優れたアイディアを絞りだす方法!実践編
前々回 は、アイディアを出すために必ずしておくべき事についてお話させていただきました。今回はいよいよ実践編・・・具体的なアイディアを出すための思考法です。
ああ、でも先に言っておきますと、「この通りに考えれば誰でも簡単に夢のようなアイディアが!」みたいな話ではないです。
人にもよりますが、優なんかはムンクのように唸りながら、脳を酷使してアイディアを絞り出します。
決して生み出す苦しみが無くなるワケではないので、その辺はあらかじめご了承下さい。
さて、肝心のアイディアの出し方ですが、
「両極端なモノや、一見全く無関係のモノをあえて組み合わせてみる」です。
前々々回 あたりにお話したと思います。「アイディアとは既にあるものの組み合わせである」と。
では、何と何を組み合わせるのか?
…そう考えたときに、普通なら組み合わさる事のない、両極端なモノや、全く関係の無いものを あえて組み合わせる事で、今までに考えもしなかったモノが生み出されるのです。
例えば、
バストの世界的な権威として誉れ高い ゆうきゆう先生が「セクシー心理学 」というサイトを運営しておられます。
「セクシー心理学」・・・アナタはこのタイトルのアイディアをどう思いますか?
優は、緻密に考え尽くされた素晴らしいアイディアだと思います。
普通、「心理学」から「セクシー」という言葉は思いつきません。どう考えても結びつかないのです。
しかし、あえて結びつける事で、本来、「心理学」という言葉が持っていた「堅苦しさ」「取っつきにくさ」というものが見事に払拭されています。
それだけではありません。
「セクシー」な心理学ですよ?今まで心理学に興味が無かった人(主に男性)でも、思わず読んでみたくなってしまいます。
少なくとも、「心理学入門」と「サルでも分かる心理学」と「セクシー心理学」が並んでいたら・・・それまで心理学に興味なかった人が、どれを心理学への入り口とするかは明白ですね。
このように、「セクシー」と「心理学」という一見何の関係もないモノをあえて組み合わせる事により、「セクシー心理学」という素晴らしいアイディアが生み出されたのです。
先に言いましたように、こーゆーのを思いつくのは楽なことではありません。
しかし、キャッチコピーにしろ保証にしろブレットにしろ、優れたアイディアやユニークなアイディアがあると、一気に成約率が上がったりしますので、頑張って脳に汗をかかせてみてください。
では!
成約率なんか低くても気にするな!
ハイ、そんなワケ(?)でこのブログや優自身の存在意義を完☆全☆否☆定するタイトルから始まりました。
「…いや、成約率低かったら駄目ぢゃん」「こいつイカれたか?」などなど、いろんなツッコミがあると思いますが、優は大真面目です。
確かに優のようなコピーライターは成約率を出していかないとお話にならないのですが、もしアナタがマーケッターであるなら成約率に執着しすぎてしまうのは困りものです。
なぜなら、「成約率が高い=売り上げが上がる」では無いからです。
「んなワケあるか!成約率高い方が売り上げも上がるだろ!」と思われるかもしれませんし、ある側面ではそれも確かに正しいのです。
正しいのですが、現実問題、成約率だけで売り上げが決まるワケではありません。
少々極端な例をだしますと、アナタはHP(ホームページ)で1万円の商品を売っているとします。
ある日アナタのHPに1000人のお客さんが来て100人がアナタの商品を購入しました。その成約率なんと10%!売り上げは当然100万円です。
さらに、アナタは別のHPで250万円の商品を売っています。
ある日、その別HPに1000人のお客さんが来て1人がアナタの商品を購入しました。その成約率たったの0.1%。しかし、売り上げは250万円です。
方や成約率10%の売り上げは100万円。方や成約率0.1%の売り上げ250万円。どう考えても250万円の方が多いですよね。
誤解しないでいただきたいのは、「値上げをしろ」とか「高額で売れ」とか言っているのではありません。私が言いたいのは成約率が全てではないという事です。
もちろん成約率はとても大事な要素ですが、その他に商品の価格や、様々なコスト(上の例では省きましたが)も
考慮して、
「どの価格で販売した時、どれだけの成約率がでて、売り上げがいくらで、コストを引くと利益はいくら出るのか」を総合的に判断しなくてはいけません。
要はバランスですね。売り上げが最大になる価格と成約率のバランスを、いろいろテストを繰り返して探してみてください。
コピーライターは成約率が出れば面目躍如ですが、マーケッターは利益を上げないといけませんからね。
…ああ、少々捕捉しておきますと、
もちろん、リストを集めたい場合などは成約率が全てです。多少赤が出ても成約率をひたすら上げていきましょう!
優れたアイディアを絞りだす方法!準備編
さて、前回 からの続きです。
前回 は「優れたアイディアを出すために普段からしておくべき事」について話をさせていただきました。
今回はその続きでアイディアを出す準備・・・というか環境作りでしょうか?についてお話いたします。
日本教育の賜というか弊害というか・・・何かを考える時には姿勢を正して椅子に座り、机に向かって考える方が多いのではないかと思います。
しかし、それでは良いアイディアなんて浮かんできません。
何故ならそのような姿勢は脳を不要に緊張させてガチガチに固めてしまうからです。
ですから、もっと脳をアイディアが浮かびやすい状態にしてあげる必要があるのです。
脳が良いアイディアを思いつきやすい状態・・それは「脳がリラックスしている状態」です。
では脳がリラックスしている状態とはどんな状態かと言うと、
・運動している時
・好きな音楽を聴いている時
・目を瞑って横になっている時
・本を読んでいる時
などなど人によって様々ですので、イロイロ試してみて、自分(の脳)はどんなときにリラックスしやすいか探してみてください。
参考までに、優は目を瞑って横になっている時にアイディアが浮かぶことが多いです。
まあ、・・・極々希に、本当~に希に、そのまま寝てしまったりもしますが…3回に2回くらi
…コホン
とにかく、アイディアを出そうと思ったら、まずは体の力を抜いて、脳をリラックスさせてあげてください。
では、次回はいよいよ実践編です。