【がん闘病】誰に、どう伝えるか
がんと診断され、
さてと。誰にどう伝えるか。
ブログには即効書いてしまったが、
リアルではそうもいかない。
娘・うめてんにどう伝えるかが一番の問題だ。まだ言っていない。検査の結果が出て、ある程度の見通しが立ったら伝えるつもりだ。
入院中の実母には伝えない。
母の容体はあまり良くない。週一で面会しているが、会うたびに反応が悪くなり、今は私の言うことも聞こえているのか理解しているのか分からない状態だ。もともと激しい腹痛(メンタルから来るもので器質的異常なし)で入院したが、もはや痛みも何もうったえなくなった。
こんな状況なので、伝えない。
兄にはストレートに伝えた。かなりショックを受けていた。
昔から兄はかなり病弱で、今も持病の悪化でほとんど仕事が出来ないような状態だ。そんな時にごめん。でも母のこともあるし、この先のことを考えると伝えないわけにはいかなかった。
義母には伝えた。詳しい検査結果が出てからの方がいいかなと迷ったが、色々考えて早めに伝えることにした。義母は去年自身の難病も発覚したばかりで、こちらもかなりショックを与えてしまった。申し訳ない。
でも現在難病の方はコントロール出来ているようで、ほぼ普通に近い生活ができているらしい。私が入院中、うめてんの面倒をみてくれると言ってくれた。ううう、ありがたいが、難病の人に頼むのは申し訳なさすぎる。でも頼らざるを得ないかも。
旦那は会社の同じ部署の方には伝えたという。(伝えてほしいと私からお願いした)
これで休みとか取りやすくなるだろう。旦那は24時間企業戦士でバリバリに仕事しまくるタイプなので、仕事を思うように出来なくなるのは申し訳ないが。
リアル友人には今のところ伝えていない。
あと
言っておいた方がいい人は……。
イボ取り経過観察中の美容皮膚科の先生には言った方が良さそうだ。シミ取りも予定していたがキャンセルしよう。
花粉の季節に薬を貰っているだけの内科の先生には言いにくいな。言うけど。
定期検診に通っている歯医者はどうしようかねえ。治療しないといけない歯があったら言うか。
そんなところか。
私自身は仕事もしていないし、そういう面では気楽かもしれない。闘病記を読むと職場への伝え方に悩む人がけっこういるようだ。そうだよね……。
【小学校】読み聞かせ
小学校の読み聞かせボランティアに行ってきた。
今回私が読み聞かせするクラスは、以前別の学習ボランティアで行って大変なことになっていた低学年の学級崩壊クラス。(立ち歩きや暴言が多すぎたクラス)
ちょっとドキドキしながら教室に入ったら……
担任が大ベテランの先生に代わっていたー!
補助の先生もベテラン先生が入ってたー!
そしてクラスは、前よりもずっと落ち着いていたように感じた。まとまっていて、一体感が出来ていたというか。良かった。
今回読んだ本はコレ!
この本は本当に面白い。
子供たちに、めちゃウケた。
すっごく真剣に見てくれたし、反応してくれたし、大笑いしてくれたし、
良かったー!!
ちなみにこの本、
娘・うめてんにも見せたのだが、
「私も読みたーい!」
と言いながら
背表紙から読み始めた。
わざとか?と思って念のため突っ込んでみた。
「それ、逆から読んでるけど……」
「えっ」
「……逆だなんて分かんないよ!!どっちから読むのか言ってくれないと!」
本気で逆から読んでいた
たまにこういうビックリするようなことがある。
しかも逆ギレしてくるし。
まっ、絵本の読む向き間違えても、人生なんとかなるさ!
私も推理小説は後ろから読む派だし。←それとは違う
【がん闘病】生きがい
私は現在、ドラムレッスンを週一で受けている。
はじめは娘と一緒に受けていたが、娘はリタイアし今は私だけが受けている。
ドラムは楽しい。
プロになりたいとか、すごい技を身につけたいとか、そういう気持ちではなく、純粋に楽しいからやっている。
ドラムの発表会は年一回ある。
今度の発表会は手術・入院の時期と重なりそうなので、残念ながら諦めざるを得ない。
すごく悔しいが、
家庭の事情ということでキャンセルした。
さて、レッスンの方は今後どうするか?
治療に専念するためやめちゃう?
それともある程度休んだら復活する?
復活できるか?
てか復活していいのか?
普通に考えれば、ドラムなんて腕を振り回すような楽器は良くなさそうだ。
ドラムを仕事にしているわけでもないし、無いなら無いで何ら支障ない。
でも趣味って大事。大事な生きがいだ。
Yahooのネットニュースを見ていたら、
「癌ステージ4宣告からのボディコンテスト」
という記事があった。
乳がんステージ4でありながら、ジムに行き、体を鍛え、コンテストに出るという内容だ。
がん患者がやたらに体を鍛えることはリスクがあり、ヤフコメでは否定的な意見も多く出ていた。
だが、本人は生き生きとしていて、おそらく治療に専念するよりも元気な状態であろう。
極端な例を出してしまったが、
麻央ちゃんのブログにも書いてあった「がんの陰にかくれないで」というのはこういう事かもしれない。
がん患者らしく、
病気療養に専念して、
自分の体をしっかり休めて……
それが大切であることも当然あるだろうが、なんというか、「がん患者のイメージ像」に飲み込まれてしまうのではないかと思ってしまう。
自分がどういう状況か(身体の辛さ)によっても変わってくるだろうが、
楽しみを諦める必要は無いし、むしろ積極的に楽しんでいった方が良いと思う。
私にとって、大事な生きがい。
主治医に相談しながら、
出来る範囲で、これからも続けていく。
