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目の前のヒラより遠くの記念

いつまでもあると思うな年金と競輪場

データ対象:2011/04/07~2015/03/22 G3以上のレース


高知の対象と決勝の結果
→訪問記 「74# 高知競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2011/06/26 11 1 佐藤 慎太郎 2 石丸 寛之 3 中村 浩士 1,880 7,690 高知記念 4日目
2012/02/05 10 1 武田 豊樹 逃 HB 3 岡田 征陽 9 長塚 智広 1,140 3,390 高知東西王座戦 3日目
2012/02/05 11 2 深谷 知広 6 山内 卓也 9 三宅 達也 530 5,430 高知東西王座戦 3日目
2012/04/15 11 3 武田 豊樹 1 山口 幸二 6 柴崎 俊光 380 1,110 高知記念 4日目
2013/07/28 11 7 藤田 竜矢 捲 B 3 南 修二 5 大薗 宏 2,850 9,310 高知記念 4日目
2014/04/15 11 7 渡邉 一成 2 新田 祐大 1 浅井 康太 1,110 3,620 高知記念 4日目

昨年の記念、誘導後ろの猪俣-浅井-大塚を脇本-稲川-筒井裕が押さえて、それに兵藤が続いて打鐘。最終2角で4番手の猪俣が捲りに行き最終バックで併走。捲りきれずの猪俣後位から浅井が出るが、その上を新田祐-渡邊一が捲る形に。大外捲ってきた2車で最後渡邉が交わして頭、2着は新田。近畿後位から中を割った大塚が3着到達も、内側追い抜きで失格となり浅井の繰上りとなった。



●決まり手


「場内の全面改装時に陸上競技場としての造成を優先させたため、直線は500m走路の中で最も短く、カントも緩いため、先行選手が不利になるケースはやや低い。」(Wikipediaより)


500バンクだが自力受難の場ではなく、1、2着決まり手とを見ても400バンクに近い傾向となっている。配当は500平均より高めとなっているが3着が特に狂いやすい傾向はない。




●配当


高配当ランキング 2車単:19/43位 3連単:15/43位





続いて2着の決まり手。




周長毎に並び替え。


やはり目につくのは西武園と別府だ。別府も33と考えとくのがよいのかもしれない。あとは豊橋も33に近い傾向があるなあ。出鱈目買うと報われる可能性が高そうなのは、宇都宮と大宮かな。千葉は「マ」が多いし。



次は全国競輪場の決まり手。まずは1着から。




周長毎に並び替え。


データを見るまでもなく333→400→500の順で「逃」「捲」の決まり手が少なくなっていく。33だと防府が一番「差」の決まり手が少ない。400で目につくのは西武園と別府。西武園はまあ33だと思えばいいが、別府も同様の傾向にあるようだ。あとは滑走路の熊本。結構「逃」残ってるんだよね。



続いて3連単。


●3連単平均低配当トップ5


場名 3連単平均
大垣 19,827
松山 23,121
取手 23,946
青森 24,911
岸和田 25,439



●3連単平均高配当トップ5


場名 3連単平均
弥彦 42,327
四日市 41,865
福井 40,903
小倉 39,648
平塚 39,596


全場の平均配当。全平均は32,606円。


周長毎に並び替え。333平均:32,969円、400平均:32,251円、500平均:34,775円。


低配当部門は3連単でも大垣、松山、取手の順序も変わらずトップ3。高配当部門だと弥彦が一気にNo1に現れる。テータ集計期間の弥彦はすべてG1寬仁親王牌で小倉もすべてG1競輪祭なので高めになるのはうなずける。まあ、四日市も直線が長いのでまあそうだろうという所だが、福井と平塚がちょっと意外といえば意外。



京王閣のオールスターも新田祐のG1初優勝(SSカップ何とかは含まず)で幕を閉じ、2014年度のグレード戦線も終了。競輪の開催スケジュールは年度単位だとキリがいいので、このタイミングで全国競輪場の諸々のデータを集計してみた。まずは2車単平均配当から。


データ対象:2011/04/07~2015/03/22 G3以上のレース

※廃止場は含まず


●2車単平均低配当トップ5


場名 2車単平均
大垣 3,045
松山 3,250
取手 3,356
玉野 3,408
岸和田 3,411


●2車単平均高配当トップ5


場名 2車単平均
四日市 5,644
平塚 5,535
福井 5,485
和歌山 5,341
小倉 5,158



全場の平均配当。全平均は4,401円。



周長毎に並び替え。333平均:4,339円、400平均:4,413円、500平均:4,456円。


2車単の平均配当は333→400→500の順で高くなっている。奈良などは4角回ってすぐゴール線で、まぎれようがない印象だが、33の中では富山、松戸に次いで高い。逆に「滑走路」の異名をとる熊本は、直線でぐちゃぐちゃになって、ウス目が突っ込みまくりかと思いきや500バンクのなかでは一番平均配当が低くなっている。



