ワイルド・スピード MEGA MAX 2011年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

原題: Fast FiveまたはF5
シリーズ一覧
 X1   X2   X3 F4   F5   F6 F7  F8 F9

監督    ジャスティン・リン
脚本    クリス・モーガン
製作    ヴィン・ディーゼル、ニール・H・モーリッツ
興行収入:約6.3億ドル

キャスト
ドミニク・トレット(ドム) ヴィン・ディーゼル
ブライアン・オコナー        ポール・ウォーカー
ミア・トレット                ジョーダナ・ブリュースター
ジゼル・ヤシャール          ガル・ガドット
ルーク・ホブス               ドウェイン・ジョンソン    
ハン・ソウルオー              サン・カン
ローマン・ピアース         タイリース・ギブソン    
エレナ・ネベス               エルサ・パタキー
ヴィンス                        マット・シュルツ
テズ・パーカー               リュダクリス
ジジ                             マイケル・アービー
ローザ                          ジェアマリー・オソリオ    
テゴ・レオ                    テゴ・カルデロン
リコ・サントス              ドン・オマール
エルナン・レイエス        ジョアキム・デ・アルメイダ

予告編

感想
25年の刑を受け、護送される途中のドムを救い出すブライアン。
これで結局また警察に追われる身に。
ツッコミどころは多々あるが、まず列車から車を強奪する場面。
一応自走台車と命名したが、どう考えても上手く行く筈がないと思いつつも、何とか形を提示して実現するチカラ技。
そのあとの、鉄橋を目前にしての脱出劇。コーフンの連続。
もう一つは何と言っても金庫強奪。あんな何十トンもありそうな大金庫が乗用車2台で動くわけないだろ!
まず最初に拒絶反応が出たが、それが街をスイスイ引っ張られて行くのを見ていると、脳内もだんだんマヒして来る。
ここまで来ると「まあいいか」てな感じ(笑)
チームの敵役(といっても警察側だが)はルーク・ホブスを演じるドウェイン・ジョンソン。現役のプロレスラーで、筋肉がハンパない。たが笑顔はめっぽうカワイイ。

このシリーズにあまり深いものを期待するのは野暮だろう。ただこんなハードな展開の中でも変わらない、ブライアンのミアに対する愛情。今回は愛の結晶まで出来て、このチームのファミリー的要素がパワーアップされている。

そう言えば今年(2023年)公開の「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」の敵役が、父親の麻薬王 エルナン・レイエスを殺された息子ダンテ・レイエスという設定だが、本編でその息子は出て来ない(要は後付けだな・・・)



あらすじ
25年の刑を受け護送中だったドミニク(ドム)は妹ミアとブライアンの力で脱走する。

 

そして先行するブライアンはリオデジャネイロに行き、以前仲間だったヴィンズと再会した。
ヴィンズが加わっている強盗団の仕事を手伝う事になったブライアンとミア。それは列車で運ばれる高級車3台の強奪。
その車は麻薬取締局に押収されたもの。ただの盗みではない。
強奪用の自走台車が近づき、貨車の横につくと外板が溶断で切り取られた。台車メンバーの一員がドム。
まず1台目のデ・トマソ・パンテーラが降ろされる。

次いでフォード・GT-40。ミアがドライバー。

これも順調に降ろされた。

そこでミアがコースを変える。実はこの車が本命だと確信し奪う作戦。だが他のメンバーが気付き台車を逃がす。それに飛びついたブライアン。台車ドライバーを倒し操縦を奪ったブライアン。
一方ドムは列車の中で残りの者を倒した。だが台車が勢い余って列車に激突し、ブライアンが宙吊りになる。

