ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT 2006年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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原題: The Fast and the Furious:Tokyo Drift 又はX3
シリーズ一覧
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監督    ジャスティン・リン
脚本    クリス・モーガン
興行収入:1.6億ドル

キャスト
ショーン・ボズウェル   ルーカス・ブラック
トゥインキー               バウ・ワウ
ニーラ                       ナタリー・ケリー
D.K.(タカシ)           ブライアン・ティー
ハン                          サン・カン
モリモト              レオナルド・ナム
ボズウェル大尉     ブライアン・グッドマン(ショーンの父) 
カマタ組長                千葉真一
クレイ                      ザカリー・タイ・ブライアン
シンディ                   ニッキ・グリフィン
アール                      ジェイソン・トビン
レイコ                      北川景子(地下組織のメカニック)
ミス・ボズウェル       リンダ・ボイド(ショーンの母)
メインスターター       妻夫木聡
熊の刺青の男             小錦八十吉

予告編

感想
前2作との繋がりはなくブライアンもドムも出て来ない(あ、最後にドムのチラ見せはあるか)
どうしようもないカーキチの高校生が、在日軍人の父に預けられ、東京で様々な経験を積んで行く。
さほど深いものはないが、タカシの仲間ハンが印象深い。組織の会計担当で金を仕切っている事から金回りは良さそうだが、ショーンに車を潰されてもケロっとしている(普通怒るだろう)
ショーンの才能を見出して仕込んで行くという流れだが、今回炎上した車の中で生死不明だったのが、後のシリーズで復活。

まあ、細かい事は抜きにしてドリフトを楽しむ映画。
しかし東京の街で、よくこんなロケが許されたもんだ。
北川景子のハリウッドデビューが初々しい(インタビュー)
千葉真一に小錦も出て、これも楽しめた。
妻夫木聡が出たのはほんの一瞬(笑)

あらすじ
アリゾナで暮らす高校生 ショーン・ボズウェルは大のクルマ好きで、愛車はシボレー・モンテカルロ。同級生のシンディと話していると、その彼を気取っているクレイが因縁をつけ、勢いでシボレーのガラスを割ってしまう。険悪な空気の中、シンディがレースに勝った方の彼女になると言ったので勝負に。
建設中の住宅街でのレースはショーンが勝ったが、大事故を起こし補導される。

過去2度も同様の騒ぎを起こしており、母親は日本の米軍基地で勤務する父のボズウェル大尉にショーンを託す。

父に規則正しい生活をする様厳しく言い渡されていたショーンだが、登校してすぐ同級生のトゥインキーと親しくなり、その晩立体駐車場でのレース見物に誘われる。
円形通路を使ってのドリフト・バトルが行われていた。


クラスメイトのニーラが愛車で現れ、ショーンが話していると、この場を仕切っているD.K(ドリフト・キング)と呼ばれているタカシが「俺の女だ」と割り込む。

険悪になりレースで勝負をつける事になって、ショーンはそこに居合わせたハンのシルビアを借りた。
だがドリフトのやり方も知らないため、車をボロボロにした挙句、惨敗したショーン。父に厳しく説教されたショーン。

ハンに連れられ、借金の取り立てに付き合わされるショーン。


銭湯に入りPAWという大男から金を取り立てる。簡単に吹っ飛ばされるが、向かっていくショーン。取り立てに成功した。


ハンはショーンに車を貸して直々にドリフト技術を伝授。

メキメキと腕を上げるショーンは、タカシの子分モリモトに、立体駐車場のドリフト・バトルで勝つまでになっていた。


ニーラと次第に親しくなるショーンはドライブデートをする様になり、ハンのガレージに住み着く生活になった。
それを知ったタカシは、ショーンをどう喝する。

ある日、タカシの叔父でヤクザ組長のカマタがタカシを訪れ、上納金の上がりが少ない事を指摘する。

謝罪するタカシ。
金の管理を任せているハンが着服していたと知り、ハンのガレージに乗り込んだタカシ。
そこにはショーンとニーラが。その上ハンから集金能力のなさを罵られ、怒り狂って銃を出したタカシ。何とか車で逃げ出すが、タカシも追って来る。東京の街での危険なカーチェイス。

 

ショーンとニーラの乗った車がタカシに追い付かれたのを知り、自らペースダウンして二人を逃がすハン。その後ショーンの車は大破して止まる。ハンが車と衝突して横転し炎上。

ハンの生死不明のまま地下鉄で逃げる二人。

タカシはショーンの自宅まで追って来て銃を突き付ける。
そこに父親が現れた。ニーラがタカシと共に戻ることでその場は収まった。父に叱責されるが、自分で始末を付けたいと言って猶予をもらうショーン。

カマタに会いに行くと言うショーンに反対したトゥインキーだが、決心を聞きハンから預かっていた上納金を渡す。
単身カマタに会って金を返したショーンはハンに代わって謝罪したが、タカシと自分とでレースをして負けた方が街を去るという事を願い出る。頷いたカマタ。

父が、コツコツ整備していたフォード・マスタングのキーを渡す。大破したシルビアのエンジンを移植したショーン。

皆が協力した。


レース会場の峠道は、タカシだけが走破出来ると言われる難所。
連日走り込んでセッティングを重ねるショーン。

そして当日の深夜。

観戦のギャラリーが集まる中、レースが開始される。

繰り広げられる激しいバトル。コーナーごとに先行が変わる。

タカシの体当たりも厳しい。

そんな中、タカシがコースアウトして宙を舞う。

その落下を辛くも躱してショーンがゴールした。

カマタは正当なジャッジをして去って行った。

月日が経ち、レースを仕切る立場になったショーンに挑戦したいという者が現れる。ハンの親友だと言うドミニク・トレット。
レースのスタートが切られた。