【がん闘病】生きがい
私は現在、ドラムレッスンを週一で受けている。
はじめは娘と一緒に受けていたが、娘はリタイアし今は私だけが受けている。
ドラムは楽しい。
プロになりたいとか、すごい技を身につけたいとか、そういう気持ちではなく、純粋に楽しいからやっている。
ドラムの発表会は年一回ある。
今度の発表会は手術・入院の時期と重なりそうなので、残念ながら諦めざるを得ない。
すごく悔しいが、
家庭の事情ということでキャンセルした。
さて、レッスンの方は今後どうするか?
治療に専念するためやめちゃう?
それともある程度休んだら復活する?
復活できるか?
てか復活していいのか?
普通に考えれば、ドラムなんて腕を振り回すような楽器は良くなさそうだ。
ドラムを仕事にしているわけでもないし、無いなら無いで何ら支障ない。
でも趣味って大事。大事な生きがいだ。
Yahooのネットニュースを見ていたら、
「癌ステージ4宣告からのボディコンテスト」
という記事があった。
乳がんステージ4でありながら、ジムに行き、体を鍛え、コンテストに出るという内容だ。
がん患者がやたらに体を鍛えることはリスクがあり、ヤフコメでは否定的な意見も多く出ていた。
だが、本人は生き生きとしていて、おそらく治療に専念するよりも元気な状態であろう。
極端な例を出してしまったが、
麻央ちゃんのブログにも書いてあった「がんの陰にかくれないで」というのはこういう事かもしれない。
がん患者らしく、
病気療養に専念して、
自分の体をしっかり休めて……
それが大切であることも当然あるだろうが、なんというか、「がん患者のイメージ像」に飲み込まれてしまうのではないかと思ってしまう。
自分がどういう状況か(身体の辛さ)によっても変わってくるだろうが、
楽しみを諦める必要は無いし、むしろ積極的に楽しんでいった方が良いと思う。
私にとって、大事な生きがい。
主治医に相談しながら、
出来る範囲で、これからも続けていく。