残った1台のシボレー・コルベット・スティングレイで貨車から脱出し救おうとするドム。迫る鉄橋。

飛び移ったブライアンだがその先は崖。

車もろとも川に落ちる二人。


GT-40の強奪を知った強盗団に捕まるブライアンとドムだが、何とか脱出する。一方、列車での争いに巻き込まれた麻薬捜査官が殺されており、それがブライアンとドムのせいにされていた。
事件打開のため、最強の捜査官ルーク・ホブスが派遣される。
現地の巡査 エレナ・ニベスを助手に付けるホブス(署長らの汚職に毒されていないため)


この件の裏に麻薬王エルナン・レイエスが関わっていると知りヴィンズを詰問するブライアンだが、知らないと言う。
 

奪ったGT-40のカーナビに、レイエスの莫大な裏金に関するマイクロチップが隠されているのを発見するブライアンたち。
そこにホブス率いるFBIのチームと、チップ奪還を目指すレイエスの部下らが乱入し、三つ巴の戦いになった。
その戦いの中で、危ういところをドムに助けられたエレナ。

その後ブライアン、ドム、ミアは何とか逃げ切った。

ミアがブライアンの子を身籠った事知り、足を洗いたいと言うブライアン。レイエスの裏金1億ドルを奪って静かに暮らそうと言うドムは、かつての仲間であるローマン、パーカー、ハンとその恋人ジゼルらを招集した。


ドムらはまずレイエスの拠点のひとつを襲撃し、そこの金を燃やして他も襲うと宣言。

レイエスは用心のため、金を一ヶ所に集めた。
その場所は警察署。署長は買収されている。
ドムたちはその金庫を調べ、同じ型の金庫を発注した。その仕様は最高管理者レイエスの掌紋がないと開かないというもの。
プールでくつろぐレイエスに近付く水着姿のジゼル。

レイエスの前に出て気を引くそぶりを見せた。

思わずその尻にタッチしたレイエス。

戻ったジゼルから水着を受け取り、掌紋を再生するパーカー。

ファミリー集結の情報を得たホブスが皆にも指名手配をかける。
そして計画実行の日、アジトに押し込まれたドム、ブライアン、ミア、ヴィンズが捕まる。だがそこへレイエス一味の急襲を受け、FBIメンバーやヴィンズが殺された。
ドムらは、エレナが拘束を解いたことでホブスも含め救い、アジトに撤退した。ドムたちは計画続行を決意。ホブスはレイエス一味壊滅のためファミリーに一時協力する事に。

装甲SUVで警察署に突っ込むホブスが、金庫のある場所まで壁をブチ抜いて侵入。そこへ入って来た2台のダッジ・チャージャー SRT-8。それぞれにドムとブライアンが乗る。金庫をワイヤーで繋ぎ、2車で引っ張り出した。

 

そのまま街を突っ走る。

多数のパトカーの追跡。レイエス一味も食らいつく。

金庫は周囲をなぎ倒しながら進む。


なおも逃走を続けるドムとブライアンは海上の高架道に入った。

ブライアンの車のワイヤーが切れ、ドムが一人で逆走して金庫を引っ張る。追跡車がみな巻き添えになる。

レイエスの乗った車も大破。

 

殆どの車が破壊された現場にホブスとエレナが車で到着。

命乞いをするレイエスを撃ち殺したホブスは、金を置いて行けば1日の猶予をやると二人に告げる。

あっさりと諦め車で去るドムとブライアン。
ホブスが金庫を見ると錠は開いており、中はカラだった。
逃走の真相。「10秒の差が出来たわ」とトレーラーから指令を出すミア。その10秒の間に金庫をカラのものにスリ換えた。笑うホブス。


金庫に取り組んでいるパーカー。最後にレイエスの掌紋を当てる。開けた扉から大量の札束がこぼれ落ちた。
ファミリーに繋がる様々な者たちに金か配られた。
 

海辺のリゾートで仲良く歩くブライアンとミア。
そこに乗り付けられるダッジ・チャレンジャー SRT-8。

並んで歩いて来るドムとエレナ。

 


エンドロール途中でホブスが事件の資料を見ている。
そこには、死んだ筈のドムの恋人レティの写真があった。