僕は、新しいものに飛びつくこともあるが(プロジェクターや携帯電話)、基本的には流行に乗るのが嫌いなあまのじゃくなので、携帯を平成17年に解約してからは周りがスマホを持ち始めても上司に持つよう言われても頑なに持たず、平成26年になって海外旅行でマップが使いたくてやっと購入したほどだ。
だから自宅のWi-Fiなどもちろん入れてなかったが、サウジ派遣が決まったので日本とやり取りするためと、新しくこのブログをはじめようと思い、退職が迫った令和２年２月にやっと入れることにした。
ちょうど世がコロナ旋風となり、サウジアラビア派遣が決まったはいいが４月派遣が見送られ、10月にやっと渡航できるまでは、日本の自宅からZOOMアプリを使いオンラインで授業を進めることになったので、Wi-Fiは重宝した。
最初、Nextモバイルと令和２年２月に契約。月々¥3,600(税込)だった。
こういうのは２年縛りや３年縛りが普通だ。ルーターの貸出や工事があるわけだから当たり前だが、２年を過ぎたら一か月間だけしか無料で解約することができず、３年目に入るとまた解約料１万円ほどがかかるのは面倒な縛りだ(当時のスマホやWi-Fiは全てこの縛りがあった)。
だから、渡航後はモバイルのギガだけで十分事足りるだろうと、自宅のWi-Fiはサウジにいながら３月に解約をしてしまうか、３年目の３月(帰国後)に解約するかしようと思っていた。
しかし渡航翌年；令和３年８月に一時帰国したとき、家電量販店でコミュファ光の販売員に呼び止められ、ついつい説明を聞いてしまった。
※このころ、息子がネットでの映画に凝っており、アマゾンプライムはもちろん、ディズニープラスやネットフリックスも契約しており(最近はU-NEXTも！)、「Wi-Fiが遅い」とぼやいていたため、光ケーブルへ興味を持ってしまったわけだ。
言葉巧みに割引特典をちらつかされ、Nextモバイルの途中解約の違約金補填もあるそうなので、そのまま乗り換えることに決めてしまった。
後日10月、光ケーブルの工事が入り、家庭電話もついでにナンバーポータビリティで光電話に変更した。
しかし、いざ利用してみると、ケーブルのなかったNextモバイルと異なり、コミュファ光は引込ケーブルの場所にルーターが設置されるので、２階の息子の部屋ではWi-Fi感度が悪く、使い物にならなかった。（※Nextモバイルは息子の部屋寄りにルーターを置いていた。)
その時は、僕はすでにサウジに戻っていたので、メールやラインで日本の奥さんへ指示をして中継器を購入させたが、うまく作動させられず工事の人の勧めで11月「メッシュWi-Fi」を追加契約することになった。（※メッシュでない場合と比べてどうなのかは、サウジの僕には確認しようがなかったので、Wi-Fiがよくわからない奥さんは言われるがままに契約してしまった。）
そのレンタル料もかさみ、令和３年10月から使い始めたコミュファ光(１G)の費用は、最初の年は月々¥4,200(税込／電話料込)であったが、２年目となるこの一年間は月々¥5,600かかっていた(キャッシュバック65,000円があったので実質2000円台だったが、３年目はもっと跳ね上がる)。
現在のWi-Fi代はどこの会社も、１年目もしくは１＆２年目はキャンペーン価格で、それ以後は1,000円以上アップするのが通常だ。
だから、コミュファ光の解約を、２年過ぎた令和５年10月に考えていたところ、ネットCMでもTVCMでもやたらとNURO光の宣伝が目立ってきていて、いろいろ調べてNURO光(２G)に乗り換えることにした。
で、R５年11月17日よりNURO光に乗り換えた。
コミュファ光の方は解約するのに12月14日までの費用がかかってしまったが、NURO光の特典として、以下のものがあった。
①11月の費用は0
②工事費は実質0(２年間使い続けることで相殺される)
③12月分(１月引落し)より月々の費用は5,700円（初回は初期手数料3,300円が加算。実際はこれに光電話代が400～1,000円ほどかかる。）
④７ヶ月目にコミュファ光からの解約料補填あり。￥21,600（実際には電話代含む5,000円ほどは補填されず。）
⑤11ヶ月目にキャッシュバックあり。￥25,000
⑥23ヶ月目にキャッシュバックあり。￥42,500
⑦感度が悪い部屋があると電話したら、中継機を無料で送ってくれた。(※これはコミュファにはなかったサービス)
（※NURO光には、最初の８ヶ月が無料になるキャンペーンなど、多種多様なキャンペーンが混在しており、他社と価格比較しようとしてもすごくわかりにくくなっている。どのキャンペーンを選ぶかでNUROの中でも価格は異なり、ここまで来ると調べる気が失せてくるレベルである。）
僕は、コミュファの時のようによく理解しないまま契約するのではなく、今回いろいろ調べて、上記のような「価格コムを経由したキャッシュバック式のキャンペーン」を選択した。これにすることで、最初の２年間は、実質月々2,650円しかかからないことになるし、３年縛りでない分、変更の自由度がある。
（※NURO光もコミュファ光も、表立っての２年縛りルールはないのだが、２年間利用することで初期工事費の毎月の分割支払い分を無料にするという隠れた縛りがある。）
いろいろ面倒な手続きもあったが、今の暇な僕にはそれほど苦痛ではない切り替えであった。
２年後にあたる来年の11月からは実質5,700円になるわけなので、またコミュファ光に戻そうか別のところにしようか、今後の各社のキャンペーン動向を見守りたいと思っている。
P.S. そうそう、NURO光に乗り換えてしばらくしてから、コミュファ光から電話があり、また当社に戻さないかという誘いがあった。そういう特別キャンペーンだそうで、もちろん中途解約による出費(工事費の残額分など)を補償するうえに、６万円のキャッシュバックもあるそうなので、心は動きかけた。しかしよくよく考えてみたら、この10月のキャッシュバック25,000円受領後に変わったとしても、それまでの１年間の利用料は実質高くなってしまうことになるし、その分まで考えて変更後の２年間分まで計算に入れると、決してお得ではないことに気がつき、その誘いはお断りした。そう考えると、現在のキャッシュバック方式は、客を逃がさないよううまく考えられてるなあと、改めて思った。