300 名古屋ダービー 6日目

前回の名古屋はダービー。誘導追走の深谷-成田に、赤板で稲垣-村上義-村上博-稲川が蓋をしに行くと深谷は下げて、近畿勢の後ろを平原-武田-内藤秀が追走する形となる。打鐘で稲垣が発進。最終ホームで平原が捲りに行くが進まず、最終ホームで村上義が番手捲りを放ち平原は終了。平原後位から武田が捲りに行くが、村上博のブロックもあり、わずかに届かず村上義がこらえて頭。2着武田、3着は豪快に捲り追い込んだ深谷の結果となった。



●決まり手


『バンクを建設する際に、走りやすくスピードが出しやすい様に設計された。その結果、追い込みに有利な短過ぎない直線、自力選手有利な角度を大きくとったカントを持っており、どの戦法の選手にも戦いやすいと言われているが、どちらかと言うと「余程遅く無ければ、どこから仕掛けても前団を捕まえられる」と捲り選手に有利なようである。』(Wikipediaより)


1着決まり手は「差」の割合がかなり多くなっているが、1着の脚質は8割が「逃」「両」となっており自力型が不利な競輪場でもないようだ。決まり手「差」になるようなラインの先頭が頭になりやすいということか。2着も「逃」の割合が多く、自力-自力の「力の両立」が狙い目になるかな。配当は低めで、さらに3着が狂いにくい傾向になっている。





●配当


高配当ランキング 2車単:37/44位 3連単:41/44位





スタート牽制も篠崎がS。やはり初手は篠崎の後ろが賢明だろう。後ろに山原が挟まりその後ろが小林優。誘導外れてペースがガクッと落ちると山原-小林で上昇。最終ホームはこの2車を入れて4番手。最終バックで山原が篠崎を捲り、さらにその上を最終3角で小林の捲り。結局「先行日本一」が絶好の捲り追込みじゃ交わすのは難しいわね。まあ、きっちり2着ゲットでヨシといったところか。


次走は中3日で3/8~松山ナイター。相手は海外遠征帰りの加瀬さん、石井千だ。石井千の方は1/3伊東以来の久しぶりの出走だな。遠征勢の接待開催になるかなこりゃw



初日は最終バックから発進も、うまく山原に番手に嵌られ、山原マークの竹井にも交わされ3着。2日目は仕掛ける篠崎-奈良岡の後位で脚を溜め、最後直線まとめて料理して頭。初日はユーカが奈良岡に敗れる波乱があったが、決勝で今度は中川さんが負かしてほしいところ。


四日市9

1 篠 崎 新 純
2 中 川 諒 子
3 小 林 優 香
4 奈良岡 彩 子
5 大 和 久保美
6 竹 井 史 香
7 山 原 さくら


ここは積極的に行く篠崎が1番車だしその後ろに付いていくのが得策か。でも真後ろにユーカがつくことになるなあ。山原がカマしてきたところをうまく合わせられせて、GGPのような形に持っていければ面白いが。。。



データ対象:2011/04/07~2015/02/22 G3以上のレース


玉野の対象と決勝の結果
→訪問記 「61# 玉野競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2012/03/20 11 1 岩津 裕介 2 三宅 達也 捲 B 5 桑原 大志 780 14,850 玉野記念 4日目
2013/03/03 11 1 村上 義弘 3 小野 俊之 8 諸橋 愛 3,380 44,190 玉野記念 4日目
2014/03/03 11 1 岩津 裕介 9 石丸 寛之 捲 B 7 合志 正臣 290 2,020 玉野記念 4日目

昨年の記念、地元勢、石丸-岩津-豊田の前に三ツ石がつく4車。抵抗の別線も菅原-合志-渡邊健も西日本別働隊のようなもので万全の態勢。打鐘前から一気に三ツ石ラインが先頭に立ち、後ろのラインが大きく立ち遅れる。最終バックで石丸が番手捲り。最後岩津が交わして頭。石丸が2着に残り、直線菅原後位から抜け出した合志の3着の結果だった。


めでたく地元ワンツーの大団円、これで岩津は3度目の玉野記念制覇。まあ、今期SSなのでもともと実力はあるのだろうが、地元記念での強さを改めて見せつけた。



●決まり手


「やや円形に近いバンクだが、クセの少ない走りやすいバンクである。見なし直線が佐世保競輪場に次いで短いが、風の影響のほうが強いため必ずしも先行有利ということはない。」(Wikipediaより)