京王閣ダービーのガールズコレクションでガールズ特別レースも11回目。当初は記念に混ぜ込んでひっそりとやっていたガールズコレクションだが、ダービーとオールスター開催中に実施されるのも定着したようだ。「裸で走らないと集客力は全くない」との一部評判もあるようだが、G1のなかでも別格のダービー、オールスターで、売上的に見てもきっちり役割は果たしていると思うのだが。


過去10回の結果

日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2012/12/28 11 1 小林 莉子 2 荒牧 聖未 4 加瀬 加奈子 HB 21,680 118,290 京王閣GGP
2013/02/24 11 1 中村 由香里 3 加瀬 加奈子 逃 B 4 中川 諒子
450 900 高松ガールズコレクション
2013/06/30 9 4 加瀬 加奈子 逃 HB 6 中村 由香里 2 渡辺 ゆかり
290 2,480 前橋ガールズコレクション
2013/09/15 9 1 石井 寛子 4 中川 諒子 6 小林 莉子
1,730 19,230 京王閣ガールズコレクション
2013/12/28 11 3 中村 由香里 2 加瀬 加奈子 捲 B 1 石井 寛子
3,420 5,820 立川GGP
2014/03/22 9 5 石井 寛子 6 加瀬 加奈子 3 梶田 舞
650 5,290 名古屋ガールズコレクション
2014/06/29 9 2 中村 由香里 1 加瀬 加奈子 逃 HB 3 中川 諒子
990 4,240 取手ガールズコレクション
2014/08/09 9 5 小林 優香 7 石井 寛子 6 田中 まい
1,130 21,890 松戸サマーナイト 2日目
2014/09/14 9 5 小林 優香 2 石井 寛子 1 石井 貴子 HB 480 1,200 前橋ガールズコレクション
2014/12/28 11 6 梶田 舞 3 加瀬 加奈子 1 小林 優香
5,620 15,420 岸和田GGP


枠順別連対



京王閣9

1 梶 田   舞
2 小 林 優 香
3 石 井 寛 子
4 加 瀬 加奈子
5 石 井 貴 子(千)
6 山 原 さくら
7 奥 井   迪


過去10回の連対を見ると1枠は1着3回、3連対は7割。1枠がいいようだ。対して7枠は2着1回のみ。今までは加瀬さんの男道先行だったが、ここに強先行の奥井がコレクション初参戦。実力では小林優なのだろうが、楽ではあるまい。



データ対象:2011/04/07~2015/03/10 G3以上のレース


京王閣の対象と決勝の結果
→訪問記 「27# 京王閣競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2011/10/25 11 2 後閑 信一 6 朝倉 佳弘 8 稲村 成浩
1,400 18,960 京王閣記念 4日目
2012/12/30 11 4 村上 義弘 3 成田 和也 8 浅井 康太
14,190 84,800 京王閣GP
2013/01/29 11 7 志智 俊夫 3 山崎 芳仁 2 武田 豊樹
19,560 116,350 京王閣記念 4日目
2013/09/17 11 4 後閑 信一 9 新田 祐大 逃 B 6 勝瀬 卓也
6,370 55,170 京王閣オールスター 5日目

前回の京王閣はオールスター。台風で1日順延となった決勝、前受け新田祐-成田を赤板で吉田-金子貴が蓋をしに行き、さらに藤木-村上博-稲川が切る形で打鐘。近畿後位は後閑-勝瀬が追走し、勝瀬後位を内に吉田、外に新田が並走。最終ホームで新田が一気に先頭の藤木を捲りに行くが番手成田は、村上に絡まれ千切れ、藤木も追いすがれず、新田が一人旅。


と思いきや、近畿後位の後閑が最終バックから猛烈に捲っていき、最後直線、新田を交わして頭。2着は新田の逃げ残り。3着は後閑追走の勝瀬の結果となった。オールスターの前から自力を出していたが、当時43歳、地元の後閑がまさかの自力でG1制覇となった。



●決まり手


「クセがなく直線の長さも標準的なバンクだが、カントが若干緩く全速で外側に膨れる傾向があり、併走時にはイン側有利。」(Wikipediaより)


1着決まり手は自力の決まり手の割合がかなり少なく特に「逃」の決まり手が少ない。2着決まり手は「マ」がかなり少ない。自力型が不利で、ラインで決まりにく傾向。平均配当は平均より高めで、特に3着が狂いにくいという傾向はない。




●配当


高配当ランキング 2車単:11/44位 3連単:11/44位





やはり田中まがS。その後ろで周回。石井千が上昇してきて田中の前に収まる。最終ホームで田中が捲りに行くのについていき、その後ろをさらに加瀬さんが捲りに行く。まんまと加瀬さんマークに成功して、直線は加瀬さんを残しつつ交わして頭。めでたく1月玉野以来の11❶で完全優勝と相成りました。


決勝はかなり散らして買っていたので押さえみたいなもんだったが、初日二日目はそれなりの枚数でこちらの車券も完全優勝。財布も癒していただきました。


次走は京王閣ダービーのガールズコレクション・・・は補欠で、4/4~宇都宮ヒラ。ちょっと間隔が離れているが、せっかく調子が上向いてきてるので、どこか追加が入らないかね。なにやらバンク外でいろいろあって注目が集まってるしね。