1着決まり手は「逃」の割合が少なく、逃げ残りが厳しい傾向。脚質の割合も自力型の1着が少なくなっている。対して2着決まり手は「逃」の割合が多くなっており逃げ残りが狙い目か。2着「マ」の割合も低い。平均配当は総じて低めだが、3着は狂いやすい傾向になっている。





●配当


高配当ランキング 2車単:40/44位 3連単:34/44位




ただのF1にSSの選手が出るのは珍しいが、今日は2つの開催で深谷と村上義が東出メモリアルとヤマコーカップにそれぞれ出場している。深谷は千葉記念を落車のケガで欠場した穴埋めで志願の出場。村上は浅からぬ縁のヤマコーの冠のついた第一回大会ということで、たかがF1と言えどそれぞれの思い入れがあるようだ。


こうなると、トップスター選手VS地元勢、初日特選は千葉も大垣も食い下がる地元勢を下した結果となった。どこかで見たことあるなあと思ったが、まさに古き良き前・後節時代の記念の構図だ。年に1度の記念ということで地元選手は気合が入っているし、客も地元の選手を応援する。


競輪客なんてひねくれているように見えて根は単純だから、地元の選手が勝っても負けても盛り上がるんだよねえ。地元が勝ったら、「よく○○をやっつけた!」でメデタシメデタシだし、力及ばすでも「やっぱり○○は強かった。でも地元の○○もよく頑張った!」でこっちの結果になっても後味の悪い結果にならない。


今は毎週ふるさとダービーでトップ選手がGP出場をかけたリーグ戦みたいになっていて、こういう事にはならないが、昔の記念は楽しかったね。まあ、今の記念の形態もそれはそれで面白いと思うので前・後節に戻せとは思わないけど。


年の最初でGP出場が決まるとF1はおろか記念すらろくに出ないのもいる中、F1なんて走ってもあんまりいいことないだろうに。2人とも自分のところが存廃云々のところなので事情がよ~くわかるんだろうが、それでもちゃんとやってきてくれる2選手はやっぱり偉いね。



こ、これは・・・まあこの~、何とも表現の難しいところでありますが、いわゆる一つの、世間一般で言う所の、俗にいう、ハコ3ってやつでしょうか?今日も引田天功ばりのデルカ消滅イリュージョンでございました。。。京都の財政に微力ながら貢献し、清々しい気持ちでいっぱいです。



次走は3/2~四日市ナイター。うーむ、ユーカがいるねえ。。。



初日から赤鬼との対戦。藤原妹が番手に嵌り、これを残さなきゃいけない不運!最後交わすかに見えたが、僅かに12/8輪及ばず2着。2日目はノビノビ番手を千切って1着。。。まあ昼開催で赤鬼退治に死角はありませんな。いつも「脚の調子は悪くない」とのお言葉だが今回は昼開催でホントに調子が悪くないようだ。赤鬼退治に死角なしですな。


脚見せ(初日)


向日町11

1 青 木 美 優
2 三 輪 梓 乃
3 戸 田 みよ子
4 小 林 莉 子
5 中 川 諒 子
6 奥 井   迪
7 藤 原 亜衣里


追込み勢が内枠で主力が外枠の一番並びが読みづらい枠順。前受けが具合よさそうだが。鬼退治は藤原姐さんにかかってるな。



JR向日町駅からオケラバス。途中、阪急東向日駅を経由して競輪場へ。入場料を払って場内へ入る。


入場門をくぐると1角裏へ。当日はくそ暑い中の記念だったので、迷わず特観へ。ホームスタンドは一般席となっていて特観は4角側にある。ホームスタンドと特観以外はスタンドがない。施設は奈良と同じく2,30年前で時間が止まっている。特観に入ったが、1100円も出したのに4角にあるのでG前は選手のケツしか見えない。。。競輪場は小高い場所にあって、京都の街並みがよく見える。


売店は4角裏に固まっていて、掘っ建て小屋。それほど店の数は多くないが、こちらも2,30年前で時間が止まっていてなかなかよろしい。ビールとつまみに天ぷらを頼んだのだが、天ぷらにソースをかけられて面食らった。天ぷらにソースはかけないだろと思ったが、こういうのは旅打ちの醍醐味。ホルモンうどんも食ったが、やはり奈良競輪の方がうまい。


なお、ここの競輪場に集まる客は、例外なく村上義弘(京都73期)のことを自分の子供よりも溺愛している。 これが書きたかった(笑)



施設 ★☆☆☆☆
サービス ★★☆☆☆
食い物 ★★★☆☆
総合 ★★☆☆☆




ホームスタンド


4角側の特観


天ぷら


ホルモンうどん



デルカへ